※この作品はR-18です。

それぢわちいてんをはじぬる。   作:たんばりん

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ちょっと短いです。ごめんね


第5話

「あ、寝巻きはこれ使って。ちょっと古いかもしれないけど」

俺は岸本に風呂を促す際に洗濯したてのやや古めのスウェットを彼女に差し出す。

「あ、ありがとうございます」

俺の言葉に彼女はコクリとうなずきスウェットを受け取った。

「流石に下着とかないけど、俺のパンツ履く?」

俺の言葉になって彼女は横に首をふった。

 

「そっか、まあ当たり前か。

明日てか、もう今日か。起きたら色々揃えに行こうか。仕事は休み連絡してるから」

 

俺の言葉に「ありがとうございます」とまた申し訳なさそうに答える彼女に俺は微笑んだ。

「そんな申し訳なさそうにしてもちゃんと家政婦として働いてもらうから、気にしないで。

先払いみたいなもんだから」

俺の言葉に「はあ」とほうけた声を返す彼女に俺は「はいはい、とりあえずお風呂行っておいで」と促すと彼女はコクリと頷いて風呂場へと向かった。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

「おはようございます」

 

あの後俺も追うように風呂に入り、シングル用の煎餅布団に無理やり二人で就寝する流れとなった。

最初は現役爆乳女子高生、おまけにノーブラノーパン!!!などと興奮していたが、身体は実に正直らしい。

布団に入って数秒後には強烈な睡魔が襲いそのまま意識を手放し、そして意識が覚醒して現在である。

俺の抱きつくようにしがみつきながら俺の顔を見上げていた。

 

「・・なにやってんの?岸本さん?」

「・・すいません。寒かったので」

彼女はそう言って俺の背中に回していた腕の力は更に締めた。

 

「いや、寒い?エアコンつけようか?」

俺の言葉に胸に顔を押しつけていた彼女はそのまま首を横に振った。

「だいじょうぶでふ。このままで」

 

そう言って少し小刻みに震える彼女に俺はため息をつき、

抱きしめ返すように彼女を強く抱きしめた。

 

 

「あー、もう、大丈夫です。ありがとうございました。

それになんかごめんなさい」

 

しばしお互い無言で抱き合った後、岸本がそう言って俺から離れた。

「よしッ!!切替えました!!もう大丈夫です!」

彼女はそう言って飛び起きて両頬を叩く。

「それじゃあ準備して行きましょう!今日はよろしくお願いします!」

彼女に俺は「ああ」と肯定を返し俺たちは準備を始めた。

 

 

 

「じゃあとりあえず新宿までお願いします」

俺は乗り込んだタクシーに運転手に目的地を告げる。

運転手はコクリと頷き車を走らせた。

「でも意外と様になるね」

俺はそう言って岸本の格好を見て微笑んだ。

岸本の服がないので男物のパーカーとジャージを渡したのだが、思いの外似合う格好に俺の頬は自然と緩む。

「で、でもなんか落ち着かないです」

そう言って彼女は胸の前で腕を組み答えた。

恐らくブラジャーをしていないことが落ち着かない要因だろうなと俺は考え、まずは彼女の格好及び下着問題の解決が先かと考え新宿にあるファストショップ(下着も女性用の服も揃う店について携帯で調べ本日1番最初に向かう目的地を決める。

「まあ、もう少しの辛抱だから、それまで我慢ね」

俺の言葉に彼女はコクリと頷き俺たちは新宿へと向かったのである。

 

 

「好きなもの買っておいで。

いくらユニクロで買った下着や服って言ってもどうせなら好きなお店の服の方がいいでしょ?」

現在新宿に着いた後いの一番にユニクロに向かい彼女の服一式を購入し、そのまま着替えさせた後に、岸本の携帯確保の為、そのまま携帯ショップへ行き、俺の2代目となる携帯電話の契約を行う。

契約事務に30分程掛かることを店員に告げられた俺はその場で岸本に10万円を手渡した。

「とりあえず契約終わるまで俺はここで待ってるしこれで好きな物買っておいで」

俺の提案に「え?」と短く言葉を返した岸本はすぐさま首を横に振って答えた。

「私も待ちます。

折角だからハジメさんに他の服とかは選んで欲しいですし、一緒に見て周りたいです」

「そっか。ならもう少しここで待機だね」

俺はそう答えて二人で携帯の契約が終わるのを席で待つ。

 

