※この作品はR-18です。

神楽魔法譚 ~次元世界妖怪録~   作:まさらのむひと

78 / 109
今回もおにぎり屋さんのリクエストを採用させてもらいました。導入には結構アレンジはいっていますが。
ちなみに次回の巫女さん凌辱は誰にするか既に決めています。更新までお待ちください。
実は地味にあらすじを更新しています。このあらすじならフォワード陣がちゃんと犯されることが分かるかと思うので、新規さんにも興味を持ってもらえるかなと。タグもちょくちょく追加してたりしますので、検索に引っ掛かったらいいなぁと愚考している次第です。
今回の話ですが、とある人物が暴走したため、結構長くなってしまいました。NTR結婚式の導入くらいの長さになっています。後半短めですが結構ハードな描写が出てきますので注意です。それではお愉しみください。


御琴・涼香凌辱 ~経凛々~

 時は少し遡る。それは発情したなのはが無限書庫に突撃してくる少し前の事。退魔巫女の須波御琴と武居涼香は、今回の件より前に次元世界に妖怪が現れていなかったかを調査するために無限書庫を訪れていた。

 

「うわぁ…………すごいね此処……思わず語彙(ごい)が貧弱になっちゃうほどにすごいよ……ねぇ……涼香ちゃんはどう思う?」

「私か? うん、圧倒されてしまうな。こんな所があるなんて……お前と同じく……すごいという感想になるよ……しかしこの中から探すのか? 時間がいくらあっても足らないのではなかろうか……」

「ははは……此処を初めて訪れた方は皆同じような感想をおっしゃいますよ。実際に10年くらい前だったら、まさにその通りと言ったところです」

「何と…………では、スクライア殿……今なら調べることができるのですね?」

「ええ……それなりに時間はかかりますが、此処で調べられないことは存在しませんね……ああ、タケイさん、私の事はシプラウトでいいですよ。此処にはスクライア一族の者が多く勤めていますからね……」

「分かりました。シプラウト殿、私の事も涼香と呼んでいただければ」

「はいはい! じゃあ私も御琴でお願いします!」

「ははは……元気なお方だ……それではリョウカさん、ミコトさん、今日はよろしくお願いします」

「はい、シプラウトさん! よろしくお願いします!」

「はぁ……全く……すみません、シプラウト殿……主が騒がしくしてしまい……」

「涼香ちゃん……そんなこと言って……シプラウトさんに見惚れているんでしょう? ちょっと挙動不審だよ?」

「ななっ……!? 御琴……! 何を出鱈目な事を……!? シプラウト殿に失礼だろう!」

「えぇ~~? さっきから涼香ちゃんを見てると……恋する乙女って感じだよ? イケメンだし体格もガッチリしてて背も高いしね……ふふふ……涼香ちゃん可愛い!」

「ででで出鱈目な事を言ってないで任務を遂行するぞ!? きゃっ……!?」

「おっと……リョウカさん、お怪我はありませんか? 此処は整備されてきているとはいえ、危ない所はまだまだ存在します。お気を付けください」

「………………ぽ~~~~~…………はっ!? すすすすっすみません……シプラウト殿……!」

「くすくす……シプラウトさん……少しおっちょこちょいな所がある従者ですけど……よろしくお願いしますね?」

「ふふふ……大変可愛らしい従者をお持ちだ……ミコト様……このシプラウト・スクライア……全力を持ってご期待にお応えしましょう……!」

「ちょっ……シプラウト殿まで……御琴の冗談に乗っからないでください……!」

「ふふふ……正直に言わせてもらえば冗談でなくてもいいのですがね……」

「え……!?」

「くすくす……シプラウトさん? これ以上はまだ……許しませんよ?」

「おっと…………主人のお言葉とあれば仕方がありません……ここは引き下がることに致しましょうか……」

「~~~~~!!!! いい加減にしろぉぉぉぉぉ!!!!」

「あいた」「うっ……」

「!? しまった……つい……シプラウト殿……申し訳ございません!!」

「ははは……揶揄(からか)い過ぎてしまった代償として受け取っておきますよ。可愛らしい従者さん?」

「……っ!? もぅ……知りません……! 勝手にしてください!」

「あらあら……()ねちゃっ「()ねてない!」……あぁ……ごめん涼香ちゃん! 謝るから機嫌直してよ! ねぇ、ごめんってば……」

 

