※この作品はR-18です。

ぼくのお姉さん   作:エロイカ

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高校生くらいのときに書いた作品なので、文章に変なところがあると思います。それとあまり改行を意識して書いてないので違和感があったらすみません。


出会い

 

ある春のことです。

 

 

 

ぼくのすぐ家の近くに、あばら家があるのですが、そこへ若い女が引っ越してきました。遠目で確認した女は20代前半といったところでしょうか。聞くところによると、少子高齢化社会や、地方過疎化によって出会いが少ない、この村の若者にとって、若い女という価値だけで結婚を求める人が後を絶たなかったそうです。

 

 

まあ、しかしそこでうんともすんとも言わないのが女というものでございます。女というのは自分に価値が出ると、途端に良い女ぶって、条件のいい男を選ぼうとするのです。ぼくは村で女王をやっている女に会って話したことはないですが、どうせいけ好かない女に違いありません。

 

まだ小学生の子どもであるぼくなので、この女の話は心底どうでもいいことなのでしょうが、たまに女が住む家の周りに見知らぬ男性がいることがあるので怖いと思うことがあります。ぼくは人間嫌いで、せっかく山奥に生まれたというのに、その平穏が壊れるということは我慢なりません。女に会ったら嫌味を言ってやろうと思いました。

 

 

学校からクタクタで帰ると、例の家に回覧板を届けるよう母親から言われました。ぼくは正直言って嫌でした。知らない人に会うのが苦痛なので。べつに話すわけではないのですが、なんだか女の家にだけは行きたくなかったのです。まあ、でも親から言われたのならしかたありません。そうしないと夕食が遅くなってしまいますから、しかたなく行くことを了承しました。

 

 

行く途中で、小枝を見つけたので拾ってから行きます。その小枝で草を切っていくと、ピアノを鳴らすような気分になりますので、楽しくなり、さっきまでの鬱憤が上機嫌になるのです。そうこうしているうちに女の家に着いてしまいました。緊張します。あばら家は掃除されたのか、綺麗になっていました。ちゃんと手入れをされてるのか、庭が枯れ草がなく綺麗です。

 

 

ぼくは玄関まで行き、呼び鈴のベルを鳴らします。一回目は反応がありませんでした。お留守なのかなとも思いましたが、駐車場に車があるので念のため、二回目のベルを鳴らしました。中からドタバタと聞こえてきます。

 

 

それがどんどん近づいてきて、玄関の前まで来ました。玄関のガラスから女の輪郭が淡くではありますが見えます。玄関が開いたので、ぼくは深呼吸して迎え撃つ。中から現れた例の女は血も沸騰するような美しさがありました。ぼくは息が止まったような感覚を覚えましたが、ここで負けていないと謎の反抗心を出して口を開きました。

 

 

「回覧板です」と、ひとこと言って気づきます。ぼくは応用力がないので、やったことないことは不得意ということです。

「あ、えーっと・・・・」と、情けないことに尻すぼみしていきます。

 

 

女は不審な目で、ぼくを見てきます。恥ずかしいことに、ぼくは泣きそうでした。

「どうしたの?」と、女がムスッとした声で聞いてきます。だんだん、ぼくの口から、うっとした弱々しい声が漏れてきます。

 

 

「本当にどうしたのよ」と、また女が聞いてきます。ぼくは返事することもままらない状態となり、呆然と立ち尽くしてしまった。感じたことのない感覚が体を襲ってきます。息の荒さが元の正常さに戻りません。立てなくなって地面に膝を着いてしまいます。地面の汚れなど気にしていられません。

 

 

「とりあえず家に入りなさい」と、女が言ってきたのですが、ぼくにも遠慮というものがあります。田舎では当たり前のように家へ入るおこないの重要性を知っています。それは線香立てだったり、飲み方だったり、そういうものの重要さに比べたら、ぼくの病など、とるに足らないことなのです。

 

 

ボーッとした意識で、ぼくは担がれてることに気づきます。そして次に見た景色では女の家の中でした。ぼくは寝室に案内されて、女が使っていたであろうベッドへ寝かせられています。恥ずかしいよりも申し訳なさで心苦しくありました。ぼくはこんな情けない姿を女に見られたくなかったので、小さく丸まって、かけられた毛布から、頭をすこし出すくらいで寝ています。呼吸が正常になると、ぼくは新たな問題に気づきました。

 

 

それは、どうやって布団から起き上がるかです。部屋に女はいません。おそらくテレビ音が扉を隔てた先からしてくるので、リビングでリラックスしてるのでしょう。ぼくはそこに行って、治りましたという根性がありません。できることなら向こうから来てくれて、ぼくがタイミングよく起きたというシュチュエーションを作りたいのです。

 

 

こんなことを考えてる間にも時間はどんどん過ぎていきます。7時を過ぎると親が心配して警察にでも通報しかねません。早く起きたいのですが、それを羞恥心が阻んできます。そんなこんなで7時も越えたとき、もう流れに身を任せようかと布団から起き上がることを諦めました。それに何時間も横になっていたせいで、本当に眠たくなってきたのです。目を瞑って大好きな仮面ライダーのことを考えます。

 

 

ぼくだったら、どんな仮面ライダーになりたいかと考えて、知らず知らずのうちに何も考えられなくなって、最後には眠るのでした。

 

 

 

 




他人に見せるのは恥ずかしい。とくに自分の妄想(性癖)。テヘペロ
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