※この作品はR-18です。

神楽魔法譚 ~次元世界妖怪録~   作:まさらのむひと

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はい、引っ張るほどの秘密ではありませんでしたが、今回のタイトルで妖怪の名前を明かしました。
8月中の更新を目標にしていたので、達成できてよかったです。
内容に関しては……NTR感が出し切れたかは分かりません。リクエストを少しアレンジして、NTRされる男性陣にもスポットを当ててみました。女性陣の絶望感が演出できていたらいいなと思います。
前回警告を入れていませんでしたが、一応NTR表現があるので、苦手な方は注意です。


セカンドレイプ事件簿 case.2-2 ピア・はやて・キャロ ~枕返し~

 結婚式場に向かうための通路は、異様な雰囲気に包まれていた。

 

「……おい、あれって……ニッシモン執務官じゃないか? 八神司令や召喚士のキャロちゃんもいるぞ……合同結婚式に参列するために来たが……3人とも……様子がおかしいぞ……?」

「ああ、エスコートされているみたいだが……顔を真っ赤にしているぞ? 何かエロい格好をしているし……くそぅ……こんな所で見せつけるなんて……結婚式ではどうなってしまうんだ!?」

「うおっ……おっぱい丸見えじゃないか……! あんな衣装……恥ずかしくないのかよ……」

「何あれ……八神司令の相手は超イケメンだけど……ニッシモン執務官はじじいだし、キャロちゃんに至っては人間ですらないじゃない……趣味悪……」

「おいおい……会場に行くまでにおっぱじめていないか!? 3人ともアソコが丸見えじゃないか……!」

「やだもぅ……あの人達って……変態だったのね……なんか幻滅ぅ……」

「へへへ……あの様子だと……式が終わったらお零れを味わえるんじゃないか? こりゃあ是が非にでも参列させてもらわなければいかんな……」

「……マジでエロすぎ……俺……勃っちまったよ……どうしてくれんだ……!?」

「うわぁ……アソコが濡れ濡れじゃないか……興奮してんのかよ……こいつら変態過ぎ……引くわ~」

「ふふふ……これはもう……激写するしか選択肢はねぇな……! 衝撃映像としてばらまいてやるぜ……!」

 

 普通の感性を持っていたらアクションを起こすはずの光景を見せ付けられても、遠巻きに見ているだけであり、あろうことか囃し立てる人物もいるほどの異様な雰囲気。先程まで静かだったのに、エスコート(笑)を受け始めた瞬間にこの様子である。招待した覚えのない人物も沢山いるのはどうしてだろうか。

 

「ひっひっひ……大人気だねぇ……ピアちゃん? んん~? 見られて興奮しているのかな? さっきも誰かが言っていたねぇ……アソコがずぶ濡れじゃないか……」

「やっ……そんなこと……いやぁ……見ないでぇ……」

「ひっひっひ……無駄無駄ぁ……! このままエスコートされて会場に向かうんだよ。会場ではもっと面白い趣向を用意しているから、期待するといいよ」

「やだ……離して……もぅこれ以上……私たちの思いを……踏みにじらないでぇ……んんっ……やっ……だめっ……ああん……!」

「ひっひっひ……言葉では何と言おうとも……身体は正直だねぇ……ちょっと触っただけで……雌の反応を返してくる……ホント……変態さんだよ」

「それはあなたが…………んっ……んんっ……やぁ……だめっ……いやあああぁぁぁ!!!」

 

 言葉責めと快楽責めのダブルパンチに、最早何度目かもわからない絶頂に導かれるピア。そのすぐ傍では、性別を男に変化させた雪女の結女、もとい結がはやてを抱えていた。扇情的な姿を見せ付ける様な状態で。一戦交えた後なので、彼女の頬は上気しており、その姿は非常に官能的であった。見物客が囃し立てるのも無理はない。

仲睦まじく見せているようでそこは結の一方的な責めである。まともな神経をしていたら、花嫁のおっぱいとアソコを丸出しにしてエスコートをする花婿などいるはずがない。会場での予定を鑑みて、ここでは羞恥を煽りまくることにしたらしい。事実として、はやては顔を真っ赤にしていやいやと首を小さく振っている。

 

