どのような内容になっているかは、本編を確認していただければと思います。今回、二つほど大江戸四十八手が顔出ししています。大江戸四十八手が分からない方は、検索してもらえば画像付で解説されていますので、参考にしていただければと思います。
「……くっ……まだまだぁ……! 某はこんなところで……倒れるわけには……」
「むむっ……まだ動けるとは……やはり其方は素晴らしき女子……是非とも拙者の子を産んで欲しいものだ」
「おう、待ちな……! やはり納得がいかねぇ……俺にもその女をヤる権利あるだろ?」
「河丙……! 往生際が悪いぞ……! 早い者勝ちと言いだしたのは貴様だろう!」
「俺の得物は弓……奥義はあれども刀を使う貴様とでは条件に不備があるではないか……!」
「何を言うか! 斯様な戯言が通ると思っておるのか! 馬鹿馬鹿しい……」
「チッ……あっちはまだお楽しみ中だからな……こっちで暇をつぶそうと思ったが…………そうだ……! おい、負け犬の女……!」
「なっ……某はまだ負けてなど……!」
「黙れ小娘が……! 折角この俺が犯されなくても済む方法を授けてやろうと言うのに……ふたりがかりでヒィヒィ鳴かせてやろうか?」
「……っ……!? 何故貴様が斯様な事を……?」
「なぁに……暇つぶしってやつだ……裏方に徹していた俺を労ってくれない河甲に対しての意趣返しとも言う」
「……河丙貴様勝手な事を…………!? 何だそれは…………相撲のまわし……だと……! それに……水練用の肌着か……!」
「ふふふ……貴様の趣味に合わせてみた……その女に……着せてみたいだろう……?」
「くっ……卑怯な……そのような事ばかりしておるから貴様は何時まで経っても丙のままなのだぞ……!」
「ほぅ……いいのか……? これを使ってその女を辱めるなら……俺は貴様が満足するまでは手出ししないと誓ってやろう」
「むむむ…………仕方あるまい……貴様の提案にのってやろうではないか……不本意だがな……!」
「くくく……何とでも言うがいい……河甲……皿が濡れているぞ……? 何が不本意だ……悦びに打ち震えているではないか……! くはははは……!」
「貴様らは何を言っているのだ……某に何をさせようと言うのだ……!?」
「なぁに……簡単なことだ……小娘……貴様にはその衣装のどちらかを着て……河甲と相撲をとってもらう……貴様ほどの退魔士であれば、河童は相撲が好きと……聞いたことがねぇとは言わせねぇぞ? 見事河甲を討ち果たすことが出来れば見逃してやるってわけだ……破格の報酬だろう? 土俵は女人禁制とかいう風習に倣うことたぁねぇ……格式ばった公式の試合じゃねぇんだ。楽にイこうぜぇ……?」
「何を馬鹿なことを……衣装とは……そのまわしとスクール水着の事を言っておるのか……? スクール水着はまだしも、まわしなぞ……胸が丸出しになってしまうではないか……! 却下に決まっておろう……!」
「…………おぅ小娘……貴様そんな贅沢が言える立場だと思ってやがんのか? 貴様はもう俺様と河甲の連携に敗れているんだ……これは温情ってやつだよ。デメェが望むなら……ふたりがかりでアヘアヘ言うまで犯し尽くしてやってもいいんだぜぇ……?」
「ぐっ…………わかった…………スクール水着を選択する……何処で着替えてくればいいのだ?」
「…………は? ここで着替えりゃいいだろうが……時間が勿体ねぇ……後でたっぷり見られるんだから今見られても変わんねぇだろうがよ。逃げられても詰まんねぇしな……とっとと着替えろよ」
「~~~~~~馬鹿にしおって………………………………っ………………ごぞごそ………………~~~~っ~~~~!!! ほら……着替えたぞ……! これでよかろう……!」
「カッパッパッパ……思った通りのデカパイで嬉しいぜぇ……その悔しさと羞恥に耐える表情もイイ……失敗したな……問答無用でヤっときゃよかったか……? まぁいい、約束しちまったモンは仕様がねぇ……よぉし河甲、待たせたな……思う存分にヤりあってくれや……押し倒してまぐわうもよし、本番前の前戯をしてもよしの肉人形だ……好きに味わえ……俺様は脱ぎ散らかした巫女服の匂いを嗅いで自分を慰めておく…………イイ匂いだぁ……本番が待ち遠しいぜぇ……!」
