鉄血の電子戦モデルにしてBB&GGコラボでの重要な立ち位置にあったイントゥルーダーがついに登場!
イントゥルーダーの服って、なんかエロくね?
*今回はエロ無し
45「じゃあ、元気でね。」
M4「ええ、そちらこそ。」
16labでたっぷりと休暇を取った45たちに、次の任務が言い渡される。とある地区を根城にしている鉄血のハイエンド、そいつはどうやら電子戦が得意なようで、残念なことに敵の全貌はわかっていない。上はコレに対し、潜入や調査でも活躍できる404小隊に白羽の矢を立てたというのだ。
ほぼ同時にAR小隊にも別任務、こちらはとある大物を追うべく長期任務に入るらしい。つまりは、ここでお別れだ。
ペルシカ「ふふ、そんなに心配しなくてもいずれ会えるわよ。」
一同『・・・・・・・。』
ペルシカ「・・・え、何よその目は?」
飄々と現れたペルシカに突き刺さる冷たい視線。まぁ45は言わずもがなほかの隊員もペルシカには
45「・・・・・まぁいいわ。 404小隊、行くわよ。」
M4「ご武運を・・・・・AR小隊、出ます。」
ペルシカ「いってらっしゃ〜い。」
ペルシカが見送る中、45たちはヘリへ、M4たちは輸送トラックへと歩き始めた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
???「・・・・そう、
鉄血兵「・・・イントゥルーダー様、準備が完了しました。」
侵入者「わかったわ・・・・・・ん? あぁ、例の装置の最終チェックよ。 ・・・ふふ、じゃあね代理人。」
薄暗い部屋を照らすモニターが消え、部屋の主・・・・・
侵入者「・・・・・やりなさい。」
マイクに向かって静かに、しかしハッキリと口にする。画面の中で機械が物々しい音を立て始め、次の瞬間にはその稼働音をかき消すほどの悲鳴が響き渡った。
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ドーモ、読者=サン。UMP45です。
私は今、鉄血の群れの前にいます。
戦場は、今日も晴れです。
9「45姉! しっかりして!」
45「うふふ・・・隠密が得意な特殊部隊って・・・・どこに行ったんだろうね?」
416「確かにここ最近踏んだり蹴ったりだけど別にあんたを恨んでるわけでも責めてるわけでもないからさっさと加勢しなさい!!!」
11「もぉやだお家帰るぅ!!!」
阿鼻叫喚、と言わんばかりのこの状況。幸い今回はヘリを落とされたりはしていないが、作戦開始10分でエンゲージとかそりゃないだろう。そんなわけで早々と交戦状態に突入した45たちだが、一体どこから湧いてきているのか鉄血の数は減らない。
幸いなのは、全部がプラウラーやリッパーなどの比較的脅威の低い連中だということだ。
45「できれば消耗は避けたいんだけど・・・・仕方ない! 9、閃光弾!」
9「了解っ!」
煙幕と閃光と爆音で一時的に敵の足を止め、その隙に全力で離脱する。そんなこんなで逃げ回ること約30分、ようやく撒いた頃には閃光・発煙手榴弾共に残り2個と言ったところだった。幸い弾薬は榴弾も合わせてそこまで消費がないため、継戦能力はまだ余裕がある。
そんな一同は今、近くにポッカリと空いた洞窟に身を潜めていた。
9「45姉、これからどこに向かうの?」
45「少なくとも敵の拠点が思ったよりも近くにあるのは事実ね、でなければあの数は説明できないわ。」
まるで地面から生えてきたかのようにワラワラと湧いてきた鉄血兵たち。45の予想は当たっていて、ただ一点あるとすれば、ここ一帯のボスであるイントゥルーダーはすでにこちらを捉えていることだった。
洞窟の奥、巧妙に偽装された監視カメラが
G11「っ!? 今のは!?」
416「奥の方・・・・・アレ!」
45「監視カメラ・・・・まさかこの先が・・・・・」
9「ど、どうしよう45姉。」
今なおジーッと監視を続けるカメラを相手に考えること数分。すでにバレているならもう逃げることも不可能だと悟り、奥に進むことを決める。