「いやぁ……こんなん……耐えられへん……こんな姿……見んといてぇ……んんっ……やぁっ……何するん……? そないなとこ……さわっちゃ……あかん……やっ……見えちゃ……いやや……恥ずかしい……」

「くくく……美しいぞはやて……羞恥に悶えるその姿……実にそそる……式が愉しみでならんよ。おっと……愛液が零れているじゃないか……勿体ない………………ぺろっ……うむ、美味い! 絶品だな。おまえも味わってみるがいい」

「っ……!? んむっ……ひゃめ……んんっ……ちゅぱ……じゅる……んむぅ……んんん~~~~~!!!?」

 

 恥ずか死しそうなはやてに対して、追い打ちをかける結。垂れ流し状態の愛液を揶揄しながらも、その指で掬い上げ、妖艶な表情で味わった上に、その指をはやてに咥えさせたのである。驚き抵抗するはやてであったが、結の唾液と怪しい指の動きにやられ、愛おしそうに味わってしまい、絶頂してしまう始末。完全にその掌の上で弄ばれていた。

 その斜め後ろには、亀甲縛りでエスコートと言う名の荷運びをされているキャロがそこにあった。何故かロリ巨乳に性長している彼女はものすごく背徳的である。囃し立てる見物人が前屈みになるのは言うまでもないこと。ぎちぎちと締め上げられ、黄色と緑の中間のような色の樹液によって濡れ濡れで透け透けになっているウエディングドレスは、ある意味芸術的なエロスを醸し出していた。

 

「んんっ……やだっ……苦し……やめっ……やぁっ……こんなの……やだぁ……ああっ……んっ……あっ……そんなところ……擦らないでぇ……いやぁ……だめっ……んんっ……んっ……んっ……んっ……んんっ……んんんん~~~~!!!!」

「ひゃっひゃっひゃ……甘露、甘露……おなごの気をやる時の喘ぎ声は控えめに言っても最高じゃ……もっと聞かせておくれ。苦しゅうない……気持ちよいじゃろう? かかか……良い装飾じゃ……我ながら素晴らしい仕事じゃわい……のぅ? きゃろよ……」

「んんっ……やだっ……だめぇ……恥ずかしいよぉ……やめてぇ……こんなの……いやぁ……」

「かかか……聞こえておらんか……本番はこれからじゃというのに……まぁよい、会場に着けば自ずとわかろうものよ……それまではこの雰囲気を愉しむとするか……ひゃっひゃっひゃ……!」

 

 既に精神的に相当なダメージを受けている3人であったが、妖怪共によるとまだまだ序の口らしい。いよいよその足は、メイン会場となる教会へたどり着こうとしていた。果たしてどのような責め苦が彼女らを待ち受けているのであろうか。

 ざわ……ざわ……ざわ……ざわ……

 淫らな式典が始まる直前。会場はいよいよ現実離れしていた。そう、妖怪も参列していたのである。しかも口が利けないはずの餓鬼が口笛を吹いて囃し立てたり、隣の餓鬼と花嫁の品評をしたりとやりたい放題だ。ネームド妖怪の姿は見えないが、鬼や天狗、河童など、錚々たる面々が会場を賑やかしている。当然の事ながら、艶めかしい姿の花嫁が3人もいる会場のボルテージは最高潮となっており、式典の開始を今か今かと待ち望んでいた。

 

「ひっひっひ……壮観だねぇ……こんなにもワシらの結婚を祝ってくれる者たちが参列するとは……これを運命と言わずして何と言うのだろうか……」

「然り……このような幸運に感謝せねばなるまいよ」

「かかか……確かに……して、そろそろ始めるとしようか。最上の客も来ておることじゃしなぁ……ひゃっひゃっひゃ……!」

「客……?…………っ!? ヴィー!?」

「いやぁぁぁぁ!? ロッサーー!?」

「やだっ……! エリオ君!?」

 

 哀れな花嫁達の目に飛び込んできたのは、教会の一番目立つ所に鎖で拘束されている、花嫁達の最愛の人物であった。

 

「ヴィー! 何でそんな所に……! いやっ……いやあああぁぁぁ……!!!」

「ロッサぁ! ロッサぁ! いややっ……何でこないなこと……うぅ……!」

「いやあぁぁ! エリオ君……! 見ないでぇぇぇ……!!!」

 

