部屋に立ち尽くす俺と、両足を開いて跨るように丸椅子に腰掛ける紗夜とつぐみ。全裸になった俺と同じく、二人の様相も防音室で演奏をしていた先ほどまでとはまるで違う。
二人の目元は黒い目隠しで覆い隠され、その身には瑞々しい肌の殆どを露わにする生地面積の少ない布地を纏っていた。辛うじて乳首や陰部を隠すスリングショットと呼ばれる水着。着用前に俺の精液をたっぷりと擦りこんで濡らしておいたため、漂う精液の臭いが二人の鼻腔を刺激しているはず。
そして、膣内にズッポリと収まるバイブ。水着と一緒に精液をぶっかけておいたそれは、激しく振動して二人を体の内側から攻め立てている。膣外にはみ出ているバイブの根元はスリングショットの布地と椅子の座面によって固定され、膣奥に深々と押し込まれている。
「あぁあああっ……!」
「ひぅっ、あ、ん、あぁっ……!」
頬を緩ませて開いた口から喘ぎを漏らす紗夜と、どこか恥ずかしそうに鳴くつぐみ。つぐみは正直になりきれていないようで、感じた興奮を自身の内側に押し留めようとしている。それではせっかくの気持ちよさも半減してしまうだろう。
俺は手に持っていたバイブのリモコンを操作し、振動速度を上げた。
「いぃっ!? ぁぁああああっ!?」
つぐみは背を逸らしビクンッと全身を震わせる。可愛い声に、俺のチンポが過敏に反応する。今すぐつぐみたちを味わいたいところだが、もう少し我慢しよう。この機会につぐみを調教し、雌奴隷に堕とすためにも。
俺はつぐみへと歩み寄り、耳元に顔を近づける。
「素直になれないみたいだから、罰を与える」
「そ、そんな、あっ!? んんっ! あ、あ、ああぁああぁっ!」
言いながら、さらに振動速度を上げていく。ヴヴヴヴと振動音がはっきりと聞こえるほどで、つぐみの殆ど初物に近い膣内でバイブが傍若無人の限りを尽くしている。限界まで速度を上げたため、必要なくなったリモコンはベッドに放り投げた。
逐一いい反応を見せてくれるつぐみが可愛くて、薄い水着から透けて見えるピンク色の乳首を軽く抓ってあげると、声もなく仰け反って痙攣した。絶頂したようだ。膣から大量の愛液が垂れ出て、椅子の上に広がっていく。
着々と準備を進めていくつぐみの右隣では、紗夜が恍惚とした表情をしていた。目隠しをしているから目元は見えないが、ずっと口は開きっぱなし。よく通る声には甘さを多分に含んでいて、こちらも股間に響く。
「流石は紗夜。安定している」
椅子を愛液で濡らし、準備万端な紗夜を褒める。
「ありがとうございます。ご主人様の雌奴隷として、日々研鑽を重ねてきた甲斐がありました。これに満足せず、日課の自慰の他に、バイブをおチンポに見立てた騎乗位セックスやフェラチオを練習に取り入れて、さらなる技術獲得に努めたいと思います」
紗夜は声を明るくしてそう言った。
真面目な子ほど、堕ちたときの反動は大きい。全員が全員ド変態になるというわけではないが、俺の見込み通りに紗夜は雌奴隷に堕ちた。そんな俺の勘から言わせてもらうと、つぐみにも紗夜と同じ素質を感じる。だからこそ、こうして調教に踏み切ったわけだ。
「楽しみにしてる」
紗夜の乳房を掴み、むにぃっと指を沈めて掌握し、手の平いっぱいの弾力を楽しむ。
「あ、あぁ……。ご主人様の手が私の胸に……。ありがとうございます!」
湧き上がる欲望のままに指先に力を込めてみても、紗夜から笑みが消えることはない。どこまで紗夜が喜べるのか試したい気持ちになるが、これ以上の攻めは俺の趣味じゃない。快楽を感じるギリギリの範囲で優しく苛め、快楽漬けにし、俺抜きでは生きられないような体にする。それが俺のやり方だ。
せっかくだからと紗夜の胸や尻、体のラインに手を這わせて女体の素晴らしさを堪能していると、五分ほどが経過した。頃合いかなと思い、つぐみの様子を窺ってみれば、どうやらまた達してしまったようだった。
「っ、ぁ、ぁ、ぅ、ん、ぁっ……!」
仰け反ったことで、スリングショットの布地が張った胸に食い込んでいる。若い乙女の乳肉がスケベ衣装によって形を歪める光景は、俺の肉欲を煽った。これを着ているのが大人しそうなつぐみというのが益々興奮をもたらし、俺の股間はより勇ましく反り立った。
もう限界だ。
「紗夜」
俺は傍の紗夜に声を掛けた。
「はい、ご主人様」