 

 

「それじゃあ行くか」

「はい!」

携帯ショップで待つこと30分。

契約が完了し俺はそのまま新しい携帯を彼女に渡した後、そう告げると彼女も短く返事をした。

もとより新宿に向かう道中今日の予定は彼女にも伝えている。

ユニクロで今日着る服を買い、

携帯ショップで岸本の携帯を買い、

ちゃんとしたテナントで彼女好みの服等を買い、

その後不動産屋にて新宿近くの物件を探す。

ガンツ部屋が新宿から近くにあったことから住むとしたら新宿近辺にと決めたのである。

その理由も彼女に告げると彼女も『俺がそれで良いのなら』と答えた。

故に俺たちは携帯ショップを出た後、そのまま新宿で一番のアーケード街へと繰り出し、女性用ショップが固まっている一角へと来ていた。

「ハジメさんってどんな服が好きですか?」

不意に岸本からそんな声が掛かったので俺は「黒いパーカーか、スーツぐらいしか着ないかな」と返すと、「そうじゃなくて女の子の格好で!です」と返事が返ってくる。

「あー、そっちか。ミニスカとか、ショーパン。後は白色のニットワンピとかが好きかな」

そんな童貞丸出し(ど、ど、童貞ちゃうわ、素人童貞じゃ)の好みを俺は彼女に伝えると彼女は「『白』のニットワンピですか?青とか赤とか黒とかじゃなくて?」と言葉が返って来たので俺は「白だ」と伝える。

別に白い服が総じて好きというわけではない。

ただ、ニットワンピは白が正義だと思っている俺故の意見である。

異論は認めない。

 

「フフ、わかりました」

俺の言葉に彼女は口元を手で覆ってそう笑う。

「それで気になるお店とかある?」

俺は彼女にそう聞くと、彼女は「あると言えばあるんですけど」と答えて前方を指差す。

看板に『wing』と書かれたそこは前世にも同じブランドであり、10代後半から20代前半をターゲットにした、そこまで高価では無いがデザインがエロ可愛い系で有名なブランドである。

それはどうやら、この世界でも同じようで女性の間では広く知られたブランドだと言うことを後に俺は岸本に聞かされた。

「ここなら、ショーパンも白のニットワンピもあると思うんです」

彼女の意見に俺は肯定し、二人して店の中へと入った。

 

「これちょっと攻めすぎてませんか?」

ショップに入りまず一番に俺たちはニットワンピを見つけ出し、一番スカート丈が短いモノを試着した彼女が試着室のカーテンを開けて俺に姿を見せる。

「そんなもんじゃないかな?」

彼女の言葉に俺は言葉を返すが、確かに攻めすぎているかもしれない。

適度に絞られたウエスト部分が彼女の爆乳を強調し、更に短めの丈が胸で押し上げられることで膝上25㎝ほどであり、かがめばもちろんのこと、恐らく椅子に座っただけでもかなり際どい場所まで露出するそれである。

「俺は好きだけどな」

そして極め付けに俺がそんな感想を漏らすと彼女は「うーーん」と言った後「じゃあ、これにします」と言って答えた。

その後、他にも俺好みのやや童貞を殺すような際どい、ブランドで展開しているデザインの中でも特に攻めているであろう服を何点か購入し折角だからと、購入した服の中でその丈の短い白ニットワンピと店に置いていた黒のストッキングの中で一際デニールの薄いものを履き、黒のハイカットブーツを履いた岸本と一緒に店を出る。

 

 

 

 

「次は不動産屋ですか?」

岸本の言葉に俺は首を横に振った。

「いや、服は買ったけど下着類がまだでしょ。

ユニクロで1着分買っただけだし、折角だから買って行こう」

俺の言葉に彼女は思い出したように『あっ』と返し頬をやや赤らめて返事をする。

「とりあえずデパートに行けば良いのがあるんじゃない?」

俺の言葉に彼女は最初遠慮をしようとしたが、

俺はそれを頑なに固辞する。

服は安くてもエロ可愛いのはあれど下着は高く、高級なランジェリーがいいのだ。

素人童貞を拗らせた結果と言われればそれまでだが、昔通った風俗嬢は下着だけでも高いのを身につけると気分が上がるとも言っていたことを思い出し俺たちは新宿の高級デパートへと向かう。

 

 

 

「ハジメさんってやっぱりエッチですよね」

下着を数着セットで購入し店を出た後岸本がそう言った。

「なんで?」

「だってハジメさんが選ぶ下着って全部いろいろと際どく無いですか?

