「ぇ、あの、ちょっと、待――んむぅっ!?」
左手で壁を強く突いて、宇田川さんの顎を右手で軽く持ち上げ、上を向いた唇に吸いつく。宇田川さんの目が大きく見開かれるのを直視しながら、俺は唇のぷるぷるとした触感をじっくりと受け取ってから舌を伸ばした。
「壁ドン……!? そんな、男性からなんてっ……!」
上原さんの声が聞こえる中、震える唇の間に舌を差し入れ、宇田川さんの口内を舌で擦っていく。
「ん、ふっ、ぁ、ん……!?」
宇田川さんは終始圧倒され、俺から主導権を奪い返せなかった。頬の内側を撫でれば力なく目が細められ、舌を丁寧に撫でてあげると全身の力が緩んだ。上原さんの言う壁ドンの形から、距離を詰めて宇田川さんを壁と俺の間で板挟みにさせる。
クールな印象の宇田川さんの顔がとろっとろに蕩けてきた。ここぞとばかりにディープキスをさらに深め、最大限伸ばした舌で口内を占有する。
宇田川さんの大人しい舌と幾度も握手をして、唾液を塗りつけ、流し入れ、飲ませる。
しばらくして、宇田川さんの顔が完全に惚けたタイミングで、俺はキスを止めた。
「ん、ぁ……?」
名残惜しそうに宇田川さんの舌がじゃれついてきたが、その弱々しい拘束を解き、俺は宇田川さんの口から退場した。舌を取り出し、伸ばされた舌同士の間に二人分の唾液でできた分厚い橋が伸びる。
顔を離し、天井の照明を浴びて銀色にぬらぬらと光る唾液の橋は中ほどで弛み、途中でプツンと切れて俺たちの間に落ちた。
「ぁ、ぁぁあっ……」
「と、巴ぇええー!?」
壁を背に、ずりずりと膝から崩れ落ちる宇田川さんと、見守っていた上原さんの叫び声。
「トモちん大丈夫ー?」
「す、すごいね、勇希さんのキス……」
「うん、なんか明らかに上達してるような……。今のでも、今晩のオカズになりそう……」
三人娘の会話を背に、俺は既に上原さんへ矛先を定めていた。
「次は、私も……?」
俺の視線に気づき、上原さんがじりじりと後ずさる。その動きは逃げるというよりかは、近くの壁に移動する、という目的に沿ったものに見受けられた。そういうことなのだろう。俺は上原さんの誘いに乗って少し回り込み、正面から歩み寄る。
「されちゃうの……!? このまま……! ぁああ、ど、どうしよーっ……!」
大変盛り上がっている。口元は緩み、瞳にハートマークを浮かべる勢いだ。誘い受けとは違うか。期待に胸を膨らませる上原さんの前に立って、お望み通り、少し勢いをつけた壁ドンをお見舞いした。
「きゃ――んんっ……!?」
上原さんが黄色い声を上げるよりも先に、瑞々しい唇を塞ぐ。互いの熱が伝わるように。口からは息一つ漏らさせない。完全に触れ合って、見つめ合ってから、舌で上原さんの口内に押し入った。
「ぁっ、ちゅっ、ぬちゅっ、ちゅぅっ……!」
始まって早々、上原さんが自分から求めてきた。だというのに膝は震えているようで、上原さんが途中で腰砕けになってもいいように、今のうちに背中に手を回しておいた。腕を背中に引っ掛けつつ、綺麗な丘を作る
「ん、ぁ、はぁ、はっ、ごくっ、んくっ……」
唾液を出せば出すだけ飲んでくれる。上原さんは俺を注視したまま、服の上からでもわかる大きな胸を俺の腹に擦りつけ、手で俺の尻を撫で回している。その手の動きを表現するならば、知識だけは豊富な童貞男子。忙しなく動いて、初めての感触を限られた時間で目一杯経験しようと必死になっている。