 散々揶揄(からか)われてしまった涼香は、ツンとしていたが、シプラウトと御琴に嗜められ、機嫌を取り直し、ようやく本来の目的に移るのであった。

 

「では本題に移りましょうか……今回の妖怪事件よりも前に次元世界に妖怪がいなかったか……と言うことですね。申請を受けてからざっと調べてみたところ…………今居るこの区画の……この辺りに集中して資料があるようですね。数はそこまで多くありませんから、数時間で終わると思います」

「………………この辺り…………えっと……広くないですか……?」

「軽く地方図書館くらいの広さがありそうです……」

「…………あぁ……すみません……我々の感覚で話してしまいました。とりあえず目ぼしい資料を持ってきますので、楽にしていてください」

「はい……素人が手を出せるような場所じゃないですね。頼みます」

「ええ、それではしばらくお待ちください。行ってきます」

 

 涼香に送り出されると、シプラウトは転移魔法で消えてしまった。手持ち無沙汰になった二人であったが、本が好きな御琴がちょっと読んでみたいと言い、近くにある本を手に取ったその時、不思議な事が起こった……。

 彼女が手に取ったのは、本ではなく経文……に擬態した経凛々であったのだ。あまりにも自然に現れたため、歴戦の退魔巫女を以てしても対処が遅れてしまうはめに……そしてそのまま、妖怪経凛々の謎空間に捕らわれてしまう。果たして、どのようなエロいお話に引き摺りこまれてしまうのであろうか。それは妖怪経凛々ですらわからないのかもしれない。

「……ちゃん……! 涼香ちゃん……!」

「……はっ……!? 御琴……? ここは一体………………!? ちょっ……なんだその破廉恥な格好は……! 水着にしてもレオタードにしても身体にぴったり張り付きすぎているだろう!?」

「わっ……私も好きでこんな格好しているわけじゃないよ……!? 気が付いたらこんな場所でこんな格好してたんだし……! それに涼香ちゃんだって人の事言えないんじゃないかな!? そんなに生足を出して……! 辛うじてスカートらしき物で前が隠されているけど、その下って……ハイレグ染みた格好だよ! デルタ痴態(誤字にあらず)が丸見えじゃないかな!? かな!?」

「何を言って…………きゃあ……ななな……なんだこの恰好は……!?」

 

 二人とも混乱していて、お互いの格好についての語彙(ごい)が欠落してしまっているが、簡単に説明しよう……御琴が9歳の頃のフェイトのバリアジャケット……これのレオタード部分と申し訳程度の超ミニスカート。涼香がシグナムの騎士甲冑……これの上着とマント無し……と言えば解ってもらえるだろうか……つまり……ぴっちりてむちむち……思わず世の男共が前屈みになるような衣装となっていたのである。彼女らの肢体からすればなおさらのこと。途轍もなく……エロい。

 それはさておき、現在地は……一面の砂漠……不毛の大地……が支配する無人世界である。勘のいい諸君なら気付いているかもしれない。ここは、闇の書事件でシグナムが原生生物のリンカーコアを蒐集するために訪れた無人世界…………そう、彼女が公式で触手責めされた世界である……!

 そんな場所で姦しくぎゃあぎゃあと騒いでいたら……どのようになるかは……火を見るよりも明らかである…………

 ゴゴゴゴゴ…………と一際大きな地鳴りと共に現れたのは、甲冑のような鱗を持つ太くて長い巨大な魔獣……原作とは異なり、表面はぬるぬるの液体で覆われており、その触手は量を増やした上に卑猥な形状をしているその姿は……これ何処のエロ同人誌? と言えるだろう。地球の童話をエロ同人にしてしまう妖怪経凛々の面目躍如といったところだろうか、いろいろな意味で隙が無い。

 

「「え…………!?」」

 

 混乱の極みにあった退魔巫女が容易く拘束されてしまうのはお約束なのだろうか……謎空間の強制力か……どちらにせよ、彼女らのたどる道は一つしかない……エロい目に遭うこと……ただそれだけだ。

