今回もタイトル通りのお話です。筆責めはマスターがされる方です。
通された和室……プレイルームで、マスターが最初に気がついたのは消臭剤の匂いだった。
(安っぽい匂いだ……)
これは、「心が和む炭の匂い」だったろうか。
四畳半ほどの小汚い和室にはピッタリだとマスターは合点する。
その部屋に用意された寝間着に着替えて、敷き布団に寝転がって薄い掛け布団を被り、アイマスクをつける。
電灯はつけたままだ。
そうやって、まんじりとしながら彼女が来るのを待つ。
(来るのが遅い……このままじゃ寝ちゃうじゃないか……)
そうして、マスターが疲れと眠気でうとうととし始めた頃に、夢を見た。
上下左右も高低も過去も未来も何もない、無限に広がる大宇宙で無限に落下していく夢を。
狂いそうな
「あはははは! いかがでしたか? 私の
「精神崩壊か、私を心の底から求めるのが停止条件でしたけどぉ……」
「さて……私の言うことわかりますか?」
「それとも私が欲しくて欲しくてたまらないですか?」
「まあどっちでもいいんですけどねぇ……私にとってはキチガイでも色情狂でも大差ありませんし」
「あなたの愚かな頭がついにねじ切れて、たとえ白痴のごとくなっていようとも、私が貴方を心の底から愛してあげますから……ええ、ええ、永遠に愛してさしあげますからぁ……♡」
そうして四肢に胴体に頭に絡みついてくる少女達、目の前の退屈そうな表情の女は口を開き、ねばりついた唾液塗れの舌を伸ばしてマスターの口を……
「失礼致します」
その声と同時に、そっと襖が開かれた。
ただそれだけでマスターは覚醒し、夢は終わる。
今見た夢のことなど、マスターは瞬時に全て忘れてしまっていた。
「何かエッチな夢を見た気がする」、そんな印象もやがて消え去るだろう。
ああ、だけれどもそんなことよりも今夜は……
A.D200X
絶艶封俗都市NKG
第五夜
『紫式部さんに逆夜這いされて色々とイタズラされたあげくにたっぷりと搾られるお話』
廊下の冷たい空気と共に、無言で誰かが入ってきた。
ひんやりとした流れと同時に良き香り……梅の花のような華やかな香りがマスターの鼻腔をくすぐる。
身のうちに焚いた香に混じるのは、湿ったようなオンナの匂い。
それに敏感に反応したマスターは、頭の奥が少しずつ熱くなっていくのを感じた。
「それでは、今宵のご奉仕をさせていただきますね」
逆夜這いだという体なのに、丁寧に挨拶をしてくるのは育ちのよさのせいだろう。
掛け布団を淑やかにめくりあげ、身体を滑り込ませる。
「んふ、ふぅ……」
そのままマスターを抱き枕にするよう身体を擦りつけてくる。
むっちりとした肉感、特に柔らかく豊かな双房が二の腕から胸にかけて密着してくる。
そんなことをされてしまえばどんな男でも起き上がって押し倒し、アザがつくぐらい揉み倒したくなってしまうだろう、マスターは身体をむずりとさせる。
「すぅー……起きたらダメですよ……ちゃんと寝ていて下さいませぇ……」
しっとりとした声がマスターの耳に流し込まれる。
それはまるで言霊か何かのように作用して、興奮状態を抑えさせ、大人しくさせてしまう。
その強力な暗示で、まるで気絶したかのようにくたりと脱力させてしまった身体を、女の手がそっと撫でていく。
「はぁあ……ずっとお待ちしておりましたよ……ちゅっ……ちゅっ」
寝間着の上から胸元を撫で、愛しい人に囁きながら、耳たぶに接吻。
安手の生地は薄いが、それが逆にマスターの体温を感じやすくなるので、女は好きだった。
「ふぅっ、ん、ちゅっちゅっ……れろ、れろぉ……♡」
女は、マスターを弄びながら耳をじっくりと舐めていく。
身体を擦りつけて自身の大きすぎる乳房を潰れんばかりに押しつけてじっくりと煽っていく。
