敵「喰らえ! 発情攻撃!」
女主人公「オナニー止められない♡ 戦ってる途中なのに♡」
こういうエロゲー、あっしは好きです。
王を失い、姫が連れて行かれるのを見ることしか出来ずに死んでしまった女騎士――セタン。彼女はこの世の仕組みによって、白い髪に青白い肌、割れたように裂けた口、歪な角を持つ悪魔に変貌した。この彼女に自我があるかはまだ分からない。だが、ある目的で動いていく。
王から最後の命令。
姫を取り戻すために。
怪物に占領されたばかりの王都から抜け出したセタンは姫を連れ去った大剣の男の後を追っていた。男の仲間らしき人間や怪物を問い詰め、ある程度の方角と場所を理解していた。
今、セタンがいるのは多くの樹木によって日の出でも薄暗い森だ。この森では以前から多くの者たちが行方不明になった場所でもあり、異形病が流行ってからは凶暴な怪物共の棲家になっていた。鎧を着て、剣と盾を握るセタンの前に現れた怪物もその一つだ。
遠い所にいる木に隠れた直後、セタンの目先の木から姿を現した怪物。人間の女体の四肢から木が生えており、鹿の頭蓋骨の仮面に覆われてない口の端が上がっていた。木の怪物――レーシェンはどうやらセタンを獲物と見ているようだ。
無論、殺されるわけにはいかないセタンは剣と盾を構えて、素早く接近して剣を振るう。レーシェンは木の手で刃を受け止め、そのままセタンを投げ飛ばした。地面に盾をぶつけて上手く立ち上がったセタンはレーシェンの弱点である火炎瓶を鞄から取り出そうとする。そして手に掴んだそれをレーシェンに投げ付ける。
いない。
大柄のレーシェンがいた場所に無数のカラスが飛び去っており、投げられた火炎瓶が割れて炎が広がっただけだ。目の前にいなければ……咄嗟に後ろを振り向いた。
音を立てずセタンの背後にいたレーシェンがいて、セタンの首を掴み上げた。解放されるために剣と盾を手放し、自分の首を掴む木の手を離そうとするも、絞めつけてくる力が緩まない。
レーシェンはもう片方の手をセタンの口元に近づける。指先に粘り気のある黄色い液体が流れており、異常な甘い香りにセタンは口を閉じようとするが、首を絞められた状態では出来なかった。無意識に空気を吸おうと開いた口に液体が流れ込まれた。口にしたことのない甘さが口内に広がり、喉を通っていく。口から溢れ出る程流し込まれたセタンを面白そうに眺めたレーシェンは彼女を解放する。
地面に倒れ込んだセタンは剣と盾を拾い、体勢を立て直そうとする。しかし、体の異変に武器に伸ばした手が止まる。
身体の中が熱い……息が荒くなっている……身体が……疼く……
これから求める行為が頭に浮かぶも、奪われた姫を異形と化してまで取り戻す騎士がするべきではない。なんとか耐えて手を伸ばした。
武器ではなく、騎士の象徴である鎧を外し、服も丁寧にではなく強引に引き裂いて青白い肌を露出させる。白い下着も脱ぎ捨て、胸と股を露わにしたセタン。外気に晒された肌が気持ちいい……それでも足りない。
姫を助け出す旅の途中、敵の目の前であるにも関わらず、レーシェンの媚薬効果のある樹液で発情したセタンは股の割れ目を指でなぞり始め、もう片方の手で乳房を掴んで乳首を弄るという自慰を始めだしてしまった。地面に転がって快楽を求める異形の女騎士を見下ろしているレーシェンの口の端はますます上がっていく。
手が早くなっていき、やがて仰け反って絶頂したセタンの陰部から尿と愛液が溢れ出た。快感に緩んだ表情のセタンだったが、今の状況と自分の痴態に元から青白い顔が青ざめていく。
ち……違う……騎士である私が……
すっと差し出されたレーシェンの指に気づく。樹液が黄色に輝いて滴っている。すぐさま口に咥え、飲み込んでいく自分の姿に、姫を助ける騎士ではなく、アバズレな悪魔だと涙を流すしかなかった。