 

「くっ……これは……やめっ……気持ち……悪い……そのような場所を……這い回るなぁ……!」

「やだっ……ぬるぬるなのに……染み込んでくる……んんっ……生温い……こんなの……いやぁ……! 動かないでぇ……」

 

 早速と言わんばかりの厭らしい攻勢に嫌悪感を丸出しにして、脱出しようと身をよじらせる二人であったが、この世界においてそのような事がまかりとおるはずがない。

 涼香は両手を後ろ手に拘束され、腰回りからおっぱいに向かって乱暴に縛り上げられており、御琴は両手両足を触手に絡まれ、M字開脚寸前の状態だ。分かりにくい諸兄は、それぞれ原作の触手責めのシーンを思い出していただければ分かりやすいだろう。

 

「んんっ……やめろっ……そんなものを……擦り付けるなぁ……! やめっ……んむぅ……!!?」

「涼香ちゃん……!? 何てこと……あんなものを咥えさせられるなんて…………ひっ……だめっ……こっち来ないで……やだっ……やめ…………あぁむ……!? んんん……!」

 

 生殖用であろうか、一際醜悪で太い触手が、二人の美しい唇を浸食し、その口腔内に闖入したのである。我が物顔で口の中を暴れ回る触手に苦しめられる退魔巫女であったが、苦しそうであったその声には、いつしか艶が出てくるようになっていた。

 さもありなん、同人誌よろしく、魔獣の表面を覆っている粘液は媚薬成分が含まれているのである。その触手も同じく標準装備であることは言うまでもないことだ。そのようなものを経口摂取してしまえば……どうなるかは結果が物語っている。さらに言うと、この個体は中々にせっかちな性格をしているのであろうか、とっとと堕としてしまえと言わんばかりのハイペースで媚薬責めを敢行している。

 そのような責め方をされてしまえば、二人のデルタ痴態からラブジュースが溢れ出て来るのは当然の帰結であろう。敢えて股座に触手を這わしていなかったのか、女の子の汁の染みがまだ濡れていなかったデルタ痴態の中止からじわじわと広がっていく様子が確認出来てしまう。お互いの染みが見える様に拘束されているために、二人は羞恥心を大いに煽られる形となり、その顔は真っ赤に染まっていた。

 

「んんっ……ひゃめっ……こんあお…………んっ……んんっ……んんんん~~~~!!!」

「ぷはっ……涼香ちゃ……んむぅ……んっ……んんんぅ~~~!!!」

 

 滲み出す媚薬粘液だけでこの始末。二人の絶頂と共に紫色のドロドロとした液体が口の中に吐き出される。その量は人間の出す精液など比べ物にならない。

 

「げほっ……げほっ……くぅ……こんな得体の知れない液体を飲んでしまうなんて……大半は吐き出したとはいえ……身体に害は無いのだろうか………………っ!? 何だ……身体が……熱い……!?」

「けほっ……けほっ……っ……どうしたの!? 涼香ちゃん!…………っ!? やだっ……お股が……むずむずする……はぁ……はぁ……まさか……媚薬!?」

 

 怪しい紫色の液体は媚薬だった。テンプレートと言うなかれ……同人誌では当たり前の事……ここは経凛々の創りだした逸話をエロく彩る空間……これくらいの改変は当然のことである。

 二人が媚薬に浸食されているのを感じたのか、魔獣が本格的に動き出す。先程までは拘束して締め付けて、這い回る程度のことしかしていなかったが、触手を股の間に這わせて引っ張り上げたり、たわわに実った果実へ八の字型に巻き付いたり、脇や太腿、背中、首筋を嫌らしく愛撫したりとやりたい放題だ。絶頂して身体に力の入らない二人に抵抗など許されるはずもなく、望まぬ二度目の絶頂に向かってその身体を昂ぶらせられてしまう。

 

「「あああああぁぁぁぁぁ……!!!!」」

 

