※この作品はR-18です。

性霊秘法の主――マスター・オブ・エロボン――   作:南津

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▼第三話。大事の前の小事

 

 

 

 

 

 ここで、ケフィの能力を一つ紹介しよう。

 

 ケフィことエイボンの書精言語版には蒐集したモノを複製する力があることは以前紹介した。この複製能力は蒐集した物と同一のモノや加工したモノを創り出すことができるのだが、今回紹介する能力は同じ系統で、自身の存在を蒐集したモノに書き換える力だ。

 例えば、ネクロノミコンの英語版を蒐集したとしよう。ケフィや俺の中に加わったこのネクロノミコンと同一にケフィの存在を書き換える。すると、ケフィはネクロノミコン英語版という魔導書に変わる。

 どういう原理か知らないが、ケフィ自身の意思で元に戻ることができるし、俺の意志でもそれは可能だった。

 

 さて、なぜここでこの能力を紹介したかというと、魔導書の蒐集が次の段階に進んだためだ。

 

 既に蒐集した魔導書は千三百冊を超え、いよいよ精霊化可能な程に力を持つ魔導書の収集に乗り出した。

 蒐集して来た過程上、この千三百冊の中には殆ど力を持たない物や、同じ魔導書だが記述が僅かに違うものなども含まれている。この世界の魔導書は中々種類はあるが、基本的に邪神や旧神の力を借りる魔術が殆どであり、魔導書もそちらに偏っている。十万三千冊という数値がどこか記憶の片隅にうかぶが、それだけの魔導書を集めるとすると、同一の魔導書を写本したもの十数冊、数百冊などまで集めなければ集まらないだろう。更に、違う言語で書かれた同じ内容の魔導書等も多々ある。また、個人が他の魔導書の内容を集めて纏めた魔導書等も存在する。しかし、基本的にこのような魔導書は訳される度に劣化していくため、ケフィはそれらに何の魅力も感じていない。

 

 そのため、ケフィは力のある魔導書六百六十六冊をもって、この世界における魔導書蒐集を終了することにした。

 もちろん、その中には力を持ち精霊化するまでに至った魔導書も含まれている。これまでの蒐集成果を破棄することはしないが、ケフィの魔導図書に並べられる魔導書は力を持つ六百六十六冊に限られることとなった。後は不良在庫よろしく、どこか奥深くで埃をかぶることになるようだ。

 

 そしてこの精霊化する魔導書。もちろんあの有名なアル・アジフやエセルドレーダ等も蒐集の対象になってしまっている。

 

 もちろん、現段階でマスターテリオンに挑むのはまだ早い。というか、俺の中でマスターテリオンは最強キャラに分類されているので今のところ遭遇したいとも思わないし、現段階で見たことも無い。

 だが、そんなマスターテリオンの持つナコト写本をケフィは蒐集するという。

 

 正直勘弁してもらいたいが、事態は既に進んでいたようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 今、俺の目の前には鬼畜ケフィによってどうにかされちゃった、ブラックロッジ幹部、アンチクロスのウェスパシアヌスと、彼の所持するエイボンの書があった。

 

 

 

 

   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇

 

 

 

 

「……」

「……」

「さぁ! マスター。思う存分貪ってあげてください!」

 

 妙にハイテンションなケフィが、まな板に乗った鯛状態のエイボンの書の精を指しながら進言してくる。恐らく魔導書の精といういろんな意味でおいしい存在を好きにできるのが嬉しいのだろう。これまで数は少ないが数体の魔導書の精霊をたべてきたケフィは味をしめたようだ。

 

 そして、エイボンの書の持ち主であるウェスパシアヌスはどうやら時間を止められているようで、彼の使い魔も一緒に部屋の隅に転がされている。後で記憶処理も施さないといけないことを考えると、多少煩わしく思うが仕方ない。見えないだろうが目と鼻の先で彼の魔導書が奪うことにしよう。

 

