先週何も出来なかったので今週はガンガン投稿していきます。
生体兵器であるワタシに朝倉涼子と名乗るインター・フェイスが依頼を持ち込んできた。報酬のダークマターと目的の人間は好き勝手に調教してもいいという条件をまあまあ、気に入り引き受けた・・・
今ワタシは朝倉涼子の情報空間の中に入り次元移動をしている最中だ。不意に思い出し笑いをしてしまう。
「ふふ、くく・・・まだ思い出しても実に愉快だ♥」
「もう!あんなこと忘れてください!」
つい、さっきまで下僕(リト)の部屋での出来事をネタに、ワタシは朝倉涼子をイジる。お約束どうり下僕は寝ていても『ハレンチ』トラブルを朝倉涼子の身体にやらかしたのだ。
本当に奴はある意味宇宙一だと感心すらする。
「・・・本当にあの人間はなんなんでしょうか・・・!?」
・・・あまり、深く考えんほうがいいと思うぞ・・・何しろワタシにも予測不可能なんだからな!!しかし常に同じ表情を崩さなかったインター・フェースの顔をあそこまで変えるとはな・・・奴はまだまだ成長しているのだな・・・
「しかし、その、例の人間の部屋に移動するのに一度、マシーンの中にある仮想空間に立ち寄らねばならないとは面倒だな」
「ええ、あの娘・・・長門有希さんはもう一人の本体の長門有希さんと連絡を取り合い情報共有しているとのこと、もうすでに例の人間の特殊な部屋全体の空間に支配領域を仕掛けてあるはず・・・私が長門さんと『殺し愛』している隙に貴方は○○○○に接触し、好き勝手に調教してくれれば目的は達成されるわ・・・」
まあ、ワタシはワタシの快楽の為だけにやるだけだがな・・・
「仮想空間に侵入するわ!!」
ドギャーーーーーーン!!!!!
凄まじい炸裂音を響かせ目的の空間に入る。
・・・周りを見渡すとそこは一面花畑の美しい庭に神殿と呼ぶに相応しい建物があった・・・
神殿の柱から執事服・・?とやらを着た男、女?どちらとも見えるし、どちらとも言えない奇妙な人間が立ちはだかった。
「・・・貴様は何だ・・・?」
「訪ねる前にまずはご自分の方から名乗るのが礼儀であるかと・・・まあ、良いでしょう。わたくしはこのマシーンと仮想空間の管理AI0903と申します。以後、お見知りおきを・・・」
執事の格好に相応しい口調と仕草でワタシ達に名乗った。だが、それとは裏腹に警戒感が高まる・・・・!?
「・・・貴方様達はどうやら招かざるお客様でございますね・・・」
礼儀正しい口調だが、警戒心を隠そうともせずこちらの動きを逐一観察して対応しようとしているのがすぐに判った。
「申し訳ないんですけど空間障壁を解いて頂けませんか?」
朝倉涼子のヤツも穏やかな口調でダメ元で管理AI0903とやらに話しかける。
「・・・答えは言わずともお分かりでしょう!!マスターの為、此処から貴方様達を進ませる訳には参りません!!」
ふん、なかなか見上げた忠誠心だが、それだけでは足りぬぞ!せっかく朝倉涼子のヤツから報酬の前払いで約1/4だけダークマターを補給したのだ♪ワタシを退屈させずに楽しませて見せろ!!
ワタシは髪をトランスさせて発射口を作りそこからダークマターのエネルギー弾を飛ばした。
ボッ!ボッ!ボッ!3つのダークマターのエネルギー弾をヤツに向けて一切躊躇せず、放つ。
「くっ!はあっ!!」
ヤツは負けじと何らかのエネルギーの障壁を作り防ごうとする、だが・・・
朝倉涼子によってもたらされた純質のダークマターの力は予想よりも強くヤツの障壁を容易く粉々に粉砕してやった。
「くっ、こ、このエネルギーは・・・!?」
「なんだ・・・脆弱にも程があるぞ?」
いや、違うな・・・今ワタシの身体に巡っているダークマターが余りに強力なだけだ・・・ふ、くくく、ははは!!約1/4程度の力で・・・残りの報酬を頂いたら・・・楽しくなってきたものだ♥ギドの奴にも意趣返しもできる。愉快だ・・・!!さて、こいつを一思いに・・・むっ!?