 抵抗虚しく、そのままイかされてしまった二人は、身体の力が抜けてぐったりとしている。辛うじてお互いの様子を確認し合っているようだが、余裕など皆無なのはいうまでもないことだろう。メロンの上に鎮座しているさくらんぼは、二人のバリアジャケットもどきの下から、その存在を強く主張し、デルタ痴態からは止めなく果汁が溢れ出ている。エロ魔獣から生えてきたのであろうか、口の付いた触手がそれぞれを卑猥な音を立てながら貪る様は二人にとって絶望以外の何物でもない。

 

「はぁ~~はっはっはっは……!!! ようこそ闇の書スペシャル“おにぃさん達の欲望”の世界へ……!」

「「……!!??」」

 

 絶望にその身体を蹂躙されることを待つばかりと思われたその時、謎の男が二人の前に現れる。その男は闇の書事件の際にリーゼ姉妹が変身魔法で化けていた仮面の男の姿をしていたのである。寡黙であった仮面の男が哄笑をあげながら熱く語るその様子は中々にシュールな光景だった。

 

「あ……貴方は……一体……?」

「ふふふ……私かい? 私の正体はまだ秘密だよ! あぁそんな顔をしないで……心配しなくても後で教えてあげるよ……まずはこの世界について説明してあげようではないか。ここはね、闇の書の残滓……と言いたいところだが、大分違う。我々を遥か外側から観測出来る世界……そうだね……我々の世界を物語として認識し、娯楽として楽しんでいるような上位存在の欲望を体現した世界だ」

「「……???」」

「ふむ……少し難し過ぎたようだね……簡単に説明しよう。ここは闇の書事件で起きたとある出来事を……よりエロくなったらいいなぁ……という邪な願望が結集して創られた世界だ……イーヴィル・デザイアとでも名付けようか……。この世界単独での通称は、最初言ったように……闇の書スペシャル“おにぃさんたちの欲望”だね」

「「……………………………はぁ??」」

 

 何とも間抜けな命名に現状も忘れて呆然としてしまう二人。だが考えようによっては恐ろしい存在である。上位存在を認識し、かつそれを一部とはいえ現出させてしまっているのだから……。二人が気付いていないのは幸いなのか不幸なのか……。

 

「ふふふ……驚いたかい? さぁて……今度は……気になっているであろう私の正体を教えてあげよう………………それっ……!」

「…………え…………そんな…………まさか……!?」

「うそっ……こんな……ことって……!?」

 

 無駄に洗練された無駄のない無駄な動きを駆使して仮面を取り外したその男の顔は………………何と、先ほどまで会話し、資料を取りに行っていたはずの……シプラウト・スクライアだったのである。

 

「バカな……何故シプラウト殿が……このような場所に……資料を取りに行っていたのではないのですか!?」

「流石にこれは……冗談キツイよ……」

「ふふふ……事実は小説よりも奇なりってね……あぁ、安心していいよ。僕が君たちに手を出すような無粋なことはしないから。僕はね……セックスするよりも……女の子の痴態を見て……セルフハッスルする方が……興奮するんだ……!!!」

「「へっ……変態だぁぁぁぁ……!!!??」」

「へぇ……そんな事言っていいのかな? 君たちの格好も……相当な変態だよね……世の男共が前屈みになるレベルで……」

「す……好きでこんな格好しているわけじゃ「嘘だね」……え……?」

「最初からリョウカの様子を見ていたけど……仮面の男の正体が……僕だと分かってから…………ラブジュースの分泌量が……多いよね? 僕に見られて……興奮しているんだろう?」

「ちがっ……! んんっ……!?」

「おっと……軽くイってしまったようだね……ふふふ……もっと興奮するといい……特等席で……見ていてあげるから……ね?」

「ふあっ……!? んんっ……だめぇ……こんなことで……感じては……あああぁぁぁ!!!」

 

 イケメンのスウィートボイスを耳元で囁かれ、自覚してしまった涼香は、愛撫されているわけでもないのに、派手に絶頂してしまうのであった。

 

「涼香ちゃん……! くっ……シプラウトさん……このようなことは……まだ早いって言いましたよね……!? もっと順を追って……「ふふふ……何を言っているんだい? ミコトも……嬉しいんだろう? 乳首もビンビンだしね……」……あぅ……」

