さて、読者には大変申し訳ないことなのですが、巫女さん凌辱展開が終了したため、今回はエロシーンがありません。これからエンディングまで突き進む所存ですので、しばらくお付き合いください。
微エロや治療エッチなどの和姦は入れようと思いますので、エンディングまで全くエロがないと言う事態は回避できるかと。凌辱が読みたい方はファンボックス開設まで待って頂くか、投稿100回が迫っていますので、要望が多ければ何らかのIFを番外編として投稿するかもしれません。
今回はトメ様が正式な形で呼び出され、対策本部の地盤固めが進みます。それと同時に蠢く影が……まぁ、ヤツらなんですけどね。バレバレかとは思いますが、蠢く影は2組います。それではお愉しみください。
アーブラ・ギッシュと黒幕のレジアス・ゲイズの活躍により、退魔巫女に甚大で性的な被害があった対策本部は、厳しい状況を余儀なくされていた。しかも何故か作戦に大失敗したことがマスコミにリークされ、その対応に追われてしまう。どうやらレジアス・ゲイズが残した置き土産のようだ。時間稼ぎのつもりであろう。これはかなりの痛手であった。シーカーズの協力が無ければ……。
どのような手段を執ったかは定かではないが、対策もままならないほどに詰めかけて来ていた報道陣はパタリと来なくなり、ネット上では擁護する声と、初動対応の早さや被害の少なさに称賛が送られるという世論に落ち着いていた。
そのおかげもあって、大炎上するかに思われた今回の案件も、わずか1カ月という短い期間で落ち着いた。恐るべきシーカーズの手腕である。対策本部は、ここに来てようやく、かねてより裏で計画されていた、神様の転移を落ち着いて実行することが出来るようになったのであった。特務退魔士、音羽桂香・初花の任務は予想外の強力な妖怪の乱入により、半分失敗であったが、神様であるナツ様を次元世界に呼ぶことには成功している。ただ、乱入した妖怪の手によって激しく凌辱されたがために、昏睡状態とまではいかないものの、未だに介助が必要なレベルまで弱ってしまっていた。だからこその、半分失敗というわけだ。そして……
―――無限書庫 特設 神様専用転移部屋―――
須波御琴と武居涼香は、神様を次元世界に連れて来るために新設された転移部屋に来ていた。そう、彼女らは今回の作戦において唯一、肉体的に無事であった退魔巫女である。他の退魔巫女が軒並み妖怪に犯されていく中、次元世界に元からいるかもしれない妖怪について調べるために無限書庫を訪れたおかげで悲劇を免れたというわけだ。しかしながら、精神世界では中々に酷い目に遭っていることは追記しておかなければならない。主にシプラウト・スクライアというHENTAIのせいであるが、今はどうでもいいことである。
管理世界では霊脈の汚染という危険があるため、あらゆる次元から隔離されていると言っても過言では無い無限書庫に転移部屋を作ればいいのではないかという流れになり、マスコミの襲来の合間に急ピッチで完成させたのだ。
今回転移予定の神様は、御琴と涼香に縁深いサカトメ様……通称トメ様である。妖怪の知識に長け、女性でありながらアレを生やして治療することも出来るという、現在対策本部にとって必要不可欠な神様である。御琴と涼香が自由に動けるというのは、この苦しい状況の中で奇跡と言っても過言ではない。
「ねぇ、涼香ちゃん……本当にトメ様を呼べるのかな? 憑代は用意しているけど、こんな遠い所に……」
「水杜神社のナツ様は間違いなくいらっしゃったということだから大丈夫だろう。ぶっつけ本番というわけでもないし、初花さんからは優秀な技術者が揃っていると聞いている。私達の縁を媒介に呼ぶらしいぞ」
「そっかぁ……ならきっと大丈夫だね。励ましてくれてありがとう。涼香ちゃん」
「べ……別に励ましたわけじゃ……ト……トメ様が簡単にどうにかなるとは思えないってだけで……」
「ふふっ……そうだね…………ごめん、涼香ちゃん。一緒にこっちに来たみんなが妖怪に負けて犯されたって聞いて不安になっていたみたい。そんなの、涼香ちゃんだって同じはずなのに……」
「御琴…………ふふっ……私は従者だからな……! もっと頼ってくれていいんだぞ。それに……そんな顔をトメ様に見せる気か?
