※この作品はR-18です。

SAN-JOKU - 詩女神達の胎獄   作:眼珠天蚕

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Part 6

 ◆ ◆ ◆

 

 そして、麗一が指定した土曜日の当日に至る。

 

 街中で待ち合わせした真姫や穂乃果ら4人は、麗一の車が迎えに来るまで、互いのファッションについての話で盛り上がっていた。

 "医学部の研究生との合コン"と聞いていた穂乃果ら3人は勿論のこと、真姫も話の内容に真実味を持たせるために、かなり気合いの入った衣装をしている。そこにスクールアイドル活動で培(つちか)った立ち振る舞いや雰囲気が重なると、4人は学校の範囲を越えたアイドルかモデルの一団にも見える。

 実際、彼女らの存在は往来の人目を一心に集めている。

 「絵里ちゃん、今日のリップいつもと違うね?」

 「この前新しく買った、色付きリップクリームなんだけどね。発色が良いし、今日は付けてみたんだ」

 「わぁ~、ホントに可愛い色~!」

 「そんな、ことり、あなたの方が可愛い格好してるわよ。そのフリルの付いたワンピース、流石は伝説のメイドが着る服って感じね。ファンシーさが場違いにならないもの」

 「えへへ、アリガトウ!

 絵里ちゃんは、かなりリップも決まってるし、凄く大人っぽい格好だね! 大学生みたい!」

 「今日の合コンを意識して、一応は…ね。

 それにしても穂乃果は、ちょっと子供っぽい感じがするわね~?

 相手は大学生以上ばかりなのよ? もうちょっと考えた方が良かったんじゃない?」

 「これでも精一杯選んだんだよー! 雪穂にも見てもらったんだからー!

 ねぇ、ことりちゃん! デザイナーとしての観点から、どうかな、この服装!?」

 「私はカワイイと思うよ!

 それに、年上の男の人って、そういう可愛らしい服を来た年下の娘に弱いって聞いたこと、あるよ!」

 「よーし、じゃあ、玉の輿(こし)でも狙っちゃいますかー!」

 3人が無邪気に騒いでいるのを、真姫は横目で嘆息しながら見つめている。その視線は微笑ましい我が子を見つめる母親のものにも見えたが…。

 じっくりと彼女の瞳の奥を見つめれば、分かった事だろう。そこに灯る、暗く厭らしい情欲のギラつきを。

 (早く…早く…!

 待ち遠しい…! 麗一さん…!)

 そうして4人が待っているところへ、麗一よりも早く近寄って来たのは、チャラチャラした格好をした見るからに遊び人風な男達である。

 「ねぇ、君ら待ち合わせ? それとも暇してンの? カワイイねー!

 オレ達と遊ばねー?」

 軽薄な声を掛けてくる男ども。穂乃果ら3人は怯えた感じで対処に困るが、真姫は露骨に舌打ちし、火を吹くような視線で睨みつける。

 「あっち行って! あなた達には関係ないでしょう!」

 「なんだなんだ、気が強いねぇ!

 そういう娘(こ)もオレ、イケるんだよねぇ! デレてくれる瞬間がたまんないからさー!」

 真姫の威嚇をヘラヘラと笑ってかわす、男ども。真姫は罵声を浴びせてやろうと息を吸い込んだ…その時。

 「彼女らは、先約があるんだよ。僕との、ね」

 真姫の背後から発される、甘くも力強い男の声。振り向くまでもなく、真姫は声の主を覚る――麗一だ!

 「ンだよ、テメェ!?」

 男の内で一番ガラの悪いヤツが、目一杯顔を歪ませて睨みつける。対する麗一は涼やかに微笑んだまま、語る。

 「聞こえなかったのかい?