 ケフィがエイボンの書を捕まえてきたのは言うまでもなく蒐集のためだが、ここで少し問題が発覚していた。精霊化する程の魔導書は持ち主がいる場合、持ち主の魔力で染まっている。もちろん全てではないが、契約という関係上、主からの魔力供給は多少なりとも当然なされている。ケフィが蒐集するうえで、この魔力が少しだけ邪魔になる。

 そこで、親和性の高い魔力を魔導書に供給してやる事で、完全な形でスムーズに蒐集することが可能となるようだ。

 

 もちろん、親和性の高い魔力とは俺の魔力であり、契約を書き換えると元に戻すのも一苦労なので、手っ取り早く俺の魔力に染めるのが最良。

 

 で、その方法は当然――

 

 

 

 

 魔力を供給しながらのセックスによりドロドロに犯し、俺色(魔力的な意味で)に染め上げることだ。

 

 

 

 

 最初の犠牲になった魔導書の少女には大変申し訳ないことをした。魔力供給の勝手がわからず、ひたすら精液による魔力供給と、終盤の魔力供給過多による惨状は、当の本人(本本?)が見れば自殺したくなるような光景だった。彼女の犠牲は無駄にはしないと心に決めた。

 

「まぁ、いきなりアンチクロスとは驚いたが、取っ掛りとしては丁度いいか。なによりエイボンの書ということが適当だな」

 

 アンチクロスはそれぞれが力を持つ有名な魔導書を持っている。いずれその全てを攻略しなければならないのだが、ここでケフィの能力が活きてくる。

 

 決して派手な行動はできないが、エイボンの書の精霊化状態でブラックロッジの本拠の中を歩く程度のことは出来るだろう。そして、マスターテリオンとエセルドレーダが僅かばかりだが離れる瞬間も見いだせるはずだ。わずかな時間さえ確保してしまえば空間を隔絶して時間をずらしてエセルドレーダを手に入れることもできる。蒐集さえしてしまえば蒐集の記憶を持たない複製を創り出して戻れば大導師には気付かれない。はずだ。

 

 というわけで、ケフィが選んだ獲物がエイボンの書な彼女だった。

 

 彼女も例外なくロリな感じで、黒髪にピンクのガーター。そしてマントを着けており、痴女のごとく履いていない。エルフや精霊っぽい耳もポイントが高い。

 

 うちのケフィはいたって普通の耳なので、世間に溶け込むという意味では最適だが少し属性が足りない。属性で表すと精霊、ドS、ドM、バイ、ロリ、洋女、下僕といったところか。せっかくのファンタジー要素が少ない。

 

 そして何より、こんな状況でもクールに気丈に振舞っているエイボンの書は個人的にどストライク。先程から自分の行く末がうちのケフィによって語られているが、ここで魔術が扱えないことを知ってからは暴れるでもなく俺を睨み返してくる。

 

 こういう少女はよく俺のエロ漫画に登場し、ドロドロにされていたものだ。

 

 この世界におけるこのタイプの終点はエセルドレーダ辺りだろうか。マスター一筋なエセルドレーダは陵辱対象としては非常にポイントが高く、創作意欲が湧いてくる。

 この少女は少しばかりその忠誠心が彼女に及ばないので、少し減点だ。

 

「見ていても始まらないので、早速君を手に入れることにしよう」

「……」

 

 魔術によって生み出された拘束具によって体を拘束され本の状態に戻ることもできず、口も同じ素材の布によって猿轡をかませているため唸ることは出来ても喋ることは出来ない。長いこと拘束しているためか、口元の布の水分は飽和し唾液が溢れている。

 

「ぢゅっ」

「ッ……」

 

 溢れた唾液に口を付けて啜ると、彼女は一瞬体を強ばらせた。

 

「中々に美味い。それに……」

「んッ……!」

「唾液があふれているのは上の口だけだは無いようだぞ」

「んんッ!」

 

 俺の言葉を否定するように僅かに自由の効く頭を振る。だが、下の口の唾液が溢れていることは事実。右手でその液体をすくい上げて見せる。指を開くと銀の糸を引いていやらしい音をたてた。

 

「淫乱なことだ」

「んむー! うー」

 

