月曜日の放課後。昨日母さんから縁談の話を伝えられた俺は今、ストレス発散に努めている。いや、努めるとは言っても、自分からは何もしていない。今この瞬間も勝手にストレスが頭から抜け落ちていく。
俺は、右手に掴んだ鎖の先を視線で辿った。
その先には、首輪を嵌めた二人の少女がいた。
片方は猫のコスプレをした友希那。もう片方は犬のコスプレをした紗夜。どちらも乳首と秘所をコスプレ用の疑似体毛で隠しているが、そこ以外は素肌全開という格好だ。
俺に首輪の鎖を託した二人は、部屋の中心に立つ俺の足元で膝立ちになって、怒張した肉棒を思い思いに奉仕していた。
「にゃっ、ぷちゅっ、ちゅぱっ、にゃあっ、ちゅっ、くぷっ、ちゅぷっ」
左側に位置する友希那は金玉を口に咥え、舌と唾液を使って温めてくれている。長い髪と一緒に揺れた鈴がチリン、チリンと頻繁に音を立てるが、それ以上の音が自室に響いていた。
「ぐぽっ、じゅぷっ、ぐっぷ、ぶぢゅぢゅっ、ぢゅるるっ、ぐっぽ、ぐっぽぉっ!」
友希那の左肩に触れる距離で、紗夜が肉棒に激しいディープスロートを行っている。口元に俺の陰毛を張りつけたまま、一心不乱に頭を前後に揺する。あまりの激しさ、淫らさに友希那が気圧され、負けてられないとばかりに金玉を舌で転がす。
やばい。ストレスどころか、理性まで吹き飛びそうだ。
普段クールな二人による動物コスプレ奉仕は予想以上の火力だ。提案者である燐子もここまでは想定していなかったのだろう。紗夜に触発された燐子が、俺のアナルを舌でぐりぐりと穿るのを止めない。同じ犬のコスプレをしている者として、負けられないという対抗意識を抱いていそうだ。
「ぐりゅっ、ぐりゅりゅっ、ぐちゅんっ、ぐちゅぐちゅっ、ぢゅるっ、ぐぷっ!」
肉棒と金玉と、アナルの三点攻め。体が否応もなく弛緩してしまう。俺の尻に顔を埋める燐子がいなければ、俺は今頃体を支えることもできずに背後のベッドに倒れていたかもしれない。
ストレス解消という目的は軽く達成した。だが、三人は止まってくれない。
「紗夜」
「ワンッ!」
「友希那」
「に、にゃあっ……!」
「燐子」
「わんっ……!」
声を掛けても、自分たちの立場を理解して動物の言葉で返事をする。ある程度俺の命令に従ってはくれるけど、一旦手を止めて欲しいという願いは聞いてくれない。
「ぐちゅっ!」
と、燐子の舌がアナルを掻き回る。未知の体験に背筋が震える。尻の穴よりも肉棒を舐めてもらったほうが気持ちいいだろうと思っていたのだが、受けてみるとフェラとはまた違った快感だ。こそばゆくもあるが、体内に直接舌の熱が伝わり、唾液でとろとろに解される感覚は筆舌に尽くしがたい。
ぼーっと快楽に溺れていると、紗夜と友希那がニヤニヤと笑っていた。俺を攻める行為に興奮を抱いているようだ。これはいけない。今度、付きっきりで二人にはМとしての素質があるのだと再認識させよう。
とか思っているうちに肉棒が大きく膨らむ。それを察知した紗夜が「あーん」と大きく開いた口で肉棒を限界まで含み、待機する。友希那も期待するような目で俺を見ると、金玉に吸いついてくる。
出る、と感じた瞬間、射精が始まった。
ぶびゅるるっ、びゅるるっ、びゅーっ、どくっ、どくっ、どぷんっ、ぶびゅるっ!
「ごくっ、ごくっ……!」
瞳にハートマークが浮かんでいる。そう錯覚を覚えるような微笑みで紗夜が精液を飲む。ここまで精液を美味しそうに飲めるのは才能だろう。
ある程度精飲し、口に精液を溜めた紗夜が肉棒から口を離す。すると、外に飛び出る精液を惜しむように友希那が即座に肉棒を咥えた。喉奥まで誘導し、脈動する精液から注がれる精液を呑んでいく。
「ごきゅっ、ごくっ、んんっ……!」
軽く身震いした友希那の瞳にも、ハートが浮かんでいるように幻視してしまった。
二人に見つめられ、精液を分け与える。その間も燐子にアナルを解され、射精はいつもよりも長く続いた。
「あ~」
「あー」
紗夜と友希那が口を開き、見せつけられたのは白濁に染まる口内の精液ダム。あなたの精液を溜めています、と主張しながら二人は精液の海に赤い舌を泳がせていた。
二人の精液ダムに俺の縮れた陰毛が浮いているのを確認できたちょうどそのとき、ダムは喉へと精液の放流を始めた。口を閉じ、ぷりぷりとした触感を楽しむように精液を噛み潰し、嚥下してから再び開かれた口内には精液は残っていなかった。
「ワンッ!」
「にゃあっ!」
ご馳走してくれた俺に感謝を伝えるように、二人が肉棒を挟んで頬擦りする。
立派に成長してくれた。特に紗夜は俺の期待以上の痴女に育った。今ではローターを膣内に挿入して登校し、学校のトイレで自慰をする動画を送ってくるまでになった。その痴女ぶりは他のメンバーにもいい影響を与えているようだ。
「にゃぁぅ、にゃぁっ」
友希那が媚びた雌声を上げて裏筋を舐め、尿道に溜まった精液を舌で掬い取っている。
その隣では、紗夜が金玉に向かって「はーっ、はーっ」と精液臭い息を吹きかけている。射精後の金玉を労わる目的ではなく、温めてもっと射精してもらおうという魂胆だろう。目論見通り、金玉が温められていく。
まだ搾取するつもりだ。二人が満足するまでこれは終わらない。
いや、三人か。ずっと俺のアナル舐めをしている燐子だが、しばらく大人しくなりそうもない。燐子の提案で始まったアナル舐めに一番はまったのは、ほかならぬ提案者の燐子だった。
もう諦めて好きにさせるか。俺はそう考え、三人に向かって命令した。
「俺の体、好きにしていいよ」
ぱんっ、ぱちゅっ、ぐちゅんっ、ぱちゅんっ、ぱんっ、ぱんっ!