 そのあんまりな惨状に、それぞれのパートナーに向けて悲鳴を上げる花嫁達であった。なんと悪趣味な趣向だろうか。それが解っていて、にやにやしながらその光景を眺める簒奪者の妖怪達は、正にゲスの極み……吐き気を催す邪悪である。

 

「ひっひっひ……安心するといい。死んではいないよ。物言わぬ屍では……反応が愉しめないからねぇ……?」

「くくく……実に素晴らしい趣向だ、無形よ……その悪辣さは見習わなくてはならぬな」

「かかか……その点には同意するが……最初から飛ばし過ぎじゃ。花嫁達が壊れてしまったのではあるまいか?」

「そのあたりは心配ないよ…………さて、花嫁諸君? 彼らを助けたくば…………わかっているね……? 式次第に従ってもらうよ……?」

 

 強烈な妖気を叩きつけながら、ねっとりとした笑顔で脅迫する無形。実に慣れたものである。哀れな花嫁達は、首を縦に振ることしか出来なかった。完全なる敗北……これから更なる肉体と精神の蹂躙が待っているのは、言う間でもないことだ。

 

「さて……司会・進行は彼に頼もうか……超餓鬼の飢餓滅君にね」

「……承りましてございます。無形様。式次第に従って進行させていただきます」

 

 恭しい態度を取りながら現れたのは、普通の餓鬼の2倍以上の背丈はあろう個体であった。何と餓鬼にしてネームドの超希少な存在、超餓鬼の飢餓滅である。タキシードに身を包んだその姿は、人間と比べてもイイ体格をしている。永遠の飢餓から解放された彼は、意思を持ち、言葉を発するだけに飽き足らず、流暢な会話で完全なる意志疎通が出来るという冗談のような個体なのだ。餓鬼のくせに中々のイケメンなのが憎らしい。

 

「ではこれより、無形とピア・ニッシモン、結と八神はやて、人面樹とキャロ・ル・ルシエの合同結婚式を執り行います。司会・進行はワタクシ超餓鬼の飢餓滅がお送り致します。では、花婿、花嫁はバージンロードをお進みください!」

 

 バージンロードを進んで来た花婿・花嫁は、なんと背面駅弁の状態であった。それぞれの一物をあろうことかお尻に挿入し、歩みを進めていた。バージンロードだからお○んこには挿入れないとでも言いたいのであろうが、やっていることはただのアナルセックスである。どう考えても、バージンロードに対する冒涜としか言いようがない。

 ゆっくりと、会場の参列者のみならず、檀上で拘束されている負け犬達に見せびらかすように、ねっとりと、エロい花嫁達の肢体を堪能しながら歩みを進める花婿達。吸盤付き触手でおっぱいに吸い付いたり、ちっぱいをその逞しい掌で覆いつくしたり、亀甲縛りではみ出した巨乳に八の字型に巻きついたりと執拗におっぱいを責める。変形するちっぱいや締め上げられる巨乳に対してそこかしらから湧き上がる下卑た感想が、花嫁達に更なる追い打ちをかける。花嫁達にとって、地獄のバージンロードを渡り終え、誓いの言葉を告げる檀上に到着すると、精液と樹液のシャワーを背中から浴びせるのであった。その量は、人間では到底為し得ない程の量で、花嫁のヴェールをねっとりと上から汚し尽くしたのは、まさに妖怪の為せる業であろう。

 

「花嫁に祝福のシャワーを施した花婿に、盛大な拍手を!」

 

 飢餓滅が言うや否や、会場は割れんばかりの拍手に包まれた。普通の結婚式なら喜ばしいことであるが、それを成しているのは妖怪。性的な興奮により、妖気が溢れ出しており、赤かった花嫁の顔が少し青白く変色する。

 

「静粛に静粛に……あまりの祝福に花嫁達が参ってしまっております。大変喜ばしいことではございますが、少し妖気を抑えて頂きます様お願いいたします…………はい、ありがとうございます。花嫁達も落ち着いたようです。それでは、宣誓式にうつりましょう」