その様子を、イントゥルーダーは満足げに眺めつつ、コンソールのボタンを操作した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
416「驚いたわ・・・・まさか洞窟の奥にこんな施設があるなんて。」
G11「天然の洞窟を利用したみたいだけど、まさか鉄血がそんなことを?」
9「まさか・・・・きっと人間が捨てた施設を利用したんだよ。」
45「おしゃべりはそこまで・・・・・・扉よ、2つあるわ。」
洞窟を進むと、そこは立派な研究施設だった。しかも地下にも数階続いているようで、そこそこの規模であることがうかがえる。慎重に進む404だったがなぜか鉄血の人形はおろか警備システムすらもなく、やがて突き当たりの扉の前にまでやってきた。
突き当たりの扉は二つ、『研究棟』と書かれた扉と『実験棟』と書かれた扉だ。・・・・・嫌な予感しかしないが進むほかないのも事実、問題は、
416「どうするの45? また二手に分かれる?」
9「でもハイエンドと鉢合わせたら終わりだよ?」
別れて進めば調査は早く進むが、遭遇戦のリスクは高まる。一方でまとまって進めばどちらか選ばなければならず、もしハズレだった場合は無駄足である。すでに発見されている以上、あまり悠長にしてはいられない。
通常ならグリフィンに匿名で位置を伝えて部隊を派遣してもらうところなのだが、ジャミングのせいでそれもできない。
45「・・・指揮する側なら研究室にいるんでしょうけど、連中が何を『実験』しているのかも調べないとね。」
9「E.L.I.Dだったりして。」
G11「ええっ!?」
416「もしそうだとしたら、死ぬ気で止めないといけないわね。」
グリフィンや鉄血よりも遥かに高い技術と兵力を有する正規軍、その正規軍と膠着状態に持ち込めるほどの化け物であるE.L.I.D。そんなものを鉄血が送り出せば、グリフィンはものの数日で終わってしまう。
45「今回の任務は調査がメイン、ハイエンドの討伐じゃないわ。 連中の情報を優先しましょう。」
416「そうね。 ほら、行くわよ11。」
G11「うぅ・・・行かなきゃだめぇ?」
9「置いていってもいいけどひとりぼっちだよ?」
G11「行く。」
全員が覚悟を決めたところで、45が実験棟の扉を開ける。通路の奥はまた扉があり、どうやら通路を挟んで二重扉のようになっていたらしい。さらに扉をくぐると、今度はガラス張りの通路に出る。両側はそれぞれが何かの実験室らしく、物々しい機会や器具が立ち並ぶ。洞窟の中に作られ、しかも何かの施設を再利用したとは思えないほど真っ白で綺麗な部屋は、その清潔さがかえって不気味だった。
気のせいか、耳鳴りまでしそうだ。
9「・・・・! 45姉、あれ!」
45「・・・・・・人形? 鉄血じゃない。」
416「データ照合・・・IoPの戦術人形、M21よ。」
実験室のベッドに横たわる、赤い服が特徴のM21。見た感じ外傷などはなさそうだが、彼女の得物であるライフルは見当たらない。
鹵獲した人形で何の実験をしていたのか、45は通路の警戒をG11に任せ、手分けして情報の収集を指示した。
416「・・・・ダメね、スペックを調べ上げたデータはあるけど何をやったかまではわからないわ。」
45「こっちも同じよ。 9、そっちどう?」
9「う〜ん、なんとも。 ねぇ45姉、
45「・・・・・十分注意してよ。」
9「わかってるって。 ちゃんと電脳のセキュリティレベルは上げておくから。」
404小隊は請け負う任務の特殊さから、全員が人形の電脳に干渉することができる。もちろん対象の抵抗がない場合に限られるが、物理的な障害はともかくシステム的なものは割となんとかなる。中には逆にウィルスを送り込んでくるケースもあるが、彼女たちに施されたセキュリティと彼女たち自身の防衛機能があれば大事には至らない。
・・・・・そう、
プスッ