「こんなに身体をびくびくとさせてしまって……耳舐めだけでも感じちゃってるんですね。ああ、嬉しい……」
細くて長い指が……つるりと寝間着の隙間に入っていく。
「ですからもっと、感じてしまいましょうね♡ んふぅ♡」
つつーっとのの字を描きながら、マスターの胸板をまさぐり……すでに固くなっている乳首を探り当てる。
「くふ……ぅ」
かすかな男の溜め息。
その乳輪を指の先で円を描くようにくすぐっていくと、息が段々と荒くなっていく。
それを嬉しく思いながら女は、さらにじっくりと耳を舐めていった。
「んちゅっ……ちゅっれろれろぉ……しっかり感じてくださいね、ますたぁ……♡ ちゅっちゅ……れろれろ♡ んちゅうぅ♡」
女にとっては、愛する男の耳を自身の舌で綺麗にすることなど苦にもならない。
なによりも自身の愛の言葉を流し込むための器官は、念入りに掃除しなければならないのだから。
「れろ、れろぉ……んちゅぅっ♡ 私の息を、舌を、指を、しっかり感じてくださいませ……♡ んちゅー……ちゅぅっ……ちゅうぅっ♡」
まるで催眠術をかけるかのように、マスターの耳に言葉を注ぎ込んでいく。
女の手の平にはマスターの心臓の高鳴りが伝わり、ほおっと吐息を漏らす。
「う、ああ、あ……」
その生暖かい息だけでも、男はあえぎ声を漏らしてしまう。
そんな
「にちゃっ、にちゃっ……にちゃぁあ……んれろおぉぉ……♡」
唇を何度も舌なめずりしてわざとその淫猥な唾液の音を聞かせる。
発情した息の匂いを嗅がせる。
そんな挑発行為にマスターの身体には、更に熱が入っていく。
「
ねばついた唾液を口からとろりと落としていく。
白く泡立った生臭いそれは、男を、オスを発情させる粘液だった。
頬にべったりとくっつけて、唇でゆっくりと塗り広げていく。
「んちゅぅー……ちゅっ♡ ちゅぅう……ちゅぱぱぱぱ……れろぉ♡」
口で唾液の破裂音をわざと立てながら、男の頬に鼻に顎に女の唾液を塗り広げていく。
まるで、この男は自分のものだと主張するかのようにマーキングしていく。
そして唇に到達すると首を左右に振りながら丹念に擦り合わせていった。
「んちゅっちゅっ……ちゅぅう……はふ♡ 口をあけてくださいな、んれろぉ……んぅうっ♡」
「んちゅー……ぱっ♡ ちゅぱっ……ちゅぱっ……んふっふっ♡ ちゅちゅちゅっ♡」
「あ、おおっ……ん、くふ……んんんっ!」
女の舌が差し込まれては抜かれて……ちゅぱちゅぱと淫らな音を立てながらの抽送行為……口腔交合にお互いの興奮が高まっていく。
「んくっ……んっ、ふ、ふぅーっ! んふぅーっ!」
男の鼻息が荒くなる。
乳輪を弄っていた指がついに乳首に達したからだ。
乳首を押しつぶし、つまみ上げられては捻られると男の身体がびくんと跳ね上がった。
女はやんちゃする子供を見つめるかのような目つきをしながら、身体を押さえつけて唇を貪り続ける。
「んじゅるっ……じゅっ♡ じゅるるっ♡ ちゅぱっくちゅ……くちゅっちゅっちゅっ♡ んふぅ~……ぷはぁ……♡」
女が腰をくねらせながら上体をあげると、透明な唾液の橋がお互いの口に掛かってキラキラと光り、重力に引かれるままに千切れ落ちた。
「くすくす、そんな大口を開けて……本当に可愛いらしい顔をしていらっしゃいますねぇ……ん、と……よい、しょっと」
女は馬乗りになると、男の寝間着の紐を解いて左右にはだけさせた。
胸板が呼吸に合わせて軽く上下している。
オスらしい胸板に、女の胸は高鳴る。
「はぁ~……はぁ~……はぁ~♡」
電灯の下で輝く肌色が眩しかった。
厳しい旅の末に出来上がった贅肉のない引き締まった身体。
今まで何十という死線をくぐり抜けてきた
「はぁ、はぁ……くっ!」
男は、女のねばついた視線を感じたのか身もだえするが、胸の中央に指をトンと突かれると大人しくなる。