それにパンツは全部Tバッグだし」

「でも岸本さんが好みを聞いてきたからでしょ?別に自分の好きなもの選んでくれてもよかったのに俺の好みを聞くからそうなっただけだよ?」

俺の言葉に彼女はフグのように頬を膨らませた。

「ハジメさん、女心ってヤツを全然理解してませんね」

プクーっと効果音が出るほど頬を盛大に膨らませる彼女に俺は『ハハハ』と笑みを向け彼女の頭を撫でる。

「まあ、そんなに不満なら岸本さん好みの下着買ってきたら?」

「もう!そんなこと言いたいんじゃありませんっ!」

俺が撫でた瞬間ひまわりのような表情を変えた彼女は俺の言葉を耳にした瞬間またフグのように頬を膨らませる。

「まあまあ、別に君がそれでいいならいいんよ。

それなら後は不動産屋さんによって帰ろう。今日は色々歩き回って疲れたしね」

俺の言葉に「ムーーーっ」っと講義の声を上げるが『疲れた』ということには共感したのか、彼女も「そうですね」と返し俺たちは不動産屋へと向かった。

 

 

 

 

「今日はいろいろありがとうございました」

食卓にて近所の弁当屋さんで買った弁当を二人して摘んでいた時、岸本から不意に声が掛かる。

 

「いいよ、別に。明日からいろいろ働いてもらうし」

俺の言葉に「頑張ります」と彼女答え、会話が途切れた。

結局あの後、不動産屋に行き、新宿界隈の2LDKマンションの賃貸契約を家賃を2年分先払いする形で、なんとかその場で契約を交わした俺たちはやっとこさ家に戻りこうして食卓を共にしているのだ。

「家具とかどうします?一応再来週からの契約になりましたけど」

彼女の言葉通り契約は今日中にたどり着いたが、それでも、部屋の清掃の為、入居は二週間後となり、俺たちは当面の間はこのボロアパートに居を構え続けることが半強制的に決定となった訳だが、彼女の表情は新生活に向けてなのか、それとも不安を隠す為なのか妙に明るい表情を浮かべていた。

 

「あ、それなんだけど、恐らく俺は明日から退職準備の為に帰りがかなり遅くなると思うから、大変だと思うけどこれである程度の家具とか家電とか買っておいて」

俺はそう言って彼女の前に厚さ3cm強まで膨らんだ封筒を差し出す。

「え、でもハジメさんの部屋ですし」

俺の行動に封筒の中身を見ることなく俺に返そうとする彼女に、俺は手のひらを向け止まるように指示をする。

「おれの家でもあるけど岸本さんの家でもある。

俺が手伝えないことは申し訳ないけど、とりあえずこれでオレが好みそうな家具とか揃えてくれたらいいから。

それが君の最初の仕事」

俺の言葉に「うーん、でも、うーん、、はい。分かりました」とその場で盛大に首を捻った後、なんとか渋々といった具合に彼女はその封筒を受け取った。

「んじゃ、今日は俺が先にお風呂頂くよ。これ捨てといて」

俺は彼女が封筒を受け取ったのを確認すると、丁度食べ終わっていた弁当の上にフタをし、その場から立ち上がりボロいクローゼットからバスタオルを取り出す。

「じゃあ、お先頂きます」

彼女にそう告げ、その場でペコリと頭を下げ俺は風呂場へと向かう。

このボロアパートに脱衣所という概念は存在しない。

食卓に座りこちらを見ないようにしている彼女の裏で俺は裸となりそのまま風呂場へと向かった。

 

 

 

ガラガラガラ

頭を洗髪している最中、浴室のスライドドアが開く音が耳に入り俺は手を止めた。

「岸本さん?どうしたの?」

恐らくその発生源の原因であろう人物の名を呼ぶも返事は返って来ず、かわりに帰ってきたのは背中にピタリと肌が張り付く感触。

「なッ!岸本さん!?」

その感触に大凡の検討がついた俺は、シャンプーが目に入りそうになることさえ忘れ目を見開き後ろを振り向く。

「今の私に出来るのはこんなことしかありませんから」

そう言って彼女はその爆乳を惜しげもなく魅せるかのように全裸で俺の背中に双丘を押し付ける。

「辞めるんだ岸本さ「ハジメさん、あの時助けてくれてありがとうございます」

俺の言葉を遮るように岸本は声を被せる。

「あの時?」

「はい。おじさんに襲われそうになった時も、宇宙人に殺されそうになった時も、こうしてホームレスになっていたかも知れない私を助けてくれた時も」

 