「ひっひっひ……いよいよだねぇ……誓いのキッスだよ。あぁ……興奮する」

「くくく……どのような貌を晒してくれるか……実に楽しみだ」

「かかか……儂は接吻はできぬが……この触手で愛し尽くしてやろうではないか。嬉しかろう? きゃろよ」

「えりおくん……やだ……こんなの……やだよぅ……ぐすっ……ひっく…………ああっ……!? やめっ……そんなところ……触っちゃ……あああぁぁぁ……!!!」

「ろっさ……ろっさぁ……なんで……なんでこないなことに……いやや……もぅ……やめてぇ…………っ!? んんっ……そこはお尻の……穴ぁ……! 弄っちゃ……あかん……やめっ……あぁん……あっ……あっ……あっ……いやあああぁぁぁ……!!!」

「うぅ……ヴィー……ごめんなさい……私が不甲斐なかったから…………きゃっ……触手が……吸い付いて……やめっ……いたっ……やだっ……そこは……んんっ……だめっ……イく……イっちゃう……んんっ……んんんん~~~~!!!」

 

 上機嫌の妖怪花婿に対して絶望の淵に立たされている花嫁は本来のパートナーの名前を呟きながら、己の境遇や不甲斐なさを嘆いていた。そこを不快に思ったのか、性的な責めを敢行する妖怪花婿。ここに来るまでに昂ぶっていた性的快楽が、花嫁達の現実逃避を許さない。瞬く間に絶頂まで押し上げられ、その愛液で檀上に淫らな地図を描き出してしまうのであった。

 

「準備はよろしいですか? 様子を見るに、愛し合っているようでございますので、宣誓は省略します! それでは誓いのキスをしていただきましょう。おっと、その前に……バージンロードを渡り終えた花嫁達の……処女を散らす儀式を行なってください。お○んこ……入刀です…………ああ、断っておきます。彼女達は既に処女ではありませんが、これは儀式ですので、処女厨の方はご理解頂けたら幸いです」

「「「っ……!? ああああぁぁぁぁ……!!!?」」」

 

 飢餓滅の衝撃発言に驚く暇もなく、花嫁達のお○んこにはケーキ入刀ならぬ、ち○ぽ入刀という結婚式どころか、披露宴に対する冒涜的な行為が敢行される。快感が励起されていた花嫁達は、入刀されたその時、イってしまうのであった。

 

「さぁ、花嫁達の準備は万端です。花婿達は誓いのキスをお願い致します!」

「っ……くっ……そんなこと……させる……もんですか………………ああっ……んむぅ……!?」

「こないな状況で……させへんで…………ひゃっ……あむぅ……!?」

「やだ……そんなもの……押し付けないで……んっ……ひゃめっ…………んあむぅ……!?」

 

 花婿妖怪の好き勝手に進む儀式に抗おうとする花嫁達であったが、巧みな性技によってその口を割られてしまい、獰猛なる舌と枝触手の侵略を受けることになる。花婿妖怪は当然の権利と言わんばかりに、ディープキスを敢行するのであった。

 

「ここに誓いのキスは為されました。今一度、盛大な拍手を賜ります様お願いいたします。ご両人は続けて行為をお愉しみくださいませ」

 

 飢餓滅がそう締めくくると、会場は割れんばかりの歓声と拍手に包まれる。普通の結婚式なら、そう、普通の結婚式なら、本当に喜ばしいことである。だが、これは妖怪花婿無形プロデュースの悪趣味な結婚式。参列者の妖怪共の歓声と拍手は、花嫁達に向けられた、性的興奮なのである。式次第を理解している参列者は、彼らの行為が終わるのを今か今かと待っていた。

 花嫁の2つの穴から聞こえる水音や、何かを叩きつけるかのような音が歓声に負けないほどの大きさになったころ、儀式のクライマックスの幕を開ける射精が盛大におこなわれた。

 

「ひっひっひ……さぁ……幸せのお裾分けだよ! この女は……キミたちの好きにするといい!」

「くくく……素晴らしい趣向であったぞ、無形。存分にはやてを堪能させてもらった。下げ渡すのはあまり気が進まぬが…………くくく……その絶望に染まるおまえの表情が見れたのは僥倖というもの。今回だけの特別サービスだ……有象無象どもよ……存分に我が花嫁、はやてを味わうがいい!」

「かかか……何と心地よい演出か……無形は素晴らしい才能を持っておるなぁ……これほど気分が良いのは久しぶりじゃ……お裾分けか……うむ、儂の花嫁も、喜んで提供しよう」

 

