宇田川さん、いや、あこと交わって数時間が経過した。俺達は一つのベッドで愛を育み、性交渉に及んだ。その結果、あこのことを少しだけ知ることができた。
あこは俺のことを、親友である燐子を騙す悪い奴だと思っていたようだ。街中で偶然燐子を見掛けたときに、横にいた俺が燐子の尻に手を伸ばして服の上から揉みほぐす瞬間を目撃したらしい。そう言えば、そんなことをした覚えがある。確か、燐子に誘惑されて興奮を抑えきれずに手を出した。そのままその日は家に帰って、燐子を徹底的に犯したはずだ。
翌日、キスマークを体中につけた燐子を見て、あこは俺に対しての不信感を強めたのだという。あこにとっての燐子は、穢れなき漆黒の天使、とのことで、燐子と淫らな行為がどうしても紐づかず、俺が燐子を無理矢理言いなりにさせているのではないかと疑ったようだ。
穢れなき漆黒の天使って、何だ。
たまにあこの口から漏れる中二病的な言葉遣いを受けて変わった子だなと感じながら、俺はベッドに乗せていた腰を突き上げた。
「あっ……!」
膣奥まで一気に肉棒を押し込み、亀頭で子宮を突く。するとあこは幼い顔に淫らな笑みを浮かべ、体を震わせた。俺と指を絡ませて繋いだあこの両手から震えが伝わってくる。また達したのだろう。俺はあこの両手を握り返し、股間に跨るあこの小柄な体を腰ごと持ち上げた。
あこの腹は俺の精液を貯め込んで膨らんでいる。擬似ボテ腹セックスだ。まだ孕むには成熟しきっていないあこを孕ませたかのような光景は背徳的な興奮を煽る。狭い膣で熱い抱擁を受け続ける肉棒が脈動し、新鮮な精液を子宮に提供した。
どびゅっ、びゅるるっ、ぶびゅっ、どくっ、どくっ、どぷっ、どくんっ。
「くっくっくっ、我が血族の聖域に生命の息吹が、えーと」
「……吹き荒れる?」
「そう! さすがゆうゆう!」
誰がゆうゆうだ。いつの間にかあだ名をつけられていたことに突っ込みを入れたくなるが、やめておいた。これがあこにとっての他人との距離の詰め方なのだろう。すっかり俺に気を許している証でもあるため、普通に名前で呼ばせるようなことをするのは無粋だろう。
俺はあこと交わりつつ、親睦を深める。
あこはやはり中二病を患った少女らしい。時折格好いい言葉を連ねようとする傾向にある。しかし、言葉選びに迷うことがあるようで、そうしたときに自分なりの助言をして手助けすると喜ばれる。
俺もあこのことを気に入っていた。今まで付き合ってきた女の中では一番幼く、付き合ったことのない性格だった。小柄な体で一生懸命腰を振り、俺の子種を搾り取ろうとする姿もまた愛らしい。
燐子と波長が合うように、俺とも波長が合ったらしい。
あこはすっかり俺の虜だ。ストーカー騒動があっという間に終幕を迎え、このような結末が待っているとは思わなかった。これも早期終息の功労者である燐子のおかげだ。あこを捕獲するときの手際などは突っ込みどころ満載だが、たぶん聞いても答えてはくれないだろう。
そう言えば、燐子はどこに行ったのだろうか。
俺はボテ腹を揺らして俺の上で踊るあこと手を繋ぎつつ、部屋の中を見回した。
部屋には俺達二人だけ。俺とあこを引き合わせた燐子の姿はない。
別の部屋にいるのか?