そう言って俺の肩から回している腕はギュッと強く締まり背中全体で彼女を感じる。

 

「だけど、別に俺たちはそんな関係じゃないよ」

俺は彼女の手を解こうとそう言葉を返し彼女の拘束を外そうと試みる。

「別に今はそうじゃなくてもこれからなっていけばいいと思うんです。

それに嫌ですか?」

しかし更に締め付けるように強くなる彼女の拘束に俺は解くのを辞めた。

「でも、今は俺は君と付き合うつもりとかはないよ。

今後、あのゲームでどうなるか分からないし、俺が死んで君だけ残されることだってあるかも知れない」

「私が守ります!」

「なんで?パトロンが居なくなるから?」

彼女の言葉に俺は意地悪くもそう返した。

「私、ハジメさんのことが好きになりました。

突拍子もないかもしれませんけど、好きになっちゃったんです」

そう言って彼女は更にグッと俺を抱きしめた。

「ありがとう。でも俺の気持ちはまだ変わらないよ。

とりあえずは当面あのゲームを生き残るまでは君と付き合う気もない」

「はい。それでもいいです。

それでも私はハジメさんの横に立ちたいし、守りたいって決めたんです」

「ありがとう」

俺の言葉にフッと岸本の力が緩み、その隙に俺は振り返り彼女を抱きしめる。

「じゃあ、2人で100点を目指そう。

そしたら2人で付き合おう」

振り向いた時に見た彼女の顔は目から涙を流し、俺の言葉に強く頷き、ギュッと抱きしめ返してきた。

 

100点。

別に100点メニューの解放を選ぶつもりはない。

ないが、それでも千手観音戦で生き残る確証は何処にも無い。

故に俺はそこまでは彼女とどうこうなろうとは考えていなかった。

恐らく100点ボスもしくはそれに近い高得点となりうる相手。

そのまだ見ぬ敵に俺は若干の恐怖感を抱きながら彼女を抱きしめた。

 

 

「あ、あの、ハジメさん。なんか当たっています」

座って洗髪をしていた時に後ろから抱きつかれ、そして現在はお互いが裸で立ち抱き合う形となった現在、

岸本がどこか緊張した声音でそう呟く。

「あ、これはベルトだから気にしないで」

裸故にベルトをしてるわけもなく、俺の下手な言い訳に彼女はクスリと笑った。

「付き合ってなくてもエッチはセーフだと思います。ペットですから」

岸本の言葉に今度は俺がクスリと笑った。

「ペットとかじゃなくて、それに女の子がそんなはしたない事言ったらダメだよ。

それにこれは生理現象だから」

「え、えっと、じゃあ、し、しますか?私、あの初めてですけど」

抱き合いながら彼女はそう言ってモゾモゾと身体を動かす。

彼女のお腹に押しつけていた肉棒が擦れ俺は思わず短い息を漏らした。

「魅力的な提案だけど、君の初めては付き合ってから欲しいかな」

俺の言葉に彼女は更にギュッと俺を抱きしめた「分かりました」と返した。

「でも、このままじゃあ、ハジメさん辛そうです。

そ、それに私見てみたいです」

「なにを?」

「えっと、あの、その、ハジメさんの、お、ちんちんを」

彼女の言葉に完全に戦闘態勢へと移行していたと思っていた筈のソレが更にビクリと跳ね上がる。

「ヒャッ!」

腹部で脈動した肉棒に驚きの声を上げた彼女は俺から腰だけ離し、そのまま視点を下に移した。

「え!?すごいっ!!」

俺の勃起したイチモツをみてそんな感想を漏らした彼女は再び俺の顔を見てクスリと笑い、そのまま抱いていた手を離して両手でイチモツを包み込んだ。

「あ、あの、じゃあエッチは我慢しますけど、これぐらいなら、その、ペット兼家政婦の務めですよね!!」

なんで彼女がエッチを我慢する必要があるのか問いただしたく思いながらも俺は無言で彼女の顔を見る。

「な、なんか前に雑誌とかで見たことあるんです。

お、男の人は我慢は良くないって」

そう言ってゆっくり上下にさする彼女に俺は「はあ」と軽いため息を吐いた。

「分かった。女の子にそこまで言われたら男としても嬉しいし、確かに我慢は辛い。

ただ、本当に襲いそうになったら止めてね。

岸本さんの初めてはちゃんと付き合ってからしたいから」

どこのモテ男のセリフだと自分で自分にツッコミながら俺はそのまま快感に身をやる。

 

