転生して、カーディナルさえ検知できないチートを手に入れたから、ゲームクリアしてくる。 作:恭華
「しゅきっ♡」
あー……目がハートになってる。
いやまぁ、こんな美人に好きと言われるのはいいが、討伐会議中ずっと俺の腕を抱きしめている。
後ろに座っているから、周りに何かを言われることはないが、ディアベルはんがちらっ、ちらっ、とこちらを見てくるのがなんとも落ち着かない。
まぁ、それはいいのだが、アスナの胸が腕に当たって倫理コード使用していないのに股間がぼっきんきん。
鎮まれ我が息子よ。
「ねぇセイ君、大好きだよ……♡」
「それはいいけど、攻略会議聞こうぜ……?」
「うん、セイ君が言うなら♡」
清明ですが、読み方はハルアキです。
……それはいいとして、俺名前言ってないよな。
アレか、チートを使用すれば頭の中に色々詰め込まれるのかな?
うーぬぬ、と首をかしげながら考えていたのだが、いつの間にか会議は終わっており、ディアベルが俺の目の前に歩いてきていた。
「やぁ、俺はディアベル。
君達は取り巻きのコボルト達を倒してもらうって話をしに来たんだけど、大丈夫かい?」
「あぁ、いやすまない。 俺は、セイメイ。
あぁ、それは構わない……のだが、本当にごめんな?」
「よろしく。
……それは構わないよ。 こんなデスゲームになってしまったんだから。
死なないように気を張っていると、疲れちゃうからね」
優しい好青年のディアベル。 だからキバオウと酒を飲み交わすことが出来るのね。
とりあえずアスナを左腕に抱き着かせたまま、ディアベルとコボルト達の処理の話をし終え、また明日、と挨拶を交わしてからその場を後にした。
「さて、アスナとパーティを組み終わったし、宿屋取るかぁ……」
「一緒に泊まりたいけど、大丈夫……?」
「騒がしくしなければ大丈夫」
トールバーナの街を、柔らかいおっぱいを堪能しながら練り歩く。
第1層の街といっても、貧困に喘ぐNPCとかはおらず、清潔な街並みだ。
大通りを進んでいけば、外観は良さそうな宿屋を見つける。
大通り奥の方に噴水広場があり、そこでディアベルとキバオウが酒を飲みかわしているようで、その宿屋に入る前にキバオウが大笑いしているのが聞こえた。
「2名様でよろしいですね?」
「あぁ、部屋は1つでいい」
「かしこまりました。 では、そこの階段を上がって、一番奥の部屋へどうぞ」
受付のおばちゃんNPCから鍵を受け取り、腕に抱きついたままのアスナを伴い、指定された部屋へと向かう。
部屋に入ってからメニューを開き、俺はパンツだけを残して武装解除。
見せるようなものでもないが、細マッチョの部類だと言っておこう。
アスナにも全裸になるように命じれば、嬉しそうに頷いて全裸になった。
だが羞恥心が残っているのか
「恥ずかしい……」
と顔を赤くしたまま前を隠している。
まぁ、それはいい。 チートの実験台としてそういう羞恥心は残っていた方がわかりやすい。
ベッドに座りながら、メニューウィンドウを呼び出し、チートコマンド内のアバターリメイカーを選択。
対象はもちろんアスナ。
アスナを選択すれば、彼女の後ろに3枚の鏡が出現。 背中も見やすいようになったのはいいが、UIがもうカスタム〇イド。
わからない人に言うなれば、左側に上から頭、顔、体、服……とボタンが並んでおり、それらのうちひとつをタップすれば、並んでいるボタンの横に新しいウィンドウが開き、押したボタンに関連したデフォルトのパーツが表示される。
パーツ類の下には自分でカスタマイズすることの出来る数字があり、それを弄れば、顔の幅からクリトリスの長さや太さまで調整可能。
体型のセーブ&ロードも可能なため、もしミスってもロードすればいい。 ので先にアスナの体型をセーブ。
それから体型の欄をタップし、身長のバーを見てみる。
アスナの身長は-100~200中42。 そのバーを-52位まで下げてみれば、柔らかいおっぱい等は変わらず、身長だけ110cmくらいになった。
「ロリ巨乳っていいよね」
「?」
「……いや、なんでもない」
アスナは今の自分の状況を見ても悲鳴すら上げず、ただただ首を傾げているだけ。
それを見て苦笑いをしつつ、今度は胸の欄をタップ。 胸の大きさは、0~200cmとあり、アスナは80cm
それを弄って150に設定すれば爆乳に。
胸の欄をスライドさせていけば、母乳のオンオフが出来る欄が現れ、面白そうだと試しにタップ。 すると、アスナが母乳が出てきてる…… と言った。
それを聞き、嬉しそうにしていれば、母乳に関しての欄が追加された様で、甘さ、量等が増えたみたいだ。
「体はこれでいいかなぁ。 アンバランスだけど……」
110cmの幼女に150cmの爆乳。 だがまぁ外に出ないから今はこれでいい。
アバターリメイカーのウィンドウを閉じ、ステータス改変のウィンドウを開く。
レベルは一層にしては高いが、レベリングブーストを使っていた俺よりは低い。
細剣スキルが1番高く、次いで体力スキルが高い。 一層のアスナは、死に進むような戦い方をしていたようだ。 キリトがいたから料理スキルとかを上げるようになったみたいだ。
まぁ、それはいいとして、アスナの細剣スキル(最大値が1000)を100まで上昇。 ソードスキルをリニアーからリップ・ラヴィーネまで習得。
体力スキルを70まで上昇。 HPが7000位まで上昇しており、常時リジェネスキルが付与され、1秒で2000回復するぶっ壊れ性能になった。
次に料理スキルをカンストさせ
「明日から、俺だけに美味しい料理を作ってくれ」
とアスナに言えば、全裸のまま嬉しそうに微笑み、もちろん! と頷いてくれた。
アイテム改変を使ってS級食材出さないとなーと嬉しそうなアスナを見て、思ってしまった。
「スキルはこの程度でいいか。 次は?」
「うーん、新しい細剣が欲しいかなぁ……」
だそうだ。
とりあえずはこれでいいだろうと、アイテム改変の欄をタップして、5層上の細剣をアスナに与える。
それを嬉しそうに受け取るアスナ。
ロリ巨乳に武器を持たせる俺はどうかしてる気がするがまぁ……
「とりあえずは、明日のコボルトロード戦の準備は完了。 後は休むだけだけど……アスナはどうする?」
「うーん、お風呂入りたいなぁ……」
だろうな。
だがこの宿にお風呂は無い。 それをアスナに告げれば、絶望したような顔をして、入りたかったなぁと呟いている。
制作スキルを上げてお風呂でも作るか……?
自分ではなく、アスナがチーターって言われそうだなあ。
まぁ、そーなったらそーなったら。
4/17 スキル熟練度は最大1000です