※この作品はR-18です。

ハーレムパーティー   作:早見 彼方

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白金燐子の騎乗位ピストン

 俺が岩戸(いわと)勇希(ゆうき)として十六年生きてきたこの世界は、俺にとっては二度目の世界だ。物心つく頃から社会人の男だった前世の記憶を持っていて、いろいろと驚かされることが多かった。たとえば、この世界では男よりも女の方が性欲旺盛で、性犯罪は女が起こすものという認識があることなどだ。

 前世と似たような世界の、前世と同じ日本という平和な国で生まれ育ったのだが、細かな相違点は他にも挙げれば切りがないほどにある。アダルトビデオの大半は男ばかりが出演しているし、前世の女性専用車両は男性専用車両へと置き換わっていた。援助交際も女が金を払って男を求めるのが一般的という実情。

 簡単に言えばこの世界は、男と女の立場が置き換わっているのだ。この世界の女は美形が多いといった細かい点を考慮に入れれば説明の仕方は多少変わってくるが、概ね先の説明で間違ってはいない。

 ちなみにこの世界での俺は、女からすると格好の獲物。黒髪清楚系巨根美少年として欲望の対象とされているらしい。確かに小学校時代から女子生徒から告白されることは多かったが、まさか自慰ネタにされているとは思わなかった。

 その話を聞かせてくれたのは、同い年の幼馴染である白金(しろかね)燐子(りんこ)。癖のない長い黒髪を真っ直ぐ伸ばした大人しい性格の高校二年生だ。彼女こそ黒髪清楚系巨乳美少女の肩書きが相応しい外見をしているが、男の自慰ネタにはなっていないようだ。これは燐子のことを知っている俺の男友達から聞いた話だ。確かに可愛いと思うが、それだけで自慰の対象になるわけではないと言っていた。美少女である幼馴染で平然と自慰をする俺が変わっているようだった。

「どうしたの……? 勇希(ゆうき)君……。どこか、痛い……?」

 考えに耽っていた俺に向かって静かな声を掛けられた。

 四月上旬の休日の昼下がり。天候に恵まれた春の陽気に満ちた日だが、俺の自室である部屋の窓は閉ざされている。カーテンも閉め切られ、ついでに部屋の照明も消えていた。そうして薄暗く音が外へと漏れにくい空間となった部屋で、ベッドで横になって天井を見ていた俺は、声の聞こえた下半身へと視線を下げる。

 そこには当たり前のように燐子がいた。服を着ずに見事な巨乳と括れた腰を晒し、程よく肉付きのいい尻で俺の股間に座っている。勿論、ただ座っているわけではない。左右に伸ばした健康的な太股の付け根を見れば、俺の肉棒を根元まで食らっている綺麗な膣口が見えた。今も俺の肉棒をギチギチと引き締め、絶え間ない快楽を伝えてくる原因だった。

「いや、何でもない」

 俺が答えると、燐子はほっとしたように息を吐いた。

 そして、仕切り直しと言わんばかりに腰を振り始めた。最初はゆっくりだったそれは徐々に速度を上げ、激しいピストン運動に変わる。さらさらと揺れる黒髪とともに上下に動く胸は絶景の一言だった。

 この光景を目にできるのは、燐子の恋人である俺だけだ。柔らかく揉みごたえのある大きさの胸を両手で鷲掴みにしても文句を言われない。むしろ嬉しそうに口元を緩め、色の白い頬をほんのりと紅潮させている。燐子の興奮が余計に上昇したようで、ベッドが軋むほどの腰遣いで俺の肉棒は可愛がられてしまう。

 こんな攻めを受けて長時間耐えられるはずもなく、俺は容易く絶頂へ導かれた。

 どびゅるるるっ、ぶびゅるるるっ、ぶびゅーっ、びゅるるーっ、どびゅっ、どぷっ。

「んっ、ああぁっ……!?」

 俺の股間に尻を叩きつけるように腰を下ろした燐子は、俺の精液を膣内で感じたようだ。目を見開き、蕩けたような笑みを浮かべる。普段俯きがちで内気な態度の燐子とは思えない淫らな顔。俺は思わず息を呑み、射精欲求を増幅させられた。俺と二人きりの素の燐子は本当に淫らな子だった。何度も俺の体を求め、子宮で貪欲に精液を受け止める。この世界の女性の妊娠確率が低くて助かった。そうでなければ今頃、俺は燐子との間に子を授かっていただろう。

 この世界では子は宝。若い頃から性行為と妊娠出産を推奨している。学生時代から種付けセックスに励むことは決して悪いことではない。国が積極的に支援してくれるため、やろうと思えば妊娠した燐子であっても学校へ通うことが可能だ。

 とは言え、一児の父親になる勇気がまだない俺は、容易く妊娠しないと言われても生中出しを積極的に行う気はなかった。今日は特別だ。あまりにも燐子がせがんできたから仕方なく身を委ね、その結果が今の状況だ。

「出して……勇希君の赤ちゃん、妊娠させて……」

 孕む気満々の燐子。焦っているように見えるが、それは俺のせいだろう。

 俺は燐子以外の女にも手を出していた。肉体関係に至っている女性は少ないが、デートは数え切れないほどした。これは俺が望んでやっていることだ。なにせ、魅力的な美少女が俺から積極的に声を掛けなくても向こうから声を掛けてくれるのだ。前世で言えば美少女に群がる男共のように、この世界での俺は美少女達に求められていた。前世では到底出会えない美少女たちと親交を深められるこの世界はまるで天国だった。