「ダメですからね、私がそのアイマスクを取るまで動いちゃダメですからねぇ♡ 大人しく私の奉仕を受けていて下さいね♡」
そうして、花びらのような赤い唇をツンと尖らせて、男の胸に吸い付いた。
「ちゅぅ……ぱぁ♡」
「くあっ……ああっ……ふ、は、ああっ……んっ、んんっ!」
「まるで夢を見ているかのようなご奉仕を致しますからぁ……♡ れろ、れろれろれろぉ♡」
固くなった乳首に何度もキスをして、ちゅぅっと胸元に吸い付いて、キスマークを作っていく。
自分のモノである印を刻んでいく。
「はふ、んちゅうぅっ……ぷはっ……んちゅっ、ちゅっちゅっ……んれろぉーっ♡」
「あ、か、あは、は、あ、あ、あ……くぅっ!」
マスターはシーツを掴んで、与えられる快楽に身もだえるばかり。
その姿が、たまらない優越感を女に覚えさせる。
童顔の可愛らしい青年の身体を、逆夜這いプレイという形で堪能する。
己の想いを、愛を、たっぷりと注ぎ込める幸せに、子宮からじんじんと悦楽の染みが広がっていく。
「はぁあぁ……随分と熱くなってきましたねぇ……汗をお拭きになりませんと」
皮を剥くように男の寝間着を全て開いていった。
さらに、舌をナメクジのように、腹部、ヘソ、下腹部と這わせて青年を存分に味わう。
彼女にとっては、たまらなく美味なものだった。
「すぅー……はぁあ……♡ とても淫らな匂いがしますねぇ……私を求めてここまで大きくしてしまったのですか?」
すでにはちきれんばかりに硬くなっている屹立。
それをうっとりと眺めながら女は手を伸ばした。
「さきっちょから、私が欲しいって先走り液を垂らしてしまっていますねぇ♡」
「うぐっ!」
屹立を扱いていくたびに、女の表情がマスターには絶対に見せられない歪んだ顔になっていく。
「くはぁ……あぁ……あぁ……あぁ……あはぁ……♡」
ペニスを扱いているうちに、だんだんとだらしなく開けてしまった口から、唾液がこぼれ、びちゃりと下腹部に滴り落ちる。
ぴちゃん♡
昂ぶったマスターの身体が跳ね上がる。
「くふっ! ふぅうっ!」
「大丈夫ですよマスターぁ♡ これからすることは気持ちいいことだけですからぁ♡ 安心して寝ていてくださいね♡」
愛する男へと向けるのは、蕩けた、色狂いの目。
今、その眼差しを見るものは誰もいない。
「ふっあぐっ! んっぐっ……ああっ! あくぅっ」
「ほぅら……こちょこちょこちょこちょぉ……♡ とろとろ溢れてる先走りを亀頭さんに塗り広げてあげますねえ」
そう言いながら、懐から出した筆で屹立を弄ぶ。
先の尖った柔毛筆だ。
根元から払うように先端へと毛先を伝わせていき、敏感な裏スジやカリ首をしっかりと擦っていく。
「はぁっはぁっ……はぐっ!」
快楽に耐えようとする男の悲鳴を聞くと、女の下腹部はきゅんとなって愛おしい気持ちが腹の底から湧いてくる。
だから、さらに声を聞きたくなって丹念な筆遊びをしてしまう。
「いけませんねえ……こんな毛先でこんなにも感じてしまうだなんて、私の筆に嫉妬してしまそうです……♡」
「あっ……ああ……」
「ふふ、ふ……くふ♡」
筆が屹立から離れた瞬間に漏れた情けないあえぎ声に、女は口元を抑えて雅びな笑い声を漏らす。
「ふぅー……ふぅー……はぁっはぁっはぁっ!」
男の荒い息が、「もっとしてくれ」とばかりに大きくなる。
その無様なお強請りにまた何度も舌なめずりしてしまう。
くちゃ……ぴちゃ……ぴちゃ……ぬちゃぁ♡
視覚を封じられて敏感になった聴覚が、その濡れた淫らな音に反応して屹立を硬くさせてしまう。
「そんなにしちゃって、もっともっと弄って欲しいみたいですねえ……♡ ほらほら、マスターの大好きな鈴口責め……♡ 後から後からえっちなお汁が溢れてぇ♡ カリ首も裏スジも筆先で撫で撫で♡ 撫で撫で♡ 撫で撫で撫で♡」
