ガルパで言うエイプリルフールイベント。
それは、奇妙な夢だった。
気がつくと、俺は天蓋付きのベッドで横になっていた。体には何も纏っておらず、肌を隠すのは純白のシーツのみ。それを捲って体を観察してみると、いつも通りに股間で肉棒が元気よく屹立していたのだが、肌の色が普段の俺と違って小麦色になっていた。
日焼けした覚えはない。
それに、俺が目覚めた西洋風の豪華な部屋に見覚えはない。
これが夢だと判断するには十分だった。
「寝よう……」
夢の中であっても眠気が襲い、俺は欠伸をしながら再び目蓋を閉じる。
そのとき、扉をノックする音が聞こえた。
『ユウキく――魔王様……、おはようございます……』
少女の声が扉越しに聞こえてきた。聞き間違いでなければ、燐子とよく似た声だった。応じてしまいそうになったが、少女が呼んだのは魔王様とやらで俺ではない。俺には無関係だと思い、そのまま心地いい眠りに意識を委ねていく。
あと少しで眠れる。その段階になって、俺の意識は一気に引き上げられた。シーツを奪い取られ、股間に何かが圧し掛かり、肉棒を熱々の何かに包み込まれたことによって。
「んっ……! あぁっ……! んんぅ!? ぁ、おはようございます、魔王様……。ごめんなさい、魔王様のおチンポ、今日も元気だったので……。んっ……! こ、このまま、性欲処理をさせてもらえませんか……? 駄目、でしょうか……?」
目蓋を開くと、俺の下半身に燐子が馬乗りになっていた。いつも通り慣れた様子で腰を振り、バキバキに反り返ったチンポを膣内に誘う。よく締めつけて絡みついてくるその膣の具合は燐子で間違いない。
しかし、燐子の格好と様子が少しおかしかった。
この燐子は赤茶色のとんがり帽子を被り、同じ色合いのローブを身に着けていた。傍らには先端に青い宝石を宿した長い杖まで置かれていて、さながらファンタジー世界の魔女のようだ。
「どうしました……? 魔王様……」
燐子はさっきから俺のことを魔王と呼んでいる。
ただのロールプレイかと思ったが、そうではないことが次の燐子の行動でわかった。
燐子がベッドに置いていた杖を握り、それを軽く振った。すると、天井から吊り下がるシャンデリアに灯りが灯っていき、閉め切られていたカーテンが独りでに開いて窓の外から朝の陽射しを取りこみ始めた。
灯りが点くのも、カーテンが自動で開くのも現実で再現は可能だが、これは素直に魔法によって引き起こされたものだと受け止めたほうがいいだろう。
どうやら今回はファンタジー色の強い夢のようだ。
しかし、そんな世界であっても俺と燐子がすることは変わらない。
「ふふっ……」
燐子は杖をベッドに置くと、改めて腰を揺すり始めた。さらり、さらりと揺らす黒髪から甘い香りを漂わせながら俺の騎乗位ピストンをお見舞いする。足を左右に開いてたくし上げたスカートから覗く燐子の股間は生地がスケスケの黒いショーツを纏っていて、セックス用に開いた穴でぐぽぐぽと肉棒を抜き差ししている。
いつもよりも色の濃い俺のチンポ。魔王と呼ばれるだけあって、今の俺は人間ではないという設定なのだろうか。あまり詳しくはないが、魔族という種族なのかもしれない。悪しき存在はそれに相応しく肌の色も浅黒い、といったイメージ故なのだろうか。
まあいいか。褐色チンポが色白の燐子のマンコを出入りする様はエロいし。現実ではロールプレイはできても肌の色までは変えられないから新鮮だ。
「あぁんっ……! ん、はぁっ……! ま、魔王様、すごく気持ち良さそう……。もっと、気持ちよくなってください……。私、闇の大魔導士リンコは魔王様の忠実な下僕にして、魔王様の正妻……。ぁんっ……! ま、魔王様の子種を何度でも子宮で受け止め、魔王様の血を継いだ後継者を産み続けてみせます……。ですので、どうぞ、お好きなだけ中にっ……! んぁああっ……!?」
チンポが悦ぶ言葉を並べ立てられ、俺は思わず燐子の腰を掴んだ。
「あんっ……! あんっ……! んぉお……! ぉ、ぉ、おぉっ……!」
燐子の腰振りに、下から突き上げる攻撃を加える。上手くタイミングが嚙み合って子宮に亀頭が思いきり食い込み、燐子が仰け反った。谷間を覗かせるローブの胸元をぶるんっと大きく弾ませ、ビクビクッと痙攣している。
今が攻め時と思った俺は畳みかけ、燐子の、いや大魔導士リンコの膣内を掻き回す。
「あぁあっ……! そ、そんなに、激しくっ……! あっ、あっ、あぁんっ……!」
いちいちいい声で鳴いてくれるから手加減はできなかった。
騎乗位という女が優位に立てる体勢であっても主導権は握らせず、俺は猛攻を続けた。リンコは白い喉を俺に見せて天を仰ぎながら喘ぎ散らし、自分が追い詰められるとわかっていながら自らの腰を動かすのを止めない。
朝が訪れた寝室に弾ける水音と肌を打ちつけ合う音。
徐々に加速していく音がやがて収まって、より大きな音が支配する。
どびゅびゅびゅびゅっ! びゅるるるっ! ぶびゅーっ! びゅーっ! びゅるるっ!
