気分転換に書きました。
動物の皮を裏返して羽織ったような生々しいコート。
それに付いているフードから覗かせるのは、青と赤の二つ結びを垂らす少女の顔。その表情は常に笑みを浮かばせている。
人間を異形の怪物――ヒトデナシを生み出した元凶である異形の少女、ゼノノア。
目をつけた人間を自分の手で異形に変えたり、側近の立場にしている蟲姫や人魚の歌姫などを格下に犯させたりと、様々な悪趣味を楽しんでいる。
そんな彼女はもう一つの趣味を持っていた。それは、男と性行為をすることだ。
人間とは全く違う自分の身体に普通の男は発情するどころが、嫌悪したり拒絶したりする。
しかし、ゼノノアの身体を気に入ってくれる変わり者も中には存在した。
それが目の前にいる男だった。
人の形をした虫や鳥、魚の身体に発情する人間の雄は少なくないが、人体模型みたいな異形の少女の身体を抱こうとする者がいるとは思わなかった。
彼はゼノノアのお気に入りの一つであり、今日もまた彼女の元へ呼ばれてきたのだ。
男の前で自身のトレードマークであるコートを脱いでいくゼノノア。
管のようなものが浮かぶ肉々しいフード付きコートをゼノノアは足元に脱ぎ捨てると、両手を左右に広げて見せつける。
「じゃじゃーん、ゼノノアさんのヌードだよー」
首から上は青と赤の二色の二つ結びの髪をしている美少女の顔だが、首から下はまさに異形だった。
上半身は肋骨を模した白い甲殻に覆われており、半透明な黄色い袋状の器官が二つ胸についている。皮を剥いた乳房のようだ。
下側の半身も骨盤を思わせる甲殻に覆われていて、股間には筋繊維が剥き出しの陰裂があった。
両腕と両足も同様にカルシウムで出来た甲殻が覆っており、肘や膝といった関節部分には神経系や筋繊維、血管といった様々な管を覗かせていた。まさに人体模型に甲殻を貼り付けたような姿だ。
背中を向ければ、骨盤から項に伸びる脊椎に似た管が目立っていた。
そんな奇怪な肉体を持つ少女は、その美しい顔を歪ませながら笑い声を上げる。
「あっはっは! どう? すごいでしょう」
まるで新しい玩具を買ってもらった子供のように無邪気にはしゃぐゼノノア。
胸の甲殻についている二つの袋を血肉がついた骨そのものの手で掴み、様々な形に揉んでいく。指の隙間から出ている半透明の乳肉は男の視線を釘付けにする。
次に背中を向けて腰を突き出すと、腰回りを覆う骨盤のような甲殻の底には骨盤底筋があり、盛り上がった括約筋の肛門と、筋繊維と脂肪が剥き出しの外陰部が露わになっていた。
「こんな身体にもチンコが勃っちゃうなんて、変態さんだね♪」
勃起している男の陰茎を目にしたゼノノアがそう言い、その場で床に腰を付け、上半身を後ろに倒した。
仰向けになったゼノノアは膝を曲げて骨盤底筋が剥き出しになっている下半身を上げ、脂肪が集まっている大陰唇に骨そのものの指を当てる。そして両側に開いた。
「ゼノノアさんのおまんこ御開帳だよー。ちゃんと観察してねー」
恥ずかしがる様子を一切見せず、ゼノノアは自身の開かれた女性器を見せつけた。ピンク色の粘膜である膣前庭に存在する小さな尿道口と膣口、上端には肉の豆である陰核が勃っている。恥骨下角の下にある性器の粘膜は、人間の女性とあまり変わらなかった。
膣口から紐状のなにかが飛び出るまでは。
「あ、びっくりしちゃった? これはね、おちんちんを気持ちよくさせるために発達させた膣壁なんだよ」
膣口から飛び出したのは、イソギンチャクのような触手だった。
細い管状のものが幾つも絡み合い、膣壁と同じピンクの粘膜に包まれている。それらは先端に向かっていくほど細くなっており、まるで陰茎を取り込もうとする動きをしていた。
「こんな触手まみれのおまんこにおちんちんを挿れたら、どれだけ気持ちいいんだろうね?」
うっとりとした表情を浮かべるゼノノア。彼女のその顔と、異形の身体、そして触手が生え伸びている膣口。