 

 御琴にもスウィートボイスが炸裂する。あまりの刺激に腰砕けになる御琴であったが、拘束されている為、崩れ落ちることは無い。しかしながら体重を預けてしまっているために、股座に張られた肉のロープにデリケートゾーンが完全に食い込んでしまったのは言うまでもないことであろう。

 

「ふふふ……準備は万端のようだね…………エターナルワーム、仕事だよ……! 二人を責めたてるんだ……! 僕の清く正しいオナニーライフのために……!」

「「っひ……!?」」

 

 見抜き至上主義のHENTAIが魔獣に向けて無慈悲な指示を出してしまう。怯える二人をエターナルワームなる魔獣が本気を出すかのようにエロく、活発に動き出す。服の上からだった愛撫はその申し訳程度のレオタード風バリアジャケットと騎士甲冑(エロ仕様)の隙間から潜り込み、直接地肌を撫でつける。そしてそのまま、バリアジャケット、騎士甲冑の内部からたわわに実った果実を収穫しようと八の字型に巻き付いてしまったのである。

 

「くっ……やめっ……うぁっ……くぅ……シプラウト殿……見ないで……ください…………ああっ……!?」

「いやっ……気持ち悪い……そんなところに……巻き付かないでぇ……あぅ……だめっ……こんなの……いやぁ……んんん~~!!?」

 

 火照って上気した瑞々しい地肌を直接愛撫され、痴人(誤字にあらず)に見られる羞恥と逃れようのない快楽に悶えている最中のことである。鼠蹊部(そけいぶ)を責めていた触手が二人のデルタ痴態に狙いを定め、股布をそっとずらして闖入してきたのである。

 突然の凶行に、二人は望まぬ絶頂の憂き目に遭わされてしまうのであった。そして当然挿入しただけで行為が終わるはずもなく……

 

「んっ……んっ……んっ……んっ……やめっ……そんな……シプラウト殿の……前で……やめっ……ああっ……だめだっ……もぅ…………んああぁぁぁ……!!!」

「あっ……あっ……あっ……あっ……だめっ……こんなの……耐えられない……やぁ……イく……イっちゃう……だめえぇぇぇぇ……!!!」

 

 二人の絶頂と共に、おぞましい量の紫色の液体が注ぎ込まれ、溢れかえったそれが、鼠蹊部(そけいぶ)から滴り落ちていく。その様子に興奮した痴人……シプラウト・スクライアは、二人の顔目掛けて思いっきり射精するのであった。それは一人の人間とは思えないほど大量であり、全身に塗りたくられた紫色の媚薬と混ざり合って、恐ろしいまでのエロスを醸し出してしまう。

 

「あぁ……素晴らしいよ……もっともっと……君たちの痴態を魅せてくれ……それだけが……この世界における……僕の願いだ……ふふっ……ふふふふ……あぁ~はっはっはっは…………!」

「……狂ってる……」

「うん……でも……何か重大な事を見落としているような「おっと……それ以上の考察はよしてもらおうか……まぁ、これからそんなことを考える暇も無くなるだろうけどね……」……え……? やだっ……何を……!?」

 

 御琴が何かに気付きそうなところで考察に乱入すると、彼女の鼠蹊部(そけいぶ)の股布を大きくずらす。すると蓋を空けられた蜜壺の中身が、重力に従ってドロドロと流れ出してしまい……

 

「…………えっ……?…………やっ……いやああぁぁぁ…………!?」

「ど……どうした! 御琴……!? なっ…………それは…………!」

 

 彼女らが目にしたのは、御琴から流れ出してくる液体の中に混じっている固体……そう、魔獣エターナルワームの卵であった。妖怪の子を孕むのとは別種のおぞましさがそこにある。御琴が悲鳴を上げてしまうのは無理もない事であった。その悲鳴に本能を刺激されたエターナルワームが猛スピードで二人の秘所に迫ると、制御が効かなくなっているのか、股布をずらすこともなく、そのまま破廉恥バリアジャケットとエロエロ騎士甲冑を巻き込むようにして挿入される。卵と媚薬精液の入り混じった蜜壺と、不浄の菊穴に。

 

