―――シーカーズ隊員クーゲル・シュライバー陸曹長の独白―――
俺様の名前はサッカロマイセス・セレビシエ陸曹長。今はゲードゥ・トーサッツ隊長が率いる捜索・回収専門部隊の隊員に甘んじているが俺様の真の実力はこんなものではない。隊長の二佐を通り越して元帥まで登りつめる男だ。覚えておいて損はない。今日はつい先日発令された俺様の実力を奮うにふさわしい捜索・回収任務について貴様らに教えてやろうと思っている。
妖怪という女性を性的に襲うという何とも男心をくすぐる生物が蔓延る世界で、俺様の覇道に喧嘩を売っているのか思えるほどに活躍する機動六課の女どもが行方不明になったと言う。これを捜索・救出しろというのが今回の任務だ。
ふふふ……いい気になっているからだ。機動六課のやつらめ。この俺様が尻ぬぐいをしてやるからありがたく思うがいい……となんとも愉快な気分になったのを覚えている。行方不明になっているということは、ほぼ確実に妖怪とやらが絡んでいるはずだ。あの澄ました女どもが無様にも淫らに快楽に溺れる姿が目に浮かんだぞ。実際にその姿を拝ませてもらった身としては想像以上に素晴らしかったと言える。
隊長め……どこでもいいなんて言ったら会議が紛糾するに決まっているだろう。実際に会議室は好色野郎共が好き勝手言ってカオスの様相を呈していた。カオス……素晴らしい言葉だな。この俺様から溢れるマギステル・フォース(魔力のこと。クーゲルが勝手にそう呼んでいる)が訴えかけてきているようだ。それはさておき、うちの連中はチームワークだけは無駄にいいな。5分ほどでカオスな状況は治まった。さすがの俺様もやつらの戯言を観察する趣味はない。早く終わって何よりだ。ふっ……俺様の行った世界か? 第5番管理世界ストリンジェだ。確か執務官志望の生意気盛りの女と災害救助志望の突撃女が行った世界だったはずだ。ああ、ティアナ・ランスターとスバル・ナカジマだったか。俺様を脅かす恐れのあるやつは一通り覚えている。こいつらも例に漏れない。
まぁ、こいつらが犯られる分には何も問題ない。せいぜいトラウマを植え付けられてフェードアウトしてくれと思ったものだ。ライバルは少ない方がいいからな。俺様の率いる班はストリンジェでティアナ・ランスターとスバル・ナカジマの捜索を開始した。しかしこの任務、超絶技巧を誇る俺様を以てしても進行に危険さを伴った超絶難易度のものだった。激しいジャミングにマギステル・ロウ(魔法のこと。クーゲルが勝手に呼んでいる)の効かない妖怪共。優秀な俺様は生体反応をもとに探すことを提案し……む? そんなことはいいから本題に移れ? 全く、せっかちなやつらだ。この俺様の超絶的な素晴らしさを知るいい機会だというのに……っち……急かすな。心配しなくても濡れ場は見せてやる。もう少し俺様の超絶的な捜査について知ってもバチはあたらんぞ。よし、貴様ら、これから見せるのはスバル・ナカジマの濡れ場だ。括目して見るがいい。喜べ。卑しい貴様らのために無修正にしてやったぞ。目線も取ってやりたかったところだがクーロの奴が止めやがったのでな……っち……偽善者め、こんな映像を撮っている地点で外道以外の何物でもなかろうに……まぁいい、下半身をひどく刺激する映像だから覚悟して見るがいい。
―――スバルの痴態―――
「んっ……やぁっ……こんなの……だめぇ……入ってこないでよぉ……!」
スバルは未だ水妖に取り囲まれていた。二つの穴を占拠しするだけではなく、よじ登って背中に張り付いたり、たわわに実った二つの果実に纏わりついて先端のさくらんぼを刺激したり。もはや肌色の部分は殆んど見られなくなっていた。
「やだっ……気持ち悪いよ……んんっ……やっ……あっ……あっ……あああぁぁぁっ……!!」
全身の性感帯をダイレクトに刺激され、何度目かも分からない絶頂に苛まれるスバル。身体はのけぞり痙攣を繰り返す。息も絶え絶えで目も虚ろだ。
(いつまでこんなことを…………? あれ? でも、数が減ったんじゃない? もう少し耐えれば……!)