 彼女らには先約があるんだ。

 お引き取り願おう」

 言葉の最後に、麗一は笑みで細めた目から鋭い眼光を放つ。それはナイフと言うよりも剣を思わせるような、険しく冷たいものである。

 これに当てられた男達は――ビクッと体を震わすと、猛獣に出会った草食動物のように体を竦める。そして、威厳だけは保ちたいのか、舌打ちだけを残すと、そそくさと背を向けて去って行く。

 危機を切り抜けた穂乃果達は振り返り、麗一を満面の笑顔で歓迎する。

 「助かりました!」

 麗一は手をヒラヒラ振って答える。

 「君達のような美しい女性に、あんな下衆(げす)な輩(やから)は似合わないよ」

 そう語ると、麗一は4人の少女を引き連れて、車へと誘う。

 

 少女達は知る由もない。真姫もまた、この時は子細を知ってはいない。

 これから起こる出来事が、麗一が口にした"下衆"の言葉よりなお卑しい陵辱であるなどと…。

 

 麗一の赤い高級車に乗り込んだ少女達。

 許嫁である真姫は助手席に、他の3人は後部座席に、それぞれ腰を据える。車幅は少女3人が一列に並んでも悠々できる広さがある。

 「うわぁ、いい匂いがしますね!

 なんの香りなんですか!?」

 穂乃果が社内に漂う香りについて尋ねると、麗一は運転しながら答える。

 「学生時代の友人からもらった、オリジナルの香料なんだ。特に名前は付けてなかったね」

 「ソーダ系の香りですよね…でも、刺々しさはなくて、凄くまろやか感じです」

 「ホント、とってもいい匂い!」

 「そうだ、いい匂いと言えば…!」

 と、後部座席ではガールズトークが盛り上がり始める。

 …しかし。十分としない内に、会話の勢いが緩慢になってゆく。言葉の呂律が回らなくなり、欠伸が会話を何度も中断する。

 「はれ…なんか、すごく眠く…」

 穂乃果が船を漕ぎながら語ると、麗一がクスリと笑って告げる。

 「日頃の疲れが出てしまったんじゃないかな。

 目的地に付くまで、休んでいて良いよ」

 その台詞が終わらぬ内に、穂乃果は寝息を立て始める。

 ことりや絵里も、穏やかな表情で眠りに陥っている。

 その様子を確認した真姫は、ニヘラ…と笑い、ソワソワしながら麗一に向き直る。

 「みんな、寝ちゃったわ。グッスリよ」

 すると麗一は、厭(イヤ)らしく口角を釣り上げて嗤(わら)う。

 「フフ…可愛らしい寝顔が見れなくて、残念だよ。

 それにしても真姫は、僕の言いつけを忠実に守ってくれたんだね」

 「当然よ」

 そう言った真姫は、桜色の唇の隙間から赤い舌をペロリと出す。そこには、唾液に塗(まみ)れて溶けかかったトローチがある。

 「私まで眠っちゃったら、どうにもならないじゃない」

 「その通りだね、フフフ」

 

 今、社内には無味無臭、そして無色の催眠ガスが充満している。

 真姫や麗一が睡魔に襲われていないのは、真姫が舌の上に見せたトローチのお陰だ。これを舐めることで、暫くの間はガスの影響を受けなくて済む。

 邪悪な企みのレールに乗せられてしまったとも気づかず、穂乃果達3人は穏やかな寝息を立てて、夢の世界に浸っている。

 だが、彼女らの地獄は、もうすぐ目の前に迫っているのだ。

 

 ◆ ◆ ◆

 

 「麗一さぁん…」

 「真姫…美しいよ、その体…」

 「んん…」

 ピチャ…ピチャ…。粘膜が絡み合い奏でる淫靡な粘水音が、鼓膜をくすぐる。

 「ん…?」

 夢の世界からぼんやりと覚醒したことりは、瞼を開いた途端に網膜に飛び込む眩しい光に、思わず瞼を閉じる。

 (何…? ここ、何処なんだろう…?)

 光に慣れるべく、針のように薄く瞼を開く。次第に、白を基調として青みがかった黒の混じる大理石が見えてくる。

 (神…殿?)

 ことりがそう判断したのは、大理石の他に、古代ギリシアの遺跡を思わせるような円柱を確認したからだ。

 …その最中も、彼女の鼓膜は淫猥な音に晒される。

 「んん…生の竿同士の擦り合いって、凄く気持ちいい…!」

 「真姫の興奮が体温を通して、僕に伝わってくるよ。

 さて…君の膣口の方は、どうかな?」

 グチュ…グチュ…。

 「んふぅ…! 麗一さん、ちょっと乱暴よ…!」

 「"ティペロ"で訓練してたろう? これくらい、何てことないだろう? もっと図太いモノを咥えたのだからね」

 「でも…あれは、ヴァーチャルだから…!