俺がこれ以上何を言わなくとも、紗夜は椅子から降りて、床の上で正座になった。目隠しをしているが、手探りで俺の足に触れ、俺の立ち位置を正確に確認する。すぐに肉棒の近くまで顔を寄せたかと思うと、口元に笑みを広げてから亀頭に向けて口を近づけた。
「ちゅっ」
尿道口に放たれるキス。一度だけで終わらず、様々な角度でキスが捧げられる。柔らかい唇が触れてリップ音を立てるたびに肉棒が震え、俺の中で興奮が広がる。
「それでは、ご主人様」
チンポキスを楽しんでいた紗夜は至近距離で肉棒に熱い吐息を送りながら、続けた。
「これからおチンポを舐めさせていただきます。口いっぱいに頬張って熱で温めながら、舌と唾液で汚れをこそぎ落とします。そのまま気持ちよくなられましたら、金玉袋に詰まった濃ゆく粘ついた熱々お精子を、どうぞ遠慮なくどっぷりとお出しになってください」
俺から紗夜に言うことはない。俺の考えなどわかりきっている様子の紗夜は、チンポに向かって舌を伸ばした。舌を艶めかしく動かし、亀頭にビンタを放つような動きで唾液を塗りつけていく。
そして、ある程度濡れたのを確認すると、頬張るようにチンポを咥えた。
「ぶぢゅっ」
と水音を鳴らし、頬を窄めて口内で肉棒を抱き締める。根元近くまで頑張って口内に収めていくと、紗夜の口内にチンポが全て隠れてしまった。股間が強い熱に覆い尽くされ、蕩けるような気分になりながら俺はその場にただ佇むのみ。
そうしていると、直後にそれは始まった。
「ぐぷ、ぐぽぉっ、ぬぷっ、ぬぽっ、ぢゅぶっ、ぐぽっ、ぶぢゅっ、ぢゅるっ、ぢゅぷんっ!」
目まぐるしい速度で行われるディープフェラ。両手の指先は俺の陰嚢へと伸びて、大切なものを扱うように優しくそれでいてじっくりと玉揉みを行っている。
俺は身体の底から温められていく感覚を抱いた。精子の生産が活発になる。それに伴って、既に溜まっていた精子を吐き出したい欲求に駆られるが、もう少しだけこのまま紗夜のフェラを受けていたい。
つぐみもどうやら、バイブに翻弄されつつも俺たちに意識を向けているようだし。
「この音……。め、目隠しがあるから、見えない……」
つぐみは切なそうに、椅子の上でもじもじとしていた。
この光景を見せてあげてもいいが、あえてお預けにしておこう。視覚を封じ、敏感になった聴覚だけで体験してもらう。俺の言う通りにしていれば、目隠しの向こう側の景色を拝めるのだと理解すれば、恥も外聞も捨ててつぐみも素直になれるだろう。
「紗夜、もっと音を立てられる?」
「ぢゅぶ! ぐぶんっ! ぐっぽぉっ! ぢゅぶっ! ぬぷぅ! ぢゅぼっ! ぐぽっ!」
すぐに要求に応えてくれた紗夜によって、室内にじゅぽじゅぽとフェラ音が響き渡る。つぐみの耳にもしっかりと届いているようで、つぐみの呼吸が荒くなる。ついさっきまでバイブに弄ばれていたのが嘘のように、自らバイブの根元を椅子の表面に押しつけて膣奥に与えられる刺激を増やしていた。
垂れ流しになって椅子から溢れるつぐみの愛液。とろりと垂れ落ちるそれと、望み通りの刺激を得て気持ちよさそうに頬を緩めるつぐみの顔。十分に解れてきたようだ。そろそろ食べ頃だろう。
メインディッシュの前に、しっかりと抜いておこう。
俺は余計なことを考えるのをやめ、紗夜の奉仕に全神経を集中させる。
紗夜の細くすべすべとした指によって繰り出される、睾丸マッサージ。安心感と高揚が生じ、弛緩する体とは裏腹に芯を硬くしていく肉竿が、これまた紗夜の口腔によって隙間もないマッサージを浴びせられる。
精子が昇ってくる。もはや抗える段階ではなく、抗う必要もない。
「飲め」
紗夜に命令した五秒後、俺は射精した。
びゅーっ、びゅーっ、びゅるるるっ、びゅぶっ、どぷっ、どくっ、どぷどぷっ!
「んっ……!」
身構えていた紗夜は、口内に叩きつけられる精液を然程抵抗なく受け入れた。喉が一時的に詰まるだろう大量の精液を少しずつ処理しているのが、紗夜の喉が鳴らす音から容易に察することができる。
「ごくっ……! ごくっ……!」
俺の陰嚢から紗夜の胃袋へ。精子の受け渡しが行われる過程で味わえる、至福の時間。突き抜ける快感にただ身を任せつつ、俺はつぐみの顔色を窺った。
目隠しで目を隠していながらも、つぐみの興奮は色濃く感じ取れる。ベッドに組み伏せれば、いい声で鳴いてくれるだろう。だが、あとちょっとだけ苛めてあげようか。紗夜のおもてなしで多少の余裕を取り戻した俺は、ベッドの上に用意しておいた二人分の首輪へと目線を転じた後、軽く舌なめずりをした。