それらを見て興奮する男は自分だけだろう。股間にある陰茎はすでに勃っている。
ゼノノアはその男性器を見ると嬉々として語り出す。
「さっきも言ったけど、この触手はおちんちんをお掃除するために進化したものなんだよね。こうやって、おちんぽ様を綺麗にしてあげるために」
そう言うと膣の穴から飛び出した無数の触手が伸びてきて、勃起した自分の陰茎を包み込むように巻きついてきた。
生暖かい感触とともに無数の触手で締め付けられ、思わず声が出そうになる。しかし、なんとか堪えた。
ゼノノアはこちらの反応を楽しむかのように笑う。
「あれれぇ~? どうしたのかなぁ? まさか感じてるんじゃないよねー?」
挑発的な言葉を投げかけるゼノノアは、筋肉と骨格が剥き出しになったような自分の身体を撫でるようにしながら説明を続ける。
「ほぉら、見てよ。これがおちんちんを包むための管だよ。こうして、おちんぽ様に巻きついて、ぎゅっと搾り取ることができるんだ」
ゼノノアは膣の触手で陰茎を掴んで引き寄せると、亀頭の先端を膣口にキスさせた。そのままゆっくりと飲み込んでいく。
「んっ……♡」
挿入された瞬間、ゼノノアが小さく喘いだ。膣内が狭いのか、あるいは触手によって圧迫されているせいなのかはわからないが、とてもキツい。
ゼノノアは目を閉じて快楽に浸っていたが、やがて目を開くと妖艶な笑みを見せた。
「ふぅ……どう? ゼノノアさんの胎内に入ってる気分は」
「悪くはない」と正直な感想を述べると、嬉しそうな顔をするゼノノアの腰に自身の腰をぶつけ始めた。
膣内の肉壁が激しく収縮を繰り返しながら、無数の触手を使って竿全体を愛撫してくる。膣道に収まるカリ首に細い触手を巻き付け、鈴口に触手を押し当てて擦りつけてくる。その度にゾクッとする快感に襲われた。
また、ゼノノアの膣内は温かく、さらに膣奥から大量の粘液が流れ出てきており、潤滑油となって滑りが良くなっていた。
ゼノノアは息を荒くしながらも抽送を繰り返す。
「どう、気持ちいい?」
「すごく良い」と素直な感想を言うと、ゼノノアはさらに興奮してきたようだ。
彼女は膣圧を強め、激しく動かす事を求めた。
「もっと、もっと気持ち良くなって。私と一緒にイって♡」
狭まった膣内で無数の触手に締め付けられるたびに射精欲が高まっていく。このままでは膣内に出してしまいそうだ。だが、まだ我慢できる。
ゼノノアは絶頂寸前まで昂ぶっており、膣の締まりが強くなってきた。そろそろ頃合いだ。
「もうすぐイクから、一緒に行こうね……あっ、ダメ! イッちゃう、イクゥウウッ♡」
膣が今まで以上にきつく締まったと同時に、陰茎を包み込んでいた触手が一斉に脈打ち始める。その刺激に耐えられず、ついに限界を迎えてしまった。
ゼノノアの膣内に精液が注がれていった。男の身体をゼノノアが軽く弄っていたことで、その量は尋常ではなく結合部から溢れ出ている。
身体を大きく仰け反らせながら、ゼノノアは甲高い声で叫んだ。
「あはぁあぁああん♡ 出てる、いっぱい出てるよぉっ♡」
膣内では触手が痙攣しており、陰茎に巻きついているそれにも力が込められる。そして尿道に残っている精子を絞り取ろうと、膣壁に力が加えられる。
その強烈な刺激に抗えず、陰茎がビクビクと震えながら子種を噴き散らす。
長い射精が終わると、ゼノノアは大きく深呼吸をして落ち着かせる。そして膣内に入っている陰茎を引き抜いた。
膣口からドロリとした白濁色の液体が出てくる。ゼノノアの膣から伸びる触手をそれをすくい取り、膣の中に取り込んでいる。
「うわぁ、すごい量」
ゼノノアは満足そうに微笑んだ。首から下が皮のない身体の彼女の、触手が出ている膣から精液が垂れ出ている。
そんな光景を男が見ていると、股間にある陰茎が再び勃起し始める。その大きさと硬度を見てゼノノアは驚いていた。
「ふーん……もういっかい、やる?」
ゼノノアは妖しく笑い、陰茎を掴んで再び自らの膣口へと誘導するのだった。