「カパァァァァァ……!!! 巫女服では見られぬ太腿や尻周り、胸の大きさがはっきりと分かる……
「ちょ……まっ……キャラが違いすぎ……それに某はまだ構えてな……くううう……!!!」
「カッパッパッパ……河甲は無類の相撲好きでなぁ……特にこの手の相撲に目がねぇんだよ。無駄に紳士ぶりやがって気色悪ぃ……俺様が妖怪としても本能を剥き出しにしてやったんだ……普段抑え込んだ獣性を爆発させるといい」
「カパパパ……その水練用の肌着はすくぅる水着と言うのか……こうして組み合うと胸が拙者の胸板と接触して心地よいぞ。そしてここまで密着しておれば…………れろぉん」
「ひゃあ……!? 取組中に……む……胸を舐めるとは紳士の風上にも置けぬ行為を……! 恥を知れ……恥を……やぁん……!?」
「河甲という紳士はすくぅる水着を前に死に申した……! 今の拙者は欲望の体現者……真・河甲とでも呼んでもらおうか……! カッパッパッパ……布越しに舐めるだけでは物足りぬ……こうしてくれようぞ……!」
「んああ……!? そんな……おぞましいこと……やめっ……くぅ……吸うなぁ……某の胸に……吸い付くなぁ……んんっ……ひゃめ……ああっ……!?」
「カパッ……!? 感じておるのか……? 愛い奴よ……気の強いおなごが快楽に震える様子は拙者の大好物だ……摩羅に血が集まってきたぞ……!」
「ひっ……当たって……!?」
「当てておるのだよ……! カパパパ……その反応……もしやおぼこか……! 生娘の純潔を散らすのも一興……せめて苦しまぬよう、十分に解してくれよう……そぅれ……!」
「ひゃあ……!? やめっ……こんな格好……恥ずかし……んむぅ……!?」
相撲をとるという行為上、密着して組み合っていた河甲と勇であったが、河甲は、巧みな体捌きによって勇をひっくり返し、上下逆さまの状態で固定してしまう。普通の相撲では有り得ない状況であるが、ルールなどあって無いような似非相撲。全ては妖怪の掌の上であることは、覆しようの無い事であった。
それは突然かつ必然のこと……勇にとって最悪な事態……そう、両者の背丈には大きな差は無いため、逆さまになった勇の眼前には河甲の勃起したイチモツが、河甲の眼前には戦闘による汗と性的快楽によって蒸れた勇の股間が鎮座していたのである。抗議の声を上げる彼女の口に対して河甲がイチモツをねじ込むのは無理も無い事。丁度いい位置にある股座に貪りつく事もまた然り。
「んんん~~!? ぐぼっ……んむっ……んんっ……んもぉ……んっ……んっ……んっ……んむぅぅぅぅ~~~~~~~~!!!??」
突然の蛮行に悲鳴を上げる勇であったが、時既に遅し……立ちシックスナインの体勢を強要された彼女は、口腔をイチモツに侵略されたまま、激しいクンニを浴びせかけられ、望まぬ絶頂を強いられてしまう。噴きだす愛液と、悲痛な叫びにますます興が乗ったのか、その強直はより太く固く膨張し、彼女の口腔を限界まで押し広げる。
「おご……んぁ……んんんっ……ごほっ……あむぅ……んぐぅ……おぅえ……」
「カパパパパ……これはイイ……立ったまま二つ巴とは、我ながら上出来だ……おおっ……いいぞ……こみ上げて来た……さぁ、その可愛らしい口で……拙者の精液を存分に味わうがいい……! うおおおぉぉぉ……!!!」
「んむっ……!? んんんんんんんん~~~~~~~~!!!!!??」
裂帛の気合いと共に放出されたそれは、瞬く間に勇の口内を満たす。その量は有名妖怪かつ強力な個体であることもあって膨大であった。収まりきらなかった分が溢れ、口から、鼻から逆流する。
「げほっ……げほっ……おぇ……うえぇぇぇ……」
「ああっ……! 折角馳走してやったと言うのに……吐き出すとは何事か……! まぁよい……まだ地面に身体、手や尻が付いておらぬからな……仕切り直しだ………………さぁイくぞ……はっけよい……のこったぁぁぁぁ…………!」
「げほっ……くっ……まだ準備が…………くぅぅぅ……!」
「ほぅ……気をやっておったはずだが……粘りおる……このまま押し倒してやろうかと思うたが、まだまだ愉しませてくれそうだな……そぅれ……れろぉん……ちゅぱ……じゅるる……カパパパパ……愛い奴よ……どぉれ……もっと拙者に痴態を魅せよ……!」
