パシャリという音が響き、俺の手の中にある携帯電話に紗夜の顔が保存された。すっかり雌堕ちした様子で俺の肉棒を舌で撫でくり回す紗夜。普段真面目な少女が取る卑猥な行動に興奮を感じ、肉棒が強張った。
「勇希さん……」
「なに?」
「あまり、撮らないで……」
ベッドに座る俺の両足の間で、紗夜が恥じらいを感じて体をもじもじとさせている。子宮に俺の精液を貯蔵したまま膣内に起動中の極太バイブで栓をしているのに、今さら何を恥ずかしいと思うことがあるのだろうか。
「可愛いよ、紗夜」
正直に思ったことを伝えて紗夜の頭を撫でると、紗夜は気持ち良さそうに目を細めた。猫か犬みたいだ。紗夜はどちらかといえば犬に近いだろう。主人に忠実な番犬だ。
「さっき教えたこと、やってみようか」
「でも……」
「お願い」
俺がダメ押しすると、紗夜は渋々ながらも首を縦に振ってくれた。そして、携帯のカメラ越しに俺をじっと見つめると、左手で肉棒を扱きながら口を開いた。
「私、氷川紗夜は、岩戸勇希さんとそのおチンポに屈服しました。これからの人生は勇希さんの妻の一人として、おチンポ奴隷として生きることを、この太くて逞しいおチンポに誓います」
辿々しい言い方ではあるけれど、紗夜は最後まで言い切った後、扱いていた肉棒にキスの雨を降らせた。誓いのキスだ。忠誠を心に抱き、数十回に及ぶ口づけで男性器に想いを伝えてくれている。これではまるで、男性器と結婚するみたいだ。
卑猥な紗夜の様子を撮影し、俺はついさっき作った携帯の中の紗夜専用フォルダの中身を充実させていく。当然、燐子やリサ専用フォルダにあるドスケベ画像、動画集にはまだまだ量も質も敵いはしないが、いずれは二人に並ぶかもしれない。
最近あこからメールで届いた自宅でのバイブフェラチオと自慰の動画をあこのフォルダに移動させつつ、紗夜の顎を撫でてみた。何か喜ぶかなと何となく思ったからだ。
「ん、あの、猫ではないのでやめてください……。それより頭を撫でてくれませんか?」
やっぱり犬っぽい紗夜だった。
紗夜に言われるまま頭を撫でる一方で、紗夜には射精するまで肉棒を舐めてもらった。唾液と舌でいろいろな角度から弄り回され、欲望の塊が湧き上がるのに時間はそう掛からなかった。
「口開けて」
俺が言った直後、開かれた紗夜の口内に精液が注がれる。紗夜は舌を伸ばして目を瞑り、素直に受け止めている。肉棒を近づければ精液の残滓をキスで吸いつくされ、手で扱いて残り汁を絞り出してくれる。
紗夜はセックスの才能があるようだ。教えたこと以上のことをやってくれる。何も言っていないのに口に精液を貯めた紗夜に目で合図を送り、精飲させた。わざと音を立てて飲み干されていく精液を見送った頃には、肉棒は紗夜の眼前で完全体の姿を取り戻していた。
「ほら、チンポが紗夜と遊びたいって。返事は?」
「はい……。もっと、遊びましょう……」
肉棒を突き出すと、紗夜は頬擦りをしてくれた。携帯電話を向けるとピースをして微笑むようになった紗夜。調教はまた少し進んだ。紗夜はまだまだエロくなるだろう。燐子やリサに負けないドスケベ女に仕立てあげて、他の女と一緒に味わってみようと思った。
満足がいくまで撮影会を行った後、俺は紗夜と一緒に浴室へと向かった。交互に体を洗い、湯を張った浴槽に二人で肩まで浸かる。燐子以外とこうして風呂に入る機会は意外と少なく、俺は少し新鮮な気分で紗夜との入浴の時間を過ごす。
「こうして、好きな人とお風呂に入ることになるとは思いもしませんでした。親に連絡もせずに無断外泊もしてしまいましたし」
俺と向き合う形で浴槽に座る紗夜は、感慨深そうに言って俺に視線を投げ掛けた。俺は紗夜の目を見た後、揺れる湯の表面から紗夜の裸体を観察しながら、紗夜の言葉に問いを放った。
「後悔してる?」
鮮やかなピンク色の乳首。色白く、細身な体躯。美しいものを前にして肉棒はやはり勃起を抑えきれず、俺は口内に涌き出た唾液をごくりと飲んだ。
「いえ、それはありません」
キッパリと答えた紗夜は、手で胸と下腹部を隠した。見えなくなったことで落胆の声が小さく漏れ出てしまい、それを聞いた紗夜に小さな声で笑われた。
「少し破廉恥ですが、素敵な人と出会えましたから。それに、無断外泊をしてそのまま大人の階段を昇るという貴重な体験もできました。女性としては、まさに夢のような出来事です」