 式次第などあって無いようなものであったが、この最後だけは明記してあったのである。そう、“下げ渡された花嫁との乱交パーティー”だ。悪趣味ここに極まれり……無形の悪辣さが分かるというもの。膣内射精を終えて、存分に花嫁を味わった花婿妖怪が、性に飢える参列者のど真ん中に発情中の雌花嫁を放り込んだその瞬間、乱交パーティーの幕が上がるのであった。

 

「きゃっ…………ひっ……やだっ……来ないで……いやっ……ヴィー……助けて……こんなの……いやああぁぁぁ……!!!」

「うっ…………やっ……いやや……近寄らんといて……これ以上は……私……壊れてまう……ろっさ……ろっさぁ…………」

「あうっ…………えっ……なに……これ……なんでわたし……妖怪の群れのなかに……こんな姿で…………いやあぁぁぁ……! やだっ……こっちにきちゃだめぇ……! エリオ君……やだ……エリオ君……! 助けて……たすけてよぉぉぉ……!!!」

 

 放り込まれた花嫁達が、悲痛な声を上げて最愛の男に助けを求めるなか、悪意ある参列者が、彼女らを絶望の淵に叩き落とす。

 

「がははは……助けを求めても無駄だ! この下げ渡しはなぁ……あっちの男共も対象なんだよ……!」

「そうそう、それにあの薄情者共はなぁ……あんたらの痴態を見て……揃って勃起していたんだよぉ! それ、そっちに群がっている女妖怪共……しっかりと見せてやれよ」

「ふふふ……鬼は乱暴でやぁねぇ……ふふふ……でも面白い趣向だわ……乗ってあげる。ほら、お嬢ちゃんたち? 見なさい? 男という愚かな生き物の卑しい姿をねぇ……?」

 

 数はあまり多くないが、揃って性格の悪そうな女妖怪が、花嫁の最愛の男達を貶めるために行動を移す。各々の妖力を使って、ズボンの一部分だけを破き、そのいきり立つ息子を露出させてしまうのであった。

 

「ほぉら……この駄男共はねぇ……アンタ達がエロぉく蹂躙される姿を見てぇ……くふふ……卑しくも……勃起していたのよぉ……アハハハハ……! あぁ~傑作……こぉんな薄情者達は……アタシ達が貰ってもいいわよねぇ……ふふっ……あぁ、答えは聞いてないわ。そんな余裕……これからのアンタ達にあるとは思えないからねぇ……アハハハハ……! じゃあ……い・た・だ・き・ま・す……! あぁむ……じゅる……じゅぱ……れろ……れろ……じゅぽ……じゅるるるる………………あぁん……もぅ射精しちゃったの? 早漏ねぇ……こんなザマじゃあ……あの子達を悦ばせることなんて……出来なかったんじゃないのぉ? 無様ねぇ……アハハハハ……!!」

「うわぁ……女って怖ぇ……あっちの男共も災難だなぁ……まぁ、そんなことは気にせずに……こっちはこっちで……愉しもうぜぇ……?」

 

 それは悪意の塊であった。人間で言う悪い方向に傾いた集団心理なんて目ではない。あらゆる手を尽くして、精神的に、肉体的に貶めようとする妖怪達の恐ろしさがそこにあった。

 

「「「いやっ……やめて……やめてぇ…………!!!!」」」

 

 貶められた花嫁3人の悲鳴が響く中、妖怪たちによる、恐ろしい乱交パーティーが盛大にその幕を開けるのであった。

 乱交パーティーが始まってからどれほどの時間が経ったのであろうか、貶められた雌花嫁達は、全身を白濁液の化粧に染め上げられながら、参列者妖怪の為すがままにされていた。その目には既に光は無く、虚ろな目でその行為を受け入れている。だがその嬌声は淫らで男を駄目にするもの。数多の妖怪が、搾り取られていた。妖艶に笑うその姿は半分妖怪化しかけているのではないかと思うほどに乱れに乱れており、花婿妖怪は、その様子を見て満足そうに頷いていた。

 

「さぁ、宴もたけなわ……最後は私の同族たちによる精液シャワーでパーティーの幕を閉じましょう。それでは我らが同胞たちよ……盛大に……盛大に頼みますよ……それではカウントダウン入ります……スリー・ツー・ワン……ゴー……!!!」

 

