※この作品はR-18です。

セクハラ!   作:近衛さん

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フェイト接触

 翌日。

 お目覚めフェラをされ、気分が乗ってそのまま昼近くまで運動をした2人。

 裸エプロンで誘ってくる月詠をなんとか振り切って昼食を食べた後、春は完全なる世界の幹部に会うことになった。

 月詠よりも幼い少年の登場に、春は驚く。

 

「えーと、ないすとぅみーちゅう。まい、ねーむいず、セイメイ」

「僕はフェイト・アーウェルンクス。フェイトと呼んで欲しいな。月詠さんから聞いてると思うけれど、僕らの仲間になるってことでいいのかな?」

「……日本語上手ですね」

「必要な知識はインストール済みだからね」

 

 春のお世辞をさらりと受け流すフェイト。

 フェイトの実力を知らない春は、育ちの良い子だなぁと暢気なことを考える。

 

「出来る範囲で協力しますよ。得意なことは符の作成。戦闘はからっきしです」

 

 世界の崩壊を防ぐ。

 立派な活動目的を掲げた組織だが、フェイトの佇まいは隙がない。

 それでなくても戦闘狂の月詠が所属する組織だ。

 闘いが日常茶飯事である可能性が高い。

 命あっての物種だ。

 春はあらかじめ「戦いには関わらない」という意思を示した。

 フェイトは頷き、あっさりと了承した。

 

「それでも助かるよ。今欲しいのはこんな感じかな」

 

 札のリストを渡される。

 転移符が10枚、防御系の札は中級魔法まで防ぐのが十数枚、上級魔法を軽減させるもの、または数回は防ぐものを5枚以上と書かれていた。

 

「攻撃系や結界系はいらないんですか?」

「優先順位は低いね。余裕ができたら治療用が欲しい」

 

(少数精鋭で奇襲、即離脱って戦法がメインなのかな?)

 

 危なくなったら無理やり「召喚」すれば恩が売れるかもしれない。

 春はそんなことを考えながら、作成にかかる時間や代金などについて話を詰めていく。

 今回は在庫が十分にあったため品物はすぐに渡すことができた。

 

「……そうだ。セイメイ、調査を依頼したいんだけど」

「調査?」

「うん。関東にある魔法使いの本拠地に行ってほしい」

「麻帆良に? まぁ、行くのはいいですけど、調査できるかは分かりませんよ」

 

 あの土地には巨大な結界が張られている。

 式神なぞ出そうものなら即バレそうだ。

 できるとすれば監視カメラをしかけておいて回収、肉眼で監視しするなどしか思いつかない。

 

「お願いしておいてなんだけど。君達、”西”にとってあそこは敵の本拠地だろう。大丈夫かい?」

 

 この時、春はフェイトから少しプレッシャーを感じた。

 誤魔化しても良かったが、すぐにバレるだろうと事情を明かすことにする。

 

「長の娘さんの護衛の子とは義理の家族なんです。今ちょうど麻帆良学園に通ってるんで”親戚”が行っても特に問題ないみたいですね。まぁ、監視くらいはついてると思いますけど」

「……」

 

 プレッシャーが霧散し、春は内心ほっとため息をついた。

 近衛このかの護衛、桜咲刹那。

 義理とはいえ親子。

 法的にも彼女の保護者になっている。

 

(今は中2だっけ……彼氏とか出来てたらへこむんかね?)

 

 刹那の隣に見知らぬ男が立っている所を想像してみる。

 

「……急に難しい顔をしてどうしたんだい。やはり無理かな」

「え? あ、いや。大丈夫です」

「そうかい。では来週までに麻帆良に行ってもらえるかな。1週間は様子見でいい」

「了解です」

「なぁフェイトはん。うちもおじさまについてってええ?」

「いや、君は顔が割れているだろう」

「ちぇー」

 

 

 * * *

 

 

 ヴーン、ヴーン。

 

 休み時間、2-Aの生徒達が楽しくおしゃべりしている中、ある生徒の携帯が振動した。

 楓、古菲、真名の視線がちらりと発信源に向き、すぐ逸れる。

 刹那は鞄のポケットに手を突っ込み、携帯を取り出した。

 

(珍しいな。携帯会社からのメールか?)

 

 面倒そうに携帯を開いた刹那だったが、送信者の名前に目を見開く。

 

(父様!)

 

 食い入るようにメールを読み始める刹那。

 何度か似たような様子を見たことがある真名は、刹那の養父からだなと当たりをつける。

 

「おや、刹那サン。何か良いことでもあったのカナ?」

 

 超鈴音が近くでニコニコと興味深そうに聞いてくる。

 

「ああ。義父が来るらしい」

「おお! あの人カ。よかったネ」

 

(やはり”彼”か……)

 

 真名は春の顔を思い浮かべ、少しだけ微笑んだ。

 夜になり、真名は刹那が眠るのを待った。

 

「……すー、すー」

 

 床について1時間。

 さすがに眠っているだろう。

 真名はそっとパジャマの中に手を伸ばした。

 

「……ふぅ……はぁ……」

 

 大きな胸を包み込むように揉む。

 好きな人と抱き合い、キスをしているシーンを思い浮かべる。

 

「ん……」

 

 彼の手が割れ目をなぞる。

 子宮の奥がきゅんと疼く。

 

「んんっ」

 

 つんと尖った乳首を摘み、真名は両足をピンと突っ張り、絶頂した。

 

「はぁ、はぁ……」

 

 春が来たらどんな格好で会おうか。

 そもそも刹那をどう説得しようか。

 その夜、真名はなかなか寝付けないでいた。




・セイメイ
 偽名というかコードネームのつもりで春が名乗ることにしている名前です。

・超鈴音
 刹那に養父なんていたっけか?
 やっちまったかな、と観察中。

・龍宮真名
 おっぱい要員(ひどい)。
 本作では仮契約の相手は生きているけれど別れた、という設定です。
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