転生して、カーディナルさえ検知できないチートを手に入れたから、ゲームクリアしてくる。 作:恭華
……そろそろゲームクリアしたいけど……まだフィリアとかレインとかと仲良く(意味深)なってないんだよなぁ……
フィリアをホロウエリアに送るつもりは、ねーです。
あ、そうだ、途中もしかしたらグロに部類されるかもしれないので、注意お願いします
「掌握、完了」
シリカのおまんこから体内へと侵入、そのまま体を浸透させるように体を馴染ませていってからシリカの体を乗っ取る。
めんどくさい過程だが、痛みが感じられるようなものであれば、多分圏内だから出来ない。 だから仕方がない事なのだ。
ピナは主が乗っ取られている事に気付くことは無いようで、すやすやと寝息を立て続けている。
どこまですれば起きるかと試してみたい気持ちはあるが、触れぬ神になんとやら、薮を突っついて蛇……ならぬ竜を出す必要もないだろう。
隣に眠っているピナを起こさないように体を起こし、右手を振ってメニューウィンドウを表示する。
プレイヤーID等が変化しているにもかかわらず、チートコマンドのボタンが表示されている。 まぁ、寄生しているのだからそれも当然か。
とりあえず、とオナニーしようとすれば、警告ウィンドウが出現した。
そこにはこう書かれていた。
『パラサイトスライムはプレイヤーに寄生すれば、アバターを操ることが出来ます。 しかし、変身したパラサイトスライムがアバターを操れば、そのアバターの持ち主が自分の意思で行動した事だと認識します』
……つまり?
…………あー、この状態で俺がシリカにオナニーさせれば、それは自分がむらむらしたからオナニーしたと認識するってことか。
認識変化、誤認……色々言い方はあるが、脳操作に近い感じか。
あまり変わらない気がするが、そこは気持ちの持ちようだと頭を振り、再度ベッドへと体を倒す。
「……俺の強く望んだ意思も反映されるのかな」
物は試し、と呟き、『私はセイメイさまのペット』『私一人の時の、セイメイさまの呼び方はお兄ちゃん』『朝セイメイさまを起こす時はおはようフェラ』……
などなど自己暗示の様にシリカの頭に刻み込む。
え、なに、変態? 知ってる。
とりあえずはこんな感じでいいだろう。 シリカの中から抜けるためにお腹に力を込める。
すると、ぬるぬるっとおまんこから黄色いスライムが抜けていくのに比例し、頭が、体が、意識が重く、眠るような感じで意識が無くなる。
(体感時間で)すぐに目を覚まし、自分のベッドに移動するためにぬるぬるぬるぬると体を動かして自分のベッドに潜り込んでからチートウィンドウを開き、セーブしていたアバターに変化させる。
途端に眠気が押し寄せてくる。 それに任せて目を閉じた。
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「ん……じゅる……はむ……」
ちゅんちゅんと鳥の囀りで目を覚ますだろうと思っていたのだが、それよりも大きな何かを啜る音と、下半身に感じる柔らかさで目を覚ます。
ピナは未だにベッドの上で丸まっているが、ピナの主人が見当たらない。 きょろきょろと辺りを見回せば、俺の下半身辺りが盛り上がっているのに気がつく。
足がその膨らみに拘束されているのか、上半身だけ使ってシーツを剥ぎ取る。
そこにはゆっくりだが、それでも使命感に駆られている様な顔でおちんちんを舐め続けているシリカがいた。
一瞬飛び跳ねそうになるも、そういえば俺が命じたやつだったわ、と思い出して落ち着く。
落ち着く、と言ってもそれは上半身だけの話で、下半身は落ち着くことはなくビンビンに反り返っている。
『おはようフェラ』をちゃんと守っているようで、オナる事や挿入などはしてこようとはしない。
そこでようやっと気がついたのか
「おはようございます、お兄ちゃん♪」
と太陽のような笑顔で俺に挨拶してくる。
無論俺もおはようと返すが、挨拶に合わせてじゅぞっと吸われたために口内へとどびゅっと朝イチの濃い精液を吐き出してしまった。
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この世界は事後処理しなくて済むのが良いね。
そんな事を思いながら、昨日渡した装備を着てクルクル回っているシリカを見つめる。
「どうですか、お兄ちゃん……?」
「うん、可愛い。 人前に出さないで自分だけの
「さ、さすがにそれは恥ずかしいです……」
顔を赤くしているシリカに何度か可愛いと言ってから、再度シリカの装いに目をやる。
今シリカが着ている装備は、見た目はキリトがシリカに渡した装備そのままだが、付与されているステータスが全く違う。
パッシブでPOW308%ブースト、DEX206%ブースト、STR706%ブースト。
アクティブでソードスキル威力206%ブースト。
というチートもりもりの装備となっている。
「さて、それじゃあ出発しようか」
「はい!」
クルクル回っていたシリカを連れ、チェックアウトしてから転移門広場へと向かって歩いていく。
