よろしくおねがいします。
pixivの方にも掲載していますが、ハーメルンの方では1話~9話までの文章修正を行いました。
静かに、冷たい雨がしとしとと降る中を、女が歩いていた。
そして、メガネに隠されてはいるが、美人と言っても過言ではない顔付きは羞恥に染まっている。
「お、すげえ格好で歩いてるな、ねーちゃん」
「お仕事がんばれよ」
「ねえキミ、どこの店で働いてるの?」
彼女が支配するホテルを出て、遠回りするように街中を歩けば、そんな無遠慮な声を幾度となく掛けられる。
それらの声をことごとく無視し、ほおっと息を漏らせば、真白い吐息が漏れた。
いつまで経っても変わらぬ、肌寒い季節。
雨に濡れるアスファルトを踏みながら、きらびやかな光に照らされた街並みを横目に見る。
風俗の呼び込みの声、24時間パチンコのけたたましい音、酔っ払いの野次――それらが混ざり合い、特異点・絶艶封俗都市の底辺を形作っていた。
スーパーマーケットに隣接するラブホテルの妖艶な灯りが彼女の白いケープを染め、まるで自分がその一部であるかのような錯覚を与える。
「……本当に、忌々しいですね」
さらに最近になって認可されたらしい空中浮遊高機動看板のネオンサインが、
そうして無言で歩き続けた彼女は、ついに目的地へと到達する。
「あぁ、マスター……もう、胸が高鳴ってしかたありませんね」
ボロアパートの二階、一番奥の部屋。
雨の魔女トネリコは、全裸にわずかな装飾品を付けただけの姿で、マスターに夜這いを仕掛けていた。
A.D200X
絶艶封俗都市NKG
第十夜
『ボロアパートの隣にカジノ・キャメロットとホテル・ブリスティンが建設されたので二人に対して肉体的交渉をすることになったマスターの話』
ノックを三回、間を置いて一回、さらに四回。
これが雨の魔女トネリコの「特別夜這いサービス」の合図だった。
本来ならばホテル・ブリスティンでの性的奉仕サービスなのだが、マスターに呼び出しをされれば特別料金で受けざるを得ない理由があった。
「こんな格好で、街を歩かせるだなんて、ほんとに意地悪なんだから……」
ふっと呟き、手の平を温めるように二の腕をさする。
しかしその胸の奥には、ほんのわずかに暖かく灯る、蕩けるような感情が浮かんでいた。
「でも、
待つことしばし、ガチャリと音を立てながら、軽くて安っぽいドアが開かれた。
それと同時に、トネリコは頭を深々と下げて口上を述べていく。
「お待たせしました。ホテル・ブリスティンの方から来ました、雨の魔女トネリコです。今宵は貴方様に夜這いをさせていただきます。もしよろしければお部屋の中に……あっ!」
ドアが開かれた瞬間から、鼻に感じていた。
熱くて、濃くて、粘り着くような甘い臭い、肌に貼り付くような
だから、何をしていたのかなんてすぐに分かった。
なのに、頭を上げてマスターの姿が目に飛び込んできただけで、トネリコは
「よく来たな、待っていたぞ」
男は全裸だった。
この都市に来て多少肉付きが良くなったとはいえ、その鍛え抜かれた身体は健在であり、ぬめった汗をわざとらしくぬぐいもせずにそのままだ。
メスの性臭を香水のごとく纏わりつかせ、最も濃厚なオスの臭いは股間から立ち上らせている。
余熱を帯びた昂ぶりがそそり立ち、その濡れ方はオスがメスを征服したとしか言えぬほどで、真っ白く泡立ったものがこびりついていた。
(……やっぱり、あの”女”と……)
精液とも愛液ともつかぬそれは、蜜壺でミックスされた至上の媚薬。
誰がどう見ても、部屋で女とセックスをして愉しんでいたとしか言いようのない姿だった。
「……ぃひっ♡(こん……な、下品な臭いなのにっ♡)」
プライドがヒリついた。
魔女として、女として、それは許されることではなかった。
(な、のに……♡ 身体が、震えて……っ♡)
なのに、トネリコの心臓が信じられないぐらい高鳴る。
喉の奥がきゅうっと搾られ、魔女の子宮が、恋に堕ちていく。
理性すら溶かす愛の泡が、パチパチと弾け出す。
「よ、よろしく、おねがい……しま、す……♡」
気が付けば、マスターの前に跪いていた。
――他の誰かが、目の前にそそり立つものを味わっていた。
それが悔しくて、羨ましくて、それなのに興奮している。
はしたなくも鼻を鳴らして臭いをさらに吸い込むという無様さを晒しながら、これから行うべき夜伽奉仕を無数に妄想してしまう――
「じゃ、さっそく綺麗にしてよ」
「え……こ、ここでですか?」
雨の魔女らしからぬ、素の声。
この場で奉仕を求められることは、思ってもいなかった。
ボロアパートの二階の廊下、冷たい風が吹き込むそこは、とてもではないが情を通わせるような場所ではない。
高くそびえ立つホテルとカジノが巨大な谷間を作って、ボロアパートそのものを底冷えさせるような場所としていたのだから。
そしてドアの隙間から、漏れたくぐもった喘ぎ声が漏れる。
「ん、ぐ……あぁ……」
「っ!」
トネリコは思わずそこを覗き込んでしまい、それに気が付いたマスターはバツの悪そうな顔付きになる。
「部屋の方は……あー、まだちょっと見せられるような状態じゃないからさ、悪いけど、いいだろう?」
「う、あ、それは……」
ぐい、と屹立が目前に突きつけられる。
自分以外の
「く……う、うう……」
屈辱である。
誰とも知らぬ女との交接の後を処理するなど、雨の魔女のすることではない。
「んは……はあ、はあ、はあ……あぁ……♡」
しかし、目の前のオスの象徴、完全に勃起させたそれを口に含むということは、マスターのサーヴァントとして最大の栄誉を授かるということだった。
「んあぁ……はむぅ……♡」
だから、悦んで口に含んでしまう。
痕跡を残らず消し削るかのように、唇と口を使った掃除を開始する。
「はふぅ……んれろぉ♡ れろれろぉ♡ んれろぉ♡」
舌に焼け付くような性の味、他の女の膣ヒダの残滓。
しかしそれを全て消し去り、完全に綺麗にしてしまえば、そこにあるのは心の底から愛する男のものとなる。
トネリコは、自分の唾液や臭いすら残さぬほどに、ゆっくりと舐め清めていこうとするが……
「……おい、なにちんたら舐めてんだ、このアマ」
「んぎゅぶぅううううっ!?」
腰を突き出され、硬いものがトネリコの喉奥まで貫いた。
咽せることすら許されないほどに頭を押さえつけられ、目を白黒とさせる。
「あー、やっぱとろくさいサービスされるとなー、こっちも色々と考えちまうぞ?」
「んぐううううっ! んぶっ! んぐっ! んぐぶううううっ!」
トネリコは頭を掴まれたまま前後させられ、道具のように扱われた。
唇と舌へと丹念に屹立を擦りつけ、汚れを落としていく。
快楽のためではなく、タオル代わりに使うためのイラマチオ。
「しっかり唇を締め付けておけよー……あー、やっぱ女はこうするのが最高だわ」
「んぎゅぶるっ! ぐじゅぶっ! じゅぶっじゅぶっじゅぶぶぶっじゅぶぶぶるうっ!」
聞くに堪えない音が漏れ、共同廊下に響いていく。
誰もが振り向くような美女が出していいような音ではなかった、行われて良い行為でもなかった。
彼女を、情欲の跡を丹念に清めるだけの布きれにしてはならなかった。
「お、少しは素直になったか、じゃあ改めてチンポの先から根元まで舌で綺麗にしろよ、こいつをトネリコのマンコにぶち込むんだからな」
「げほっ……げほげほっ……はぁっはぁっはぁっ……はううっ、はいっ♡」
その妖精の瞳は、苦しさに涙ぐみながらも歓喜の色に染められていた。
唾液と嘔吐き汁で汚れたそれを顔に擦りつけられても、百年の恋は冷めぬままだったのだから。
「それでは、あらためまして……ホテル・ブリスティン、支配人である水妃モルガンの名代として、この雨の魔女トネリコが、誠心誠意をもって、貴方様にご奉仕をさせていただきます」
帽子を外し、膝を冷たいコンクリの床につけて、三つ指をつく。
「よろしくお願いしますね、マスター♡」
「ちゃんとその恥ずかしい格好で来てくれたんだな。街中の奴らがどんな顔をしていたか、想像するだけでたまらねえよ」
その声音には、自分よりも圧倒的な力を持つサーヴァントを辱めるという快感だけでなく、彼女を自分の「所有物」として見せびらかす自負が滲んでいた。
「は、はい……皆さん、とてもイヤらしい顔をされていまして……♡」
――褒められた♡ 褒められた♡ 褒められた♡
どぷり♡ と愛液が漏れる、粘ついたものが床に垂れ落ちる。
マスターのメールに従ったとおり、全裸に帽子とケープとブーツだけの姿で、駅前をぐるりと大きく迂回するようなルートで歩いてきた甲斐があった!