俺がそう思ってあことのセックスに再び意識を向けたときだ。
部屋の扉が開き、燐子が現れた。何やらすごく嬉しそうだ。俺とあこを見つめながら歩み寄ってくると、あこに声を掛けた。
「あこちゃん、気持ち良さそう……」
「あっ、りんりん! うんっ、ゆうゆうとエッチなことすると凄く気持ちいいよっ!」
「そう、良かった……。これで、あこちゃんも勇希君の物になれたね……」
そう言ってあこに微笑み掛けた後、燐子は俺のほうを向いた。
「勇希君、ちょっといい……?」
「なに?」
「今日、あこちゃんと私を家に泊めてもらえないかな……?」
燐子からの急な依頼に俺は少しだけ思考を巡らせたが、特には問題ない。燐子は俺の家によく泊ることがあるし、他の女を家に泊めたことも当然ある。泊まる上で必要な物は用意してある。
「あこは家に帰らなくてもいいのか?」
「あこちゃんのご両親にはもう許可を取ってあるから……」
「それなら、俺は別にいいけど」
「勇希君、ありがとう……」
燐子は俺に礼を言うと、腰を振っていたあこの耳元に顔を近づけた。その状態でぼそぼそと何かを呟き、それを聞いたあこの目が輝いた。何だろうか。燐子とあこの二人が俺を見つめ、ごくりと息を呑むのがわかった。
そのとき俺は、二匹の肉食動物を前にした草食動物の気分を味わった。
熱気に満ちた空間。浴槽に張られた湯から湯気が立ち上ぼる。その光景を仰向けになって見つめていた俺は、俺を見下ろして微笑む二人の少女に目を向けた。
燐子とあこ。二人の全裸の美少女は今、浴室の床で正座をして向かい合うような形で座っている。両手には透明な液体の詰まった小瓶を手にしていて、何やらわくわくとした様子だった。
「何するつもり?」
床に置かれたマットの上で横になった俺は、俺を挟むようにして左右に陣取る二人へと問いかけた。
「人身を堕落させる粘液の戯れ……!」
「ローションプレイだよ……」
「というわけで、だばーっと!」
あこの手によって傾けられた小瓶から、粘度の高い液体がぬるりと溢れ落ちてくる。それは俺の体に落ちると、冷たい感触を俺の肌に伝えてきた。
あこによって胸と腹を一気にローション塗れにされる中、燐子は自分の胸にローションを塗ると、それを俺の腕に押しつけてきた。ぬちゃぁ、と音を立ててぬるぬるとした感触が襲う。それとともにふんわりとした柔らかさも感じる。直接触るのとは違う不思議な感覚。
「ていっ、そりゃ!」
あこの手が俺の体を這い、ローションを塗りたくっていく。たちまち俺の体はローションに包まれ、それに触れていたあこや燐子の体もぬるぬるになっていた。
「一度やってみたかったんだ、ローションプレイ……」
「さすがりんりん!」
燐子を誉めるあこは、俺に添い寝するように横になると俺の右半身に体を押しつけてきた。さすがって言うけど、さっきは燐子のことを穢れなき天使とか言ってなかったっけ? 適応力が半端ではないようで、既に燐子のことをエロの師匠として崇めているかのようだった。
あこと同様に、燐子も横になって俺の左半身に抱きついてくる。ローションに濡れた豊かな胸が俺の腕を左右から挟み、何とも言えない興奮を味わわせてくれる。
横になった体を動かし、俺に擦りつける二人。浴室内には粘着質な音が響き、耳を犯す。
これはいい感じだ。じわじわと侵食するような興奮に身を任せ、俺は二人の体との接触を楽しむ。まだ未成熟なあこの胸。すっかりと成熟した雌の体を持つ燐子。胸に貴賤なし。巨乳も貧乳も、どちらも素晴らしかった。
「どう? 勇希君……」
「気持ちいいでしょ!」
ぬちゅ、ぐちゅ、と音が響く中、二人は俺の顔を覗き込んで聞いてきた。俺は素直に頷き、二人の体を抱き締めるように両手を伸ばした。俺に奉仕してくれる美少女の背中に腕を回し、両手に花状態だ。