「はっ……!? それはちょっと困るね! うん、私は元気! 無事だった巫女代表としてトメ様をしっかりとお迎えしないと!」
「ふふっ……その意気だ。それでこそ私の主……さあ、お勤めを果たしましょう、御琴様」
「うん! そうだね、涼香ちゃん!…………っと……お騒がせしました。こちらの準備は大丈夫です。サカトメ様をお招きしましょう」
「かしこまりました……GTシステム、起動します。おふたりは霊力を転移装置に流し込みながらサカトメ様との縁を意識してください」
「わかりました…………トメ様……!」「トメ様……! 御越しください……!」
御琴と涼香の真摯な思いと清らかな霊力が転移装置にゆっくりと、だが確実に流れ込んで行く。そして……転移部屋は厳かで神聖な光に包まれた。
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「…………おぅおぅ……眩しいのぅ……ひゃひゃ……!」
「……っ……! トメ様……!」「トメ様ぁ……!」
「うむ、御琴、涼香、久しいのぉ…………なんじゃ幼子でもあるまいに……泣くでないわ」
「ぐすっ……泣いてません!」「なっ……泣いてなど……!」
「ひゃひゃ……! よいよい、みなまで言うな。事情はわかっておる。わしの力が必要なんじゃろう? 大船に乗ったつもりでおればよい」
「「トメ様ぁ~!!」」
「ひゃひゃ……あまり肩入れしすぎては神としてはよろしく無いが、今回は仕方あるまい……宜しく頼むぞふたりとも……それに次元世界の人間たちよ」
「「「「「はっ……!!!」」」」」
「うむうむ、よきにはからえ。苦しゅうない」
トメ様の言葉とともに、転移部屋は歓喜の声に包まれる。懸念事項を振り払い、完全なる神様の転移に成功したのだ。感動も
「ふむ、ときに涼香よ……何やらお主に強烈なメスの波長を感じるのじゃが、わしの気のせいかの?」
「っ……なっ……!? ご……御冗談を……御琴様にお仕えするわたくしめにそのようなことがあろうはずが……「ああ、あのひとのことね……」御琴……!?」
「ほぅ……まさか堅物の涼香に春が来るとはのぅ……ひゃひゃ……察するにこの不可思議な施設の従業員と見た」
「さすがトメ様……! 大当たりです!」「べっ……別にシプラウト殿とはそのような関係では……」「あれぇ……? 私、名前は言っていないはずなんだけどなぁ……?」「……っ……!? おのれ謀ったなぁ御琴!?」「ふふっ……語るに落ちたとはこのことだね……トメ様……どうしましょう……? 私の従者が可愛すぎます」
「ひゃひゃ……! 久方ぶりに
「ななっ……!? トメ様……! お戯れにもほどがありますよ……!?」
「ふふっ……トメ様もお変わりないようでよかったです。あと、恋する涼香ちゃんは……それはもう可愛らしかったですよ?」「御琴……!!」
「ひゃひゃ……調子が戻ってきたようじゃの……では予定も押しておることじゃし、早速対策本部とやらに案内してもらえぬか?」
「わかりました。ほら、涼香ちゃん。ふてくされてないで行くよ?」
「だれのせいだと…………はぁ……仕方ない……ではトメ様、行きましょうか」
「うむ、意中の
「トメ様……! 行きますよ……!!」
久しぶりに会ったトメ様は、わらってしまうほどに通常運転であった。色々と身構えていたふたりは、あんまりにいつもどおりなトメ様に緊張を解かれ、連日の悲報で蓄積された影が払拭されたことを感じざるを得なかった。おちゃらけてはいても、地球の誇る神様……流石の手腕である。彼女の到着は大いなる救いとなるであろうことは言うまでもないことであろう。それはさておき……
「おや……? 涼香さんではありませんか。ご無沙汰しております。ユーノからこちらに来ていると聞きまして、もしかしたらお会いできないかと、休憩がてら散歩していたのです。いやはや、僕も運がいい」
「シプラウト殿……! わ……私も……その…………うれしい……です……」
「可愛い……!! ふふっ……よかったね! 涼香ちゃん!」
「ほぅ……これは中々のイケメンじゃのう……ひゃひゃ……涼香も隅に置けぬやつよ」
