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「目が覚めたら目の前にGANTZがあって、その近くに主人公の玄野と加藤がいた」
なんてこと誰に言ってもきっと通じない。
だけど、実際に、今!俺の目の前にはソレがあった。
「君も死んだのかい?」
どうしてこうなった。ここはどこだ?いや場所はわかってる。どう見てもGANTZの世界だし。そもそも俺は死んでない。
普通に仕事終わりに酒飲んで明日も早いから早めに帰路に着いていたはずだ。
しかし帰宅した瞬間の記憶は無く、それは自分の格好を見ても明らかであった。
若干くたびれたビジネススーツの上にコートを羽織り、手にはビジネスバック。
あまりの業務の多忙さに、死を何度か考えたりもしたが、そんな度胸はなく、死んだような記憶もない。本当に気がついたらここにいた。
なんでだ??
「おーい。君も死んだのかーーい!?」
現状に思案しているとそれを遮るような大きな声で、且つ視界に入るように手をヒラヒラと振る男が目に入る。
「いや、死んでないと思うけど。わかりません」
恐らくずっと話しかけていたっぽい、スーツを着て眼鏡をかけたサラリーマン風の男性にそう答えるとその男は「そっか」とだけ残して俺から離れた。
(とりあえず、これが二次小説とかにある原作介入だとして今原作のどれくらいかは把握しないとッ!?)
目の前に玄野と加藤がいる現状でそれは既に原作が始まっていることが分かる。
そしてさらに気がついた事が一つ。
先ほどのスーツを来て眼鏡をかけた男性。
漫画で見た覚えがある。あれは一番最初。『ねぎ星人編』に出てくる男だと。
「んまあ、気長に頑張りますかっ!」
それに気が着き、瞬時に今の時間軸が原作開始とほぼ同時期なのを看破した俺は少し小さい声でこれから起こることに内心興奮しながら呟いた。
自分のことながらここまで瞬時に切り替えが出来たことに内心拍手を送りたい程の出来前であるのだが、
ぶっちゃけ原作を読んだ頃に何度かした妄想だ。
それが現実もしくは夢だと分かればすることは一つ
『GANTZ世界を楽しむこと』である。
GANTZ故の死亡フラグの多さとか、
即死系チートの厄介さとか。
そんなことはどうでもいい。
2次創作の世界に何故か知らないが入り込めたのだ。
それならそれで人生を謳歌しよう。何より奥大先生ワールドには爆乳が多い。
これから現れるヒロイン達とイチャコラする。
まずはその為には・・・
と内心、今後の作戦を考えていた時。GANTZヒロインの内1人の転送が始まった。
ジジジジジー
GANTZから一筋の光が伸びそれは玄野の目の前に着くと次第にその姿を投影していく。
指先から。頭から。腰から。
3点を同時に投影しながら徐々にその全貌が露わになる頃、俺はその姿に息を飲んだ。
『まじで良い身体付きじゃねぇか!!!』
実際、口に出したら周りから総スカン食らうであろう一言も、言葉に出さず、遠目から観察するように覗くのはセーフである。
故に俺は岸本と思われる、裸の女性の後ろ姿を。うなじから臀部までのラインを舐めるように眺めていた時、急に目の前に投影される形になった玄野は流石に我慢できずギュッと彼女を抱きしめた。
(まあ、ぶっちゃけわからなくは無いけど、それはアウトだろうな)
玄野の行動にクスリと俺が笑うも、そんな玄野に対して金髪の男は文句を言うべく声を荒げるとすぐさま玄野は彼女から手を離した。
(さて、とりあえずは岸本を助けてフラグ回収しよっと)
その後、同じく転送されていたヤクザの内1人が床にその肢体を放り投げていた岸本を無理やり立たせ、玄関があるであろう場所に向かっていく。
「誰も来るんじゃねえぞ」
ヤクザはそう俺たちに言葉を残して彼女を連れ扉をガチャリと閉じた。
俺達は周りの人間の顔を無言で見合わせるもその顔は大体の察しがついてるような表情を浮かべた。
「さてと」
俺は加藤が行動を起こしてしまう前に先んじて岸本が向かっていった場所に向かう。
「キャアアアアァァーッ!!」
