※擬似的とはいえ、輪姦の描写があります。
森の中、“ヒトデナシ”という元人間の怪物を生み出した存在である異形の少女──ゼノノアは、愛人である「異種姦性癖」の男と青姦しようとしていた。トレードマークである肉々しいフード付きコートを早速脱ぎ捨て、近くの切り株に腰を下ろした。
「そんなにゼノノアさんのヌードを見たかったの? いいよ、減るもんじゃないからね♪」
切り株の上に乗ったゼノノアの全身を、男は改めて観察した。
真ん中を境目に分かれている、左右が青と赤の二つ結び。そしてご機嫌な少女の顔は人間と変わらない。しかし、首から下も人間の形をしているかと聞かれたら確かにしているが、“異形の少女”という異名の通り、人間離れな身体だった。
首を覆う皮膚は一切なく、露わになっている筋繊維の隙間から血管やリンパ系、神経系といった管が脈動しているのが見える。上半身に視線を移すと、隙間に薄い肉の膜が張られている肋骨が剥き出しになっているだけでなく、普通の女性の乳房がある部位には袋状の黄色い器官が付いている。おそらく乳腺と脂肪で出来ているものだろう。
彼女の皮を剥いだ乳房に手を伸ばす。
「んっ……こんなおっぱいでも喜んで揉んちゃうわけ?」
胸を掴まれた感触に声を漏らしながらも、ゼノノアは余裕と呆れを見せるが、男は手を動かす。乳腺と脂肪が詰まっている袋を掴んでいる指に力を入れると、彼女の乳肉の形が変わる。揉まれ続ける乳袋を楽しんでいると、丸く尖っている部分がある事に男は気づいた。それはどういう物なのかを察した彼は、指先で尖っている部分の周りを掻き始める。
「ふぅ……くっ! ……ぁあっ!」
その瞬間、ゼノノアの身体がビクンっと仰け反った。その反応で指先で弄ったのが性感帯の一つである乳頭だと確信した男は、乳首への愛撫を開始した。
皮膚がないから色の違いは見えないが、乳首を中心とした乳輪を指でゆっくりなぞる。男の指先が乳輪を擦って進む度にゼノノアは肋骨が剥き出しの上半身を震わせる。男はその反応を見て、今度は親指と人差し指で摘まみ上げた。
「あぁっ!!」
ゼノノアの声が高くなったと同時に彼女は大きく痙攣する。だが男は構わず、両方の乳首を上下左右に引っ張ったり押し潰したりして弄り続けた。
そして男がゼノノアの乳房の谷間に顔を埋め、硬いカルシウムの塊──胸骨へ舌を這わせた時、彼女は驚くと同時に再び大きく震えて喘ぎ始めた。雌の身体を舐めたがる雄がいるのは知ってるけど、まさか骨を舐めてくるなんて……
「んっ!! はぁ……はぁ……」
ゼノノアは荒い息遣いをしながら男を見下ろす。自分の胸に顔を押し付けながら舐めてくる彼の姿を見たら、背中の丸見えの脊髄が震える感覚に襲われた。
胸骨をしゃぶられる感触に浸っていると、乳袋に顔を埋めていた男が不意に上体を起こす。自分の胸骨が彼の唾液塗れになっているのを若干嫌そうに見ながら、離れた男に視線を移す。
すると、男はズボンを脱いで下半身を露出させていた。そこにある男性器は既に勃起しており、先端からは透明な液体が溢れ出していた。それを確認すると、彼女は小さく鼻で笑う。
「ふーん……私みたいな化け物に欲情しちゃうとか、あなたも変態さんだね」
上半身を後ろに倒すと自身の陰裂を骨の指で開く。しかし男はそこを見る前に、今度はゼノノアの下半身を眺めた。
剥き出しの肋骨がある胸の下側には、腹横筋と内腹斜筋といったインナーマッスルを模した肉の膜に覆われている腹部が見えた。更にその下に視線を移すと、骨盤を模した外骨格が股間を覆っていた。
人間の女では恥丘がある部位には結合している恥骨が存在し、その下には骨盤底筋が露わになっていた。肛門の括約筋がヒクヒクと動いており、ゼノノアが指で押さえている大陰唇も球海綿体筋が剥き出しになっているモノだ。
その海綿体筋の隙間から小陰唇、尿道口と膣口といったピンク色の膣前庭がヒクついていた。
「ゼノノアまんこだよー♪ いつもと違って普通の感じがいい? それとも触手まんこのがいい?」
頭を起こし、唾液に濡れた舌を出しながら笑顔で尋ねる。彼女の膣から数本の細長い管──触手が生え伸び、男性器を求めているかのように男の股間に伸ばしてきている。その光景に男は生唾を飲み込むが、今回はもう一つ付け加えたい事があった。その事をゼノノアに伝えてみた。
「……両手で手コキ、口とお尻にチンポを挿れられてる状態のゼノノアさんとセックスしたい?」
呆れ顔の彼女がそう確認すると、男は何度も首肯する。それを見たゼノノアは溜息をつきながらも、自分の周囲に“口”をいくつか発生させる。
