既にケーキに変えられている状態で、身体を切られたり、アソコとお尻に生クリームとチョコクリームを注がれて疑似排泄させられたり、生首をケーキに乗せられて小さな妖精に食べられる話です。
※注意
今回の話は雌のドラゴンがケーキにされているとは言え、次の描写があります。
・身体の切断
・疑似排泄
・捕食
これらの描写が苦手か耐性がない方は読まないことをおすすめします。
異形の少女――ゼノノアが人間の死体から作り出したヒトデナシ。その中でも頂点に立つ存在である“頂点者”は大きく二つに分かれる。
昆虫や魚、植物といった自然の生物を模したモノ。
天使や悪魔、菓子といった人間が生み出した概念を模したモノ。
菓子の頂点者――パティシエールは後者の方である。
コック帽とカップケーキを掛け合わせたような高い被り物。白いフリル付きエプロンドレスの下に、クリーム色のワンピースを着ている。それだけなら風変わりな格好をした人間だが、この菓子の異形は違う。
左右がそれぞれ淡い青と赤のボブの髪、口のない顔の表面は生クリームに覆われており、眼孔には眼球ではなく赤い飴玉が嵌っている。そして首から下は表面を覆う生クリームがなく、肋骨や骨盤、背骨を模した飴細工と、筋肉と同じ機能を持つスポンジ生地が剥き出しになっている。
そんな奇怪な少女が得物にしているのは巨大な包丁だ。まるでお菓子作りに使う刃物をそのまま巨大化させたような形状をしている。その大きさは、少女の身体の半分を超えている。
他の頂点者と比べてパティシエールの縄張りは変わっていた。クッキーで出来た地面、生クリームが覆う丘、そして色とりどりのキャンディーが成る木々で構成された環境。そこでは砂糖と小麦粉、ミルクで出来た可愛らしいぬいぐるみや妖精たちが遊びまわっており、メルヘンチックな雰囲気に包まれている。
ヒトデナシに怯える人間の中には、そこが理想郷だと勘違いする者も出てくるほどだ。
しかし、その楽園は人間を殺して“加工した食材”で作られたモノである。そしてそれは他のヒトデナシも例外ではない。
今日も菓子の頂点者は調理をする。材料は目の前で気絶している雌のドラゴンだ。この竜はパティシエールの縄張りに入り込んでしまい、彼女に見つかって人間の頭サイズの硬いキャンディーを後頭部にぶつけられたのだ。
パティシエールは巨大包丁を振り上げると、仰向けになっているドラゴンの太腿に勢いよく下ろした。硬い鱗に防がれることなく腿に食い込み、そのまま切り離した。血の代わりに赤いフルーツソースが噴き出し、赤く染まっているスポンジと飴のロールケーキの断面が現れる。
身体を切断された激痛に、意識を失っていたドラゴンは身体を大きく反らして悲鳴を上げる。体を転がしてうつ伏せになり、尻尾を震わせながら両腕で地面を掻いて逃げようとするも、菓子の異形は逃さない。フルーツソースがついた包丁を再度振り上げ、今度は腕の一本に狙いを定めて振り下ろす。
音もなく腕が切り落とされる。痛みから発せられる絶叫を上げながらドラゴンは必死に逃げようと試みるが、両足と片腕が無くなっているため動くことが出来ない。そんな彼女をパティシエールは仰向けに戻した。
細かい鱗が覆う胸に乗っかっている二つの乳房。ヘソが露出しているくびれた腹部は淡い色の鱗が広がっている。恐怖か痛みで尿が漏れ出ている陰裂の両側にある切られた太腿はロールケーキの断面から真っ赤なフルーツソースが絶え間なく垂れている。切り離された片方の腕も同様だ。
そんな惨めな姿になったドラゴンを見つめるパティシエールは巨大な包丁をクッキーの地面に突き刺し、懐からあるものを取り出した。それはケーキをデコレーションする時に使う絞り袋だった。一つは白い生クリーム、もう一つはチョコレートクリームが入っている。
菓子の異形は生クリームの方の口金部分を手に持つと、それをドラゴンの下腹部へと近づけていく。股間にある陰裂を片方の手で押し広げるとピンク色の粘膜が露わになり、黄色く透明な液を噴き出している尿道口と、その下でヒクヒク動く膣口があった。その膣口に口金を押し込んでいき、腟内に冷たい金属で触れられたドラゴンはビクンッと震え上がる。
パティシエールは気にすることなく、絞り袋を握りしめる手に力を込めていく。すると中に入っている白いクリームが徐々に出て行き、ドラゴンの腟内を満たしていく。膣道はもちろん、子宮にまで侵入してくる冷感と圧迫感に彼女は首を左右に振って暴れ出す。しかし、片腕しかない状態では何もできず、されるがままになるしかない。
絞り袋の中に入っていた全てのクリームを出し終えたところで、パティシエールはようやく膣口から引き抜いた。中に溜まっていた生クリームが膣口から漏れ出し、ドロリとした白濁した液体となって尻尾の付け根に滴り落ちていった。