「「ああああぁぁぁぁ…………!!!?」」

「んぅ……!? やめっ……キツ……うあぁ……! んんっ……だめだっ……苦しい……はずなのに…………あっ……やめっ……そんな……うああぁぁぁ……!!」

「ああっ……!? そんな……どっちもだなんて……やだっ……こんなの……耐えられな…………いやああぁぁぁ……!!」

 

 奥へ奥へと突き進むエターナルワームのソレは、伸縮性の優れた素材に阻まれ、何度も押し返されていたが、彼(?)は挑戦を止めなかった。その試みはピストン運動として二人の大事な所と不浄の穴を蹂躙し、十分な量の潤滑液を分泌させることに成功する。拒んでも拒んでも諦めないその行為は、ストーカーよりも尚おぞましい。そしてついにその時はおとずれる。

 

「「んんんんん~~~~~!!!!??」」

 

 耐えきれなくなった二人のエロ装備は、ブチィという音と共に弾け飛び、生挿入をされてしまうこととなる。さらに間の悪いことに、その他の局部を覆う部分も一緒にはじけ飛んでしまったのだ。乳首、おへそ、背中とただでさえエロい衣装が、よりヤバい方向に進化したのは言うまでもないことであろう。

 達成感と多幸感に見舞われたのだろうか、エターナルワームは、卵混じりの媚薬精液をこれでもかというほどに二人の両穴に放出するのであった。そしてそれと同時に、HENTAI見抜き漢は更に悦び、精液のシャワーを二人に向かって大放出。もはやその量は妖怪レベルであろうかというほどだ。いつの間にか二人に分身していることから見て……彼は本当に妖怪なのかもしれない……。

 それはさておき、その両の穴からは、入りきらなかった媚薬精液と卵がドロドロと零れ落ち、乳首やおへそ、背中は、紫の媚薬精液と白濁液で化粧が施されている。それはもう数え役満レベルの蠱惑的で背徳的な姿だ。そしてそこに追い打ちをかけるかのように媚薬精液を放出するエターナルワーム……その量は凄まじく、二人のお腹は、妊婦とまではいかないまでも、目に見えて分かるほどに膨らんでしまっていた。

 

「……うぁ……こんな……こと………………!? うぷっ……うぇっ……ごほっ……ごほっ……これは………………?…………っ!?……うわああぁぁぁ……!!!」

「……っ!? 涼香ちゃ…………っ!? おぇっ……うぅ……げほっ……げほっ……かはっ………………涼香ちゃん大丈…………?…………っ!? いやっ……いやああぁぁぁ…………!!!」

 

 二人が絶叫するのも無理はない。少量とはいえ、お尻から入った媚薬精液と卵が逆流して口から吐き出されたのだ。たわたに実った果実の上を彩った最悪のシロップを見た二人の衝撃は計り知れない。そしてその脅威は、終わることなく二人を蝕もうとしている。赤かったその顔が真っ青になったのは仕方がないことと言えよう。

 膨大な量の媚薬精液が放出されたその穴は、当然の事ながら、潤滑油にまみれていることも相まってピストン運動に最適である。衝撃から立ち直っていない二人は再び触手が動き出したことに気付いて弱々しく首を左右に動かすが、そのようなことを(おもんばか)るエターナルワームではない。二人はされるがままに蹂躙され、いつ終わるかも知れない猛威を身体に受け続けることになる。絶望の宴は、まだ始まったばかりなのだ。

「……さん…………ウカさん…………リョウカさん……! 起きてください……! お望みの資料を持って来ましたよ……!! ミコトさんも起きてください……調査はこれからでしょう?」

「「ふぁ………………っ!?」」

 

 ある意味怨敵の声に気付き、咄嗟に戦闘態勢に入る二人であったが、身体に力が全然入らないようで、臨戦態勢も虚しく崩れ落ちてしまう。突然飛び起きて崩れ落ちた二人を不思議そうな目で見ながら首を傾げるシプラウト・スクライア。

 