筆先が亀頭の先端にある鈴口をこちょこちょとくすぐり、あふれた先走り汁で筆先を濡らしてさらに鈴口を責め嬲っていく。
「くあっ……あぅっ……う、ふぅっ……んくっ!」
「まあまあ、一体どんな夢を見ているのでしょうか? まるで女の子みたいな可愛らしいお声を漏らして……うふふ……♡」
そうして、溢れに溢れた先走り汁が筆によって屹立全体に塗りたくられて、女は熱い溜め息を漏らす。
「それでは、淫らな汁で塗された
「く、おっおおっ!?」
筆にたっぷりと弄ばれ、焦らされ、敏感になりすぎたぐらいの屹立に息を吹きかけられて腰が跳ね上がった。
「あは、いいですかぁ……まだですよ、まだ起きたらダメですからね? それでは……いただきまぁす♡ はむぅんちゅ……んちゅる……ちゅ……んじゅぷぷぅ……♡」
先走り汁でコーティングされた屹立を、一気に奧まで飲み込んだ。
舌全体を裏側に絡めると口いっぱいに匂いが広がり、喉奧で亀頭の熱さを感じて身体が震える。
「んーっ♡ んぐっふ……んふぅっふっ……んふーっ♡ ふぅうーっ♡」
ガツンとハンマーで鼻の奥を殴られたかのような快感の衝撃。
濃厚なオスの匂いと、ほんの少しのアンモニア臭がトッピングされて、頭の中がバチバチと爆ぜて真っ白くなる。
「はふ、んふぅ……んちゅっちゅっ……んちゅぷふぅ……♡」
「く、うっ……ふぅっ……ふぅっ!」
嬉しさで唇を強く締め付けると、苦しそうなうめき声が漏れ聞こえて、股間がじわりと濡れていくのを感じた。
むっちりとした太ももを捩らせながら口腔奉仕を続けていく。
「んーっ……ちゅぷはぁ♡ ちゅぽっちゅぽっ♡ いけないですねぇ、マスターはぐっすり眠っていらっしゃるはずなのに、誰とも知らぬ女の口の中でこんなにも元気にしてしまっては……んちゅぅ……ちゅっ♡ ちゅぷ……じゅぶっじゅるっじゅっじゅっじゅるるるぅっ♡」
端正な顔付きを大きく歪ませ、愛する
(私だって女ですもの……この御方に、はしたない顔を見せられません……♡)
激しい口腔奉仕は続く。
両太ももを押さえつけながらのノーハンドフェラ。
ぐっぽぐっぽと音が立ち、根元から先端までを唇で締め付けて激しくしごきあげる。
「ん♡ じゅるっ♡ じゅるるるるぅ~♡」
たっぷりしっかりコーティングした先走り汁も全てこそぎとって、自身の唾液まみれにする頃には、綺麗に整えられた髪の毛はすっかりと乱れ、鼻先や頬にまで淫らな粘液が飛び散っていた。
それほどの口腔奉仕を受けたマスターは、すでに息も絶え絶えとなり、ついには限界が訪れる。
「はぁはぁ、うあ、あ……も、もう……だ、だめ……」
「んぷはぁ……お射精してくださいっ♡ 逆夜這いをしてくるようなはしたない女にっ♡ おちんぽ乞いしてしまう卑しい口にっ♡ たっぷりとマスターの精液を施してくださぃい♡ んじゅるぅっじゅるじゅぱっじゅるっじゅれろぉっ♡」
本当はこうして自分から夜這いをして、男にしゃぶりつきたかったのに、生前はそのようなことは敵わなかった。
だからあのような恋物語をしたためていたというのに……
「あっあっんちゅぅ♡(おちんちんがひくひくしてる♡)じゅるっじゅるるっ♡(亀頭が硬くなって鈴口がぱくぱくしてる♡)じゅるっじゅるっじゅるる……ちゅぅうううっ♡(射精してっ射精してっ射精して~っ♡)」
今ではこうして好きなだけ逆夜這いができることに、女――紫式部――は心の底から幸せを感じていた。
「うあ、あっあぐっ……く、う、で、射精する……い、くぅうっ!」
どぐっどぷどぷどぷ……びゅっびゅるるるぅーっ♡
「んっ……んっんふ……♡ じゅるっじゅるるぅ……んぐ……ん、んく……んぷふぅ~っ♡」
久し振りのマスターの濃厚精液が口の中で暴れる。
口内から鼻腔の奥まで広がる青臭い匂いと、どろりと口内に貼り付く粘度の高い粘液をじっくりと味わいながら、もどかしそうに腰を左右に振った。