部屋の扉を抜け廊下に出た時、ヤクザの男は己のイチモツに手を添え、彼女の口元に無理やり運ぼうとし、岸本はその行動を手で必死に腰を押し返し遠ざけようとする姿が目に入った。
「それ以上は辞めた方がいいですよー」
GANTZスーツまだ着ていない。
着ていないが、故に
あまりヤクザを刺激したく無い為、俺は少し下手に出てヤクザに忠告を促す。
「なんだ!?テメェ!来るんじゃねーって言っただろうが!!!!」
俺の言葉にヤクザは未だ彼女にそのイチモツを近づけようとしながら俺に顔を向けて恫喝する様をみて、フッと短い冷笑が思わず口から漏れた。
「いや、急にこの部屋に転送されて気がつきません?これ恐らくテレビとかネット配信だと思うんで、それ以上すると捕まっちゃうと思いますよ?」
「チッ!クソガキがッ!」
しばしの沈黙の後、男も少しは思うところもあったのか、その場で舌打ちを打つと出していたイチモツをしまい、俺の肩にぶつかりながらもといた部屋に戻った。
「ありがとう、ございます」
やっとヤクザの強情な行動になんとか解放された彼女がその場にペタリと座り込み顔を伏せ、俺に感謝の言葉を告げた。
「別にいいよ。あと、一応俺のコート貸すから着ていいよ」
俺はその場でコートを脱いで彼女へと手渡す。
本心を言えばもっとその肉感的な身体を視姦したい。
視姦したいが今後のことを考えての俺の選択に、彼女は「ありがとうございます」と弱々しく言葉を返してコートを羽織り、もれなく全てのボタンを閉じていく。
「あ、あの、ちゃんと洗って返しま『あーたーらーしーいーあーさがきたッ!きーぼーうーのーあーさーが!』
彼女の声を遮り辺りに響くラジオ体操でよく聞く音楽。
来たッ!
俺はソレが聞こえた瞬間バッと後ろを振り向き玄関の前に立つ岸本を置いて元いた部屋に戻る。
[てめえ達の命は、なくなりました。新しい命をどう使おうと私の勝手です。という理屈なわけだす。]
「はあ?!なんだよこれ!!!」
部屋に戻るとガンツの液晶にお馴染みのあの文言が表示され、それを見た金髪ロングヘアーの男が声を荒げていたが、その言葉も虚しくガンツがそれに応えることはなく言葉を続けた。
[てめえ達は今からこの方をヤッつけに行って下ちい。]
ねぎ星人
特徴 つよい くちい
好きなもの ねぎ 友情
口癖 ねぎだけでじゅうぶんですよ!
「はあ?ねぎ星人?」
再び、金髪ロングヘアーの男がガンツに映し出された映像をみてそんな言葉を返すもやはりガンツからは回答は無い。
やがてガンツはガシャンと音を立て両側面を展開させるようにスライドして動いた。
「ンプャア!!!!」
ガンツ玉と壁の隙間に座っていた玄野がガンツの展開に巻き込まれて形容しがたい声をあげ挟まるが、俺はそれを無視してガンツの中から、『社畜』と書かれた恐らく俺のスーツを取り出す。
『社畜だけど!!』などという無粋なツッコミはもちろんいれない。
しかしほかに俺を形容する名が入ったケースもない為仕方なくそれを取ったのだ。
取り出した後、すぐさまGANTZ玉の中に視線を移すと
中には原作同様、玉男なるスキンヘッドで全身が病的に白い男がいくつものチューブに繋がれながらその場で体育座りをしていた。
「ガンツ。俺は一番最後に転送してくれ」
そして彼の顔を覗くように顔を近づけ誰にも聞こえないように玉男に向かって呟いた後、左に開かれた棚からXガンを取り出し、転送されたであろう場所に置きっ放しであったビジネスバックを取り玄関に戻る。
「あ、あの。何があったんですか?」
しばしの大音量の後アタッシュケースとモデルガンらしきものを持った俺が再び来たので、彼女はよそよそしく先程の部屋で何があったか聞くも俺は首を横に振った。
「俺にも分からない。突然あの部屋に置いてあった黒い玉が急に音楽を流して開いたんだ。
中にはこれが入っていた。」
そう言って俺はアタッシュケースを開き中に入っていたガンツスーツを彼女の前に広げた。
「うーん、コスプレっぽいな。
恐らく君の分もあったけど、取りに行ったら?」
俺はそう言ってその場で上着を脱ぎいそいそとガンツスーツを着る
「い、いえ、大丈夫です。