「トメ様……! 御琴……!」
「ははは……相変わらずで何より……おや、そちらの方は? 前回はお見かけしませんでしたが……」
「相変わらず可愛らしいでしょう?」「それはもぅ、堪能させてもらいました」「御琴! それにシプラウト殿も……!」
「なんじゃなんじゃ……既に良い関係を築けているではないか……ひゃひゃ……ほれ涼香よ……舞い上がるのは構わんが、早ぅその御仁に、わしを紹介せんか」
「舞い上がってません……!………………はっ……!? お見苦しいところを……申し訳ない、シプラウト殿……」
「ふふっ……気にしていませんよ。可愛い貴女の姿が拝見で来て眼福というものです」
「あぅ…………ゴホン……貴方ならある程度事情をお聞きかと思いますが、今回こちらの無限書庫の敷地内に新設された施設を利用してお招きした方です。名をサカトメ様…………神様です」
「……!! お初にお目にかかります……私はシプラウト・スクライアと申します。この無限書庫で上級司書の任を仰せつかっております。以後お見知り置きを……」
「ひゃひゃ……そんなに畏まらなくともよいぞ。身内になるやもしれぬ者と距離は作りたくないのでな。涼香はもちろん、御琴も気を許しておるようじゃし、お主とは…………永い付き合いになりそうじゃから……のぅ……?」
「……!! この私が神様のお眼鏡に適うとは……至極光栄に思います」
「うむうむ……気のいい
「おお……! 神様のお墨付きとあらば……ご期待にお応えいたしましょう……御二方……今夜の予定を伺っても?」
「うふふ…………おととい来やがれ♪」「なななっ……!? シプラウト殿……! 軽薄なのはいかがなものかと……!」
「おっと…………これは手厳しい……今回は出直すこととしましょうか……それではサカトメ様、御琴さん、涼香さん……またお会いしましょう。無限書庫に来られた際はこのシプラウト・スクライアを頼っていただければ幸いです」
「はい……!」「うん、よろしくね」「ひゃひゃ……また会おう」
一行は、シプラウト・スクライアとの短い逢瀬を終えると、足早に無限書庫を去って行くのであった。
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「おぅおぅおぅ……中々俺好みの嬢ちゃんだったじゃねぇか……! テンション上がって来たゼェ~~!?」
「ああ、やっぱりそうか……相棒のタイプだと思ったんだ。でも彼女相当デキるね。あの短い会話だけで、僕の特殊性をかなり正確に掴み取っていたよ。流石は地球の神様ってところか」
「イイねぇ……ケケケ……お付きのふたりは相棒好みだろう? 逃す手はねぇなぁ?」
「おいおい……無理矢理は僕の趣味じゃない。なぁに……時間は湯水のようにあるんだ。じっくりと距離を詰めていこうじゃないか」
「ハッ……どの口が言ってやがんだよ……イーヴィル・デザイアに引き摺り込んで好き勝手したのはどこのどいつだよ」
「それはそれ、これはこれ……というやつだよ。エロ方面で責めるならサカトメ様と仲良くなるべきだね。彼女、イイ趣味をしているよ」
「どれどれ…………おぉ……アレを生やすことが出来るのか……! 確かにこの情報は買いだな。参考にさせてもらうぜぇ?」
「はぁ……全く……相棒も人の事言えないじゃないか」
「アァン!? 俺ァ元々妖怪だぜぇ? エロいことに貪欲で何が悪い」
「まぁ、いいけどね。一応対外的にはユニゾンデバイスとして登録されているんだ。下手なことはするんじゃないよ」
「わぁ~ってるって……まぁ、お互い頑張ろうや。あ・い・ぼ・う?」
「ふぅ……仕方ない。利害は一致しているからね。もとより僕らは一蓮托生……断る道理はないさ」
「ケケケ……そうこなくっちゃ……待っててくれよぉ? おトメちゃああぁぁぁん!」
「うわぁ…………ドン引きだよ。おトメちゃんって……」
「ウルセェ、ド変態一族の筆頭がよぉ」
「おまっ……それを言ったら戦争だろうが……!」
「上等だァ……今夜は寝かせないぜぇ……!?」
「あ、僕はノンケなんで、他を当たってください」