 もちろん彼女が淫乱なわけでは無い。俺の魔力は少し特別で、吸収した場合女性をわずかばかり発情状態にしてしまうようだ。もちろん摂取する量が多くなるほどその幅は大きくなる。これも以前の実地の経験によって明らかになったことだ。

 

 この部屋は俺の魔力によって維持され、当然そこには俺の魔力が満ちている。そんな所にいるのだから、女性は例外なく発情する。この少女然り。

 それでも、彼女が元々淫乱である可能性も否定は出来ないのだが。

 

 尤も、このことを彼女に教えてやることは無い。彼女の羞恥も俺が楽しむためのスパイスとなる。

 

「そこの彼には可愛がってもらっているのか?」

「ッ……」

「ふむ……、まぁいいや。どうでも」

 

 聞いてみて思ったが、あのエセ紳士の性癖とか聞きたくないわ。猿轡してて良かった。

 実際やってることは寝取りなので、そういう楽しみ方もあるのかもしれないが本来の目的は蒐集までなので、後に続かないためそこまでするのも面倒なだけ。今ここにいて俺を見ている彼女は事が終わればケフィと俺の中にしか残らない。エセ紳士の元に戻るのはこの場の記録を持たない魔導書となる。

 

「いっぱい楽しもうな、三人で」

「楽しみますよー!」

「……ッ」

 

 早速、ケフィはエイボンの書の後ろに回りこみ、胸を鷲掴みにした。尤も鷲掴み出来るほどには発達していないようだが、ケフィは女性に対しては全方位に性癖守備範囲が展開しているので、もちろん貧乳も好物である。

 

「んー、美味しそうなうなじですね、れろっ」

 

 マントは残しているが服は取り除くという特殊な着衣状態の少女の首筋をケフィが舐める。髪を二つに纏めてあるので項は晒されている。

 少女は同じ魔導書に好きにされた屈辱からか、顔を顰めるが俺の魔力の影響で敏感になっており羞恥に顔を染めている。少女が二人で戯れる様子は実に素晴らしく、無防備に晒される恥部は俺の性欲を掻き立てる。

 

 ケフィに続いて、俺も暫し彼女で楽しむことにしよう。

 

「ふふ、可愛いな」

「っ……貴さんむッ――」

「ん、ぢゅる。ちゅ、ん……ごくっ」

 

 猿轡を外し、文句を垂れる前にその唇を塞ぎ溜まった唾液を啜り取る。心なしか少女の唾液というだけで甘い気がするのは気のせいか。

 

「ん、ちゅ、ぁんむ。ちゅ、ぢゅっ……ごく」

「……ぷぁ。ふふ、お返しだ」

「ん、はぁ、はぁ……。きらま……、ぁむ」

 

 お返しに魔力のたっぷりこもった唾液を少女の口内に流し込む。それだけで少女の呂律はあやしくなり体は僅かに赤みを増す。

 二本の指を口に差し込み、少女の舌を撫で付ける。薄くて柔らかい舌の感触が気持ちいい。少女は噛み付こうとするが、ループを重ねて強靭になった魂に耐えるべく鍛えられた肉体は、少女の力では甘噛み程度にしか感じない。しばらく噛み切ろうとしていた様だが、効いていない様子を見てとって諦めたようだ。

 唾液を飲み込むこともできず、口には少女の雫が溜まっていく。

 

 それを再び口移しで吸い取り、今度は自分の唾液を混ぜて送り返す。塞がれた唇の間から二人の唾液が溢れる。舌を開いた口に送り込み、少女の口内で唾液を攪拌する。数分にもなる時間交わし続けた唾液を、口をつけたまま顔を上に向けることで飲み込むように促す。

 魔力のこもった唾液を飲めば飲むほど少女の体は熱を帯びる。

 

「ぁ……、んん、はぁ、はっ……ぅ……」

 

 その間、ケフィの指は下の口に伸びていたようで、したから女の匂いが立ち上って来る。床は既に水浸しで少女が漏らしたかのようだ。

 少女の体は細かく痙攣し、震えが伝わってくる。

 

 立ち上がり中途半端に勃起したペニスを晒し、ケフィの目の前に持っていく。少女は気をやりながらも驚きの表情を見せる様子が心地いい。

 