「あっ……あっ……あっ……やめっ……ずらすな……舐めるなっ……吸うなぁ……! んむぅ……!?」
「じゅるるる……ちゅぱ……れろ……じゅぱ……じゅる……じゅるるるる……!」
「んん~~~!? ひゃめ……んぁ……きしゅは……ひゃめへ……んんんん~~~~!!!?」
繰り返されるセクハラと絶妙な愛撫の果てに、ついに膝を屈してしまう勇。河甲にもたれかかる様にして即席土俵に崩れ落ちてしまったため、敗北が確定する。
「おっと……カパパパパ……! 勝負は拙者の勝ちだな……早速まぐわうとしようか」
「はぁ……はぁ……くっ……! やめろ……来るな……来ないでくれぇ……!」
これまでの疲労と立ちシックスナイン、止めのセクハラ愛撫地獄は、勇から抵抗する気力を完全に奪ってしまっていた。その弱々しい懇願は、普段の凛々しい彼女からは想像がつかない。河甲はそんな彼女を後ろから責めるポーズを取らせる。両手を地面に付き、尻を相手に向かって掲げるという屈辱的な姿だ。
「カパパパパ……! 仏壇返しか……やるではないか河甲よ……!」
感心した様に河丙が言葉を漏らす。そう、勇は大江戸四十八手のうちのひとつ、立ちバックの亜種である仏壇返しの体位を強要されていた。古い妖怪は、大江戸48手をバイブルにしているのか、油すましの油魔しかり、相手に好みの体位を要求する傾向があった。例に漏れず河甲は勇に好みの体位をさせたというわけである。
余談ではあるが、河童は基本的にこの体位が大好きである。尻を責める傾向が高い彼らにとって、この体位は征服感を大いに刺激するうえに、丁度いい位置から尻を責めることができる理想の体位であるらしかった。
「くぅ……こんな格好……恥ずかしい……もぅ……やめてくれぇ……もがぁ……」
「何を言う……まだ始まったばかりではないか……! そんなことをいうイケナイ口はここか? 拙者の指を存分に味わうがいい先程まで其方の女陰と菊穴を責めておった指よ……! どうだ……刺激的な味がして……旨いだろう?」
「じゅぽ……じゅる……ちゅぱ……おぇ……げほっ……そのような物……旨いわけが……んんむ……!?」
「寝言は寝て言うのだな……
強力な個体とはいえ、やはり河童である。尻を責めることは確定的に明らかであった。河甲は、自身の先走り汁と勇から溢れ出す愛液と腸液をねっとりと絡ませ、呼吸する度に開閉する、彼女の淫らな菊穴にその強直を突き入れた。
「……っ……!? んんんんんん~~~~~~~!!!!??」
処女を散らされると身構えていた勇は予想外の刺激に目を見開いて絶叫する。痛みは殆んど無い。只々気持ち悪い……その一言に尽きるだろう。だが勇は菊穴をイチモツに支配されたその瞬間、無様にイき果ててしまったことに気が付いたのであろうか……河童は種族的に尻を責めることに特化していると言っても過言ではない。それこそ油すましの油魔に迫るほどのこだわりと技量を持ち合わせており、気持ち悪いが気持ちいいに変わるのに大した時間を要することはなかった。
「はぁ……はぁ……はぁ……何故だ……このような行為……気持ち悪くて不快なはずなのに……身体が……おかしくなりそうだ……こんなの……某の身体じゃない……!……っ……!? んあああ……!!?」
「カッパッパッパ……気をやりやがった……生娘はちょろいなぁ河甲よ! くくっ……すーはーすーはー……脱ぎ散らかされた巫女服の香しいことと言ったら無いなぁ……生娘の匂いがするぞ……! ほんのりと感じる汗の臭いも素晴らしい……! 俺のイチモツがはち切れそうだ……おぉい河甲……! 俺の理性があまり持ちそうにない……早い事そのプリプリのケツを寄越せや!」
「チィ……こらえ性の無いチンピラが……まぁいい、拙者の皿を濡らしてくれた恩もある故に仕方あるまい……一度尻に射精したら共に責める権利をやろう」
「ケッ……早くしろよ? 俺の理性が切れる前になぁ……」
「……という訳だ……これから慌ただしくなるであろうが犬に噛まれたと思って我慢してくれると拙者としては有り難い……では往くぞ……カパアアアァァァァ…………!!!!」
「……っ……!? やめっ……うあっ……! 激し……んんっ……あぁっ……そんな速さで動いては……んぁ……駄目だ……このままでは……また……イく……イってしまうぅぅ~~~~~~!!!」