 肉体関係に至るのも時間の問題だ。それを知っている燐子はおそらく、自分が本命であるという既成事実を作りたいのだろう。男の数が女よりも少なく、一夫多妻制が一般的なこの世界では、複数の女と肉体関係を結ぶ男は重宝される。世間的に歓迎されている以上、燐子も表立って文句を言えるわけもなく、あくまで正妻という立場を狙って俺の子種を求め続けているようだった。

 素直に燐子一人に愛情を注げばいいのだが、そうできるほど俺は大人しくない。もっとたくさんの美少女とセックスを楽しみたいと思っている。そうでなくては勿体ないだろう。前世の記憶を持つ俺だからこそ、この世界で有意義な生活を送れるのだから。

 時間をかけて俺の睾丸から燐子の子宮に精液を移動させ、燐子は熱い吐息を吐いて上体を倒した。俺の胸板に燐子の胸が押しつけられる。トクン、トクンという心臓の鼓動が伝わってきた。

 燐子の背に両手を回し、抱き寄せた。顔の正面には燐子の整った顔。俺はその顔がさらに近づいてくるのを見つめ、燐子の好きなように唇を委ねた。

「ちゅっ、くちゅっ、ぢゅるっ、ぐちゅっ、くちゅっ……!」

 俺の瞳を間近で見据え、鼻息荒く俺に口づけをする燐子。俺の口内で燐子の熱い舌が暴れ回り、唾液で濡らしていく。一方的な攻めを見せていた燐子だったが、お返しとばかりに俺が舌を絡ませ、今度は逆に燐子の口内に舌を入れると驚きの表情を見せた。しかし、すぐに愛しい人を見るような眼差しに変わり、俺は燐子の瞳を見つめたまま濃密な口づけを数分近くにわたって行った。

「ぷ、はぁっ……」

 口づけを終え、俺は燐子と同時に酸素を求めた。鼻で呼吸をしているとは言え、少々繋がりすぎた。互いの口の周りは唾液でべたべたで、口内には二人分の唾液が混ざったものが残っていた。嚥下をして飲み干して見せると、燐子の表情が再び欲望に染まっていくのを感じた。

 直後、俺に抱き着いたまま燐子は尻だけを器用に動かした。上へ引き上げた尻を、強く俺の股間へ叩きつける。いやらしい杭打ちピストン。従順で可愛い女を犯す男のような情欲の炎を瞳の中で揺らし、燐子は俺の顔を見つめたまま攻め続ける。

「ふふっ……。勇希君は、私の物、だよ……?」

 静かだが、強い意思を感じさせるその言葉。どうやら燐子の欲望に火がついてしまったらしい。こうなると鎮まるまで時間が掛かる。燐子の好きにさせておくしかない。そう思った俺は、燐子の喜びそうな言葉を囁いた。言葉一つでも、燐子の貪欲な欲望をわずかでも満たしてくれるのではないかと思ったためだ。

「大丈夫。俺の正妻は燐子以外に考えられないから」

 可愛い幼馴染兼恋人へのご褒美の言葉のつもりで、気軽に口にしたのがいけなかった。見る見るうちに、燐子の顔に浮かぶ欲望の色が濃くなった。やってしまった、と俺が思ったときにはもう遅かった。

「はぁっ、はぁっ、勇希君、好きっ、大好きっ……! 絶対に、妊娠するからね……!」

 燐子を余計に煽ってしまい、俺は肉棒を抜くことも許されないまま五連続膣内射精を求められた。精力絶倫の肉体でなければ、俺は途中で力尽きていたかもしれない。そんなことを考えながら、俺は股間を見た。

 体勢を変えた燐子は、俺の足元へ向かって上体を倒し、尻だけを俺に見せつけていた。上下に跳ねる傷一つない綺麗な楕円形の尻。鷲掴みにすれば指が沈み、若い弾力で跳ね返してくる絶妙な肉付き。それが上下に弾むように動き、俺の肉棒を膣で食らう光景をこれでもかと見せつけていた。

 そして、どぴゅどぴゅっと俺が六回目の射精をすると、燐子は亀頭にぐりぐりと子宮口を押しつけるように尻を左右に動かした。まだまだ精液が足りないらしい。どれだけ子宮で飲み干せば気が済むのか。燐子は本当に欲望に素直なようだ。

 やがて射精の勢いは弱まり、燐子の尻の動きが大人しくなった。そのとき、俺は結合部へと視線を向けた。膣口によって根元まで咥えこまれた肉棒に、膣内から溢れた粘着質な精液がどろどろと伝い落ちてきていた。精液が俺の黒い陰毛を濡らしていく光景を目にして、俺は射精直後にも関わらず膣内で肉棒を硬く反り立たせた。

「もう一回、する……?」

 燐子の声に、俺は小さく返事をした。すると、直後に燐子の尻がまた上下に動き、俺の股間にパンッ、パンッと肌の触れ合う乾いた音を響かせた。まだまだ燐子も俺もヤリ足りていなかった。今日は土曜日だから思い切り楽しむとしよう。明日の予定に影響が出ない程度に。

 俺は肉棒を貪る燐子の尻へと手を伸ばし、遠慮なく尻肉を鷲掴みにしながら笑みを浮かべた。

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