「た、ただ、本当に私こうゆうの初めてで、あの、つ、拙いとこがあれば言ってくださいね!」

そう言って俺の肉棒の前に屈み、右手でソレを優しく上下にさする。

ユッサユッサ

屈んで手を上下するたびに呼応して彼女の爆乳が揺れる。

「うん。分かった。でもそれにしても大きいね。岸本さんの」

俺の言葉に彼女は「やっぱりそうですよね。よく女友達にも言われました」

そう言って絶えず優しく上下にさする彼女は時折「痛くないですか?」と問うので俺はコクリと頷く。

 

「ちなみに何カップなの?」

下着を買う際に流石にサイズまでは聞けず、ずっと気になっていた彼女の胸の大きさを問うとしばしの沈黙の後「今日測ったらHカップになってました。

この前まではGだったんですけど」

との回答があり、俺の肉棒は既に限界まで勃起していたと思っていたが更にピキリと硬くなる。

「ワッ!すごい!また硬くなりましたッ!!」

そしてそれは絶えず肉棒を握っていた彼女にも伝わっていたようで、彼女がそんな感想を漏らしながらギュッと握る力を強くした。

「す、すごいです。ハジメさんの・・・鉄の棒みたいに硬くなってます」

そう感想を漏らし、シコシコと上下する手に、ジワジワと背筋から射精感がこみ上げるのを俺はグッと我慢した。

 

「あのさ」

「はい?」

俺の言葉に彼女は手を止めてこちらを見上げた。

「胸で挟んで欲しいかなーって」

「胸ですか?」

俺の言葉にそのまま首を捻る彼女に俺はコクリと頷き、彼女の手を解いた。

「そう。これをね、こうして」

そうレクチャーしながら俺は彼女の谷間に収まるように勃起した肉棒を這わせ、ぴったりと収まると爆乳を両サイドから押しつぶすように両手で挟み込ませた。

「ヒャンッ」

俺が彼女の乳房に手を触れた瞬間、彼女は短く嬌声を上げ全身をピクリと痙攣させた。

「あ。ごめん。それでこのまま上下に動かして欲しい」

謝罪の言葉を言いながら俺は彼女の胸から手を離すことなく拘束を、上下に動かす。

「あ、あの、ンッ。わ、分かりましたッ。分かりましたから、あのッ、て、手を離してッ」

両サイドから押し上げ上下にさする度に彼女がそんな声を上げピクンッピクンッと身体を震わせる。

「じゃあ、よろしくね」

暫し彼女の反応を楽しんだ後、俺はその拘束を解くと彼女は短くハッハッと息を吐きながらコクリコクリと頷いた。

「こ、これでこうですか?」

一瞬だけ深い息を吐いた彼女はそのまま再び俺の肉棒を谷間に挟むと両肘で寄せ揚げ上下へと動かす。

「あぁ。そう。そうな感じ」

クチュクチュと先ほどから絶えず湧き出る俺の我慢汁が潤滑油となり、谷間の中で卑猥な音を立てた。

「フフ。ハジメさん気持ちよさそう」

どうやら俺の顔が余程スケベに見えたのか、俺の顔を見上げながら彼女はそう言って笑いそのまま胸を上下に動かす。

「あ、ごめん」

「へ?」

ビュルルルルルルッ

 