「…………シプラウト……殿……? 私たちは……いつから……?」

「……? 資料を取りに行ったのが15分くらい前ですね。戻って来てみれば御二方が苦しそうな顔で寝ておられたので、何とか起こそうと声をかけたのですが……」

「15分!? そんな…………じゃああれは…………夢……?」

「確か……御琴が近くにある本を手に取ったら……猛烈な眠気に襲われて…………」

「……っ! わかった……! あれは経凛々……! あまりにも登場が自然過ぎて抵抗できなかったんだ……!」

「なるほど……だからあれだけ無茶苦茶なことになったのか……シプラウト殿……すみません、無限書庫に潜んでいた妖怪にしてやられたようです」

「ほぅ……妖怪が無限書庫に……司書には気を付ける様に言っておかなければなりませんね…………ところで僕を異様に警戒していたようですが……何かあったのですか?」

「……い……いえ、夢の中でちょっと有り得ない形でシプラウト殿から敵対したからといいますか……とにかくお気になさらないでください」

「そうそう、見抜きが趣味のへんた「ここここら御琴! そんな詳細を言わなくてもいいだろう!? あれは夢の中の話……こちらでは全く関係ないことだ……!」……あぅ……涼香ちゃんひどい……」

「……? どうかなさいましたか?」

「いえ……大したことではありません。とにかく起こしてくださってありがとうございます。おかげで精神的に助かりました」

「それに関しては本当にありがとうございます。結構やばかったんですよ……」

「ははは……そうですか……お役に立てたようで何よりです。では、調べものの時間です張り切っていきましょう!」

「「はいっ……!」」

 

 不本意なトラブルはあったが、本来の目的を達成するために調べものを開始する退魔巫女なのであった。上級司書であるシプラウト・スクライアの協力もあり、スムーズに調査は進むことになるが、ただ1つだけ、進行を妨げることがあったことを追記しておくことにする。それが何かは、諸君の想像にお任せしよう。

 調べものを終えて退魔巫女が無限書庫を去った頃、シプラウトは何も居ない様に見える空間に向けて話しかける。

 

「全く……僕の性癖的にも利があるとはいえ……ちょっとヤりすぎじゃないかい? あの空間だから別にいいんだけど……僕の性癖を全開で暴露しなくてもいいじゃないか」

「けけけ……まぁそんな固いこと言うなってシプラウト。それに思いっきり愉しんでたヤツが言ってもなぁ? そこんところどうよ?」

「むぅ……まぁ、そうだね……めっちゃ好みの子だったから仕方ないか……しかし本当にすごい能力だよね“禁忌経文(アカシックレコード)”のアウター?」

「正式名称で呼ぶんじゃねぇよ……俺の事はキンでいいって……そんな仰々しい名前じゃなくってよぉ……」

「ははは……そうだったね……最近中々騒がしいようだし、ユーノも何か面白そうなことやってるみたいだ……今日も愛しの彼女が突撃して来そうだし、そろそろ行動に移すんじゃないかな? ちょっと冷やかしに行ってみようか……ふふふ……時間はたっぷりあるんだ。愉しくいこうか、相棒」

「けけけ……いい趣味してやがる……いいぜ……俺達は一蓮托生……とことん付き合ってやらぁ……!」

 

 何と、経凛々とシプラウト・スクライアはグルだった……! わりと歪んだ性癖に振り回された二人には同情を禁じ得ない……実害が無かったことだけが救いか……ここで言っても詮無きことだが……涼香よ、目を覚ませ……そいつはヤバいぞ。

 




暴走したのはオリキャラのシプラウト・スクライアでした。ぽっと出キャラのように思われるかもしれませんが、実は初登場ではありません。ユーノとなのはの絡みの回でユーノと同じ空間に居たスクライア一族の漢です。
ユーノも言っていましたが、ユーノでは勝てません。戦闘力的にはスクライア一族最強だったりします。本編でも語ったとおり、見抜きが大好きなHENTAIですがね。
当小説のスクライア一族は優秀ですが、例の遺跡関連のこともあり、残念な一面をもっています。
意味深な事を最後に言っていますが、今後物語に深く関わることはありません。本編では明かしていませんが、設定上チートキャラですから。
時間が空いたら、彼やキンのこともオリキャラ紹介、ネームド妖怪の紹介に追加予定です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。