途中何度か二人揃ってパーティーに入らないかと勧誘を受けたが、だいたい罵声を浴びせて追い払ってやった。
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「ふわぁ……ここが47層ですか……?」
転移門から出れば、そこは花いっぱいの広場。
デートスポットとして有名な花園の街だが、目的はデートでもピクニックでもない。
はしゃいでいるシリカに、そうだと頷きながら目的のもののある場所へと向かって歩いていく。
そんな俺の後ろを「わぁ~……」だの「綺麗だなぁ……」だのと小さく呟きながらシリカがついてきている。
「えっと……お兄ちゃん、ここからどれくらいで目的地につきそうですか……?」
「ん、そだなぁ……3、40分位かな」
「3、40分位ですか……わかりましひゃぁっ!?」
変な声が聞こえたナーと後ろを振り向けば、足をモンスターの触手に拘束され、宙ぶらりんの状態でスカートを押さえているシリカと触手の元である花の様なモンスターが見える。
「みっ、見ないでくださぁい!!」
「無理」
「ひんっ!? ……こ、このっ、いい加減にしろぉっ!!」
シリカのまっさらで毛すらも生えていないぱんつもはいていないなだらかな丘をガン見しながら無理だと告げれば涙目になってナイフをブンブン振り回すシリカだがそれでも当たっていないどうしようもないなと思いつつエクスカリバーを抜き放ちそのまま上段から剣道で言うところの面を放つように振り下ろせば縦に真っ二つになってシリカのなにもはいていないおまんこが俺の顔面に落ちてきたよし理性ぶっ飛ばしてるけど頭は冷えたいいね俺は冷静だ。
「ちょっ、お兄ちゃっ……くんかくんかしないでくださぁいっ!!」
ごすっという音と共に顔面にシリカの膝がめり込む。
いつもの様に変態トリップしていたが、その一撃で目が覚めた。 ごめんとありがとうをシリカに言えば、今度はモンスターや人のいないところでお願いしますと返ってきた。
つまりえっち自体は良いみたいだ。
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そんなこんながあってプネウマの花が咲く祭壇にたどり着き、シリカに頼んでプネウマの花を取ってもらった後の帰り道。
市街地に続く街道を分かつ川に架けられた橋の上で、俺の索敵スキルにハイドスキルを使用しているオレンジプレイヤーの反応が引っかかった。
すぐさまシリカの前に手を出し、そこで止まれの合図を送る。
「……お兄ちゃん……?」
「私が逃げろって言ったら、すぐに転移結晶を使って逃げてね……?」
後ろ手に転移結晶をシリカに渡しつつ、前方で隠れている、俺たちを襲撃しようとしている者達に向けて声を張り上げる。
「そこにいるのは分かっている、隠れてないで出てきたらどう?」
「……あらあら、私のハイドを見破るなんて……流石ねぇ……?」
「その程度のハイドスキルで隠れていたなんて言えるの? そんなクソみたいな熟練度ならまだスライムの方がまだマシよ?」
「このっ……まぁ、いいわぁ……? その様子ならきちんとプネウマの花を確保出来たみたいね?」
俺の声で自分では優雅だと思っていそうな格好で木の影から出てくる襲撃者、ロザリア。
俺、ゲット出来た喜びとか顔に出ないけど……
なんで確保出来たって分かったのか不思議だがまぁいいだろう。
「確保出来たからと言って、貴方になにか関係が? 関係ないですよね? 渡せと言われても渡す気は毛頭ありませんので」
この体でいるとなんだか気が強くなってる気がする。 昔はあんなに人の顔色を見て話してたのになぁ……。
そんな思考に気付いていないロザリアは渡す気のない俺の周りを手下共に命令して囲ませている。
「セイメイさん……!」
「大丈夫、この程度なら
「っ……やっちまいな、お前たち!」
俺とシリカのやり取りに腹を立てたのか、ロザリアが手下共に「殺れ」と命令を受け出す。
ウィィィィ!と手下共が俺のアバターを剣や短剣やメイスや刀や曲刀や爪で切り抉り穿ち卸し削り裂いても、俺のHPは一向に減らない。
手下共が疲弊していくのをあくび混じりに眺めていたが、漸くひとりが手を止めて口を開いた。
「あっ、姉御ぉ……こいつ、一切ダメージ受けてねぇですぜ……」
「そんな事あるはずがないわっ、ただ少しだけHPが高いだけでそんなはずは……!」
おーおー、狼狽えちゃってまぁ……
……飽きてきたからネタばらししちゃいますか。
首をぼきりと直角に曲げ、口角を三日月のように釣り、今回のためだけに用意したフリル沢山のゴスロリ服の膝まで隠す花弁を逆さにした様なスカートの端を引っ張りお辞儀をして。
「狼狽えちゃってまぁ……可愛いですねぇ? そんな可愛いあなた達に自己紹介をしてあげましょう。 私はセイメイ。 最前線の中核を担う者」
俺の後ろ姿だけを見ているシリカからは悲鳴は聞こえないが、俺の前にいたロザリア以下手下共数名は今の俺のポーズと表情、それから今の自己紹介(笑)を聞いて恐怖している様で、上擦った声で悲鳴をあげたり逃げようとしたり腰が抜けてしまった者もいるようだ。
俺は悪魔かな?