白い肌を下品な野次と好色な視線に晒され続けた意味があった!
「声なんか、何回も掛けられてしまいました♡」
マスターの悦びがさらに強くなって肌に伝わってくる。
心の底からの好色な悦びだ。
自分のサーヴァントを自慢するかのように他人に見せびらかしたことで、想像以上に羨ましがられ、妬まれ、自尊心が満たされていくのが伝わってくる。
「もう、大変だったんですよ……もちろん、お触りなんかは絶対にさせませんけど……あ、携帯で何枚か写真を撮られちゃいました♡」
「へえ、じゃあオレもトネリコのそのポーズ撮って、風俗掲示板に上げちゃっていい? ホテル・ブリスティンの夜伽サービス、露出の魔女トネリコってさ」
トネリコの目の前が、ぐにゃりと歪む。
――誇り高き雨の魔女が、夜を
しかし、当然のことながらそのような行為を許す相手など、この世でたった一人だけなのだった。
「はい……もちろん、かまいませんよ♡」
「あ、そ……じゃあ、そこで両足を大きく広げて、マンコ見せつけてみろよ」
「かしこまりました♡ どうぞ、お撮りくださいませ♡」
一度返事をすればあとは早かった。
静かに両足を開いて、その手を淫裂へと添えていく。
「んくっ……あふうっ♡」
「うお、すっげ、もう濡れ濡れじゃん。ひょっとして全裸徘徊してたときにはこうなってたんだ? トネリコって淫乱だったんだね、初めて知ったよ」
「ひ、ひどいです……こんなにも濡れてしまったのは……」
――貴方のおちんぽを見てしまった時からです♡
そんなはしたないことを今更言えるはずもなく……愛想笑いをしながら指を使って、奥まで見えるように広げていく。
「はい、おまんこチーズ♪」
パシャリと、大きめのシャッター音が、ガラケーから幾度となく溢れていく。
「あ、あはは……奥の奥までしっかり撮ってくださいね♡ マスター♡」
「ん、顔は隠してもいいよ、その方がスケベ女に見えるから」
そうして何枚か卑猥極まる画像を撮影したマスターは手早くアップロードしていく。
「ホテル・ブリスティンのドスケベウィッチトネリコちゃんです……っと」
「あ、ああ……恥ずかしい……♡」
「恥ずかしいとかいいながら、たらたら濡らしてんじゃねえよ淫乱魔女がよ」
「ひどいこと言わないでください……はぅう……♡」
心ない罵倒をされながらも、表情が蕩けてしまうのは、身体中が甘くわなないてしまうから。
きゅうっと身体の芯が甘く切なくなりながら、先程の無体な扱いを忘れてしまったかのように恋してしまう。
マスターの深い溜め息を聞いただけで、身体を捩らせてしまう。
「んじゃ、魔女のマンコ使ってやるから。さっさと立って、そこの手すりを掴んでケツを突き出せよ」
「かしこまりましたぁ……♡」
トネリコはふらふらと起き上がると、マスターの言う通りのポーズを取った。
滑らかに丸みを帯びた、女らしく脂肪の乗ったむっちりとした尻。
夜の闇の中、ネオンに照らされる白い肌は、おそろしく卑猥なものだった。
「あー、トネリコちゃんのデカ尻、マジで何度見ても飽きないわ~」
「あはは♡ ありがとうございますぅ♡」
バカにされたような物言いなのに、ついつい甘えるような媚び声が漏れる。
待ちかねた子宮が痺れ、収縮し、蜜をあふれ出させた。
勝手に降りてきて、剛直の突き上げを待ちわびてしまう。
「マジで濡れ濡れだな魔女のエロマンコ、愛撫の必要もねーな……っと!」
「あっ……あぎゅううううっ♡♡♡」
遠慮無しの挿入。
強引かつ粗暴な突き上げ。
トネリコの頭の奥でバチバチと火花が散った。
「あぐうぅっ♡ うあっ♡ あっあっあっあっあはぁああああ~っ♡」
トネリコは絶頂した。
子宮口があうあうと喘ぐように口を開閉し、ぐにゃりとひしゃげられた衝撃に子宮が悦びの声をあげる。
全身に快感が広がっていく。
「トネリコの蜜壺でチンポを洗っていくの、やっぱサイコーだわ」
マスターは心地よさそうな溜め息を吐き出しながら腰を使い、肉竿の腹を擦りつけるようにして、トネリコを使っていく。
「オイ、もっとケツあげろ」
「くはぁ……あ、はいぃっ……うっ♡ うっ♡ ううっ♡」
フェンスに向けて
そしてマスターとの体格差は、トネリコをつま先立ちにさせ、尻を高く掲げさせるのだった。
「おっ、おっ、おっ、やっぱこうすると締め付けがよくなるわ」
「ひゃうっ♡ あうっ♡ あうっ♡ あっあっあっうぐぅーっ♡」
ぴしゃり、ぴしゃりと、腰を叩き付ける打擲音が、アパート二階の共同廊下に雨音のように響いていく。
尻に赤みが増えるたびに、トネリコの子宮は燃え上がるように熱くなっていく。
どんなに無体なことをされようとも、マスターを愛していることが
「ふぅ……お前も動けよ、いつまで経ってもチンポが綺麗にならねえだろうが」
「あうっ♡ あうっ♡ あうううっ♡」
耳元で囁かれるだけで、キュンと心臓が高鳴る。
どんな命令でも素直に聞いてしまう。
そんな魔力が込められているかのようだった。
どんな魔術でも弾くことのできるトネリコにもマスターの声には逆らえない、まるで魔法だ。
「わ、分かりました……ま、マスターっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡」
トネリコは命令されるがままにヘコヘコと腰を前後させていった。
女にとっても屈辱的な動きを、令呪も使われぬまま自ら行っていく。
そんなマゾ的な行為を繰り返すことにより、マスターへの思慕の念を勝手に募らせてしまう。
「んはうっ♡ あっ♡ あううっ♡ お、おまんこの具合♡ いかがですかぁっ♡」
「おいおい、もっと頑張れよっ……と!」
「あぎゅううっ♡ 突き上げるのだめぇっ♡ はっ、はんそくぅううっ♡」
結合部の隙間からハメ汁が噴き出した。
トネリコの尻には見合わぬほどの肉厚の淫唇は、屹立をしっかりと銜え込み、戦慄きながら愛液を飛び散らせる。
「太ももが汚れちまったじゃねーか、雨の魔女よりもハメ潮の魔女って名乗った方がいいんじゃねえか?」
「あんっ♡ やんっ♡ やだぁっ♡ そんなこと言わないでください……あひぃーっ!」
尻を強く抓られ、赤い跡が残る。
じんじんと拡がる痛みまで、心地良く感じてしまう。
今度はこちらを捻ってほしいとばかりに、乳首をツンと尖らせてしまう。
「イヤらしい声出して男を誘ってんじゃねえよ、この売女っ!」
「あひぃっ♡ ひどいですぅ……んっ♡ あっ♡ はぁあんっ♡」
罵倒がトネリコの心を踏みにじる。
それでも勝手に溢れる媚び声は、まるで通りだと認めるかのようで、頬と耳を更に赤くさせた。
「まあいっか、トネリコは淫乱の魔女で」
