※この作品はR-18です。

神楽魔法譚 ~次元世界妖怪録~   作:まさらのむひと

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あけましておめでとうございます。最初に謝っておきますごめんなさい。
二人を敗北させるためにシチュエーションを書き綴っていたら、長くなってしまいました。このままでは、時間がかかりすぎてしまうと思い、今回は導入部分のみの投稿になります。本格的な凌辱シーンは次回の更新になります。申し訳ございません。
多分R-17.9くらいのエロシーンも含まれておりますので、体験版としてお愉しみ頂ければ幸いです。
今回の竿役は何と、西洋妖怪のスライムでございます!例によって独自設定モリモリなので苦手な方は注意。イメージというか、まんまフリー格闘ゲームmugenのレイパーであるスライムプラスを登場させましたので、次回更新で多種多様な責めをお見せすることが出来るかと思います。


罠に捕われる桂香・初花+α ~妖怪コロニー形成!?~

―――第9番管理世界ペザンテ 旧市街―――

 音羽桂香と音羽初花は、葉子から、とある密命を受けて第9番管理世界ペザンテに足を運んでいた。今回集まった退魔士の中でも精鋭である音羽姉妹は、何と既に第5番管理世界ストリンジェの霊脈の浄化を終えていたのである。少なくない天狗が巣食っていたのだが、名付きでもない連中が群れたところで、歴戦の巫女である二人に敵うはずもなく、調伏され、霊脈が浄化されるに至ったのだ。各地で敗北の報が行き交うなかでの朗報に作戦室は俄かに活気付く。そして、まだ安否の分からない退魔巫女もいるが、対策本部の上層部はとある作戦を前倒しにすることを決定する。それは、次元世界へ地球の神様を連れて来ること……各世界の調査と並行して模索されていた黒幕への対抗策の1つである。

 元々治療術にも明るい神様は何柱か次元世界に招く予定でいた退魔士組であったが、1~8番の管理世界は妖怪の出現によって霊脈が汚染されており、人を移動させる以上に神様を招くのは困難となっていた。8番までが駄目なら、9番に移動させればいい……暴論かもしれないが、その考えは功を奏し、神様専用の転移陣を構築することに成功する。実験を重ねることで、理論上は運用可能となっていたが、目的の神様は神格も高く、中々ゴーサインを出せないでいた。しかしながら戦況も悪く、いち早く退魔巫女を回復させる必要が出て来たため、著しい戦果を立てた音羽姉妹に白羽の矢が立ったという訳である。

 

「さぁて……これからナツ様を迎えに行くんだよね? よかったぁ……葉子さんとお兄ちゃん、それに私達が神社を留守にして……絶対寂しい思いをしてるはず……早くコッチに呼んであげたかったの」

「そうね……水杜神社にはお父さんとお母さんが居るけど、ナツ様に対してまだよそよそしいもの……畏れ多いという気持ちの方が勝っている感じかしら……」

「そうだね……全くもぅ……考えが古いんだから……!」

「仕方が無いことよ……長年の習慣と考え方を変えるのは容易ではないわ。それにしても、まさかナツ様を地球からお招き出来るようになるなんて……こちらの技術は本当にすごいのね……」

「そうそう……! 霊力、魔力、化学、神秘……すべてを調和させた転移陣……すごく勉強になったよ……!」

「アレが理解できるなんて……相変わらず機械には強いのね……私はどうも苦手で……」

「うん、お姉ちゃんは操作しちゃ駄目だからね? 絶対壊れるから」

「う……わかっているわよ……! でもナツ様を呼ぶには私も必要なのでしょう?」

「そうだね、縁の強い人の霊力を辿って転移するらしいからね……お兄ちゃんと葉子さんは司令部を離れられないから、自由に動ける私達が選ばれたってわけ」

「それにしても……まさか神様の力を借りなければいけないほど苦戦するなんて思わなかったわ……」

「そうだね……妖怪に負けちゃった娘も居るみたいだし……私達も気を付けないと……」

「そうね……9番以降の管理世界だって、いつ妖怪が氾濫するか分からないわけだし……霊脈が汚染されてしまう前にお迎えして差し上げましょう」

「うん、そうだね……それじゃあ目的地へ……GO!!」

 