「今回の私の目的は、プネウマの花の確保と、あなた達『タイタンズハンド』の捕縛及び投獄。 ……依頼主は十日前に38層であなた達が襲ったギルド、『シルバーフラグス』のリーダー」
「っ……あの貧乏なギルドのリーダーが……」
昨日、シリカを探す前に済ませていた用事。
それは、最前線転移門前で、泣きながら仇討ちをしてくれるプレイヤーを探していた男に会いに行く事だった。
「でもその人は、依頼を受けた私に向かって、あなた達を殺してくれては言いませんでした。 黒鉄宮の牢獄に入れてくれと、そう言いました。 ……あなたに、その人の気持ちが分かりますか?」
「……わかんないわよ」
ぎりりと奥歯を噛み締めるような音が鳴り響いて。
「でしょうね。 あなたはそういう人だ。 だから私はあなた達『タイタンズハンド』を黒鉄宮に半殺しにしてからぶち込むことにしました」
表情を消したまま、転移結晶を懐から取り出したロザリアに向かって跳躍。
エクスカリバーに白銀の光を纏わせ、ロザリアの腕を切り落とす。
途端に俺のカーソルが緑からオレンジに変わるがこれは仕方が無いと頭を振る。
「ぎぁぁぁっ!? わ、私の腕がァァっ!!??」
あやべ、昨日なんか依頼主から聞いた話にすげぇイラついたからロザリアのペインアブソーバーを0にしてたの忘れてた。
汚ぇ叫び声をあげながらゴロゴロ転がるロザリアの髪を掴み引き摺りあげてから、依頼主から預かった回廊結晶を取り出し、起動するための句を唱える。
「コリドー、オープン」
揺らめく陽炎のように空間が歪み、転移門とは違う回廊が生成される。
その中に片腕がないロザリアを投げ込み、手下共を口角を釣り上げた状態でシャフ度する。
それを見た手下共は一人残らず黒鉄宮に続く回廊へと身を投げ込んでいった。
シリカ曰く、この時の俺の目にハイライトはなかったらしい。
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「……ごめんね、シリカ。 あいつらを誘き出すためにあんなお願いしちゃって」
「いえ……なんだかんだで楽しかったですし……」
俺と同じ速度で歩くシリカは俯き、その表情は推し量れない。
チートウィンドウを見れば何を考えているかなど即座にわかるが、そういったものは今は使いたくない。
いやまぁ、さっきもいじってた奴が何を言うかって言われそうだけど。
「もう、すぐに前線に帰っちゃうんですか……?」
「んー……そうだね、前に使ってた剣が折れてから今まで数日間離れちゃってたし……」
その言葉にそうですか……と更にしゅんとするシリカ。
「……良かったら、私のギルドに入らない? ……ギルドと言っても、まだ立ち上げたわけじゃないけどさ」
そうすれば、いつでもお話できるよ、という意味を込めて提案をシリカに聞かせて。
それを聞いたシリカは顔を上げ、涙を拭うような仕草をみせてから表情を緩ませ───────────
はい、これにてシリカ編は終了となります。
いやぁ、2話揃って5000文字越え、辛かったです。
えっちっち要素はほぼ無いに等しかったですが、ほんの数カ所原作に似てる部分があるかもー……?(怒られそう……?)
それはそれとして、セイメイ君の新たな一面が見られましたが、如何でしたでしょうか。 私としてもまさかセイメイ君がここまで暴走するとは思いませんでした。 ロザリアさん好きな人はごめんなさい。
次回はクリスマス当日までに、クリスマス編……番外編を上げるつもりです。
出来るかなぁ……頑張るかぁ……プレゼント何にしようかなぁ……
もしかしたら正月ネタになるかもしれない……