 ひうぅっ!」

 「凄いな、どんどん溢れてくるよ、愛液が。よほど恋い焦がれたんだね、僕のペニスを」

 「んん…っ!

 そ、そうよ…っ! あんなにヴァーチャルで散々ヤってれば…んあん…っ! 本物が、欲しくなるじゃないっ!」

 (何の話なんだろう…?)

 ことりがようやく光に慣れて、瞼をゆっくりと開いてゆく、その時。

 「真姫! やめなさい…!

 それに、その姿…!

 どうしたのよ!」

 絵里の怒声とも驚愕とも付かない声が、部屋中に轟く。

 瞬間、ことりの意識がパッチリと覚醒する。

 仰向けに寝せられていた事を覚る、ことり。状態を起こそうと身じろぎして、すぐに手足が動かない事を覚る。

 (どうして…!?)

 不可思議に思って視界を自らの体に投じると…一糸纏わぬ裸体になっている自身の肉体と、縄で縛られた足首が見えた。手は背中に回されているが、おそらくは足首と同じく拘束されているのだろう。

 「何これ!!」

 悲鳴を上げたことりの耳に、「ことりちゃん、気が付いたんだね!」と声が聞こえる。

 声の方を向けば、うつ伏せになってこちらを見ている穂乃果の姿があった。その姿はことりと同じく全裸で、手足箱右側されている。そして、首には革紐の付いた首輪が付けられていた。

 「あの2人よ!」

 ことりを挟んで向かい側、絵里の声が聞こえる。ことりがそちらに視線を投じれば、うつ伏せになった絵里が穂乃果と同じ姿をしているのが分かる。

 ――すると、自分の首にも首輪が掛けられているのか! ことりは推測し、困惑する。

 「何で、どうしてこうなったの…!?

 何で私たち、こんな目に…!?」

 「あの2人が、私たちをハメたのよ!」

 絵里が叫び、火を吹く視線で正面を睨みつける。

 ことりはゴロリと回ってうつ伏せになり、絵里の方向を見やる。と、そこには…。

 「真姫ちゃん!?」

 大理石で出来た広い部屋の中、玉座の間とでも言うように数段高くなかったところに、真姫が居る。彼女だけでない、隣には麗一の姿もある。

 2人はどちらも一糸纏わぬ全裸だ。彼らは体を重ね、唇を貪り合っている。その股間では、2本の陰茎が重なり合い、すり合わされている。2本の内の1本が、真姫の股間から生えている様は、ことりに酷い衝撃を与える。

 (真姫ちゃんって、男の子だったの!?)

 その疑問は、しかし、すぐに自ら払拭する。というのも、麗一が真姫の股間に延ばした手が、男性器一式の下にある"部位"をグチュグチュと弄り回しているからだ。そこに在るのは当然…女性器である。

 ここに至り、ことりは真姫が両性具有の存在であることを認識する。

 「真姫ちゃん、どうしたの、その体!

 それに、私たちをこんな姿にして…!

 どうしたって言うの!」

 そう叫んだ、直後。ことりの首が、突然、グイッと後ろに引っ張られる。何事かと視線を投じると…そこには、一糸纏わぬ姿の筋肉質の中年男性が居る。

 「オラッ、静かにしておけ、メスガキッ!