まるで皮膚に切り傷が出来たかのように空間に切れ目ができ、赤い液体をこぼしながら開かれた“口”からは太い触手が伸びてきた。その先端には生物の雄が持つ器官である、グロテスクな形をしたペニスがあった。鈴口から何らかの汁が滴っている。
ゼノノアは自身の両側にある触手ペニスをそれぞれの両手で握る。口を開けて待っていると、顔の近くの“口”からの触手が入り込んでくる。彼女の歯茎や頬の裏に粘液を塗りたくりながら奥まで進み、喉の奥へと侵入していく。
……あとお尻も挿れられるんだっけ。
そう思いながらゼノノアは自分の後ろの穴にも触手を近づける。露わになっている括約筋に触手の亀頭が何度も軽く触れた直後、一気に挿入された。
「んぐぅ!?」
異物が体内に入り込んできた圧迫感を感じ、触手で塞がれてる口からくぐもった声を上げる。だが彼女は苦痛を一切見せず、むしろ快感に近い表情を浮かべながら男に視線を向ける。
左右の触手をそれぞれ両手で扱がされ、口にも同じ物を突っ込まれ、アナルに触手を挿入されているゼノノアの姿は淫靡な雰囲気を放っており、そんな彼女に男は興奮を覚えた。自分一人で女を抱くのも悪くないが、複数の男に輪姦されている女を犯したり見てたりする方が性欲を刺激される(この触手はゼノノアの一部みたいなモノだから、ある意味彼女一人のオナニーかもしれないが)。
ゼノノアの挿れられていない穴を注視する。大陰唇代わりの球海綿体筋の間には、先程と同じように小陰唇がヒクついているのが見え、細い触手が生え伸びている膣口が物欲しそうに動いている。
肉欲を抑えるつもりがない男はゼノノアに近づく。自身の陰茎をゼノノアの股間に近づけると、膣口からの触手が巻き付いてきた。そのまま彼女の股間へ持っていかれると、男の怒張した肉棒はあっという間に膣に呑み込まれた。
「んむっ……んんっ!!」
男の分身が膣内に入った瞬間、ゼノノアは人体模型のような身体を震わせる。男根が子宮口を突いた事で身体を貫かれたような感覚を覚え、全身が痺れる感覚に酔っていると、筋肉が露わになっている彼女の脇腹を掴んだ男が腰を振り始めた。
男の動きに合わせて、ゼノノアの膣内にある無数の触手が蠢き始める。男根を包んでいる膣壁は柔らかい感触で、同時に吸い付くように触手が締め付けてくる。時折、何かが亀頭を突いてくる衝撃があるが、おそらくアナルで出し入れしている触手が腸壁越しに当っているだろう。その感触を味わいながら男はピストン運動を繰り返す。
指の骨と手の平の筋肉しかない手で左右の触手を擦り、口内の触手を舌で磨くように舐め回し、直腸内で暴れ回る触手も括約筋で締め付ける。そんな四本の触手に犯されているゼノノアを、自分も参加して犯しているような光景に快楽を覚える。
「んふぅ……んん……」
喘ぎ声を上げながらも触手を咥えている口を動かし、両手を動かして二本の触手を扱いているゼノノア。突き上げるように角度を上げてピストンすると、腹横筋の下腹部が盛り上がっているのが分かる。
そして、彼女が絶頂を迎えそうになった時、男も我慢できず膣内に挿入されていた肉棒から精液を放出し、膣内を満たしていく。
「んんんんんん!!!」
ゼノノアは口内を触手で満たされているせいで声にならない悲鳴を上げる。男の大量の白濁液が子宮に流し込まれると同時に、触手らも射精を行う。喉奥と腸内を白く染め上げられ、両手で扱いでいた二本の触手からの精液が彼女の裸体に振りかけられた。黄色い乳袋と肋骨が白濁に汚れる。
骨盤底筋に密着し、精子を出し切った事を確認した男は、ゆっくりとゼノノアから陰茎を引き抜く。同時に口に含まれていた触手も抜かれて空間の“口”に戻り、口の周りが精液塗れになったゼノノアは舐め取りながらも大きく息を吐く。両手でそれぞれ掴んでいた触手を離すと、アナルを弄っていた分を含むそれらの触手も空間の“口”へと戻っていった。
触手を扱いていたゼノノアの両腕が力なく垂れ下がり、彼女は肩で息をしながら男を見つめる。唯一人間の要素である少女の笑顔は粘り気のある精液で汚れ、骨格と筋肉が剥き出しの身体にも同じ体液が付着していた。膣口と肛門からは入り切らなかった精液が流れ出ており、彼女が乗っている切り株に垂れていく。
「えへへ……気持ちよかった? 輪姦だいすきの人間さん♡」
こちらに突き出している骨盤底筋の穴から白濁液が漏れ出る中、頭の両側でピースサインを作り、目を半分閉じた笑みを浮かべる異形の少女の問いに、男は首肯するのだった。