「はぐぅっ……う、あ、はい、そうでーす♡ 私は、マスター限定の……淫乱の魔女なんですぅっ♡ あっ♡ きゃううっ♡ おっぱい、きたぁっ♡」
のし掛かってきたマスターが、トネリコの胸から垂れ下がる長乳を掴み上げた。
たぷたぷと手の中で揺らしながら、乳首をつまみ上げ、指先で捻っていく。
「あいぃいいいっ♡ んっんっそれぇええっ♡ きつっ♡ 本気できついですからぁあああっ♡」
「はあ? 乳首固くしてたの、こうされたいからだろ? 触るなとかバカなことを言うなよ、なあ! オイ!」
手の平からこぼれ落ちそうなほどの巨乳、その重みのせいで長く垂れているものの、若々しい張りと柔らかさは触っているだけでオスを昂ぶらせるものだ。
だから固い乳首をすり潰しながら、伸ばしてしまうのは仕方のないことである。
「はうぅっ♡ んっあぁっ……いっつもイヤらしいさわり方なんですからぁ……あはぁんっ♡」
後ろから体重を掛けられ、オスの熱さを押しつけられる。
手すりを掴む両腕に力を込める。
そして、こむら返りを起こしそうなふくらはぎをぷるぷると震わせながらも、トネリコの身体はマスターに
「あぁぁぁ~っ♡ はっはっはううう~っ♡ い、いかがですかぁ? お尻の方、このように動かしても……んくぅうっ♡」
ぐいぐいと押しつけるようにして、尻を左右に振る、前後に突き出し、ぐるりと円運動をさせる。
その度に結合部からはぐちゅりぐちゅりと音を溢れさせ、コンクリ床をさらに濡らしていく。
「トネリコって口マンコよりもメスマンコの方気持ちいいな」
「あっ♡ あっ♡ あはは♡ ありがとうございますぅ♡」
性器の具合を褒められても、なんと答えればいいのか分からない。
ただ、マスターが心地良くなってくれることに専心する。
「じゃ、気持ちいいから、このまま出すね」
「えっ! あっ! んっあぁああっ! はぁっああっ! あぐうっ! 腰の奥にまでぇ……響いてっ……あはぁぁっ!」
マスターが乳房を握りしめるように揉みしだきながら、腰を前後させていった。
激しい抽送に、トネリコの性感がさらに覚醒させられる。
「んふぅっ♡ ふうっ♡ ふうっ♡ ふうっ♡ んふぅーっ♡」
どちゅどちゅと音を立てながら貫くそれは、子宮口を丹念に押しつぶしていった。
すでにそれは、他の女との情交の跡を綺麗に拭うためではなく、女を屈服させ、快感を得るための行為となっていた。
「はぁ~……トネリコちゃんのあえぎ声ってさぁ、色っぽいからマジで好きだわ、オレ」
「あひゃあんっ♡ も、もうっ♡ 変なこと囁かないでくださいっ♡ あんっ♡ くすぐったいんですからぁ……♡」
性器を丹念に使われ、男の下卑た声を聞かされる。
それなのに身体はマスターを奉仕するために全力を振り絞り、子宮から溢れ出る粘ついた蜜こそが報酬だというようにあふれ出していた。
トネリコは、唇を噛みしめ、手すりを握り直し、悦楽に流されぬよう踏みこたえる。
「なぁ、もう少しサービスしてくれたらさ、オレも色々と考えてやるからさぁ……」
「えっ……それって、まさか……私達のホテルのことぉ……ご贔屓に……はぁあんっ♡」
剛直が、子宮を持ち上げるように奥深くまで突き刺さる。
女の胎の底が、マスター欲しさにときめいて、きゅうっと収縮した。
「中出ししたいんだよな~……トネリコちゃんの魔女の子宮に、熱くてとろっとろのザーメン、流し込みてえんだよ」
「あ♡ うあっ♡ もうっ♡ そんなこと言われても……はぁああ……こ、困りますぅ……♡」
「もう、我慢できないんだよ、いいよな、いいよね?」
「あっ、ちょ、ちょっ、あぁっ♡ は、激しっ♡ んっ♡ これっ♡ もうっ♡ あっあっあはあぁぁーっ♡」
許可も何もなく、決定事項かというようにマスターの動きは射精させるための腰使いになる。
トネリコの女の部分をオナホに貶め、気持ちよく射精させるための穴にしていく。
「あぁぁ~っ♡ だめっ♡ それだめぇっ♡ あうっうっうっうっううう~っ♡」
「ほら、イくときはなんていうんだ? ちゃんと教えただろーが、よっ!」
「あぎいいいっ♡ イきますぅっ♡ イってますぅううっ♡ あぁぁ~っ♡ ずっとイってるんですぅっ♡」
膣ヒダをすり潰すような乱雑な動きに反応するように、蜜壺が締め付ける。
――これ以上されたらダメです♡ ホントにイっちゃいます♡ 気をやって、ご奉仕できなくなっちゃうんですぅ♡
そんなことを叫ぶかのような女のうねる動きに、屹立はついに限界を迎えた。
腰の奥の圧力が高まり、トネリコの中へと熱いものをぶちまけていく。
「ああぁぁぁ~っ♡ イぐっ♡ イぐっ♡ イっ……ぐぅうううううう~っ♡」
屹立のどくどくと脈打つ感覚まで、トネリコの膣はしっかりと味わう。
最後の一滴まで気持ちよくお射精できるように膣ヒダは蠢き、その全てを子宮口ですすり上げていった。
たとえサーヴァントであろうとも、魔女の子宮はオスの精液を無駄にしたりしないのだ。
「くはぁ~……♡ はぁ~……♡ はぁ~……♡ あぁぁぁ……♡」
「はぁ~……生中出しはやっぱ最高だな、とっても気持ちよかったぞ、トネリコ」
すっきりしたマスターはニコニコと爽やかに笑いながら、トネリコの頭を気分良く、ぐしゃぐしゃと撫でる。
「え、えへへ……ありがとうございましゅ……♡」
そうしてトネリコは全身から汗を吹き出し、湯気を纏わり付かせながら……マスターに手を引かれて、ようやく部屋に入ることを許されるのだった。
「あ、やっぱり……」
トネリコは呆れ声を漏らす。
部屋の中に入れば、一目瞭然だ。
そこには真っ白い兎が、両足をガニ股にさせて身体をヒクヒクとさせながら、悩ましい吐息を漏らしていたのだから。
「おい、起きろ、アルトリア・ルーラー」
カジノ・キャメロットの主、水着獅子王ことアルトリア・ルーラーである。
「それにしても、すっごい衣装ですね……」
トネリコは、ぽつりとそんなことを呟いた。
それも当然であろう、乳房を覆う部分はまろびだすようにワイヤーが再調整され、股間部分は綺麗に切り取られている。
衣装から弾けるように肉厚の淫唇をまろび出し、泡立った愛液と精液の混合液をぷくぷくと漏らし続けていたのだから。
バニースーツはすっかり改造され、マスター専用おまんこエロマゾ兎仕様となっていた。
「やっぱ
「はうっ……うっ……くううっ!」
マスターは万年床に拡がるアルトリアの髪の毛を踏みつけるようにして跨がると、尻をゆっくりと降ろしていった。
「まあ……なんて……♡」
――男らしいのでしょうか♡ そんなことを口の中で呟きながら、トネリコは子宮内で暴れ回る精子の力強さを感じて二重にときめく。