既に寸前までこみ上げていた射精感に俺はその限界を悟り謝罪の言葉を口にしながら彼女の谷間で熱い精を吐き出した。

「キャァッ」

谷間の中で爆発するように飛び出た精子はそのまま谷間の鉄板から吹き出し、彼女の顎にピシャリと当たり、突如現れる形となった精子に彼女は短く声を上げた。

「ごめん、我慢出来なかった」

乳房による拘束を解いた彼女に俺はそう言葉を紡ぐと彼女は自らの顎にかかった精子を指で拭い、それを観察する。

「これが精子ですか?」

学校の性教育で習ったであろう知識と実際身に起きた現象の答え合わせをするように彼女がそう問うので俺は「うん。それが精子だよ」と正解を答える。

「で、でも雑誌では男の子は、あの、だ、出すとすっきりするって・・・」 そう言って彼女は俺の肉棒を見つめながらそう答えるので俺はクスリと笑った。

 

「いや、出してすぐに萎んだりはしないよ。

それに出してもまだ興奮している時もあるし、一概に一回出したらスッキリするっていうものじゃないよ」

俺の言葉に「じゃあ、ハジメさんは?ハジメさんはスッキリしましたか?」と答えるので俺はその場で「うーん」と唸り、そのまま感想を彼女に伝えた。

「スッキリ5割、ムラムラ5割かな」

俺の言葉に今度は彼女がクスリと笑い精子でドロドロとなりながらも未だ硬く勃起する俺の肉棒を再び掴んだ。

「じゃあ、あの、ちゃんとスッキリしましょう。我慢は良くないと思うんです」

 

彼女の言葉に俺は「ありがとう」と返し、

彼女に今度はフェラチオについて説明するのであった。

 

 

 

「ハジメさん・・・・。」

岸本がそう寝言で呟き、俺をギュッと抱きしめた。

あの後、彼女にフェラチオを教え、射精すること二度。

アニメキャラによる奉仕がよっぽど俺の性的興奮を促したのが、前世では考えられない程のハイペースで射精をした俺は、そのままグッタリと布団に寝転がり、彼女と共に就寝した。

寝始めて数時間程した時、不意に感じた息苦しさに俺は目を覚ました。

原因は目に見えて明らかなようで、こちらにツタのように手と足を回し張り付く彼女の姿で俺は寝苦しさに合点がいった。

俺は彼女の拘束を起こさないようにそっと解き、ゴソゴソと近くに脱ぎ捨ててあったガンツスーツを着て、音が出ないように部屋を後にする。

 

 

「さてと、いくら少なからず貯金があると言っても金策はしないとね」

まるで誰かに説明するように俺は飛び立ったビルの屋上で眼下を見下ろしながら呟いた。

不動産屋契約の際に2年分の家賃を先払いすることが

不動産の審査での前提条件である。

いくら貯金があるとも言え、それでも毎月30万程の高級マンションの家賃を2年分先払いにすると貯金の底がチラチラと見えてしまう。

故に俺は金策に走るべくガンツスーツで身を包み、強盗出来そうな場所に当たりを付ける。

今のうちなのだ。

岸本がスーツの性能を知る前にいくらか当面の活動費用を確保する必要がある。

今日、明日にでも彼女のガンツスーツはあの部屋に赴いて確保する予定である。

原作での時間軸を明確に覚えていない為、次の田中星人までどのくらいの余裕があるのか分からないし、それこそ千手観音までの猶予も不明である。

大凡3ヶ月くらい先かなぐらいしか検討がつかないのが現状である。

もっとも、俺自身は3ヶ月ほどあればなんとか戦えるまでには訓練出来ると考えているのだが。

とにかく、今日、明日には彼女にスーツのレクチャー及び俺自身の実験もする必要がある為、俺はこうして1人、夜風を浴びながら金策へと赴いた次第である。

 

「やっぱり銀行が1番手っ取り早いか」

俺はそう言って現在いるビルの対面に店舗を構える某メガバンクの一支店を覗く。

『銀行』

超能力等を手に入れたものが真っ先に金策に走る場所。

そこで管理している金額の多さは恐らくコンビニやファーストフード店とは比べるまでもなく高額であろう。

しかしそんな魅力とは反対的に紙幣番号による管理がされているという都市伝説のようなモノが存在し、リスクとしては割と高い部類に位置する。

「やっぱりかなりリスクがあるよな」

いくら透明になれど、もし紙幣番号で特定されるのであれば元も子もない。

俺はその場でウンウンと唸るその時、一瞬光明が脳裏に浮かんだ。

「風俗店なんかいいんじゃないだろうか」

紳士達が集う大人の楽園。

高額な金銭と共に売買される春の現場に俺は当たりをつけるとニヤリと口角を挙げて新宿にある風俗街へと飛んだ。

 

 

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