9「・・・・・・え?」
M21「・・・・・・・・・。」
干渉のために集中していた意識が、突然首に現れた鋭い感覚に呼び戻される。目を開けると視界には首元に伸びた腕と、怯えたような目で見上げるM21。首から何かが抜ける音がし、M21の腕が下がる。その手に持っていたのは、小さな注射器だった。
そこまで認識して、9の視界は暗転した。
45「っ!? 9!」
416「しまった・・・・・11! そのまま警戒を・・・11?」
9の倒れる音に45が駆け寄り、416は苦虫を噛み潰したような表情でG11に指示を出す。が、そのG11の様子に眉をひそめる。指示された通りに扉を見張る・・・そう見えるのだが、9が倒れたことのも416の呼びかけにも応えず、よく見れば足が少し震えている。
その様子に嫌な予感がしたが、それを確かめる時間は与えられなかった。
コツン
416「っ!?」
???「動くな。」
後頭部に何かを突きつけられる感覚と、聞きなれない声による警告。自由がきく『目』だけを動かして情報を得ようとするが、側の金属質な棚に映るのは自分だけ。
???「武器を捨て、両手を頭の後ろにおけ。」
416「・・・・・・・。」
声に従い、愛銃とサイドアーム、ナイフを床に置いて手を回す。どうやらG11も同じことを言われたらしく、武器を置いている。
唯一自由である45がその自体に気がついた時には、すでに二人とも無力化されていた。
45「416!? 11も・・・・・」
???「ふふっ、驚いたかしら?」
心底愉快そうな声色が部屋に響く。同時に先ほどまでの耳鳴りに似た音が消え、次の瞬間にはまるで初めからそこにいたかのように次々と鉄血兵が現れる。そして45の前には、勝ち誇った笑みを浮かべるハイエンドモデルの姿。
45「・・・・イントゥルーダー。」
侵入者「あら、ご存知だったのね。」
UMP45を構えるも、そのトリガーに指をかけられない。人質がいることに加えてこちらの倍はいる鉄血兵、勝ち目はない。
45「・・・・・どうやって?」
侵入者「ふふ、知りたい? 武器を捨ててくれたら話してあげるわ。」
45「・・・・・・・ちっ」
渋々武器を手渡し、両手をあげる。イントゥルーダーは満足げな笑みを浮かべると、約束通り話し始めた。
侵入者「理屈は単純、貴方達の電脳・・・というより私たち以外ね、それにだけ聞こえるような『音』を使ったのよ。」
45「・・・・・・音?」
侵入者「えぇ。 視覚や聴覚を
そう言うと45の脇を通り過ぎ、怯えた表情で横たわるM21の元に行く。M21は小さく悲鳴をあげるが、イントゥルーダーが頭を撫でるとどこかホッとしたような表情に変わる。
45「罠、だったのね・・・・・9に何を使ったの?」
侵入者「安心なさい、ただ一時的にスリープモードにするだけよ。 一瞬で電脳を破壊するものもあるけど、それじゃあ面白くないでしょ?」
45「・・・・・・・・。」
侵入者「ふふふ、よくやったわよM21ちゃん。 あとで
M21「は、はい・・・・・お姉様・・・・・・・。」
イントゥルーダーが薄ら笑いを浮かべ、怪しい笑い声が部屋にこだまする。
悔しさをあらわにする404小隊だったがなす術はなく、イントゥルーダーの指示のもと別々の部屋に連れて行かれるのだった。
つづく
お・ま・た・せ
テスト前ということで執筆スピードが落ちましたが私は元気です。
M21ちゃんはこれを描いてるときにドロップしたので急遽出演、こうするくらいなら今までも戦役限定ドロップ人形を出せばよかったなとちょっと後悔しています。
電子戦モデルのイントゥルーダーっぽさを出すために使った作中の謎音波、人ではなく人形だから効くと思っておいてください。
さて次回からはエロパート!
隔離された404小隊の運命やいかに!?
リクエスト用の活動報告はこちら。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=217207&uid=92543