「おーい、色っぽい声出してオナってんじゃねえぞ、トネリコ」
「そっ、そんなはしたないことなんてしていませんっ! ただ、ちょっと逆流してきただけですぅっ!」
そう言って軽くイったことを誤魔化すトネリコを尻目に、マスターは半勃起状態の屹立でアルトリアの高い鼻をペチペチと叩き、垂れ下がった陰嚢を汗で光る額に擦りつけていった。
「あう、う……マスター……んふぅ~っ♡ ふぅ~っ♡ んふうう~♡」
「お、チンポの臭いで気が付くとかさすがだな、本当に可愛いヤツだ」
「は……ありがとうございます、マスター……♡」
アルトリアは屹立に力を与えるかのように「あふぅ♡」と深いため息を吹きかける。
さらに、知らず知らずのうちに唇を尖らし、熱い口付けをしたくてたまらないようだった。
「ちっ」
マスターはその唇を塞ぐように屹立でぺちりと叩くと立ち上がって距離を取り、二人に語りかける。
「というわけでこのアパート、お前らのホテルとカジノに日光を遮られてっからさ。どっちを潰すか、今度こそ決めてくれねえかな?」
そう言って、マスターは口元を歪ませた。
優越感の入り交じったイヤらしい表情。
ようやく起き上がったアルトリア・ルーラーと雨の魔女トネリコが、お互いの顔を見やる。
幾度となく夜這いをして誘惑してきたが、結局のところ”また”この話になる。
二人としては……いや、この特異点に済む全ての
――最上階のロイヤルスイートルームを用意しているのに――
――我が寝室にマスター専用の物品を全て揃えているのに――
だからこそ、ネロは黄金風俗劇場ビルを建設したし、ジャンヌオルタは自分の部屋を毎日掃除しているし、スカディはマンションを丸ごと一つ購入した。
そしてモルガンとアルトリアはボロアパートの隣に自身の城を顕在化させ、二人自らマスターの
それなのに日照権を主張され、どちらか(あるいは二つとも)潰せと言われては立つ瀬がない。
「それでしたら市長にはカードで”納得”していただきましたから問題ありません」
「私も、ホテル・ブリスティンの建設に関しては慎重な判断をしましたよ」
「ま、それで納得がいかないから、うちの愛染姉妹が殴り込みに行ったわけだが……」
愛染姉妹は、ボロアパートの大家一家である果甘と果凛の姉妹である。
その正体はこの絶艶封俗都市を特異点として作り上げたカーマ――の分体であるが誰一人として気が付くことはなく――この世界を████年維持し続けている。
「あいつら、ここんとこ█年ぐらい戻ってこないんだぞ……ま、いいか」
あの二人も風俗都市の住人である、しぶとくタフに生き延びていることはマスターも確認している。
「ですから、カジノ・キャメロットも浮遊させてしまえばいいんじゃないですか?」
「
空中浮遊高機動看板エハングウェンのケバケバしいネオンサインがガラス窓から入り、アルトリアとトネリコの顔を照らし出すと、二人の間にバチリと火花が散った。
「二人で話し合いはしろと言ったが、ケンカしろとは言ってねーぞ」
「いっそのこと私のカジノで勝負しましょう、手持ち百万QPでどちらかが破綻するまで勝負を……」
「イヤよ、カードにどんな細工をされているかわかったものではありません」
「ふ、それこそ魔女ならイカサマなどお手の物だろう?」
幾夜となく繰り返されたそのやりとりに、マスターは呆れ顔になる。
「オイオイオイ、熱くなるなって言ってるだろ? せっかく責任者のお二人にこうして来て貰ったんだからさぁ……もっと楽しもうぜ!」
マスターの太い腕が、アルトリアとトネリコという絶世の美女を掻き抱いた。
トネリコは全身が柔らかく、艶めいた肌にさきほどの情交の跡が残り、腰は抱きやすいほどに細かった。
アルトリアは冷たい汗で滑った熱い肌、豊満な乳房は柔らかく、信じられないほどに腰は細く、むっちりとしたデカ尻は、女として至上の価値を感じさせる。
そしてメスの発情臭をぷんぷんとさせ続ける二人の極上の身体を手放すオスなどはこの地上に存在しない。
「あんっ♡」
「はううっ♡」
「オレとセックスして、より愉しませた方が勝ちってことで、いいよな?」
だから、マスターもいつもと同じことを提案するのだった。
アルトリアが、甘えた声を漏らす。
「あ……♡ それは、ズルい……マスターに圧倒的に有利ではないか……♡」
「あら、アルトリアは自信が無いのですか? まあ、そんな情けない身体をしていますから、むしろ自分から敗北マゾメス兎として楽しんでいるのでしょう?」
「ちっ、ちがっ……この姿はそういうわけではない! 貴様だって全裸マントの痴女として普段から歩き回っているのだろう!」
「それはマスターのいつもの要望です! あなただって乳房をまろびだしたままルーレット勝負をしているんでしょう! この変態!」
「なんだと!」
「……お前ら二人共、オレにサービスする気があるのか?」
マスターの低い声に、まだ何か言いたい表情のアルトリア・ルーラーは裁定者としての理性を働かして押し黙り、トネリコはそれを見てフンと鼻を鳴らした。
「ま、アルトリアは、これとは別件のセックス勝負で何度も負けちまったからな~、トネリコに対して色々と思うところはあるよな~♪」
「あんっ♡ ま、マスター……そのことは、トネリコにはナイショにしてくださいと……はぁんっ♡」
「なんだっけ? これで勝ったらオレをカジノでただ働きさせる! とか息巻いてたけどさぁ……」
「まあ……なんてことを……」
トネリコは呆れ声で――私もそういうことしたかったのに――と呟いた。
「はぁ~……やっぱアルトリアからはいい匂いがするわ」
マスターはすんすんと鼻を鳴らしながら、アルトリアのうなじの匂いを嗅いでいく。
「は、あうっ……く、くすぐったい……あんっ♡」
メスの発情臭に混じって、噛みついた首筋には粘ついた唾液の臭いも感じた。
荒い鼻息が首筋にかかるだけでアルトリアは腰砕けとなってしまうほどに、ハメ尽くされていた。
「さっきもオレがイく前に三回はイったから罰ゲームな、尻穴を舐めろ」
「っ! は、はい……わかりました……」
「しっかり頑張って借りを返さねえと、アナル舐めは終わんねえからな! それからトネリコはさっき使ったチンポの舐め直しな」
「はい、かしこまりました♡ マスター♡」
二人を名残惜しそうにその腕から解放すると、マスターは仁王立ちとなる。
アルトリアはマスターの尻にかぶりつくように、後ろから太ももに抱きついて、男のアヌスへと舌を伸ばしていった。
「はぁ~……んれろぉ~♡」
「おおおっ……王様も随分と慣れてきたようだな、これが男を悦ばせる王道ってやつだぞ、よ~く覚えておけよ!」