そんな上原さんだが、舌をなぞり上げるだけで目の焦点が合わなくなった。上原さんを支えていた腕に軽い重みが掛かる。力が緩んだ隙に抱擁を強くした俺は、追撃とばかりに口内で舌をビチビチと暴れさせた。
「~~っ!?」
俺の腕の中でただ震えるだけの美少女。徹底的に貪って、口内の唾液勢力が八対二で俺へと軍配が上がる状況にまでしたところで、キスを止めることにした。取り出して唾液に濡れた舌を見せつけながら、身長差故に上を向く上原さんから上方向へ顔を離す。
俺よりも少し身長の低い程度だった宇田川さんのときと違って、俺たちの間に伸びた太い唾液の橋は、伸びきった後の崩壊を迎えても、床ではなく上原さんの開いた口の中に落ちて舌の上をぬるりと滑っていった。
ついでにと、俺が口に溜めた唾液の塊も上原さんの舌の上に落とし、飲ませた。
「ぁあ、これ、すごいぃ……!」
上原さんも宇田川さんのように、ゆっくりとその場で崩れ落ちた。
俺はその姿を見守ってから、舌なめずりをした。
美味かった。処女二人分のファーストキス。俺の唾液で徹底的にマーキングしてあげた。
独占欲がそそられる。次は何をさせようかと思考が加速する。
「トモちん、轟沈中~」
「巴、クソ雑魚……」
「でも、あれを食らったら誰でもこうなると思うよ? 蘭ちゃん」
放心した宇田川さんを、三人がかりでベッドへ運んでいる。俺はそれを確認すると、倒れたばかりの上原さんを抱き寄せ、両手で持ち上げる。
「ぉ、王子様抱っこの、逆バージョン……」
前世ではお姫様抱っこが主流だったのだが、こちらの世界ではその辺も逆転している。何やら複雑そうに感激している上原さんを軽々と運搬し、ベッドの上で宇田川さんと並べる形で寝かせてあげた。
「これ、もう堕ちてない?」
ぐったりとした二人を指差す蘭。
「まさか」
俺は首を横に振って、ズボンを脱ぎ始める。それを見て、蘭たちが動き出した。横になっている宇田川さんと上原さんの服を脱がせていく。
「ごめんね、ひまりちゃん」
「ぇ、つ、ぐ、待って……」
容赦なく服を脱がせにかかるつぐみと、その手にかかる上原さん。
「ってことで、巴、脱いで」
「無理なら、手伝ってしんぜよう~」
「わ、わかった、自分で、脱ぐから……」
有無を言わせぬ態度で告げる蘭と、両手をワキワキとさせるモカを見て、身の危険を感じた宇田川さんがどうにか体を起こした。自分で服のボタンを外し、脱いでいく。俺も二人に合わせるようにして肌を表に出していく。
隅に置かれていた透明な四角いテーブルを引っ張り出して、俺は畳んだ服を乗せていく。美少女が自分の意思で裸になって、脱ぎたての衣服をベッドに重ねていく。モカが回収したそれらをテーブルへ運ぶと、宇田川さんと上原さんの服の間に俺の服を挟み込んだ。
「美少女の服でサンドイッチー」
そんなことをしてしまっては、俺の服に美少女の匂いが染み付いてしまう。非常にありがたい。俺はいい仕事をしてくれたモカを呼び寄せて、唇にキスを放った。舌まで伸ばしてきたから、少しだけぐちゅぐちゅと絡めてお礼に唾液を塗ってあげた。
終わってすぐ、横から肩をぽんと叩かれる。
「ん」
「あ、私も、したいです……」
キス待ち顔の蘭と、舌を垂らして左右に揺らすつぐみ。
「モカちゃんも~」
そこへモカも合流した。
「ちょっと、モカはたった今やったばかりでしょ?」
「えー、何のことかな?」
「一回休み、って、つぐみ!?」
「ん、ぁ~……」
顔いっぱいに幸福を添えて、正面に立ったつぐみが一歩歩み寄って、俺に舌を伸ばしてくる。俺が舌を差し出すと、勝手に舐め回して気持ちよくしてくれる。