「んぐっんっんぐ……んちゅ……ちゅぅ……ちゅぅう……こくん♡」
喉を鳴らしながら口内に溜めた精液を飲み干し、尿道に残ったものも全部戴くとばかりに、ストローのように吸い上げていく。
「ちゅるぅ……じゅるっちゅ……くちゅちゅぅーっ♡」
「う、が、ぐぅっ……そ、そんなに吸わないで……あ、あぐっ……くぅーっ」
マスターの苦しそうな懇願を無視して、やや柔らかくなった屹立に舌を絡めて綺麗にしていく。
粘ついた精液も唾液もこそぎとってピカピカになっても、彼女の口腔奉仕は終わらなかった。
「んちゅ……ちゅっ♡ ちゅぅっ♡ 元気になぁれ……元気になぁれぇ♡ んー……ちゅっ♡ ちゅぽっちゅぽっ♡」
「うあ、あ、ああ……も、もうやめ……く、ふ、うぅーっ!」
うめき声に対して楽しそうなちゅぱ音がしばらくのあいだ続き……彼女がようやく股間から口を離すと、先程と変わらぬほどの立派なものがそそり立っていた。
「まあ、なんて元気なのかしら、困りましたね、私の口でも満足していただけないなんてぇ♡」
彼女は愛おしそうな笑みを浮かべながら、自身の口で綺麗にしたそれに頬ずりをして熱さと硬さを再確認する。
「こうなってしまったら、仕方有りませんね……ええ、本当に仕方有りません……♡」
彼女は仕事着……安っぽいサテン生地のミニスカ浴衣の裾をまくり上げた。
そこには下着などという無粋なものはなく……薄い陰毛の下の割れ目は、すでに熱く火照ってしどどに濡れていた。
「それでは失礼いたしますね……は、はあ、ああ……♡」
腰の上に跨がり、空腰を振りながら、何かうわごとのように呟き始める。
「あなたがぜ~んぶいけないんですよっ♡ 女の人に夜這いされて、おちんちんを好き勝手されても……まだこんなに元気にしちゃうのがいけないんですからぁっ♡ さあ、しっかりと反省してくださいっ♡」
すでに愛撫など不要なほどにぱくぱくと口を開いていたそこへと屹立をあてがって、腰を降ろしていく。
粘ついた音を立てながら蜜壺の中へと収まっていく。
「お、おおっ……あつっ……中が熱いぃ……っ!」
「んくぅ……っ♡ あ、は♡ 全部入ってしまいました♡ お腹の中が抉られて……んっんんっ♡」
昼間は図書館籠もりをして、でっぷりと脂肪の付いてしまったお尻。
それを左右に振りながらぐちゅぐちゅと音を溢れさせ、しっかりと根元まで飲み込む。
「はぁー……はぁー……はぁーっ!」
「んっんんっ♡ やっぱり素敵な土筆ん坊ですね♡ ああ、いっぱい喘いでいいですよ、私、あなたの気持ち良くなるところをもっと見たいんです、ね?」
アイマスクで視界を塞がれているマスターは触覚が敏感になっていた。
蜜壺の熱さとざらざらとした膣ヒダの感触を屹立でしっかりと抱いて、全身を
「んっ♡ んっ♡ んっ♡ んふぅっ♡」
そうして、女は腰を軽く前後に動かす。
恥骨を押しつけるように淫核と尿道口を刺激していく。なお、紫式部は角オナ大好き女子であった、これで感じるのはお手の物である。
「ほぅっんっ♡ はふっふっ♡ あ、ああ……っ♡」
「あくっ……ううっ……く、気持ちいい……気持ちいいよ……おおっ」
男と女が、身体と身体を、肌と肌を、粘膜と粘膜を、ゆったりと擦りつけあうのは
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ ……くっ♡ イくっ♡ イくっ♡」
「ふうっふっはあ……あが、ああ……くぅうっ」
彼女の軽い淫核絶頂に合わせて淫裂が、何度もぎゅうぎゅうと締め付ける。
そうして、お気に入りの筆を絶対に手放さないように確保してから、蜜壺の中で淫らな筆跡を描き始める。
腰を前後左右に振り始める。
「うあ、ああっ……ぐぅ……そんなに、動いたら……お、おおっ……!」