「は、はい……んれろぉ~♡ んれろっれろっれろれろれろれろぉ~♡」
二人からは顔が見えないとばかりに、この街の最下級NK流風俗嬢でもしないような下品な表情となったアルトリアは、マスターのアナルを舐めしゃぶっていく。
とろっとろになるまで表情を綻ばせ、鈍い味のするアヌスを自分の舌でシワの一つ一つを拭うことに悦びすら感じるようになっていた。
――王様のくせに、なんて顔をするのかしら♡ その顔を家臣に見せたらきっと心を開いてくれるというのに♡
しかし、その歓喜の感情はトネリコには筒抜けだった。
妖精眼を持つ彼女にとっては、顔は見えずとも隠しようのない
だらしなく口を拡げ、鼻穴を限界まで開くほどに鼻息を荒くさせ、伸ばした舌は直腸にまで届かんとばかりにねじ込み……
「あ……♡ やだ、あまりにも美味しそうに舐めてるものだから、涎が溢れてきちゃった」
「トネリコ、早く、チンポ」
「はい、すぐに御奉仕しますからぁ、急かさないでくださいね♡」
マスターの知性無き催促に、溢れる涎を拭う間もなく「んちゅっ♡」と音をたてて屹立に口付けをした。
先程まで、子宮を押し上げ子宮口を念入りに叩き潰してくれた愛しい男性器だ、トネリコの口腔奉仕も自然とねっとりとした愛情深いものとなる。
「んれろれろぉ♡ んれろぉ……あむぅ……んちゅっちゅぅうう♡」
「うおっ、おっ、おおお……トネリコのチンポしゃぶり……たまんねぇ~♪」
舌を亀頭に絡ませ、舐り尽くす。
妖精眼で見えるアルトリアのアナル舐めに合わせて、舌を踊らせる。
この時ばかりは、こっそりと協力して淫らなダンスを踊らせていた。
たとえ相容れない相手であろうとも、マスターを心底悦ばせるためならば、そのぐらいのことはできるのだから。
「は~、トネリコはまたえっろいフェラ顔してんな~、ちょっと撮影させろよ」
「んじゅるるるぅ~……ちゅぽっ♡ いいですよ♡ 可愛いところをいっぱい撮影してくださいね♡ んちゅぅ……んじゅぶるっじゅぶぶっ♡」
トネリコは、口を犬のマズルのように伸ばしながら、じゅるじゅると吸い付いていく。
鼻穴を無様にふがふがとさせ、メガネの奥の妖精眼に涙が浮かぶ。
そんな無様ながらも淫靡な表情が、アルトリアのアナル舐め顔を模していることなど、マスターもアルトリアも知ることはない。
そして、その顔がパシャパシャと2000年代ガラケーによって撮影されるたびに、トネリコは軽く絶頂していた。
それに負けじと、ドスケベ蹲踞ポーズをしたアルトリアが、下品な舌舐めとアナル吸いを始める。
「んおぉおお♡ れろれろれろぉ♡ んぶちゅっちゅぶちゅぅうっじゅるっじゅるっぶちゅぅううっ♡」
「お、すっげーサービスするようになったじゃんか、尻穴の奥までしっかり舌ベロ突っ込んで綺麗にしてくれよ~」
そんなことを言いながらも、マスターの手はトネリコの金糸のようなブロンドの髪の毛をぐしゃりと撫で回して、奉仕に対する慰撫を行う。
「んじゅるるるるぅ~~~っ♡ んちゅううううっ♡ んっんっんっ……んふぅ……ちゅぱっ♡」
トネリコは悦びのまま音を立てて喉奥まで銜え込み……唇でしっかりと締め付けながら屹立を磨き上げ……ちゅぽっと音を立てて離す。
二人の間には、唇と鈴口を繋ぐように、先走り汁で出来た銀色の橋が架かっていた。
「うほぉ……こりゃあもうたまらんな、我慢できねーわ、オイ、アルトリアはケツ舐めはもういいぞ」
「んちゅぅう♡ ちゅぽっ♡ そ、そうか、あと一時間は余裕だったんだがな」
「トネリコのチンポしゃぶりがま~じで上手すぎてな、早くマンコに嵌めてえんだわ」
そうして二人は湿った万年床に寝転がると、思い思いのポーズを取って、秘裂を両手で拡げていった。
「じゃ、二人でいつもみたいにおまんこアピールしてみろ、良かった方におまんこポイントを一点付けてやるよ」
屈辱的な言葉で煽られても、二人は嬉々としてその命令に従う。
女の淫靡な内側を開いて、ただでさえ咽せそうな性臭をさらに濃くしていく。
「はうううぁあ~♡ マスターが先程までほぐした、敗北バニーおまんこですぅ……んっ……あぁんっ♡ おちんぽを優しく包んで、優雅で心地良い一時を過ごさせることを、お約束、いたします……♡」
アルトリアは、長い足とぶっとい太ももを左右に大きく拡げ、指先で淫唇をめくりあげる。
その言葉通り、トネリコが来る前に徹底的に叩き潰され、城壁どころか玉座まで完全に蹂躙されていた。
サーモンピンク色のそこは充血し、ひくひくと白い泡を噴き零しながら、真の征服者が帰ってくるのを待ちわびている。
「わ、私のここは……んっ♡ あはぁ……♡ マスターを悦ばせるための暖かくてふわふわな……魔女の蜜壺となっております♡ 先程も後ろから責められましたが……子宮口を押し潰されますと、反射的に締め付けて、銜え込むようになっておりますぅ♡」
トネリコは四つん這いになると尻をあげて前後左右に振り、熟れた桃尻をアピールする。
アパート二階の共同廊下で激しく犯されたせいか、打ち付けられた尻は赤く、淫裂からは蜜を滴らせていた。
指先を差し込むようにして、奥まで見えるように開いていく。
「あはっ♡ 御覧になりますでしょうか? 私の……マスターのことが好き過ぎてたまらない子宮口が精液を一滴残らず吸い尽くし、飲み干してしまいましたぁ♡ 今、こうして蜜壺から溢れてきましたのは、
その言葉と同時に、開かれた奥に見える子宮口から子宮頸管粘液の乳白色の汁が溢れ出し……トネリコの甘い溜め息が部屋を支配した。
「トネリコめ、あんな甘ったるいイヤらしい液を漏らしてまで、マスターを誘惑するなどと……♡ はうぅ~……マスター♡ 私のここ……まだ、精液物足りなくてっ♡ ううう~っ♡ マスターを見ているだけでこうして濡らしてしまうのですぅ……はぁ……はぁ……あぁ……このような破廉恥な改造バニースーツで押しかけてまで客引きしてしまう浅ましい女を、いつも可愛がっていただけるこには、マスターに対して感謝しかないっ♡ だからこそ……はあぁぁ……慈悲を乞うているのです……私にはおちんぽ乞いをするしか……ないのです♡」
アルトリアはあまりにも情けないハメ
同時に指先で淫裂をぱくぱくとさせ、どれほどイヤらしいメスなのかさらにアピールしていく。
「ねえ、わたしの方が締まるのは……ハメ比べでご存知でしょう、マスター♡ ですから敗北うさぎまんこに再び注いで欲しいのですっ♡ それに……私にまた“負けましたぁっ♡”って、叫ばせたいでしょう?」
トネリコは思わず呆れた声を出した。