チョコクリームの入った口金を今度はドラゴンの菊門に当てると、パティシエールは一気に中身を流し込んだ。腸内に入り込んできた異物によって腹が満たされていき、吐き気が襲ってくる。胃の内容物が逆流しようとしてきた瞬間、喉元までせり上がってきた内容物を堪えるために牙を食い縛った。
だが、耐え切れずにチョコを吐き出してしまう。
甘い匂いを放つ茶色い嘔吐物はマズルの周りを汚し、首筋や胸元にも飛び散っていく。その様子を見たパティシエールは飴玉の目を細めてクスクス笑い、絞り袋を肛門から引き抜く。腸内に溜まっていた茶色いチョコレートが漏れ出し、まるで下痢便のように尻尾を汚してクッキーの地面へ広がっていった。
もう抵抗することも出来ず、悪趣味なデコレーションをされたドラゴンはただ目の前にいる格上を見ることしか出来ない。その視線を感じ取ったのか、パティシエールは再び包丁を持ち上げてドラゴンの首の上に動かす。そして勢いよく振り下ろした。
頭部が胴体から離れる。血の代わりに大量の赤い果汁が噴出され、視界は真っ赤に染まっていった。
切り離されて地面に転がったドラゴンの頭部を拾い上げたパティシエールは一対の角の片方をへし折り、飴菓子みたいに舐め始める。残ったもう片方はそのままにし、その場でケーキを作り出した。
尻尾と片腕を除く四肢を失ったドラゴンの胴体からは未だに赤いフルーツソースが流れ続け、切断面から溢れ出たスポンジ生地が地面に転げ落ちる。そんな惨状を眺めながらパティシエールはケーキ作りに没頭していた。
数分後、出来上がったのはホールケーキだった。表面に苺がふんだんにあしらわれているが、中心には何も飾られていないシンプルなものだった。
そのケーキにパティシエは切り落としたドラゴンの頭を乗せた。首から下がケーキのドラゴンが出来上がった。生気を感じられない竜の頭が乗ったケーキを満足そうに見つめたパティシエールは、その場で嬉しそうに跳ね回った。
どうしてそんなケーキを作るかは、誰にも分からない。分かることは一つだけ。このケーキは菓子の異形に殺されたモノの末路だということだけ。
ドラゴンの生首が乗せられているケーキを、繋がっていた胴体の近くに置いたパティシエールは、その胴体から乳房の一つをもぎ取った。中からカスタードクリームが溢れ出るそれを、顔の生クリームに隠れた口で少しずつ食べながら、菓子の異形はその場を去るのだった。
数十分後……
ドラゴンの死体だったケーキは妖精達に群がられていた。手のひらに乗れる程小さい美女や美少女に透明な翅をつけた可愛らしい外見だが、生物だったケーキや死体を貪り食う腐肉食動物の生態をしている。
砂糖菓子のように鱗は剥がされて食われ、ケーキの中に飛び込もうとスポンジ生地の断面に飛び込まれ、女性器と腸内の生クリームとチョコクリームを貪られる。膣口と肛門から漏れている白と茶色のクリームも妖精達は手ですくって口に入れる。
腹からクリーム塗れの妖精の顔が飛び出してきて、ケーキを更に食べようと大口を開ける。数少ない身体に繋がっている片腕や尻尾や片方の乳房も、切り離された両足やもう片方の腕も妖精に食べられていく。
ドラゴンの肉体は瞬く間に無くなっていき、肋骨や骨盤といった骨を模した飴細工が露出するほどの状態になった。その飴すらも妖精達は群がり、舐め尽くしていた。
ドラゴンの胴体に似せたケーキは妖精達の胃袋に収まろうとしているが、まだ食べられてない部分がある。
それはホールケーキに乗せられたドラゴンの頭だ。
胴体のケーキを齧っていた妖精達はそれに気づき、一斉にドラゴンの頭に目を向ける。そして我先にと手を伸ばした。ある者は手掴みで、また別の者は大きく口を開けて噛み付いた。
片方が欠けている角は形がなくなる程舐められ、目元を蝕まれて目玉の飴がケーキに落ちて沈んだ。マズルの頬の部分は歯型がついて穴だらけになり、顎は砕かれて下顎が無くなった。
これが菓子の頂点者が治める縄張りに踏み込んだ代償だ。竜という強大な存在ですら、菓子の頂点者にとっては材料でしかない。
名称:パティシエール
性別:女性
年齢:14歳に見える
一人称:私
二人称:あなた、君
好き:人間や他の生物を使ったケーキ作り。かわいいもの。
嫌い:自分が作ったケーキを粗末にするもの(自分は例外)。タバコ。
砂糖と小麦粉とミルクで出来た、元人間の菓子の異形。「ゼノノアを連想するケーキが欲しい」と思いついたゼノノアによって、彼女に酷似した身体の見た目をしている。自分の身体や得物に触れた生物を、ケーキ等のデザートに変えられる。
天使モドキには「ゼノノアの偽物」と恨まれたり、人魚の歌姫には“ケーキがトラウマ”なため距離を取られている。ガーデナーからよく絡まれるが、煙草臭い彼女は好きじゃない。