「ふふっ、ケフィ、こちらも準備してくれるか」

「いえす、マスター。……ぁむ、ん、ぢゅ、ぢゅっ、ぅむ……」

「はっ、は、ぁ……ん……」

 

 中学一年のころから見ても更に大きく成長した男根は、ケフィの口におさまらない。横から咥えるようにして唾液で濡らし、その小さな手で掴んで前後させる。

 片手は未だ少女のオマンコを擦りながら、もう片手で少女の顔を抱き込むようにしてペニスを持っているため、フェラチオは少女の顔の目の前で行われる。舌を伸ばせば届きそうな距離にあるチンコに少女の視線は釘付けとなる。

 

「ありがとう、ケフィ。……さて」

「ひッ。っあ、ひゃぁ!」

 

 空気が変わったのを感じたのか小さく怯えたような悲鳴をあげた少女は、ケフィの次の行動によって別の声を上げることになった。

 

 息子から離れたケフィが少女を抱きあげたまま後ろに倒れこむ。ケフィの上に乗せられる形となった少女は、立てた膝をまたの間に入れられた結果、股を開いたまま脚を投げ出した形になった。

 こちらからは二人のオマンコは丸見えで、少女の股から流れ出す愛液が下のケフィの股を濡らしている。尤も、本人の愛液によって元から濡れているようではあったが。

 

「準備はいいようだ、っな!」

「ひぐぅぅうう! か、は、ぁぁあああ」

 

 二人に覆いかぶさるようにして少女に一気に挿入する。ケフィより更に浅いのか、半分も入らずに奥へと達して子宮を持ち上げる。間違いなく痛いだろうが、今はレイプの時間なので遠慮しない。いや、感じたら和姦だったか?

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛ぎいいいぃぃ。かは、むりぃ、ぉきすぎりゅぅう!」

「裂けてないから平気だ、ろ!」

「ひぎぃぃいいかっんむーーー」

 

 叫ぶ少女の口にケフィが指を突きこんで黙らせる。そのまま頭を反らさせて口を近づけて、口を封じる方法を接吻へと移行する。少女の唾液が垂れ流しになり、ケフィの顔を汚す。

 その様子を見ながら、腰の動きを止めずに動かし続け、叩きつけ続け、少女の膣奥を突き上げ続ける。

 ケフィとは違う膣の感触を感じながら、小さな膣内を堪能する。ケフィの力を使えばまた何時でも彼女と出来るのだが、オリジナルのエイボンの書の精霊とは恐らくこれが最初で最後。全く同じ複製でも時と場所とシチュエーションは全く変わる。

 

 魔力を込めながら腰を動かし続けると、直ぐに追加の愛液が溢れ出し、少女の様子も変わっていく。膣の締め付けはきついまま、スムーズに相棒が膣内を往復していく。

 

「はっ、イクぞっ、確りと飲み込めよ!」

「んんーー!」

 

 スパートの後に一際大きくストロークして腰を打ち付けると同時に、魔導書の少女の最奥で射精する。ドクドクと音が鳴るかのような勢いでの射精により、大量の精子が送り込まれていく。その勢いに、一部は膣道を逆行して外に垂れ落ちてしたのケフィのオマンコを汚していく。

 

「ぁ、あ、はっ、は……、んぢゅ……」

 

 射精と同時に送られた魔力に、少女も限界を迎えて達し、痙攣しながらもケフィにキスを強要され続けている。二人の唾液でベタベタになっているが、そこに俺も加えてもらう事にする。

 二人の少女の甘い唾液を舐め取りながら、射精後の余韻に浸る。ただ、数多のループの末に手に入れたこの体は、たった一度の射精で収まるようなことはない。

 

 未だにギンギンの勃起チンコは少女の膣内を目一杯に押し広げている。

 

このまま続投、といきたいところだがケフィが期待の表情で見上げてくるので、次は我が愛しの魔導書様を目一杯可愛がってやることにしようと思う。

 

 

 

 




次回

▼第四話。ルルイエ異本複製版
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