「まあ、そんなにもはしたないアピールをするだなんて、獅子王も随分と情けなくなりましたね。そんなことよりもこの魔女の蜜壺の力で、ハメながらもマスターのおちんぽを気持ち良くしながら元気にしてさしあげます♡ マスターの子種、子宮で蕩かして可愛がってあげますからぁ♡」
「まあ! マスターの精子は心底大切に扱うものですよ、そんな……子宮でじっくりと味わうなどと……やはり魔女ですね!」
「なんですって! 獅子王が”敗北うさぎまんこ”とか言って男に対して媚びに媚びるとか、少しは恥を知りなさい!」
可愛らしく言い争いを始めたところで、マスターの屹立がぶるりと震えた。
裁定がもうすぐ下される。
二人は押し黙るが……少し興奮気味の吐息が漏れる。
「はー……マンコの具合はさっきハメ比べして、今日の調子はどっちも良さそうだからなあ……二人ともおまんこポイントプラス1だ、喜べ」
「は、はいっ♡」
「ありがとうございますっ♡」
二人の歓喜の声と同時に、ぷしゅりと雌汁が噴き出した。万年床をさらに重く濡らす。
だがそんなことで眉を顰めるようなものなど、ここにはいない。
マスターは硬くそそり立つ屹立をぶらぶらとさせながら立ち上がった。
「はぁ~……エロマンコ見てたらチンポイライラしてきたわ、じゃあ次は……タマ舐めして気持ち良かった方で決めるから」
「はっ、ただいまっ♡」
「おキンタマ様、舐め舐め奉仕させていただきますっ♡」
仁王立ちになったマスターの股間に二人の美女が殺到する。
この世で最も尊きものが二つ、そこにある。
禁断の果実に、艶めいた唇がむしゃぶりついていく。
「あんむぅう♡ んちゅっちゅっちゅぱっ♡ もう、邪魔です、少しは譲りなさい」
「んれろっれろれろれろぉ♡ あなたの方こそ、少しはおっぱいを慎ましくしてください」
「あんまりがっつくなよ、興奮しすぎて精管捻転しちまうだろ、ハハッ」
頬をくっつけ、鼻で突き、額で擦るが有様は、餌に飛びつく鯉が如し。
そして二人して行われるそれを見下ろせば、マスターは底知れぬほどの優越感に満たされる。
歴史にも残るような美女が二人して甘く媚び、陰嚢をしゃぶられれば男としての本懐を遂げている。
「ふぅ~……もっと根元の方も舐めろや」
アルトリアの耳がひくりと動き、マスターの絶対至上命令に従う。
陰嚢を全て口に含みながら、舌先を根元の性臭の濃いところへと伸ばす。
「んぐぶぅうっ♡」
濃厚なオスの味にアルトリアの舌は痺れ、味蕾が潮味に刺激される。
鼻孔いっぱいに拡がる臭いに脳髄を蕩かしながらも、ぬちゅぬちゅと舌を踊らせていった。
「んれろっ♡ れろっれろっれろぉ♡」
トネリコも同じようにしながら、蟻の門渡りから肛門の方まで長い舌を伸ばす。
唾液と混ざった鈍い味、胸いっぱいにマスターの臭いを吸い込み、恍惚の表情となる。
「くちゅっ♡ ちゅぷっちゅぷっ♡」
「んれろれろれろぉ♡ んれろぉ♡」
気が付けば、二人の舌が重なりあい、二人の口が陰嚢をそれぞれ歓待する湯船と化していた。
生ぬるい湯船が左睾丸をしっとりと包み込み、しゃばしゃばと飛沫が飛び散った。
舌先が右睾丸をころころと転がし、溢れる涎が染みついていく。
二人してふごふごと鼻を鳴らしながら続けるそれは百年の恋も冷めてしまいそうほどに酷いものだったが、屹立にとってはさらに硬く重くさせるほどに魅惑的だった。
「うーん、どちらにしようかな……っと」
マスターはずしりと重くなった屹立を持ち上げると……
「ひゃうんっ♡」
「あふうっ♡」
人類史上でも最高の
頬、額、鼻先、満遍なくチンポでマーキングする。
踏みしめた大地の分だけ領土とするように、チンポで領土を拡げていく。
そしてそんな蹂躙をされてもなお、魔女はうっとりと媚びた目つきとなり、鼻っ柱を叩かれた獅子王は反射的にキッと睨み付けてしまうが……それが決め手となった。
「……じゃ、ハメるのお前に決めたわ」
「はっ♡ はいっ♡」
マスターはアルトリアの髪を優しく手櫛をした。
それだけでアルトリアの淫裂からは新たに溢れた蜜が勢いよく吹き出し、トネリコは絶望的な表情を見せる。
「ほら、トネリコはどいてろ、アルトリアのために寝床を開けろ」
「……はい、かしこまりました、マスター」
しゅんと落ち込んだトネリコに、マスターは心底優しい声を掛ける。
「ああ、ゴムを使うから、トネリコは用意しとけよ」
「っ!」
「えっ……あ、はいっ!」
トネリコを退かせ、愛しい
「お前にはさっきたっぷりと搾り取られちまったからなぁ、税金もあんな感じで根こそぎ奪ってたんだろ、血税というよりも精液税を取られたって感じだったぞ(笑)」
「そ、そんなこと……私はいたしておりませんっ!」
マスターの下品かつ偏見極まる言葉に絶句しつつも、ぎゅっと唇を噛みしめ、瞳に獅子のごときな炎を灯す。
「じゃ、アルトリアが我慢できずに”生でハメハメしてください~♡”って、敗北宣言したらそこで終わりな、生ハメ中出ししたらカジノキャメロットはその瞬間に廃業だ」
「生ハメ……中出し……はっ、わかりましたっ……さ、さあ……掛かってきなさいっ!」
仰向けになったアルトリアは鼻息を荒くしながら、指を使って淫裂を左右に開いていった。
サーモンピンク色の陰唇は濡れに濡れ、新たな愛液をとろりと溢れさせている。
獅子王自身が自称する”敗北うさぎまんこ”であることを証明するかのように、甘ったるい濃厚な臭いが漂ってきた。
「おいおい、ちょっと興奮しすぎだろ、こっちはまだ準備が終わってねえんだぞ?」
ペニス一本で二人の美女を制覇したマスターは、トネリコの方に
「いつもするみたいにゴムつけろよ、持ってるだろ?」
「は、はい、ただいま」
魔法のように銀色の業務用コンドームをどこからか取り出すと、トネリコは封を破り、少し恥ずかしそうに中身を口に咥える。
「ん……ふう……♡」
それはオスを鼓舞し、悦ばすための淫らな行為である。
それはオンナを守るために、必要なモノでもある。
それはわずか0.01ミリの膜越しに愛を感じさせる、始まりの秘戯である。
幾千幾夜を越えて磨かれてきた淫技は、優雅でいて見るものを虜にする。
瞳を薄く閉じてオスを魅了する
卑女の媚び媚びゴムフェラ装着。
大娼館ホテル・ブリスティン、雨の魔女トネリコ。
「じゃ、しっかりとハメ潰してやっから、覚悟しろよ、アルトリア♪」
「の、望むところだっ!」
「あ、トネリコはそこで見てろよ、アルトリアが敗北するかどうかしっかりと確認しとけ」
トネリコは、悔しさで思わず身震いする。
――たっぷりと媚びながらゴムフェラをしたというのに、あのオンナを悦ばせるために、これからマスターは腰を振って剛直をたたき込むのだ。
(でも……中出し射精は無いのですから……我慢、しないと……!)