 よく見ておくんだよ、麗一様と真姫様のまぐわいを、な!」

 男に動きを制されたのは、ことりだけではない。穂乃果も絵里も、それぞれ中年の男に首輪の革紐引っ張られ、真姫と麗一の姿を直視させられる。

 3人の視線が集まった、その時。淫靡な接吻を交わしていた真姫達は、唾液の銀糸を引きながら唇を離すと、上気した顔で3人の少女達を見下す。

 「ちょっと恥ずかしいわ…見られてるのって」

 「でも、それ以上に興奮するだろう?」

 「…そうね。私って、露出狂みたいな性癖があったのね…。

 凄く、見せつけてやりたいの…!」

 「フフフ、それじゃあ、見せつけようか。

 僕たちのまぐわい、君の処女喪失を」

 「!!」

 3人の少女が顔を真っ赤にして、真姫達の会話を聞き終えた、その時。麗一が優しくもネットリとした手つきで真姫を引いて、後ろに下がる。

 2人の後ろには部屋の内装に相応しい、玉座のように見える豪奢で大きな椅子がある。そこに腰掛けた麗一は、剣のようにそそり立った男根の上に、大股を広げさせた真姫を座らせる。

 勿論、男根の真上にあるのは、真姫の男性器に隠れる濡れそぼった女性器の口だ。

 

 チュプリ…亀頭が膣口へとめり込んで行く。

 「はああぁぁ…」

 真姫が、桃色の吐息を漏らす。ヴァーチャルでは何度も味わった体温と剛直が、確かな質量を伴って胎内へと侵入してゆく。

 「んく…っ!」

 ブチ…小さな呻き声と共に漏れた水っぽい破砕音は、ペニスによって処女膜が破けた音だ。突き立てられた麗一のペニスを伝い、トロリと鮮血が流れるものの…。

 「んふうぅ…」

 "破瓜は痛い"と言われる慣例に反して、真姫は顔を歪めることなく、破裂した処女膜の更に奥へとペニスを導いてゆく。ヴァーチャルな接合を繰り返していた彼女は性感が開発された為か、破瓜の痛みなど意に返さぬほどの快楽ばかりを感じているようだ。

 メリメリ…まだ男性を受け入れたことのないキツい産道が、麗一を飲み込んでゆく。ギチギチと拡張し、所々で出血すら起こっているというのに、真姫の恍惚の顔は歪むどころか、ますます熱を帯び、桜色の唇からだらしなく涎を垂らしている。

 そして遂に…麗一の剛直の根本まで、真姫は胎内にスッポリと飲み込む。

 「どうだい、真姫? 僕のモノをリアルに飲み込んだ感想は?」

 「あはぁう…。

 ビクビクして…ギチギチしてて…こんなにリアルな感覚…ああん…おかしくなりそう…」

 言っている間にも真姫の剛直はビキビキに張り詰めて痛いほどに勃起し、ズル剥けの先端からはカウパーがブクリと溢れ出す。

 「それじゃあ、動いてもらおうかな。

 僕のペニス、存分に貪りたまえ」

 麗一に言われた直後。真姫は返答もせず、腰を浮かせては、再びズブリと麗一の上に腰を落とす。このストロークを繰り返し、ズチュズチュと淫靡な粘水音を立てる。

 「フフフ…素晴らしいよ、真姫。君の産道は、処女を卒業したばかりだと言うのに、イヤらしく滑(ぬめ)ってうねっているね。

 まさに、メスの体」

 「あはぁ、あはぁ、あはぁ、あはぁ…っ!

 麗一さん、麗一さん、麗一さん…!」

 ズチュ、ズチュ、と腰を上下する粘水音が途切れなく続いてゆく。

 「それじゃあ真姫、僕は君のイチモツをシゴいてあげるよ」

 そして麗一は、腰の動きと共にカウパーの飛沫をまき散らす真姫のイチモツに手を伸ばすと、その肉竿をシコシコと擦り始める。

 「はぁんっ!

 最高…!」

 真姫はますます興奮し、腰の動きを激化させる。ズチュズチュズチュズチュ、と粘水音のリズムが加速してゆく。

 

 「ま、真姫ちゃん…」

 異様なまぐわいを目にしていたことりが口を覆いたくなる衝動を覚えながら言葉を漏らすと。

 「オラッ、何時まで見てンだよ!」

 革紐をグイッと引っ張られ、暴力的に体の向きを変えさせられてしまう。そこには全裸の筋肉質の男が、ビキビキにいきり立ったイチモツを見せつけながら、猛獣の笑いを見せている。

 「さあ、メスガキ!

 オレにご奉仕するんだよ!