そ、それにさすがにあそこに戻るのは少し怖いです」
俺の言葉に彼女は消え入りそうな声音でそう答えその場で顔を俯かせる。
「そっか。まあ、申し訳ないけど俺はここで着替えさせてもらうから後ろ見るなりして目を逸らしておいて」
俺は彼女の返答にそう返し、履いていたスーツとパンツをズルリとずらし、ガンツスーツの下半身を履く。
彼女に気を使う時間の余裕はない。
直ぐにでも転送が始まる可能性があるのだ。
この時間について無駄には出来ない。
ギュッギュッギュッ。
足首の部分を無理やり履き、腰まで履いたパンツ部分と上半身部分のネジのような、原作でドロドロとした液体が垂れる部分を重ねるとカシャリと音を立て磁石のようにくっついたと思った後、直ぐに体全体を拘束するようにスーツが引き絞られた。
「あ、そうだ。俺のスーツのズボン良かったら履いていいよ。それじゃあ丸出しだしね」
俺は岸本に向かって足元に置かれたスーツを投げ渡した。
「あ、ありがとうございます」
そう言ってズボンを受け取った彼女はすぐ様、あわらとなっていた陰毛を隠すかのように俺のスーツを置きぺこりと頭を下げた。
「気にしないで、流石にPコートじゃあ隠せないだろうし、俺にはこのスーツがあるし」
俺はそう言って彼女の前で両手を広げ腰を回した。
体に張り付くように密着したガンツスーツはその体型を露わとする。
表現がどこかエロチックになってしまうが、男の俺のスーツの密着具合についてしのごの語っても仕方ない。
「これってどーなってるんですかね」
俺の姿を見ながら岸本はやや沈んだ声で話しかける。
「知らない。ただあの部屋にいた中坊曰くこれはテレビの企画らしいよ。なんでも宇宙人を倒せって企画らしい」
まだ西はそんな事話していないがどうせ、転送したら話すのだ。
俺はあたかも先ほど彼がそう言っていたかのように答えた。
「宇宙人ですか?」
俺の言葉に彼女は首を傾げた。
「まあ、そんなことより早くズボン履いたら?ずっとチラチラと見えるんだけど」
これ以上の説明はめんどくさくなった俺はそう言って彼女の下半身を指差した。
先ほどまで上に置いていた俺のズボンは軽くずれており、やや薄めの陰毛がこちらにこんにちわな状態について言及する。
「エッ!?!?は、履きます!!履きます!!」
俺の言葉にバッ!と音を立てるように己の下半身を見た後、彼女はそう言ってその場から立ち上がり、俺に背を向けズボンを履く。
顕となった彼女の臀部も、胸部と同じようにブリンッと露出しており俺は思わずその場で息を飲み込んだ。
「まあ、なんかもうすぐ転送が始まるらしいから転送が始まったら宇宙人を倒せばいいらしいよ」
俺はなんとか湧き上がる情欲を抑え込みながら背を向ける彼女にそう声を掛けた後、ガンツ玉がある部屋が騒がしくなった。
「おい!!なんだよ!これ!!!!」
恐らく転送が始まったのだろう。
部屋にいた誰かの叫び声が聞こえた後、叫び声はさらに増える!
「は!?おい!!!なんだこれ!!どうなってんだ!?」
そして先ほどの性獣ヤクザの声も怒声も上がったかと思えばしばらくして部屋は平穏を取り戻す。
「あ、あのっ!!どうなってるんですか!?」
そしてやっとこさズボンを履いた彼女はこちらからは見えないリビングで起こってる現状に抗議するべくやや震えながら俺の腕を掴んだ。
「知らない。ただ転送ってやつだろ。ほら」
俺はそう言って彼女の頭を指差す。
ジジジジジジー
そんな機械じみた音を立て彼女の頭が輪切りのMRIのように別の場所へと転送され始めた。
「え!?なにこれ!!!え!?キャー!!!!!」
そんな不可解な現象に岸本は叫び声をあげ俺に抱きつくが、それもすぐに全身を転送されることで俺の拘束は解かれた。
「さてと・・・」
どうやらガンツは俺の約束を守ってくれたらしい。
俺が言った通り、転送は俺を最後にしてくれたようなので俺はリビングに戻り今まで閉まっていたであろうもう一つの扉に手を掛けた。
ほんまに読むに耐えない文章でごめんちや。
優しい目で見てもらえると嬉しいばい!!
エロは当分ないので。エロ目的の方はさーせん、ブラウザバックお願いします!