ドバァァーーーーン!!!!
強力なエネルギー弾がワタシの向かってくる!!だが・・・
バチッバチッバチッ!!!
「はぁー!!」意外にも朝倉涼子がワタシをエネルギーの障壁で守った!
「・・・ふん、誰も守ってくれとは頼んではおらんぞ?」
「あら、それは悪かったわ・・・♥」
余裕の顔でワタシのイヤミを流す。
「まあ、でもとうとう彼女が出張ってきたからそんな余裕もなくなるかもよ?」
目の前には先程のエネルギー弾を放ったと思われるメガネをかけたショートの髪でカーディガンを着ている少女がいた・・・
「ヤツが長門有希とやらか?朝倉涼子」
「ええ、そうよ。うふふ♥お久しぶりね長門さん♥貴方のことだから私達の目的は既に理解してるでしょう?さあ存分に『殺し愛』ましょう♥この日のために特性のナイフを新調したんだからぁ♥」朝倉涼子は妙に艶めかしい目線で長門有希とやらを見つめていた。
「・・・あなたの好き勝手にはさせない・・・」
長門有希と呼ばれた少女は手からナイフを出現させて朝倉涼子に向けて突進する。
ガキィンンンン!! 見た目とは裏腹に凄まじい威力の斬撃が重なりお互いのナイフを持つ手をはじく・・・
「あっははは♫ステキ、素敵よぅ、長門さん・・・っああ、どうやらあなたは○○○○に作成された別個体の長門さんのようね・・・ちょっと残念かな。あんな人間の為だけの、確かセックスドール・インターフェースでしたっけ?本体の長門さんもキョンくんに惹かれて似たような感じになっているわ。でもね、そんな長門さんは不思議と美しくなっているのよね・・・愛されているからかしら?ちょっぴり嫉妬しちゃうわ・・・だからっ私の愛も受け取って~!!」
朝倉涼子は自らの歪んだ愛を長門有希にぶつける。ふっ、なかなか楽しい『殺し愛』ではないか♪愛とは与え、奪い、支配することに他ならない。
二人の両手から繰り出されるナイフの鋭さは益々激しくなり互いの頬、肩、腕、脚にヒットし、返り血が互いを美しく紅に染め上げる・・・
正直に本音を漏らすならワタシも混ざって快ゆくまで戦いたいが・・・まあ、ヤツの相手は任せてワタシは・・・
「AIさん!今の爆発音は!?」
「なにがあったの?」
何だ?あの二人の少女と女は・・・?
「こ、琴吹様、アリア様ここは危険です!安全領域までお下がり下さい!」
うーむ・・・?どうやら話しに聞いていた別世界の人間の模倣品らしい。○○○○とやらに再構築された都合の良い存在・・・別に哀れに思った訳ではない。ヤツらはヤツらで納得しているだろうからな・・・それになかなかに調教のしがいがあるというものだ・・・♥よかろう!奴らも私の名誉ある下僕として愛してやろう♥他の二人は下僕(リト)の関係のある人間だったな・・・モモ姫には、下僕の人間関係に手を出すなと念押しされたからな。
その代わり他の模倣品はワタシ好みに躾てやろう♥
「0903!『私』を使って!!これでも魔剣のはしくれなんだから!」
魔剣だと!?何だそれは!?楽しませてくれそうだな♪
「アリア様、貴方様が戦闘に参加されては万が一のことあればマスターは嘆き悲しみます!どうかお逃げ下さい!!」
「フフフ、こんな興味深い楽しめそうなこと見逃す訳があるまい♥」
ワタシは琴吹と呼ばれた少女をダークマター製の檻に閉じ込めた。
「キャアア!」「紬!」「琴吹様!」
「さあ、どうした?魔剣とやらを見せてみろ!戦わないならこの娘はどうなるか、わかるだろ?」
我ながら三流の子悪党な真似をしてしまった・・・だが、せっかくの機会だ。魔剣とやらの力試させてもらおうじゃないか♫
「迷ってる暇はないわ!」 「・・・わかりました・・・お願いいたします」
さあ、早く見せてみろ・・・♪
「眠りを解け、真実を掴め、風をこの手に・・・神を殺せ!」
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・
何やら呪文を唱えると妙齢の女は細い剣、レイピアに変化した!ふーむ?ワタシのトランスとは、似て非なるもののようだな・・・!?しかし最後の部分、「神を殺せ」とはなかなか興味深い。まあ、ワタシは神でもなければ悪魔でもない、ただの兵器生命体だがな・・・
「参ります!!」レイピアになったアリアとやらを右手に持ちヤツは剣先から風の矢を連続で放った!