河甲の猛烈なスパートが勇を更なる高みに押し上げる。悲痛ではあるがどこか蕩けた絶叫と共にイってしまった勇の菊穴は、河甲からこれでもかと放出された白濁液に満たされる。
「カッパッパッパ……まだ終わりと思うてはならぬぞ……拙者の射精は108式まで在る……!…………というのは冗談だが一度や二度で終わるものでは無い……覚悟せよ……!」
「なっ……!? やめろ……! そんなに出されたら……」
「其方の体内を拙者の精液で満たしてくれよう……二射、三射……イくぞぉ……!」
「やめっ……! うああああぁぁぁ…………!?」
何と河甲は絶倫であった。人間と比べてではなく、妖怪と比較して……である。二射、三射と大放出したと思いきや、四、五、六と正気とは思えない射精を繰り返す。その回数が十に届く頃……ようやく地獄の連続射精が終わりを告げる。
「………………あ…………うぁ……ごぽっ……えぐっ……おぅえ……」
「カパアアアァァァァ……!!!………………!? しまった……拙者としたことが紳士の風上にも置けぬことを……!」
「カッパッパッパ……イイ見世物だったぞ河甲! それでこそ“混じり合う大河”の頂点……やりたい放題じゃねぇか……!」
スクール水着と相撲のコンボに理性を完全に飛ばした河甲は、妖怪らしい容赦のなさと理不尽な性行為を勇に対して敢行した。紳士ぶってはいても妖怪であることに変わりない。欲望に身を任せればこんなものである。哀れ勇は尻から口まで逆流した精液に溺れてしまう。息も絶え絶えだ。
「カッパッパッパ……流石の貴様も理性を放棄して全力で射精してしまえば暫くそのイチモツは使い物にならないだろ? その負け犬に最初に種付けするのは俺……というわけだ……!」
「……!? 河丙……! 貴様……謀ったなぁ……!? くっ……摩羅に血が集まらぬ……!」
「カッパッパッパ……最後に嗤うのはこの俺だ。じっくりとデカパイちゃんを味わうとしようか……ククク……!」
“混じり合う大河”の起源は室町時代にも遡る武闘派集団であるが、甲、乙、丙はその性質上入れ替わりが激しい。下剋上も然ることながら、退魔士に討伐されたりもしているためである。しかしながら今の時代の三強は変動が無くなって久しい。軽く100年は変わっていないのである。これだけの長さの年月組織のトップとして活動してきた三者はお互いの性格や戦力、性癖など、知り尽くしている。
特に狡賢い河丙は、河甲と勇を取り合うとなった時、出し抜く方法を虎視眈々と狙っていたのである。河甲が満足するまで待っていたら救援が間に合ってしまうかもしれない。それだけ絶倫であることを知っていた河丙は、河甲の性癖を爆発させて涸れさせてしまう手段を執ったということだ。その方法は功を奏し、見事想定時間より早く勇を蹂躙する権利を得たのである。
「カパパパパ……俺の作戦勝ちだな河甲……! そこを退きやがれ! 今度は俺の番だ」
「カパッ……!?…………仕方あるまい……貴様の狡賢さを甘く見たことが拙者の敗因か……名残惜しいが勝者の権利は尊重しよう。拙者は紳士だからな……! このHENTAIが……! 神聖な巫女服が精液でベトベトではないか!」
「カッパッパッパ……何とでも言うがいい……負け犬の遠吠えは聞いていて心地いいぜ……さぁて……待たせたなデカパイお嬢ちゃん……めくるめく子作りと洒落込もうぜぇ?」
「うぁ……もぅ……やめ……ごふっ……来るなぁ……来ないでくれぇ……ごほっ……ごほっ……」
「カパパパパ……まだまだイキがいいじゃねぇか……こいつは嬉しい誤算だ……それじゃあ……いただきまぁす……!!!」
「阿呆が……! 卑怯者は地べたに這いつくばってろや!」
「カパ……? カパアアアァァァ……!?」
「…………ふぅ……とりあえず最悪の事態は免れたか……しかし解せんな……この程度の河童にお前たちが負けるとは……やはりあのHENTAI野郎が何か細工してやがったな……だとしたら護が危険だな……勇みたいに救援信号を送る余裕もないみたいだからな……オイこら! もう一人の巫女はどうした」
「不意打ち野郎が調子に乗りやがって……言うわけねぇだろうが……! 野郎は死にやがれ……! 奥義“弘法の川流れ”」