 まずは、しゃぶってもらおうか!」

 このような仕打ちを受けることりだけでなく、穂乃果も絵里も似たように男達に首輪を捌(さば)かれ、性的行為を強要されていた。

 「い、いや…!」

 ことりは直ぐに顔を背けて拒絶したが、直後に四つん這いになった背中に一切遠慮のない蹴りが見舞われる。

 「あうっ!」

 「テメェに拒否する権利なんてネェんだよ!

 さっさとやれよ、メスガキ!」

 

 …こうして執拗な暴力によって強要を繰り返された3人の少女は、嫌々ながらも男性器への奉仕や飲尿、飲精を繰り返されたのだ。

 その挙げ句に、まぐわいで一度絶頂に達した真姫と麗一の号令により、3人は処女を失う寸前に追い込まれ――今に至る。

 

 ◆ ◆ ◆

 

 「真姫ちゃん! やめてっ!」

 穂乃果は出来る限り首を後ろに回し、悲鳴と共に訴える。しかし、真姫は色に植えた雌獣の表情のまま、荒い息を吐きつつ、男根の先端を穂乃果の秘裂にあてがう。

 「大丈夫よ、穂乃果。

 物凄く気持ちいいだけよ。病みつきになるわ。

 それを教えてあげるんだから、感謝しなさいよ」

 「真姫ちゃん! 教えてもらわなくてもいいから!

 落ち着いて! いつもの冷静な真姫ちゃんに戻って! こんなの普通じゃない! おかしいよ!」

 「おかしくても良いのよ。

 もう私も、ブチ込みたくて仕方ないのよ…!」

 「ま…」

 真姫の名前を叫ぼうとした、その時。ブチッ! メキメキメキッ! 何の手心もなく、己の欲望に従うまま、暴力的に男根を膣へと侵入させる、真姫。

 「んあああああっ!

 痛い、痛いぃっ!」

 接合部からドロリと鮮血を流した穂乃果は、ブワリと涙を流しながら叫ぶ。

 「うはぁ…! 穂乃果ったら、私よりキツキツなのね…! 凄い吸い付き!」

 「ぬ、抜いてよぉっ、真姫ちゃん!」

 穂乃果の叫喚も虚しく、真姫はズコッズコッと激しく腰を振り始める。膨れた胎がブルブルと揺れ、愛液と鮮血の混じった飛沫を浴びる。

 「あうっ! あうっ!

 真姫ちゃん! 痛いっ! 激しっ!

 止めてぇっ!」

 「穂乃果、あなたも孕(はら)ませてあげる!」

 「止めてえぇぇぇぇっ!」

 

 他方。ことりは悲鳴を上げたくとも出せない、完全に封殺された淫獄の中に堕とされている。

 「んん…! んむぅ…! んんんっ!」

 言葉にならない声は、口一杯にねじ込まれた太い男根伝いに漏れ出す。

 しかし、もしも男根を頬張っていなくとも、ことりの口から上がる苦鳴は言葉の体(てい)を成してはいなかっただろう。

 何せ彼女は、膣と直腸、双方の処女を一気に失い、その衝撃で思考がブッ飛んでしまったからだ。

 「うはぁっ、キツキツだぜ! 流石は初物だ、たまんネェぜ!」

 「ケツもすげぇ締まりだぜッ! 俺のチンポが太すぎて、血が出ちまってらぁ!

 そら、ションベンで浣腸してやるか!」

 直後、ことりの尻に突っ込んでいた太った男が、ジョボジョボと直腸内に小便を注ぎ込む。ただでさえ固形物に侵入されて苦しいところへ、勢い良い液体までも逆流してきたのだ。ことりの感じる衝撃は、いかほどのものか。

 「んんーーーーっ!」

 喚くことりが、頬張った男根に歯を立てると。筋肉質の男が「痛ぇッ!」と怒声を上げると、男根を引き抜いて、ことりの髪を掴み上げる。

 「んはあぁんっ! やめてよおぉっ!」

 ことりが涙と共に、カウパーと精、そして尿で汚れた口で訴える。しかし筋肉質の男は同情することなく、いきり立ったイチモツをことりの頬にグリグリと押しつけながら、罵声を浴びせる。

 「このメス、何歯ぁ立ててんだよっ!」

 「だって、お尻、お尻がぁっ!」

 言い争う一方、ことりの下で膣に挿入していた男が、「おっ…射精(で)る…っ!」と言ったかと思うと。

 ビュルビュルビュルルッ! ことりの膣内に粘っこい白濁が充満し、子宮口を強かに叩く。

 「んはあああぁぁぁっ!」

 舌を付き出して大口を開き、ことりが叫ぶ。両内臓を満たす不快な液体に苛(さいな)まれ、彼女の理性はますます消えて行く。

 「オレの方も早く気持ち良くさせろ、オラッ!