「えへへー」
あこは楽しそうに俺と密着し、空いている右手の指先で俺の肉棒を弄り始めた。完全に勃起した肉棒にローションの粘液が付着し、あこの手によって全体に広げられていく。
「ゆうゆうのおちんちん。硬くて、すごく熱いよ?」
あこはごくりと息を呑み、荒い息遣いで肉棒を触り続けた。もうすっかり肉棒に夢中になったようだ。肉棒を見つめる瞳はキラキラとした好奇心の光を宿している。
あこが肉棒と戯れる中、燐子は俺の睾丸を揉み続けている。宝石のように美しい瞳に俺を映し、俺の反応を見ながら攻め方を変える。
「おぉ……」
俺が反応を示すと、燐子は表情を綻ばせた。穏やかに微笑みながら熱心に手を動かす。
睾丸を燐子に、肉棒をあこに。どちらもローションで濡れた手で躊躇いもなく隅々まで触り、股間全体が温まってきた。
股間の奥が熱い。今日は既に何回も出したというのに、欲望の底が見えない。気持ちのいい射精を求めて体が欲望に従順になり、俺は二人の美少女に弄ばれながら精液を吹き出した。
どぴゅー、どびゅるるるっ、どくっ、ぶぴゅっ、どくっ、どくっ。
「あ、またいっぱい出た!」
「勇希君の、おチンポザーメン……」
鈴口から勢いよく吹き出した精液は、あこと燐子の手を白濁に染める。よほど待ち望んでいたのか、精液を受け止めながら二人は喜んでいた。
二人に見守られながら俺は射精を続け、快感を味わわされた。二人は予め打ち合わせしていたかのように息の合った動きを見せて、俺を攻める。
「ふぅー……」
「はぁー……」
俺の耳に息を吹き掛け、二人で重ねた手で手コキをしてくる。精液とローションの混ざった特製粘液で根本から先端まで。耐えることなくそれは続き、にやにやと笑う二人の顔を見ながら搾り取られた。
二回、三回、四回。射精の回数に連れて二人の行動は過激さを増す。
「ぐちゅ、ぷちゅ、ぢゅぶぢゅぶ」
「はぁ、ぴちゃ、ぐちゃ、ぢゅぶぶぶっ」
耳穴レイプ。同時に手コキを行われ、俺は快楽に囚われた。擦れる二人の胸の温かさと柔らかさ。漂う甘い匂い。耳だけでなく脳まで犯す声。敏感な肉棒を攻め立てるすべすべの手。全ての要素が重なりあって刺激を相乗効果で高め、欲望が途切れることはなかった。
「作戦成功だね、りんりん!」
「うん。勇希君は耳が弱いから、ダブル耳舐めが効果的だと思ったから……。見て、あこちゃん。今の勇希君の顔、凄く素敵でしょ……」
「もう、サイコー! あこ、ゆうゆうのこともっと犯したいな。嵌めて嵌めて嵌めまくって、ゆうゆうの精子で元気な赤ちゃん作りたい!」
「そうだね。作ろうね……。私たちで、勇希君をもっと幸せにしてあげよう……?」
燐子はそう言って、俺の首筋に口づけを放った。その口づけは優しいものではなく、ほんの少し痛みを伴うものだった。
吸われている。そう思ったときには燐子の口は離れた。
「あこも、キスマークつけちゃお」
燐子にならうようにあこも首筋に吸い付き、俺の首にキスの痕を残した。
首にキスマーク。独占欲の表れだろうか。
二人の雌は、強い欲望を瞳に宿しながら俺の体を味わった。あこが俺の股間に騎乗して腰を振る間、燐子が俺の上半身に胸を押しつける形でうつ伏せになってディープキスを行う。
あこが精液を膣で搾り取ると、二人は場所を入れ替えてまた俺を犯した。あこの舌で口の中を好き勝手に掻き回されながら、燐子の膣内で肉棒を扱かれる。
「ふふっ……」
「あははっ」
以前に燐子のことをサキュバスみたいだと言ったことはあったが、あこにも同じことが言えそうだ。
俺は二人のサキュバスを相手に睾丸の精液を搾り取られ、夢のような夜を過ごした。夕食を取っていないために感じていた空腹が、どうでもいいと思えるほどの欲望のぶつけ合いに興じ、二人との時間は過ぎていった。