「やっぱり、高貴な女をこうして組み伏せると、男として生まれてきてよかったなーって心の底から思うんだよ」
マスターはアルトリアの太股を抱え、ヒザを敷き布団に付かせるほどに押さえつける。
いわゆるまんぐり返しの体勢、重い乳房がむにゅりと左右に広がり、折りたたまれた太股のせいで息が苦しくなる。
さらにマスターは覆い被さるようにして身体を密着させていった。
「トロ顔見せて、唇を突き出せ、キスしてやっから」
「は、はい……ん……あむぅ、んちゅっちゅっちゅぱっ♡」
アルトリアの尖らせた唇に向けて、マスターが軽くキスをする。
それだけでアルトリアは喘ぐようにアゴを上げて、口をぱくぱくとさせる。
「あむっ♡ んちゅっ♡ ちゅぱれろぉ♡」
伸ばした舌を軟体生物のように絡みつけると、屹立の熱さが下腹部に当てられた。
「ん♡ おっふぅっ♡ お、おちんぽ……ん、あつっ♡」
ただそれだけでアルトリアの腰は蕩けてしまう。
ヘコヘコと情けない上下運動を開始して、蕩けた身体が求めてしまっている。
トネリコは再び軽口を漏らす。
「この敗北うさぎまんこ……マスターに弄ばれてここまで悦ぶだなんて、本当に調教済みの性的愚弄玩具も同然じゃないですか」
「んふぅ♡ 貴様も“雨の魔女”ではなく“露出の娼婦”と名乗った方が良いのではないか? んあむぅっ♡ んちゅぅう♡ れろれろぉ♡」
アルトリアはマスターと接吻をしながら、トネリコとの視線をバチリとスパークさせる。
「まったく、ケンカするほど仲がイイってかあ?」
「違う」
「違いますぅ!」
マスターはそうやって争う二人を笑いながら、アルトリアの中央に狙いを定める。
「入れるぞ、こっちに集中しろ」
「は、はいっ♡」
そんな言葉、わざわざ言う必要がないのに声に出したのは、トネリコを煽るためのものであった。
「くっ……」
――二人の情交を見せつけられるというのに、濡れてしまう自分の身体が憎い。
せめて自慰の一つでも出来れば、文字通り慰めとなるというのに――
トネリコのそんな心情も、マスターは知るよしもない。
魔女の蜜壺をかき回した灼熱の引っ掻き棒がアルトリアの中に埋まっていく。
「はうっ……ぐっ……うぐううううっ♡」
「お、おっ、おおおっ……すっげ、中に引き込んでくるの半端ないわ、やっぱり」
「うっ♡ くふうっ♡ 深いぃい……あ、ああぁぁ~っ♡」
「何が深いだよ、奥まで引き込むのはお前のだらしない徴税マンコだろうがっ!」
「ひどいこと、言わないでぇ……あああっ!」
ずしりと、重く響く。
安普請の床が震えるほどに逞しい腰使い。
一突き一突きが容易くアルトリアを追い詰めていった。
槍遣いも目出度きアルトリアも、オスの宝槍には防戦一方だ。
「むふぅ~っ♡ んっ♡ んっ♡ んっ♡ うぐぅうう~っ♡」
いやむしろ、全て受けきる覚悟の上のようだった。
いくら強大な力を秘めたマスターのものであろうとも、オスである限りは限度というものがある。
快楽に勝てるオスは原理的に存在しない。
「まずは中にぶち込んだザーメン、全部掻き出してやっから……なっ!」
「はうぅっ! ああんっ! そ、そんなっ、あなたが与えたものなのにっ……あっ、はうううっ♡」
自然と淫裂を引き絞った。
中に注がれしマスターの魔力が詰まった白濁液は褒美のごときもの。
オスを悦ばせるために蜜壺がちゅうちゅうとラブラブキスして与えられたものだというのに、それを取り上げられるのは心外だ。
「うっわ、もうすっかり泡立ってきたな、本気汁と混ざってこりゃどこまでが精液か分かったもんじゃねえなあ!」
「うっ♡ あっ♡ あうっ♡ うごきっ……は、はやくなってっ……あぐううううっ♡ ぅううおおお~っ♡」
重い打擲音はおもちを突くが如く、どしりと響いた。
マスターの本腰を入れた動きが、アルトリアのデカ尻を叩き続ける。
蜜壺からはぶくぶくと泡立った混合液が溢れ、アルトリアの衣装を汚していった。
さらに、アルトリアの全身から汗が噴き出し、発情しきったメスの臭いがオスを鼓舞させる。
「はぁ~……このおっぱい、母乳とか出ないのか? こんなにもでっけぇのによぉ」
「そ、それは……私に……妊娠しろと言うのですか?」
「あー……お前が受肉にしてたらそれもやぶさかじゃねえんだが……」
重い双房をたぷりと掴み上げられ、アルトリアの表情が悦楽に歪む。
マスターは、きゅうっと先端を搾るようにして左右の乳首を重ね、それに思い切り吸い付いた。
「んふうううっ♡ はっあっ♡ あぁぁ~っ♡ ごめんなさいっ♡ おっぱいも出せないっ♡ 情けない王でごめんなさいっ♡ マスターの渇きを、喉を潤せなくて……ごめんなさいぃっ♡ 私は、王様失格ですぅ~っ♡」
深く繋がり合ったまま、むちゅむちゅと音を立てて吸い上げる。
さらに乳房を根元から扱き上げ、出るはずもない母乳を求める。
アルトリアの両足は自然と高くあがり、天を指さすようにピンと張り詰めていった。
「あ、あの、でしたら私が母乳薬を用意して……」
「あっあっあぁぁあっ! お、
「だってさ、さすがに無理矢理は飲ませられねーわ、トネリコ」
差し出がましい口を開いて申し訳ありませんとばかりに、トネリコは目を伏せて、帽子を目深にかぶり直した。
「ま、母乳はでなくても、このデカチチで延々と楽しめるさ……むちゅううっちゅっちゅぱっ♪」
「あっああぁっ♡ くぅっ♡ もっと、吸ってください……ああっ♡ マスターっ♡」
これ見よがしに吸い付きながら、腰が再び動き始めた。
今度はパンパンパンと素早くリズミカルに、最奥にある子宮を踏みつけるようなタップダンス。
メスの一番弱くて大事な部分を蹂躙するのは、オスにとっては遊びであり、悦びでもある。
「はぐうっ♡ うおっ♡ おっ♡ おおおっ♡ んおおおお~っ♡ こっ、これっ……効くうっ♡ 効くぅうううう~っ♡ あっやっやっ……うううっ♡ 精液ぃっ♡ 精液が欲しいって♡ 子宮が言ってるのにぃっ♡」
「お、ギブアップか?」
「ギブアップなど、いたしませぬからぁっ♡ 絶対にぃっ♡ んおっ……おおお~っ♡」
マスターは思わずうめき声をあげた。
アルトリアの長い足が、いつの間にかマスターの腰に絡みついている。
アルトリアルーラーのだいしゅきホールドは、巨大な断頭台のごとくマスターを押さえつけていた。
子宮は精液欲しさに飢えているが、勝負に負けるわけにはいかない。
このまま、ゴムを外さぬまま射精してもらう。
「さ、さあ、このまま……私のおまんこを使って♡ 熱いゴム中出し射精をぉおっ♡ おっおっ……おおおお~っ♡」
そして一縷の望みもあった、激しい動きのせいでゴムが破けてしまわぬかと。
そうすれば勝負内容に抵触せぬまま、アルトリアの身体は満たされるのだから。
事故ならば、マスターも困り顔をして素直に負けたと言ってくれるはずだ。
「まったく、しょうがねえなあ、出せ出せっていうから射精すんだぞ、そこらへんのこと分かってんだろうな?」
「あっあっああぁぁーっ♡ 申し訳ございませんっ♡ マスターに射精という大変な労苦を任してしまいっ♡ はあぁぁっ♡ 申し訳ございませんっ♡」
「申し訳ないと想うなら、もう少し締め付け緩くしろっ! この駄王がっ!」
「ひゃうううう~っ♡」」
デカ乳を往復ビンタされ、憐れなメスの甲高い悲鳴が響き渡り、その声を聞いた魔女は涼しい顔をしながらも内心ほくそ笑んでいた。
「んふ……あふぅ♡」