 ちゃんと咥えろよ、メス!

 次、歯ぁ立てたら殺すぞっ!」

 筋肉質の男はそう言って、開いた大口の中へ男根を挿入しする。

 他方、2人の男は尿や精液でズブズブになった内臓を更にグチュグチュと掻き回し、男根越しの快楽を貪る。

 ――ことりは正に、"籠の中で嬲(なぶ)られ、玩具にされる小鳥"の如き下劣な扱いに苦しめられている。

 

 そして残る絵里は。

 「はぁ…はぁ…はぁ…んんっ」

 3人の少女の内、一番甘い声を吐いて性的行為に身を委ねている。

 彼女の上気しきった顔はメスの情欲に濡れ、瞳が悦楽を求めて輝いている。

 そう、絵里は穂乃果やことりとは違い、今の状況を受け入れつつある。

 「素晴らしいよ、絵里」

 絵里とまぐわう麗一が、耳たぶを甘噛みしながら囁く。

 「君のような気高い女性と交われる男は、幸運だろう。

 心に見合った、刃のように研ぎ澄まされながらも、優しい柔らかさを伴った肉体…素晴らしいの一言に尽きるよ」

 「麗一…さぁん…」

 絵里が熱っぽい声を桜色の唇から漏らすと、麗一がその唇を自らの唇で貪るようにして塞ぐ。

 ――今、麗一と絵里は床に寝そべり、蛇の交尾を思わせるように絡み合っている。

 初めはバックから絵里を犯していた麗一であったが。次第に絵里の体に多い被さり、背後から彼女の豊かな乳房を揉みしだきながら、床に転がって体位を変えた。今も絵里の背後から秘裂に挿入し、腰を動かしながら乳房を揉み回し、皿には口を吸い合っている。