「そのおバカなネーミングは……“混じり合う大河”の連中か……最近聞かねぇと思っていたが……こっちに来ていやがったのか……だがまぁ……ネタがわかりゃ大した奥義じゃねぇ……そら……往生しやがれ……!」
「カパァァァァ……!? 俺の奥義に初見で対応するとは……良く見れば貴様……人間ではないな……!」
「あぁ、妖力は抑えていたが流石に戦えばバレるか……俺は塗坊の石動大ってモンだ。別によろしくしなくてもいいぜ」
「塗坊……それに石動だと…………まさか迅房城を拠点に暴れまわっていたあの……」
「ああ、それは俺のオヤジだ。色々あって世代交代したがな」
「馬鹿な……そのような妖怪が何故退魔士に与していやがる……!」
「色々あったとしか言いようがねぇな……貴様に語ってやる筋合いもねぇ……勇を酷い目に遭わせやがって……覚悟は出来てやがんだろうな?」
「ひぃっ……! こりゃあ分が悪いぜ……とっととトンズラこくに限る……名残惜しいが往くぞ河甲……!」
「むぅ……仕方あるまい……河乙はどうする?」
「命あっての物種だ……警告は飛ばしておくが期待はするんじゃねぇぞ」
「くっ……口惜しい……まさかこんなにも早く救援が来るとは……!」
「つべこべ言ってねぇで逃げんぞ……!」
「あっ……! コラ逃げんじゃねぇ……! 護の所在を明かしてからにしやがれ……!」
「ケッ……あっちの方だよ……! ぐちょぐちょに犯されてアヘアヘ言ってるだろうから早く助けてやった方がいいぜ! この借りは何時かのしを付けて返してやる……! 首を洗って待っていやがれ……! あばよっ……! 遁走術“猿も筆から川流れ”」
「しまっ……くそ……逃げやがった……うぅむ……奴らとは結構前にやり合ったが……今代の三強は意外とやりやがる……まさか俺から逃げ切るとはな……まぁ過ぎちまったもんは仕方ねぇ……護を探しに行かなきゃな……待ってろよ……今助けてやる……堕ちるんじゃねぇぞ……!」
「石動さん……! すみません……俺達……何にもできませんでした……!」
「……!……シーカーズの……バス坊か……今回については仕方ねぇよ……奴らは600年以上前から連綿と続く武闘派の妖怪のトップだ……厳しい事を言うようだが駆け出しのお前たちじゃあ流石に相手にならねぇよ……」
「勇さんにも言われました……それでも俺……悔しいっす……!」
「ふふっ……その悔しさを忘れなけりゃあ大丈夫だ! 男の退魔士は殺されることだってある。生き残って今後に活かせればそれでいいんだよ。それに俺から見てもお前はスジがいい。この世界の魔法よりむしろ退魔技術を磨くといい。お前なら滝峰夫に迫る優秀な退魔士になれるだろう」
「……っ……!……ありがとうございます……! 俺……頑張るっす……!」
「へへっ……若いっていいねぇ……期待してるぜ? 未来のエース……いや、ストライカーかな?」
「俺がエースやストライカーに……! うっす……! 任せてください兄貴……!」
「おお、頼もしい弟が出来て俺も鼻が高いぜ……道は険しいだろうが、挫けるなよ!」
「「「「「はい!!!!!」」」」」
「おっと……お前ら意識は戻っていたのか……皆気力は十分だな……俺は護を救助に向かう。勇は河童にヤられて疲弊しているからな……お前らが守ってやれ」
「「「「「うっす……!!!!!」」」」」
「よし、それじゃあ、頼んだぜ!」
石動は次元世界に萌芽した若くとも頼もしい芽の誕生に満足そうに頷くと、今も河乙の脅威に晒されている護を助けるために駆け出すのであった。次元世界の明日は明るい……のであろうか……人選を間違っている気はしないでもないが、彼らにも局員としてもプライドはあった……ということだろう。
バスティップ・ファトモーモ……後の世にて、次元世界最強の妖怪対策専門部隊の部隊長に抜擢され、その名を広く次元世界に轟かせる存在へと成長する。有名以上にHENTAIとしてもであるが……それは彼のアイデンティティである。
石動とバス坊が最後の方に勝手に動き出しました。一話で二人ともヤってしまう予定でしたが、予想以上に長くなり、分割することになりました。
ちなみに皿が濡れるという表現は私が考えた独自設定で、河童が興奮している様子を仲間内でからかうような表現方法として使っています。
次回更新は速めにしたいですが、どうなるかは未定です。次回更新をお待ちください。