「ひぃ……!? ぁ、あ……! ぁ、は……!」
どぷんっ! どぷんっ! とリンコの子宮に精液が詰め込まれる音。大量の精液はリンコの子宮をあっという間に満たし、膨らませていく。熱い子種汁を子宮に直接浴びせられたリンコはこれまで以上に激しく身震いし、快楽に酔い痴れていた。
現実と相違ない射精の快楽。現実では味わえない変わったシチュエーション。
これは楽しまないと損だと思った。
俺やリンコがいるということは、他の恋人たちもいるのだろうか。俺たちがそうであるように、立場とかが現実とは異なるのかもしれないけど、それもひっくるめて結構楽しむことができそうだ。
「ま、魔王ユウキ様、ばんざぁい……!」
夢見心地。リンコは瞳にハートマークを浮かべ、うっとりと俺を眺めていた。そんなリンコの子宮にぶびゅっ、どびゅびゅっと精液を次々に送り込む。満たされる征服欲に伴ってほっと息を吐き、俺は射精後の余韻に浸った。
だが、余韻が終わっても、それで終わりのはずがない。
「ぁんっ……! あっ……! んはぁああっ……!?」
俺は四つん這いにさせたリンコを背後から犯していた。装備させた紫色の首輪から伸びる黒い鎖を引っ張りながらむっちりとした尻に股間を容赦なく叩きつけた。微かに臀部の肉が波打つほどの攻めを続けて、我慢できなくなったところで吐精。
「熱っ……!? 奥でビクビク震えてっ……! ま、魔王様の精液がまた、私の中に……!」
より濃い精液が出た。だが、まだ全然足らない。
俺は人心地つくまで射精しておこうと思い、リンコをハメ倒すことにした。
そして、数時間が経過した。
幾度かに及ぶ交尾の後、俺はようやくリンコを解放した。
「ん、ぁ、あ、ぅ……」
放心状態のリンコがベッドを背に、ローブからこぼれ出た乳房を呼吸で上下させている。唾液や精液がべったりとついたその乳首の先にはピアスが嵌められていて、デフォルメした黒いチンポの形をした小さなアクセサリーが下がっている。
夢の世界でどこまでできるのかと試したところ、魔法でリンコの体を弄ることに成功したのだ。どうやら他にもいろいろなことができるらしく、対象の年齢を変えることや、髪や瞳、肌の色すら自由に変えられる。たとえば、リンコを白髪褐色の悪堕ち仕様にすることもできるということもあって、いろいろと夢が広がる。
全く終わる気配を見せない夢の世界。
たまには、こういったファンタジーな世界も悪くはない。
好きなだけ遊んでみよう。
「ぁんっ……」
精液の塊を垂れ流すリンコの膣内にチンポをねじ込んだ。
「ぁ、あっ、あぁっ――ぶぢゅっ、ぐぢゅっ、ぬちゅっ、ぐちゅっ……!」
リンコの唇を密閉し、口内を舌で掻き回しながらのプレスが捗ってしまい、そこから俺は抜かずの種付けを何度も繰り返した。放っておけば、昼まで休まずにセックスしていたことだろう。
「たのもー!」
そんな俺の欲望を妨げたのは、勇者カスミ率いる少女たちのパーティーだった。