騎乗位ピストンに関しては一日の長である燐子指導の下、友希那が後背位騎乗位による杭打ちピストンに励んでいる。俺はベッドで横になり、肉棒を延々と狭い膣穴に出し入れされる光景を観察する。
友希那のアナルに挿入されたアナルビーズタイプの尻尾が上下に弛み、俺の下腹部に叩きつけられる。ふさふさの毛が少し痒い。そう思って手を伸ばすと、犬の手を模した手袋をはめた紗夜が痒いところを的確に掻いてくれた。
「ワンッ、ワンッ……」
少し前まで暴れまくっていた紗夜だが、今は燐子と一緒に友希那の支援に回っている。自分だけではなく、周りの技量も上げることで俺を喜ばせる算段のようだ。
俺は、俺の乳首を舐め回す紗夜の頭を撫で、友希那の様子を眺める。燐子に体の動かし方を耳元で囁かれ、友希那は顔を赤く染めながら尻を器用に振る。どちゅんっ、ぶちゅんっと子宮口に亀頭が食い込む勢いだ。
「にゃんっ、にゃんっ、にゃっ、ぁっ、はぁっ……!」
一方的に食われる肉棒。温かい膣肉でギチギチに締めつけられ、俺の体が弛緩する。
自発的にすることもないため、ベッドを背に俺はこれからのことを考えた。
次の土曜日、俺はお見合いをする。急すぎる話だ。いや、日程自体はだいぶ前から決まっていて、母さんが敢えて直前まで黙っていたみたいだ。どうにか俺に身を固めさせようと思ったのだろうか。
初めてのお見合い。どうにか破談に持ち込みたいが、どうすればいいのかわからない。
お見合いについては燐子たちにも既に共有済みだ。相談も兼ねて今日都合が合う三人をこの場に集め、この状況になっている。相談よりも、殆どセックスしてばかりだが。
しかし、結局は自分の問題だ。自分で考えなくてはいけない。
恋愛結婚はいいのだが、お見合いで会った相手との結婚は俺の予定にはない。だが、向こうの考えは違うようだ。母さんと顔見知りであるらしい相手方の親が、娘を是非、と俺に縁談を持ち込んできたらしい。
親の考えは置いておいて、娘さんはどう思っているのだろうか。乗り気なのか、そうではないのか。おそらくは前者だと思うが、会ってみないとわからない。実は強要されているのかもしれない。
俺の見合い相手の名前を頭に浮かべるが、これ以上の情報がない。もうお見合いはすぐだというのに、母さんから写真すら見せてもらっていない。我が親ながらなんて人だ。これも策略か。いや、母さんのことだから単純に忘れているという線もあり得る。
いろいろと考え、頭を悩ませていると、下腹部が熱くなってきた。そろそろ限界だ。
ぶちゅんっ、ずぽぉっ、ぬぷんっ、ずぶんっ、ぱんっ!
友希那の膣に蹂躙され、気分が昂ってくる。俺はブルリと体を震わせた。
どぷっ、ごぷっ、びゅるるっ、どびゅーっ、どびゅーっ、びゅるっ、びゅぷっ!
「にゃぁあああっ!?」
甘い声で鳴く友希那の子宮に精液を噴き出し、精液袋に変える。友希那は恍惚とした様子で微笑み、燐子の指示に従って亀頭に子宮口をぐりぐりと押しつけてきた。モット深く、とでも言うように燐子が友希那の尻を下に押し込むと、友希那はわかりやすい挙動を示して絶頂した。
友希那に膣内射精し、燐子と紗夜に優しく見つめられながら、俺は思う。
どうなるかはわからないが、皆を幸せにできる未来にしたい。俺が求めるのはあくまでハーレム。一人の女性に向けるには俺の欲望は強すぎる。もしも先方が一夫多妻制の否定派ならば、はっきりと断ろう。
俺はそう心に決めた。