 最後の締めとして、飢餓滅の司会が精液シャワーの音頭を執る。カウントダウンの後、おびただしい量の精液が、雌花嫁達を飾り付けるのであった。会場のボルテージは最高潮に達し、パーティーの成功を確信した無形の満足げな下卑た笑みを映し出し、花嫁達の意識はフェードアウトしていくのであった。

―――ピア・ニッシモン執務官 寝室―――

「……っ…………アっ…………ピアっ……おいっ……大丈夫か……!?」

「………………んん~~? ヴィー?…………はっ……ここは…………私の……部屋……? えっ……どうして……? 私は一体……? うっ……痛っ……頭が……」

「ふぅ……意識は戻ったようだな……念話で助けを呼ばれたので慌てて来てみれば……ものすごくうなされていたのだぞ? 大声出して揺さぶっても起きる様子もないし……気が気でなかった……目が醒めて……本当によかった……」

「念話で助けを……? 全く記憶にないわ……寝てても念話出来るのね……不思議……」

「状況はよく分からんが、危険ではあったのだろう……俺も寝ている相手からの念話は初めてだ……」

「そうなんだ………………あれ……なんで……涙が……止まらない……ぐすっ……どうして……? なんでなの……?」

「ピアっ……! いいんだ……それ以上思い出そうとしなくても……いいんだ……!」

「ヴィー!? ちょっ……恥ずかし…………もぅ……しょうがないわね……」

 

 感極まったヴィーオロンが、ピアを強く抱きしめると、その暖かさよ思いやりにほっこりとした彼女は、苦笑しながら受け入れるのであった。

 

「ふふふ……ねぇ、ヴィー? こんな夜更けに女の部屋に飛び込んで来たんだから……この後のこと……期待していいのよね?」

「っ……!? ピア……! それは……うぅむ……」

「もぅ……! 肝心な所でヘタレなんだから……皆まで言わさないで……私は……貴方を誘っているのよ?……せ・い・て・き・に!」

「っ……!? ピア……! わかった……恥をかかせてしまって済まないと思っている……頂いて……いいだろうか……?」

「うふふ……もちろんよ……さぁ……こっちに来て……今夜は……寝かさないわ……覚悟しなさい?」

「望むところだ……!」

 

 薄暗い部屋の中で、二つの影が重なった時、その動きは……艶めかしい声とともに、夜が明けるまで止むことはなかったことは……語るまでののないことであろう。だが、彼は勿論、彼女は気付いていなかった。使用しているその枕が……寝る前とは反対方向に裏返っていることに……。

 はてさてこのようなやり取りが、あと2箇所で行われたかどうかは定かではない。関係あるかどうかは不明だが……この日の夜は……盗撮部隊の盗撮がはかどった……ということだけは、追記しておくことにしよう。

 ピア・ニッシモンが経験したあの風景が何だったのか……それはとある妖怪が関わっていることは言うまでもない。ピアの枕が裏返っていたことから分かる通り、淫夢を見せることで有名な……枕返しだ。3人も取り込んだ上に、ネームド妖怪を3体も淫夢に登場させたその枕返しは、ネームド妖怪である。その名も“微睡み”の陽夢。見せる夢の内容が何であれ、気になる異性と親密になれるという、愉快犯的側面も持つ有難迷惑な妖怪である。

 夢の内容がアレだったのは……対策本部に充満する陰の気の影響である。発情した女性陣の治療しているため、現在本部内に居る男性の陽の気では払いきれていなかったのだ。溜まりに溜まった陰の気を取り込んだ“微睡み”の陽夢の妖力が悪い方向に暴走してしまった……というのが今回の原因である。

 いつもどおりちょっかいをかけようと思っていたのに精神を破壊するレベルの淫夢を見せてしまい、慌てた陽夢が記憶を消したのだ。彼か彼女かは分からないが、意外と優しい妖怪なのは、彼女らにとって、本当に運が良かったと言えるだろう。

いよいよヤバい対策本部だが、陰の気がある程度払われたことが今後にどのような影響があるか……いい方向に向かってもらいたいもである。

 




個人的お気に入り、超餓鬼の飢餓滅君。我ながら厨二チックな命名が出来ました。
実はネームドだった枕返しの能力に驚いていただけたら幸いです。
次回は巫女さん凌辱タイムです。お待ちください。
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