トネリコの二人の姦しいやりとりに感じ入りながら、たふ……と漏れる吐息には寒々しいものがあったが、それにはなぜか暗い情熱で彩られている。
「お、お、お……やばっ、出るわっ……はぁ~……アルトリアマンコで出すぞっ! おっおっおっ……おおおおーっ!」
「あうっ♡ うっううう~っ♡ ああっ♡ マスターっ♡ お出しになってくださいっ♡ んっんっんっ♡ んぐぅうっ♡ イぐイぐイぐっ♡ イぎまずぅううっ♡ イぐっ♡ イぐぅううううう~っ♡」
屹立が脈動するのに合わせて、アルトリアは絶頂した。
しかし、子宮にめがけて吐き出される熱いものは0.01ミリのゴムに防がれ、ただ熱ぼったいものしか感じられなかった。
与えられたはずのものの切なさにわななき、涙が思わずあふれ出す。
「うぐぅっ……うっ、うう……おおお……ああ、マスター……♡」
「うっほぉ……あ~、気持ちよかった……うんうん、アルトリアもよく我慢できたな、感心感心♪」
しかし、アルトリアは知らなかった。
『卑女の媚び媚びゴムフェラ装着』時には加護が与えられ、オスの感度はゴム無しも同然となり、逆に強度はセックス中には絶対に捲れたり破れないものになるなどと。
「んっ……あふぅう♡ あ、ああ……抜けっ……くうう~っ♡」
アルトリアの中から引き抜いたマスターはその落胆の声にも気付かぬまま、たっぷりと射精したゴムをたぷたぷと確かめ……中身を落とさぬように屹立から外す。
「あ、ちょっとこっち来い、トネリコ」
「はい、また、おつけになるのですか?」
再びパッケージされたコンドームを用意したトネリコが、ニコニコと笑顔のままにマスターにすり寄ってくる。
その表情を媚びたものと思ったマスターは悪いことを思いついたような表情になる。
「ほら、お前にいいもんプレゼントしてやるから、じっとしてろよ」
「え?」
マスターの手が伸びてくる。
「あ」と思ったそのときには目を瞑り、何かごそごそとしているうちに、メガネがずしりと重くなったことに気がついた。
「トネリコのメガネ、今日は使用済みゴミ置き場になったから」
「え? あ? は? え、うそ、でしょ……」
「おいおい、お前らこの中身が欲しくてたまらないんだろ? 少しは喜べよ、アルトリアが頑張るほど、お前のメガネに増えていくんだからよ」
動揺して、たぷりと揺れたゴムの中身がトネリコの頬を打った。
その中でぴちゃぴちゃと元気に這い回る精子を感じ、泣き笑いの表情で固まる。
男に対して屈辱的なことをされているというのに、心臓の高鳴りが収まらない。
このようにして呪われし魔女の棘が、自身を苛むことになろうとは、トネリコが想像だにしていないことだった。
「あ……あは、は、ありがとう、ございます……」
「ホテルに帰ったら、それ、好きにしていいぞ、あ、もちろん帰るときは今日の逆ルートで、駅前を絶対に通るんだぞ!」
そのあまりにも無体な要求に、トネリコは大人しく従うしかない。
こくこくと何度も頷く。
「じゃ、次のゴム付けてくれよ」
トネリコは、じんと熱く感じるものを頬に覚えながら、再びゴムの封を切った。
「はい、失礼いたしますね、マスター……どうか、良いお射精をしてくださいませ♡」
誰にも気が付かぬよう、ゴムにこれまで以上の加護を与えながら。
「ひぎぃっ♡ あぎぃっぎっいぎぃっ♡ いぎぃいいいっ♡ ああーっ♡ いぐぅっ♡ いぐぅっ♡ いぐぅっ♡ イっぎまずぅううううっ♡」
デカ尻を高く捧げ、万年床に残るマスターの臭いを胸いっぱいに吸い込みながら、アルトリアは今日一番の絶頂を遂げた。
きゅうっと切ないほどに子宮が震え、精液欲しさに飢えきっても、マスターに与えられる快楽で耐えた、耐えきった。
「はぁ~……ま、今夜はこんなもんかな、もういいぞ、満足した」
「んおおっ……おふうっ♡ 私の身体で満足していただけてぇ……あ、ありがたくぞんじましゅぅ……♡」
完全に気をやってしまったアルトリアは、床にぐったりと身体を横たえた。
こひゅー……こひゅー……とイき散らかした後の情けないため息を漏らし、身体をひくつかせて快感の残滓に漂う。
「あ、こいつ、日照権だけじゃなくて、不法占拠までしやがった……ったく、乳と尻と太ももばかりデカくして困った王様だな」
こうして都合五度ほど、アルトリアを使ってゴム射精が行われたのである。
「おい、トネリコ、メガネ」
「は、はい……♡」
トネリコのメガネには、右に三つ、左に二つ、精液の重みでバランスが崩れるほどに重いそれは常に支えが必要なものとなっていた。
「あー、おすまし顔がすっかりエロい顔つきになっちまったな、帰ったらバーヴァン・シーやバーゲストに自慢してやるつもりなんだろ?」
「そうですね……マスターへのご奉仕、いっぱい頑張ったんだぞって……見せびらかしてやります♡」
「ほー、さすが色々と
えっ? と思う間もなく、トネリコは抱き寄せられた。
マスターの全身からあふれ出す、オスの臭いにときめく。
このまま抱かれてしまうのではないかと、期待してしまう。
「まあ……今夜のところはこれでホントに終わりかな」
「あの、でしたら……布団はあの様子ですし、ホテル・ブリスティンに泊まっていただいても……」
「いやあ、そこはちゃんと金を払っていかないとダメなんだわ、この街での決まり事やスジは通してやらないとな」
その言葉に、トネリコは切なくなってしまう。
マスターのそんなこだわりは、できるだけ捨てて欲しいのに、いっそのことこの場で……
ぽんと、魔女の帽子が被せられた。
「あっ……」
「じゃあオレは、このまま夜明け前のパチンコ屋に行ってくるわ、部屋の後片付けは二人で頼む」
「そんなあ!」
「あんまり残念そうな顔をすんなよ、パチンコで勝ったらお前のホテルに泊まりに行ってやるからさ……サービスはたっぷりしろよ♪」
「そんなの、もちろん当たり前です!」
その後、マスターはトネリコに下着を着せられスウェットに着替えさせられ、最後にジャンパーを着せて貰って外に出て行った。
夜明け前、最も寒く最も暗い時間、そんな闇を照らすようにネオンもケバケバしいエハングウェンが上空を通ると、パチンコ空中庭園バビロンがニアミスをして、ガレキを地上にパラパラと落とさせていった。
「やっぱアレに対しても文句を言わないといけねーのかな、マスターって……」
そんなぼやきを漏らしつつも、ガラケーを開いてホテル・ブリスティンの出勤表をチェックする。
「えーっと、果凛の指名はっと……お、今日は開いてるみたいだから、ちょっと頑張れば夜には楽しめそうだな♪」
抗議をしにいった果甘はカジノ・キャメロットで人生数回分の負けを喫してミニバニーで御奉仕をし、果凛も同じようにホテル・ブリスティンでミニスカメイドソープ嬢となっていた。
二人共、マスターが幾度となく可愛がっている、いわゆる
「はぁ~、なんか二人の顔を思い出すだけで元気になってきた」
すでに雨は上がり、濡れた地面をサンダルで叩く音が響いていくのだった――
(了)
あれから5年経ってようやくFGO第2部完結宣言が出されましたね。
自分もこの間に色々と同人プロジェクトに参加する機会に恵まれました。
同人ゲームシナリオを5本、音声作品シナリオを17本ほど書かせて戴きました。
DLサイトで「ブラックマンバ」と検索すれば出てくるので気になったら検索してみてくださいね!
……え、5年? ホントに5年も経っちゃったの?