胸を隠していた手を、紗夜は俺の体へと移動させた。そのおかげで紗夜の胸を再び目にすることができたが、紗夜の行動が気になって手の進む先を目で追った。
紗夜の手が俺の胸に触れる。いやらしさを感じさせるものではなく、何かを確認するような手つき。心臓の鼓動が紗夜の手の平に伝わっていくのを感じた。
「確かに、あなたはここにいるんですよね。こんな私を認めてくれて、愛してくれる人。そんな人と、出会えるだなんて」
紗夜はそう言った後、表情を緩めた。その顔があまりにも綺麗で、俺の心臓が大きく跳ねるように鼓動した。紗夜に今の鼓動がばれてしまってはいないだろうか。少し羞恥を抱きながらも、俺は紗夜の視線と笑顔を正面から受け止めた。
しばらくそうして見つめ合っていたが、さすがに我慢できず、紗夜に襲いかかった。浴室の壁に両手を突かせ、後ろから紗夜の膣に肉棒を帰還させる。紗夜を俺のチンポケースにしてからまだ時間は経っていないが、もうすっかり愛すべき穴になっている。
「俺のこと、好き?」
紗夜の腰を掴み、前後に腰を揺らす。太ましい肉棒は紗夜の中を掻き分けて進み、奥に至ってその存在感で内側を制圧する。
「はっ、あっ、んっ、あんっ、んっくぅ!?」
「好きって言って?」
「あっ、す、好きっ……」
「聞こえない」
「ひっ、あんっ、あ、好きっ!」
「もっと言って」
言いながら子宮口を亀頭で苛める。紗夜は背を仰け反らせて敏感に反応を示す。その間も紗夜を犯すことを止めず、肉棒で膣穴と戯れる。
「好きッ、好き、好き、好きぃっ……! っ、あぁっ!?」
紗夜からの愛の言葉に気分を良くし、紗夜の綺麗な背中を見つめながら子宮に亀頭を宛がう。そして、気持ちよく膣内射精。紗夜の中に活きのいい精子を放つ快感に身悶えしながら、紗夜の尻を両手で揉んで柔らかい感触を心行くまで楽しんだ。
入浴を済ませた俺たちは、髪を乾かしてから地下室へと向かった。一人で閉じ籠ることの多い地下の防音室に燐子以外の人を招くのは久しぶりだ。
燐子が置いていった服を着て、肩から自分のギターケースを下げた紗夜が、興味深げに室内を見渡す。それなりの広さのある部屋にはバンドで使う楽器や機材で充実している。その目は端から見ても、きらきらと輝いているように見えた。初めて楽器店に入った子供のようだ。
「立派な部屋ですね……」
「うん。全部、父さんの趣味。昔はここにたくさんの人が集まって、すごく賑やかだった。父さんが死んでからは使われなくなって、殆ど俺専用の練習部屋になっているけど」
「そんな部屋に、私を……?」
申し訳なさそうに眉尻を下げる紗夜。しかし、紗夜のように音楽を愛する人にこそ、この部屋を使ってもらいたいと思っていた。
「公園よりも、ここのほうが本気で音楽を楽しめる」
戸惑ったままの紗夜を他所に、俺は譜面台の前に立つ。軽く喉の調子を確認するように声出しをした後、アカペラで歌声を響かせる。前世にいた有名な男性歌手の歌だ。公園で歌うときの比ではない声量で空間に音を響かせ、感情を乗せた詞を紗夜に届ける。
「す、ごい……」
紗夜は立ち尽くし、目を見開いて俺を注視している。唖然とした紗夜の顔をもっと驚かせたくて、俺は音楽が好きだという気持ちと、持てる技術の全てを活かして歌い続けた。
一曲を歌い終わった頃、目の前に立っていた紗夜がゆっくりと腰を下ろした。腰を下ろしたというよりかは、腰が抜けたといった感じだろうか。信じられないものを見たと言わんばかりの眼差しで、へたり込んだまま俺を見上げている。
「紗夜?」
黙り混む紗夜に声を掛けると、紗夜は忘れていたらしい呼吸を再開し、大きく深呼吸をし始めた。冷静さを取り戻そうとしているのか、胸に手を当てている。俺も紗夜の胸に手を当てたい。
「勇希さん」
やがて、紗夜は何かを決心したように口を開いた。
「あなたの歌声を、ステージで聞いてみたいです」
紡がれた言葉は俺の予想もしていないことで、今度は俺の呼吸が一瞬だけ止まった。ステージというのは、ライブハウスのことだろうか。ちょうど、知り合いからライブハウスの出演依頼を出されていることを思い出す。まだ明確な返事をしておらず、保留にさせてもらっている。
「あなたの歌は、もっと多くの人に聞かせるべきだと思う。私は、大勢の人の前で音楽を楽しむあなたの姿を見てみたいです」
俺を捉える紗夜の目は美しく、そして強い確信に満ちていた。