 その後は他愛の無い話をしながら目的の転移陣がある施設へとたどり着く姉妹であったが、何やら様子がおかしい。旧市街とは思えない程の真新しい建物であったはずだが、所々が損傷し、予断を許さぬ状況へと追いやられているように見える。丁度慌ただしく動き回る顔見知りの職員を見つけたため、初花が話しかける。

 

「お久しぶりです……! 対策本部から派遣されてきた音羽初花ですけど……何があったんですか?」

「おお、初花さん……! お久しぶりです。慌ただしくて申し訳ないのですが、緊急事態です。既に本部には連絡を入れていますが、恐れていたことが現実となってしまいました」

「……っ……!? まさかこの世界の霊脈が……!」

「ええ、御二方が到着次第、すぐにでも神様をお招きするために万全の準備をしていたのですが、つい先ほど、霊脈が猛烈な勢いで汚染されていってしまったのです。さらに……」

「さらに……?」

「厳重にロックを掛けていたはずの転移陣が強制的に動き出し、神様を強制的にお招きしてしまったのです」

「強制的に……!? ナツ様は無事なの……!?」

「それが…………この世界にお招き出来たことは確かなのですが、座標が大きくずれてしまい、現在どちらにいらっしゃるか分からない状態なのです」

「そんな……!? 戦闘能力があるとはいえ、転移事故の影響がどうなっているか……私探しに行って……」

「落ち着きなさい初花……! あなたが焦っても状況は好転しないわよ」

「そうは言っても……お姉ちゃんはナツ様が心配じゃないの……!?」

「心配に決まっているじゃない……! でも今初花が飛び出していったところで土地勘の無いあなたにナツ様を探し出せると言うの? 出来ると言うのなら勝手になさい」

「………………っ……!!! ごめん、お姉ちゃん……頭に血が昇ってた……」

「面目次第もございません……私どもの力が足りないばかりに……」

「そんな……貴方が謝るようなことではありませんよ。ナツ様のために動いて下さっているのでしょう? ありがとうございます」

「そんな……恐縮です……ではこちらへ……転移陣まで案内します」

「ええ、お願いします。一緒に頑張ってナツ様を見つけ出しましょう」

「私に出来ることは何でも言って……! 絶対にナツ様を無事に保護するんだから……!」

 

 冷静さを欠いてしまった初花であったが、桂香によって落ち着きを取り戻し、ナツ様捜索のために行動を開始する。ナツ様の運命やいかに……!?

「桂香さん、初花さん……! ナツ様の座標を特定しました……! OKSR市のB地区……! 地図を出します」

「ありがとうございます……! 初花……行くわよ……!」

「うん……! 待っててね、ナツ様……今行くから……!」

 

 転移陣の開発チームは非常に有能だった。到着した音羽姉妹の霊力データを応用し、ナツ様の現在地を即座に割り出したのである。次元世界のポテンシャルは計り知れない。万全のバックアップ態勢をもとに、二人は意気揚々とナツ様の居るであろうポイントに急行する。そこで何が待ち受けているかを知らぬままに……

―――OKSR市B地区―――

「……うわ……何ココ……情報ではこんなに荒廃した場所じゃないはずだよね……?」

「小規模の集落があるはずなんだけど……女性を中心に構成された武闘派の民族だったはず……霊脈が急激に汚染されたと言う事はもしかして……」

「うん、魔法を中心とした戦力だと妖怪には無力だね……考えたくは無いけれど、妖怪コロニーになってしまっている可能性も視野に入れないと……」

 

 たどり着いたOKSR市B地区は見るも無残な姿となっていた。集落があったようだが、桂香の言った通り、妖怪の前に魔法は無力に等しい。せめて生存してくれていることを願いながらも警戒を密にする姉妹。地区内をしばらく歩いていると、何やら苦しそうなうめき声と隠し切れない喘ぎ声が響き渡る。

 

「うぁ……もぅ……やめてくれぇ……これ以上は……んんっ……やめっ……そこは……ああっ……!?」

「うあっ……そこはもぅ……入らな……んあぁ……!? やっ……入って……入って来るなぁ……!?」

「げほっ……おぇ……ごぼ……んんむ……げほっ……げほっ……うえぇぇ……!?」

 