 ングング…ヌチュヌチュ…。咽喉(のど)を鳴らす音と、舌が絡み合う音。その音が卑猥に脳髄へと染み込んでゆく。

 長い接吻を終えた2人は、熱っぽく見つめ合った後。麗一が一度膣からペニスを引き抜く。

 「はあぁ…」

 残念そうな息を吐きながらペニスを吐き出した絵里の膣からは、ドロリと白濁が漏れる。麗一はここに至るまで一度、盛大な射精をしている。

 だが、彼の性器は衰えることなく、未だにビンとして剛直を守っている。

 床に仰向けになったまま寝転がる絵里の上に、麗一が覆い被さる。

 「君にも、真姫のようなペニスが必要だね。

 きっと似合うと思うよ。その女神の如き体に、背徳の蛇のようにそそり立つペニス。美しいコラボレーションになることだろう」

 「麗一さん…」

 絵里は麗一の微笑を真っ直ぐに受け止め、呟く。

 今や絵里は、麗一の虜と化している。阿鼻叫喚の淫獄の直中(ただなか)に居る穂乃果やことりのことなど、最早眼中にはない。

 「麗一さん…もっと、挿入(い)れて…」

 絵里が自ら腰を浮かし、麗一の男根へと体液で濡れた秘裂を差し出す。

 「勿論、そのつもりだよ。

 さぁ、もっと激しく、交わろうか」

 麗一が微笑んだまま語った、その直後。絵里の膣内へと男根を貫くようにして、一気に挿入する。

 「んはぁっ!!」

 目を見開いて叫ぶ、絵里。衝撃に背が仰け反るものの、麗一の重量を受けて体が浮くことはなかった。

 「さぁ…掻き回すよ」

 ズコッズコッズコッズコッ! 麗一のペニスが絵里の膣を激しく擦りつつ、素早い抜き刺しが連続する。

 「はぁんっ、はぁんっ、はぁんっ、はぁん…っ!」

 麗一が1回抜き刺しするのに連動するように、絵里が桃色の吐息を交えて嬌声を上げる。すると、その声が邪魔だとでも言うように、麗一の唇が絵里の唇を塞ぐ。

 それでも絵里の乱れた声は完全には押し殺せない。

 「んふっ、んふっ、んふっ、んふっ!」

 ジュルジュルと口唇と舌の粘膜を絡めながら、絵里は麗一を受け入れ、乱れ狂う。

 …どれほどの時を享楽の共有で過ごしたことだろうか。たっぷりとした口づけを離した麗一が、絵里の耳元に口を寄せると、甘く囁く。

 「さぁ、君の胎(なか)に思い切り射精(だ)すよ。

 そして――僕の子を、宿すんだ」

 「麗一さぁん、欲しい…っ! 麗一さんとの、子供ぉ…!」

 絵里が叫んだ、直後。麗一は上体を起こして絵里の上に完全に馬乗りになると…。

 「く…っ、んはぁっ!」

 麗一が天を向いて吐息した、その時。

 ドビュッ…ビュルルルルッ! ビュルビュルビュルビュルッ! 膣に埋め込まれたペニスが大量の白濁を吹き出し、膣内の空間を拡張するほどに充満しながら、子宮口へと流れ込む。

 「ぃいやああぁぁっ!」

 絵里が頂点に達した快楽と衝撃に白目を剥き出しながら、嬌声の叫喚を上げる。

 

 絵里の胎に解き放たれた精は、小さく、そして固い子宮口へと流れ込むと。その口の中へと一気に流れ込んでゆく。

 本来ならば精子を淘汰するはずの防御機構が備わっている精子であるが。麗一の精は一つたりとも防御機構に打ち負けることなく、粘液中を力強く泳いで子宮内へと大量に溢れてゆく。

 麗一の精子は、常人とは異なる強靱にして異様な性質を有しているのだ。それを可能にしたのは、"ティペロ"を作り上げた彼の科学技術力か。それとも、彼と言う天才が先天的に授かった特異性なのか。それについては、ここでは言及はしない。

 ただ、麗一の精子は子宮内に残らずたどり着いただけでなく、子宮への刺激を通して絵里の女性ホルモンに働きかける…そんな異様な芸当をやってのけたのだ。

 結果、絵里の卵巣が急激に機能し、卵子を吐き出したのだ。

 子宮内に放り込まれた卵子に、麗一の精子がウヨウヨと集結してゆく。まるで、深夜の森林にポツンと置かれた眩しい街頭に、大量の羽虫達が集まるが如き光景だ。

 こうして精子は、次々と絵里の卵子の細胞膜を突き破って、核へと侵入してゆく。

 …そして、異常なる発達が始まる。

 

 「くひぃっ!」

 絵里が歯を食いしばって苦鳴を漏らす。

 麗一は絵里の膣にペニスを刺したまま、ニヤニヤとした笑みで絵里の下腹部を眺める。

 すると、下腹部は急激な膨張を遂げてゆく。真姫と同様、皮下脂肪による膨張ではない。妊娠による膨満だ。ただ、通常の人間の妊娠による発達は10ヶ月ほども掛かるはずが、ものの数分で膨らんでゆくのである。

 そのあまりの急激さに腹部には妊娠線が走り、臍は反転して出臍(でべそ)の体(てい)を示す。

 

 真姫が急な妊娠を引き起こしたのも、絵里と同様の過程を経たからだ。

 

 膨張の止まった腹部に、ペニスを挿入したままの麗一が体を曲げ、顔と両手を腹部に当てる。

 「ああ…素晴らしいよ、絵里。

 この中に、僕と君の愛欲の結晶が宿っているんだ」

 「麗一さぁん…」

 絵里は汗に塗(まみ)れた顔で脱力した笑みを浮かべ、微睡(まどろ)むような声を上げる。

 

 ――こうして淫宴は、卑猥で冒涜的な結末へと向かってゆく。

 

 - 続 -

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