「……キャリコ、もう一度言ってくれないか? 私の聞き間違いかもしれないから」
キャンバスに描こうとしている筆を持ち続けたまま、老人は呆然とした表情で元人間の三毛猫――キャリコに聞き直した。三色の三編みの彼女は顔を赤くしながら口を開く。
「ですから……あたしを、抱いてくれませんか? いえ、抱いてくださいっ」
「それはハグという意味でいいかね――」
「セックスの方です!」
大声を上げたキャリコは、慌てて口を塞ぎ主人である老人に謝る。
「す、すみません、ご主人様に怒鳴るなんて……」
「いや、いいんだ。しかし、いきなりどうしたんだ? こんな老人なんかと抱いたって、君の損さ」
「損なんかじゃありません。奴隷だったあたしを幸せにしてくれたのですから、ご主人様に抱かれるなら喜んで受け入れます」
キャリコの言葉に、老人は筆を置いた後に真剣な表情で言った。
「……本当に幸せにしてくれる者は人間を畜生に変えたり、奴隷として買ったりしない。キャリコ、君は自分の為に尽くすことを頭に入れるべきだ」
「自分のためにご主人様に抱かれたいのです。あたしを人として接してくれたあなたと交わりたいのです」
キャリコの真剣な表情に老人は顎に手を当てて考える。奴隷として過ごした時間が多い彼女は、基本的に主人の命令(簡単な家事、手伝い)を拒否することはなかった。しかし、自分が危ない作業をやっていた時に必死で止めようとする等、自分の意思を貫く時があった。その時のキャリコの言葉を断り続けると、すっかり不機嫌になって居辛いことがあった。
老人は大きくため息をし、キャリコに確認した。
「では、キャリコはこの私としたいのかね?」
「したいです」
「……わかった。今すぐじゃないが、夕食後にしようじゃないか」
老人の言葉に嬉しそうな表情をするキャリコ。老人も口の端を上げてこう付け足した。
「ただし、その時ばかりは私の性奴隷になってくれないとね……」
夕食を食べ終えた夜、二人の寝室に水音が響いていた。
エプロンとシャツを脱いでおり、黒、白、そして茶の三色の毛皮で覆う全裸のキャリコは、老人の前でしゃがんでおり、手で掴んだ彼のイチモツを頬張りながら、片方の手を自分の陰裂に擦りつけていた。
「なかなか、うまいじゃないかっ」
「にゃふ、んっ、にゅふっ」
自分のイチモツをフェラさせている老人の言葉に、キャリコは口と陰茎の隙間からの鳴き声と上目遣いで応える。
口の中にある竿を舌で舐めて擦る。猫の舌はザラザラでヤスリのようだが、老人は痛がる様子を見せない。上顎と舌で亀頭を挟んで刺激してみせると、老人が反応した。その姿に興奮し、自分の腟口を片手の指で穿っていく。愛液が溢れ出て床を汚していく。
突然、老人がキャリコの頭を優しく掴み、ゆっくりと引き離そうとする。まだ満足していないキャリコは必死に咥えて離そうとしなかった時だ。
「口に出されれば十分かい? 口内射精で済みたいなら――」
老人の言葉の意味を察したキャリコは口からイチモツを抜き出した。
猫の唾液で濡れたご主人のチンポ……これを口の中に挿れるなんてもったいない……
キャリコはその場で仰向けになり、両足を広げた状態で大陰唇を指で左右に広げる。先程まで彼女自身の指に出し入れされていた膣口が愛液で濡れ、ヒクヒクと主人の陰茎を待っているようだ。
キャリコは三色の尻尾を振り、興奮しながら言葉を上げていく。
「そ、そのご主人おチンポを、この淫らにゃメスネコのオマンコに挿れてくださいにゃあっ♡」
「仕方ない子だ……挿れるよ」
そう呟いた老人はキャリコの上に乗りかかり、陰茎の先端を彼女の腟口に当てる。そして……
「ふんっ!」
「にゃ、ふぅっ!」
老人の陰茎がキャリコの膣に挿入した。痛みはあるが、優しさと暖かさを感じ取り、キャリコは涙を浮かべながら笑顔で老人を見る。
「ご主人様のちんぽがぁ、あたしのなかにぃ……」
「嫌だったのかい?」
「そんにゃことありませんっ! こ、腰を動かして、あたしを気持ちよくさせてくださいにゃっ!」
怒り混じりの言葉に驚きつつ、腰を上下に動かし出す。
突くと亀頭に子宮口が当たり、引くと膣壁に締め付けられる。久しぶりの快感に夢中になってしまい、無意識に腰を動かし続けた。
キャリコも老人の腰に合わせて自分の腰を突き出している。男性器と女性器の隙間から愛液が溢れ出し、口から媚声が漏れていく。
そして、老人の腰の動きが早くなっていき、キャリコの三角耳に囁いた。
「そろそろ、出すぞっ!」
「は、はい、出して下さいにゃ! あたしの中に、ご主人様のせーえきを出してくださいぃっ!」
短いやり取りをした直後だった。老人が腰を強く押し付け、キャリコの膣内で射精した。子宮口に精液が流れ込み、熱と快感がキャリコの全身に広がっていく。
絶頂で身体を何度も震わせ、それでも老人にしがみついていた。
精液を彼女の中に出し終えた老人は深呼吸したあと、体を起こしてキャリコを見下ろした。
膣口から精液が出ている中、キャリコは快感と幸福による笑顔で自分の下腹部を撫でていた。
「えへへっ、あたしはご主人さまに拾われて幸せです♡」