 恐れていたことが現実となってしまっていた。妖怪コロニーの形成である。霊脈に異常を感じてからこの短時間で集落丸ごとを妖怪コロニーにしてしまうとは、一体どれだけの規模の妖怪の仕業なのだろうか。

 

「……っ……!? 初花……! 転移陣研究センターに連絡を……! センターから本部にエマージェンシーコードYC請求権を行使しますと伝達してもらって……!」

「わかった……!………………『エマージェンシー……エマージェンシー……こちらは特務退魔巫女音羽初花……! GTLC応答願います……!』」

『GTLC了解。承ります』

『対策本部に伝達願います。エマージェンシーコードYC請求権を行使しますと……! 被害から考察したところ水妖、おちみず、ぬりかべ等不定形妖怪を中心としたコロニーの可能性が高いことも伝えて下さい』

『……っ……!? りょ……了解……! 直ちに伝えます。特務はこれからどうなさいますか?』

『エマージェンシーコードが承認され次第、可能な限り調査し、コロニーを形成する妖怪の数を減らす予定です』

『解りました……暫くお待ちください……!』

『よろしくお願いします……それでは』

 

 今回の任務にあたり、音羽姉妹は特務退魔巫女に任じられている。極めて隠密性が高く、緊急性を要する任務にあたる退魔士のことである。そして特務退魔巫女には、いくつかのエマージェンシーコードを請求する権利が付与される。今回のエマージェンシーコードYCは妖怪がコロニーを形成していた時に発令されるものである。そして基本的にはそのまま最前線で調査、討伐を行うため優秀な退魔士、退魔巫女しか任命されない狭き門……二人はそれに任ぜられるほどの実力となっているのであった。

 

『対策本部より特務に伝達。エマージェンシーコードYC承認……! 妖怪コロニーの調査並びに可能な限りコロニー形成妖怪の討伐を求めます』

『了解。同地区内にナツ様の反応を確認しています。ナツ様の安全確保を最優先事項としますがよろしいですか?』

『お願いいたします。特務の本来の任務を優先していただいて結構です』

『わかりました。ありがとうございます……! では、任務を再開します……!』

『ご武運を……!』

「初花……! 承認は下りたの……?」

「ばっちりだよお姉ちゃん……! コロニーを探りつつナツ様の保護を最優先……!」

「よし……! それじゃあ、二手に分かれて捜索しましょう。二次被害に遭うわけにはいかないから、特務補佐としてシーカーズの精鋭部隊員を2人連れて行って。私もそうする」

「わかった。じゃあ、アナールおじいちゃんとレイさん……お願いします……!」

「任されよう」「わかったわ」

「初花は大丈夫そうね……それじゃあ私の補佐は……クーロさんとチチシーリさん……お願いします」

「お姉ちゃんの面食い~イケメンを侍らせて任務なんて……うらやましいぞ。このこのぉ……!」

「ばっ……何言ってるの……! 変な事言ってないでナツ様を探してきなさい……!」

「冗談だって…………じゃあ、行ってくる……お姉ちゃんも気を付けて……!」

「ええ、それじゃあ6時間後に合流よ……それまでにどちらかが戻らなかったら二次被害の可能性があるから本部の指示を仰ぐこと」

「わかった。シーカーズのみんなも、無理に助けに入らなくてもいいからね。報告を優先して」

「ふむ……承知した……じゃが助けに入れそうなら助けさせてもらうぞい?」

「そうね、私は出来るだけ助けに入れるように動くわ。無茶はしないから安心して。引き際はわきまえているつもりよ」

「ありがとう二人とも……それじゃあお姉ちゃん。私達はC地区方向に向かうから」

「ええ、私達はA地区方向にするわ……お二人とも、初花を頼みます」

「大船に乗ったつもりで居るがよい」「ええ、わかったわ」

「過保護だよお姉ちゃん。でも心配してくれてありがと……クーロさんとチチシーリさんもお姉ちゃんをよろしくね?」

「「お任せあれ……!」」

「よし……それじゃあ……散開……!!」

「「「「「応……!!!」」」」」

 

 ナツ様を迎えにくる極秘ミッションは、霊脈の汚染と転移事故により予想外の方向に向かおうとしていた。短期間で集落を壊滅に追い込んだコロニー主はどのような妖怪なのか……二次被害対策のために付けたシーカーズの面々は働いてくれるのか……音羽姉妹の危険な特務が幕を開ける。