「ねえ、マスターぁ……♡ 私の中にっ♡ あなたのお名前♡ 私の
「あ、ああっ!」
くちゅ♡ くちゃ♡ ぴちゅっ♡
筆の止めはね払いは見事なもので、彼女の降りてきた子宮と子宮口にマスターの名前を刻んでいく。
溢れて止まらない透明な墨が媚薬のように染みついて、子宮を熱くさせる。
端から見れば、それは女の快楽のみを追求した舞踏であった。
「はぐっ……うっ……うあ、が、ああぁーっ!」
「よしよし、いい子いい子、しっかりとお名前が書けましたねえ、これでこの紫式部のお腹はマスターのものになりましたよ♡ それにしてもぉ……なんて可愛らしいお声なのでしょうか♡」
望外の快感に涎を垂らすマスターの口元を拭い、ぺろりと味わうと口を大きく横に広げて笑う。
「それではぁ……イきますよぉ……っ! えいっ♡ えいっ♡ えーいっ♡」
「かふっ! うあっああっ……は、はげし、はげしすぎ……んぐっ!」
子宮口に名前を刻まれて下半身が蕩け切った彼女は、もう我慢できないとばかりに腰を上下に振る。
ただただ、マスターの射精を求める動き。
ごつんごつんと恥骨をぶつけるほどの勢いで子宮口を突き上げさせると、それだけで軽く絶頂するほどに高揚していた。
「あんっ♡ あんっ♡ あんっ♡ んふぅーっ♡ ああ、マスターのが熱くて逞しくてぇ……本当にたまりませんねぇ♡」
そのまま身体を倒し、涎塗れの唇を、汗まみれの乳房を、ぴったりと重ね合わせると腰を淫猥に振り続ける。
「んちゅぅ……ちゅっれろれろぉ♡ ぐちゅっ♡ ちゅぱっちゅっれろぉ♡ はあっはぁっはぁーっ♡ も、もう、いつでもイってくれてかまいませんからぁ♡ びゅるびゅるお射精欲しいです♡ こってり濃厚精液を♡ 私の子宮に注ぎ込んで下さいませ♡」
「うご、お……おお……射精する……式部さんの中に射精するぅ……っ!」
うわごとのように呟くマスターの頬に手をやって、顔中にキスの雨を降らせながらくすりと笑う。
「式部さんだなんてそんな他人行儀な……いつものように香子と呼び捨てでかまいません……あっ、あぁんっ♡ ね、香子の未亡人子宮、若い精液が欲しくてしょうがなくて♡ 貴方様のお名前を頂いてしまった専用の蜜壺にぃ……お慈悲をくださいませぇ♡ あっ、はぁんっ♡」
屹立の長さを全て味わうかのようなストロークの腰振りは、普段のおっとりした彼女からは思いも寄らぬほど激しいものだった。
ばちゅばちゅと激しい打擲音が鳴り響き、ケダモノのようなあえぎ声が漏れる。
お互いの限界まで一気に駆け抜けていく。
「んぐぅっ♡ ふ、深いぃぃ♡ おっ♡ おっ♡ おっ♡ んぐぅーっ♡ あぁーっ♡ すきぃーっ♡ これっほんとに好きっ♡ 好きなんですぅーっ♡」
「ふぅーっ! ふぅーっ! ふぅーっ! 香子っ! 香子っ! おっおおおーっ! 射精するっ! ううっ! だすぞっ! だすぞぉっ!」
どぐっ……どくんっどくんっ……びゅるるるぅーっ♡
「んくぅーっ♡ あつっあつぃいっ♡ 火傷しちゃうっ♡ 蕩けちゃうぅっ♡ あっあっあはぁーっ♡」
奧まで突き込んでからの射精、子宮口に直接精液を吹きかけられて、彼女の目の前は真っ白になる。
さらに大きな尻を男に擦り続け、深く長い絶頂をゆったりと味わってから……ゆっくりと身体を起こした。
「はい、お疲れ様でした、マスター……♡」
「はぁ……はぁ……はぁ……か、香子……」
ここでようやくアイマスクが外される、マスターの目の前にいるのは汗まみれの艶やかな女の表情。
前髪が額に貼り付き、頬も耳も真っ赤になって、瞳を潤ませている。
マスターの頬を両手で包み、優しい、鳥のついばむような接吻をしてきた。
「んふ、んちゅ……ちゅぅ……ちゅ……ちゅ……♡ ぷは、素敵でしたよ、マスター」