「もう、勝手に始めないでよ……」
「つぐエローい」
右側から蘭が、左側からモカが俺に抱きついて、俺の舌を左右から舐め始める。これでもかと顔を接近させた美少女三人が、俺の舌一本を取り合っている。つぐみが絡めようとしているのを蘭が阻止し、奪ったばかりのそれがモカによって取り上げられる。そしてまた、つぐみへと戻る。
そんな不毛な争いを繰り返し、やがて三人で犯そうという結論に至ったようだ。
「はぁ、ぁ、ちゅっ、ぬちゅっ、くちゅ」
「ん、ぴちゃ、ちゅるっ、ぐちゅっ、にゅぷ」
「れろ、にゅちぃっ、くぷっ、にゅちゅ、ぐちゅ」
蘭、つぐみ、モカによる三人同時ベロチュー。温かい吐息と、柔らかい舌の感触、そして美少女の匂い。頭がくらくらして意識が削り取られそうだった。当たり前のように俺の肉棒に三人の手が伸ばされていて、ゴシゴシと扱いてくれてもいる。
満足感がすごい。これは嵌りそうだ。
俺たちは口の周りを唾液で汚し、舐めまくった。四人で唾液を交換し、笑い合う。全員が、俺の魅力に堕ちた雌の笑顔を見せている。こんなものを見せられて、フル勃起するなというのが無理な話で、三人の手で撫でられた肉棒が仕上がってしまった。
つぐみが舌を離し、身を引く。それに続いて、蘭とモカも。
俺の視界が開け、その先の光景が目に入る。
ベッドでへたり込む、裸の宇田川さんと上原さん。
二人は興奮の熱でのぼせ上がった顔で、自らを慰めていた。上原さんは自分の手でも掴みきれなさそうな大きな乳房を揉み、擦り合わせる太腿の間で指をせっせと動かしている。宇田川さんはお椀型の綺麗な美乳の乳首を指で弄びながら、軽く足を開いて皮の被った陰核を擦っているのが見えた。
俺と目が合い、二人は羞恥に頬を染めたが、自慰を止めることはなかった。
俺とモカがハメまくる動画を事前に見せられた効果が、ここに来て出てきたようだ。もう何度か、俺をオカズにオナニーをしてくれたに違いない。本人を前にしてタガが外れているのがわかった。
俺は二人のいるベッドの傍まで近づき、チンポを突き出した。
美少女二人の視線を浴びせられる、猛り狂う肉棒。映像で見ているはずだが、それでも二人は息を呑んでいた。一般的な男の平均を軽々と超える逞しい生殖棒が二人を圧倒してしまっている。
「ぅ、ぁ……」
瞳を動揺させる宇田川さん。
「はっ、はっ……」
興奮を抑えきれずに俺のチンポに吐息を吹き掛ける上原さん。
「可愛いよ、二人共」
そんな二人の頭へと手を伸ばし、優しく撫でながら素直に思ったことを伝える。女の子らしい魅力に満ちたキュートな上原さんも、格好いい雰囲気のクールな宇田川さんも、ずっと俺の傍に置いておきたい。
「巴、ひまり」
俺は二人を名前で呼んだ。ここまでくれば、いいだろう。
「二人でチンポにキスしてくれたら、俺の女にしてあげる」
俺からの提案を断ってもらっても構わない。それが可能であるならば、だが。
無理だということはわかっている。俺も、本人たちも。
巴とひまりが視線を重ねた。言葉はないが、それだけで通じ合ったようだ。
やがて、二人は俺の股間へ顔を寄せた。長く、肉厚な棒を左右から挟み込む。
右からひまりが、左から巴が。間にあるチンポに向けて、唇を寄せた。
「ちゅっ……」
「ちゅぅっ……」
竿と接触して弾けるリップ音。これでいいのかと、期待と羞恥で真っ赤になった顔で、潤む瞳で見上げてくる処女二人。そんな二人によるサンドイッチチンポキスの破壊力は絶大で、二人の唇に挟まれたチンポはビクビクと喜びに震えた。