 C地区方面に向かった初花チームは、コロニーを形成していると予想していた水妖、おちみず、ぬりかべを狩りながら快進撃を続けていたが、地区の境目の辺りで大き目の水妖らしき妖怪を発見する。即刻討伐しようとする初花であったが、アナールおじいちゃんの待ったがかかる。治まりきらない焦りのため、霊力を過剰消費しがちであったことを指摘され、レイが中心となって討伐することが提案されたのである。初花は自らの非を認め、その提案を受け入れるのであったが…………

 

「……!? レイさん……! 危な…………うああぁぁ……!!?」

「……はっ……!?……くっ……このぉ……離れなさ……んむぅ……!?」

 

 妖怪の方が一枚上手であったらしい。伏兵を忍ばせていたソレは、レイのピンチに注意が逸れた初花の菊穴に切り離した己の一部を吶喊させたのである。初花の声に気付いたレイもまた口に向かって飛び込んできたソレの一部を呑み込まされてしまう。おじいちゃんはというと、その場に潜んで撮影タイム……ではなく、録画用サーチャーを設置し応援を要請しにその場を離れるのであった……断腸の思いで……。

 所変わってA地区方面……こちらも境目のあたりで事態は急変する。なんと、発見したのである。ゲル状の十字架に手足を固定された状態のナツ様を……

 

「んっ……やっ……おっぱい……飲まないで……あぅ……おしっこも……漏れちゃう…………ああっ……んんんっ……!?」

「……っ……!? ナツ様……! おのれ……!」

「待ちたまえ桂香くん……! あからさまな罠に飛び込んで行くつもりかい……!?」

「いかん……!? チチシーリ! 最悪の事態は避けるように心掛けるが状況は困難を極める……この場は私に任せて応援を要請に行きなさい……! 頼んだぞ……!」

「はっ……! 健闘を祈ります……! 御免……!」

 

 頭に血が昇った桂香は、ゲル状の生物に拘束されるまでの記憶が飛んでしまっていた。気が付いた時には両手両足を大の字に広げた状態で空中に固定されていたのである。

 

「はっ……!? くっ……私としたことが……初花に注意とか……何様のつもりだったの………………あああぁぁぁ……!? やめっ……そんな……激し……!?」

 

 ゲル状生物は、ドリルの形状に変えた自らの身体に向かって、拘束した桂香を勢いよく振り下ろし、彼女の股間を痛打する。そしてそれだけに留まらず、ドリルを回転させてしまうのであった。ゲル状なので出血などは無いが、普通に生きていれば経験するはずもない感覚に襲われる桂香。しかしながら絶妙な柔らかさと女体を知り尽くしたかのような動きが彼女の股間を激しく濡らす。ドリルの回転が治まった頃には、息も絶え絶えとなってしまう。

 このような行動の執れる水妖が居るものだろうか…………答えは否。このゲル状生物の正体はスライム……西洋妖怪の一種である。しかしながらいくらスライムとは言え、これ程までの組織的行動や狡猾な襲撃行動を取れはしない。彼女らが知る由も無いことではあるが、このスライムの正体は紛れもない名付きである。その名をスライムプラス……。かつて月杜神社を襲撃し、ドラゴンの復活を目論んだ魔女エーファが創り出した眷属である。しかしながら、命令に従わず、主人であるエーファすら性的に襲おうとしたため、禁術で異空間に放逐されたという過去を持つ。異空間で力を付け、自らの欲望を満たすため脱出したはいいものの、そこは地球ではなく、第9番管理世界ペザンテ。霊脈を汚し、集落を襲ってコロニーを形成した……というのが今回の事件の経緯である。音羽姉妹とナツ様は泣いていいだろう。

 果たして音羽姉妹と神様ナツ、レイ・プラーヴはスライムプラスの性的コロニーに組み込まれてしまうのか、応援は間に合うのか、事態は神すらも巻き込んで混沌に飲み込まれようとしていた。次元世界の平穏はまだまだ遠い……。

 




mugenを知らない方はごめんなさい。エロい格闘ゲームというのは、戦闘エロのRPGに通じるものがあるのではないかと。異論は認めます。
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