紫式部は、本当に心の底から満足した表情をマスターに見せる。
ノウム・カルデアにいた頃はこんなはしたないことは絶対にできなかったのに、この奇妙な街に来てからはマスターが時折きては慰めてくれることに、心の底から溢れるような悦びを感じていた。
人妻逆夜這いヘルスは、紫式部にとってまさにもう一つの天職のような場所になってしまったのである。
「はぁはぁ……すごい、いっぱい出しちゃったよ……ね、ねえ、そろそろ身体を自由にしてくれないかな?」
紫式部の呪言を乗せた強力な暗示は、いまだにマスターの身体を縛っていた。
あまりにも情けない顔をしているのでもう少し虐めたくなってしまうが、心優しい彼女は暗示を解いてあげることにする。
「はい、もう動いてもいいですよ♡」
「お、おお……」
そうしてマスターはむくりと身体を起き上がらせて、彼女と対面座位で繋がり合う。
未だに硬い屹立の具合を確かめるかのように軽く腰を揺する。
「んっ♡ あんっ……ふぅう……本当にお元気ですねマスターは……♡」
「それにしても香子はさぁ……ホントに好き勝手やってくれたよね?」
「え、ええ? いやですねマスター、そんな酷い事はしてませんよぉ……筆責めも乳首責めもオプションでマスターが頼んだことじゃないですかぁ♡ あんなにもアンアン喘いでくれるだなんて、香子は嬉しくて嬉しくて……ええ、ちょっと調子に乗ってしまったかもしれませんね♡」
鼻と鼻をくっつけ合うような距離で、イタズラっぽく目を細めて、媚びるように頬を擦りつけていく。
すると、マスターの屹立がますます硬くなる、太くなる、大きくなる。
「あ、はぁんっ♡」
彼女の腰の奧がこれからされることの予感にじわりと熱くなる。
「もっと欲しい♡ おかわり欲しい♡」と貪欲な本性を現していく。
「ああでもやっぱりぃ、私の筆使い一つでアヘアヘしちゃう弱々マスターさんの精液などでは、私の
イタズラっぽく笑い、さらに挑発。
ペロリとマスターの鼻先を舐めあげた途端に押し倒された。
「くっそふざけやがってっ! 覚悟しろやデカケツババァっ! 時間いっぱいまで延長して可愛がってやるからなぁっ!」
ケダモノのようなギラギラした目つきで睨み付けて、マスターは着崩れた浴衣のからこぼれ落ちる巨乳を掴み、腰を揺すり始める。
「はう、んっ♡ だ、だめです、おっぱいそんなに強く握られては……あ♡ ああーっ♡」
これから訪れる荒淫の予感に、欲望の笑みを必死に噛み殺しながら、紫式部は、さらに乞い媚びる言葉を漏らしていく。
「ああっ! ごめんなさいっ♡ ごめんなさいマスターっ♡ 香子は調子に乗ってしまいましたっ♡ 無抵抗のマスターがあまりにも可愛くてっ♡ 好き勝手してしまいましたぁーっ♡ だってだってぇーっ♡ キス一つでびくんってしてっ♡ 筆でこしょこしょするだけで射精しちゃったのかな? ってぐらいお汁を溢れさせてっ♡ 乳首イキしちゃいそうな可愛らしいマスターさんなんですものっ♡ だから香子は少しも悪くありませんっ♡ おっきくなった土筆ん坊をぱっくり食べたのもただのつまみ食いですからっ♡ 本気なんかじゃありませんっ♡ マスターの弱々精子なんてっ子宮口が拒否しちゃって受け付けたりしませんでしたからぁっ♡ あは……そんなことないっていうのならぁ♡ 男らしいところを香子に見せて下さいよぉ♡ ねえ♡ ねえ♡ ねえ♡」
男にのし掛かられても、くちゃりと破顔して煽ってくる紫式部に、マスターは本気で憤った。
「おおぉっ香子っ! ハメ殺すっ! お前は絶対にハメ殺してやるからなぁっ! 覚悟しろぉっ!」
「はいぃっ♡ してっ♡ してくださいっ♡ 生意気な香子をハメ殺してくださいませぇ……あっ♡ んっ♡ あっ……あはぁぁぁーっ♡」
こうして明け方近くまで二人は、夫婦よりも濃い絆を育む時間を過ごすのだった――