ドシュドシュドシュドシュドシュ!!
ワタシはダークマター製の障壁で難なく防ぐ・・・成る程、風を操るか・・・まあ、少々驚いたが、悲しいかな今のワタシに対して余りに力不足だ。
正直興醒めだな・・・それでもヤツは諦めず、今度は大型の風の刃でワタシを打ち放つ。温い、この程度で・・・
ズバーン!!! 風の刃で地面がえぐれ一瞬土埃が舞い散る!刃の軌道を変えて地面に、視界を奪うためか!?
そしてヤツは背後から「ハアアー!!」
刀身に風を螺旋状に巻きつけてワタシにぶつけてきた!!まるで竜巻を直に食らったかのような衝撃が身体に襲いかかる!!
バリバリバリバリーーー!!!
辺り一面土煙が立ち込め地面が爆発したかのような痕跡が残った。
「はあっ、はあっ、これならば・・・」
かなり力を消耗した様子だ。はあ~・・・すまないな。ワタシの身体はダークマターというエネルギー物質で構成されてるので衝撃は霧散して効果がないのだよ。もっともギド並みの神速で襲われていたならばヤバかったがな・・・
ふむ、どうやら全力の攻撃だったらしく肩で息をしている。残念だが戦闘継続は無理そうだな。思ったよりも退屈だったな・・・朝倉涼子の方は嬉々として両手で巧みにナイフを扱い、同族の長門有希とやらと楽しんで『殺し愛』を継続中だ。
ワタシはダークマター製の檻を作り執事と人間の姿に戻った女を閉じ込めた。
「くっ、このままでは・・・!」
悔しそうにこちらを睨む執事をよそにワタシはこの空間障壁とやらの僅かな穴を感知し、その部分をダークマターで拡げた。これで例の人間のいる空間に侵入可能となった。
「ふはははは!!それではワタシは○○○○とか言う人間を調教しに行ってくるぞ!!朝倉涼子!そちらはまかせたぞ♥」
返り血を顔に浴びながら朝倉涼子は「はーい。行ってらっしゃい、後はよろしくお願いね♥」と長門有希とやらとの『殺し愛』を楽しんでいた。
ふむ、互角のレベルでやりあえる相手がいるのは羨ましい限りだな。
ワタシはこじ開けた穴に向かって空間移動した・・・
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・・・ネメシスから朝倉涼子との接触の経緯を聞かされた俺は、益々警戒を高めた。
「と、まあそういった経緯だが・・・まだ、何か質問、疑問はあるか?なければ当初の目的どうりワタシが貴様を可愛がってやろうじゃないか・・・♥」
おいおい、勘弁してくれ!!お互い愛し合い気持ちよくしたいという想いがあるからSM的プレイは楽しいのだ。それを無理矢理な形でするのは絶対にお断りだ。
俺はネメシスから見えない様に四次元ポケットに手を伸ばす・・・だが突然身体の自由が効かなくなった!?
「ふははは!!甘い、甘いなぁ!ワタシはこの部屋に侵入した時点でダークマターを部屋全体に撒いておいたのだ!もはや貴様に自由はない・・・さあ、ワタシの愛(調教)を受けさせてやろう・・・♥
俺はネメシスにそのままベッドに運ばれるのだった・・・
・・・続く。