「ここで素に戻るんじゃねぇよ!? まぁいい、愉しくなってきたぜぇ……!!!」
「それには僕も全面的に同意するよ。ふふふ……さぁ、これからこの次元世界はどうなるかな? とても愉しみだ」
シプラウト・スクライアと“禁忌経文”アウター……恐ろしい存在である。目を覚ませ涼香、そしてヤバいヤツにロックオンされたぞトメ様……! 彼女らの運命はどうなるのか……それは誰にもわからない。
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ある意味恐ろしい連中の雑談はさておき、トメ様を伴った一行は、対策本部へと到着すると、早速全体集会を開催し、トメ様の存在を紹介する。霊力に関して少なからず関わってきた対策本部の面々にとって、神様という存在は説明するまでもなかった。存在からして一般人とは異なっていることが、分からない者など存在しなかったためである。トメ様は広く受け入れられ、一先ず、ご意見番として治療を中心に動くことが決まったのである。ここに対策本部の新体制がスタートした。
時は少し進み、新体制にも慣れてきた頃のことである。シーカーズの活躍により、ようやくまともな活動ができるようになった対策本部であったが、やることは多い。前回の作戦で大活躍であったシーカーズの面々もそれに漏れることはなく、作戦の現場で敗北する退魔巫女を目の前に殆んど為すすべ無かったことを深く反省し、現在は他を排して厳密なる作戦会議の最中である。果たしてその内容とは……
「さぁて……戦利品の確認といこうか……グフフ……何組かは敗北する可能性もあると見て最前線でお供をするために全力を尽くした甲斐があったな」
「ふふふ……まさかほぼ全員のお宝映像を確保することが出来るなんて……僕たちは運がいい。ここらで品評会といこうじゃないか」
外道ここに極まれり……本部の各員が対策に奔走する中、彼らがヤっていることは、盗撮映像の品評会であった。彼らの言う“戦利品”はもちろん、妖怪に敗北した退魔巫女を盗撮した激ヤバ映像である。だがこれは、戦果を確認し、部隊の結束をより強固なものとする“儀式”であり、シーカーズ鉄の絆の要因でもあった。
本部の真っ只中でこのような行為をしていてはバレてしまいそうなものだが、当然のことながら対策はとられている。何と、綿密な対策会議をしているという幻術を部屋自体にかけているのだ。全員が幻術のエキスパートであるシーカーズの面々にとっては造作もないこと……だがここに来て彼らにとって予想外の闖入者が訪れることになる。
「……っ……!? まずいぞ隊長……! 幻術が……!?」
「馬鹿な……!? シーカーズ全員でかけた至高の幻術ですよ……!?」
「そうは言うがオーパよ……術式が解体されているのは紛れもない事実だ…………まずい……破られ……!」
憩いの場を浸食する未知の存在にうろたえるシーカーズの面々であったが、至高の幻術は、謎の闖入者によって、実にあっけなく霧散してしまう。彼らの絶対不可侵領域に土足で踏み込んだのは一体何者なのか……
「邪魔するぞ……! ひゃひゃ……見事な幻影じゃがこのわしは誤魔化されん。興味深い“話し合い”をしておるようじゃし、混ぜてもらえんかの?」
何と、つい先日に全体集会で紹介された地球より招かれし神様、サカトメ様その人であった。
「サ……サカトメ様……このような場所にどのような御用で? 我らの話し合いの進捗確認でしょうか……?」
「ふむ……対応も早い……いや、実に優秀じゃの……話し合いの場に似つかわしくない雄と雌の臭いがする以外は……のう?」
「「「「「「…………!!!」」」」」」
聖域は侵された。動揺するシーカーズを前にいつもと変わらぬ様子で話しかけるトメ様……果たして彼女の目的とは。ついにシーカーズの悪行が白日の下に晒されてしまうのか……それは今この場にいる神様にしか分からない。シーカーズの明日はどうなる……!?
シーカーズの明日はどうなる!? 次回をお待ちください。なるようになります。ちなみにトメ様は他の神様と比較してダントツに性欲が強く、エッチなことが大好きです。