目が光を取り戻すスバルだったが、それは甘い考えだった。確かに数は減ったのだろう。卵を体内に放出して逃げて行った個体もいる。しかしながらそうではない、いくらかの水妖が目指したのは、スバルの体内だったのである。前に入っている個体はまだいい。行き止まりがあるので戻ってくるからだ。問題は後ろの穴に入っている個体である。行き止まりのない道を逆流していくのだ。
「もう少し……耐えれば……んんっ……解放……される……あぅ……頑張って……あぁん……耐え……なきゃ……」
最初はちょっとした違和感だった。相変わらず膣に入った個体によって妊婦のように膨らむ腹。膣からの猛逆流にも慣れてきた。そんな中で感じた違和感、嘔吐感と言えばいいのだろうか、何かがこみ上げてくる感覚に苛まれるスバル。その違和感は膣内にいる水妖が全部出て行ってからより顕著になる。先ほどから尻の穴には入っていくだけで出て行く気配がない。
(何……これ……変な……気持ち……やだ……これ以上は……)
膣に入っていないのにスバルの腹は妊婦のように膨らんでいる。嘔吐感はさらに深まり、言いようのない不安が彼女を支配する。
(苦しい……何なのこれ……吐き気がする……よぅ……怖い……これ以上は……何か恐ろしいことになる気がする……助けて……ティア……なのはさん…………お父さん……!)
いよいよ耐えきれなくなる嘔吐感。そして違和感はお腹を通り過ぎ、胃までこみ上げてくる。そしてついに……
「うええええぇぇぇぇ…………!!!!」
決壊した。
「うぶっ……げほっ……げほっ……はぁ……はぁ……うぷっ……おぉえ……」
断続的に吐き出される水妖。スバルにとって地獄のような時間が過ぎていく。さらに吐き出された水妖は再び尻の穴へと潜りこんで彼女を終わりのない地獄へと導いていった。スバルにとって幸いだったのは尻に放出されていた卵ごと吐き出されたことだろうか。どちらにせよ彼女にとっての地獄は繰り返されていく。
(助けて……私……死んじゃう……死んじゃうよぉ……)
水妖による地獄への行進は、スバルが気絶しても尚続けられ、さすがにやばいと思ったクーゲル以外のシーカーズの面々によって救われることになる。
ふん……下半身を刺激すると言ったが血が集まる方に刺激すると言った覚えはないぞ。俺様は言ったではないか。覚悟して見るがいいと……映像を見ると言った貴様らの責任だ。己の浅はかさを恨むのだな。さて、もういいか? こんな茶番に俺様を付き合わせやがって……何だ? 何か言いたいことがあるのか? この映像の事については知らんぞ? 自己責任だ……何、違う? ほぅ……言ってみろ。つまらんことだったら承知せんぞ!……サッカロマイセス・セレビシエとは誰……お前はクーゲル・シュライバーではないのか……だと? 貴様! サッカロマイセス・セレビシエとは俺様の魂の名だ! クーゲル・シュライバーなどといった低俗なものと一緒にしてもらっては困る! ええい、しつこいぞ! クーゲル・シュライバーなんてかっこいいじゃないか……だと? うるさい! クーゲル・シュライバーは古代ベルカ語でボールペンという意味なんだ。カッコ悪すぎだろう! くそぅ……俺様はもう行くぞ! 後は勝手にするがいい! ではな!
ちなみにサッカロマイセス・セレビシエは漫画もやしもんでお馴染みの酵母のことです。学名とかって無駄に口ずさみたくなりませんか?大腸菌エシェリヒア・コリとか。