※この作品はR-18です。

ヒトデナシ R-18   作:影絵師

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タイトル通りです。今年の投稿はこれが最後になると思います。


全裸にされたシスターが肉壁に埋め込まれ、触手に絶頂させられた挙げ句、山羊の獣人に変えられる

 自分は薄暗い見知らぬ場所にいることに、目を覚ましたシスターは気がついた。

 周囲の状況を把握しようと、体を動かそうとした。しかし、両腕と両足、それらの先端が全く動かせないことに気づいた。自分の片腕の先を見て、思わず息を呑んだ。

 壁に埋め込まれている、両方の腕先と両足の脛が。しかも自分の身を守ってきた修道服が消滅しており、豊満な胸の乳首、陰毛で隠れている陰裂が露わになっていた。しかも、壁は内臓か肉の断面のように生々しく、嫌悪感と不快感が込み上げてくる。

 いつもなら両腕で覆い隠したいが、四肢が肉の壁に埋められているため出来ない。裸体が丸見えの状態で壁に埋め込まれている状況に、シスターは顔を赤くしながら今に至るまでの記憶を思い出そうとしていた。

 

「ど、どうしてこんなことに……」 

「シスターちゃんはヒトデナシにやられてしまいました。ざんねんざんねんバッドエンディング~、ってやつだよ」

 

 突然の幼い声にシスターは首を動かして声の持ち主を探す。暗闇から近づいてくる小さな者が見えてきた。

 動物の皮を裏返したような肉々しいコート、そのフードから覗かせる幼女の顔、左右が青と赤の二色に分かれている二つ結び。一見、悪趣味な格好をした人間の少女だが、シスターは教会での教えを脳裏に浮かべ、警戒心を解かなかった。

 人類の天敵である怪物――ヒトデナシには人間に擬態する個体がいる。そして、そのヒトデナシを生み出した元凶は、幼い子供の姿をしていると……

 

「異形の少女……」

「あ、ゼノノアさんのことを知ってるんだ。せっかく、ゼノノアさんを人間と思い込んでいるシスターちゃんをビックリさせようと思ったのに」

 

 自分の正体を見抜かれ、驚くのではなく呆れ顔を見せる少女の姿をした人外――ゼノノア。どうして自分がこういう状況になったかは今でも理解できないシスターだが、この異形の少女が関わっているのは確かだ。

 鋭い目で睨むシスターに、異形の少女はわざとらしく宥めた。

 

「もう、そんな怖い顔しないでよ。ほらスマイルスマイル」

 

 そう言いながら口角に指を押し上げ、ゼノノアは笑みを作る。袖口から出た骨そのものの指と、フードに隠れていた筋繊維と管が剥き出しの首を無視すれば、幼い子供の可愛らしい仕草だと思えただろう。しかしその直後、頬肉が指先に貫かれ、上下の歯茎と歯列が見えるほど裂けた口で笑う彼女を見て、人間ではないと考えを改めた。

 

「……私の頭の中を弄れば、無理やり笑顔にできるでしょうに」

 

 身を守る修道服が消滅した丸裸なうえ、両手と両足を肉壁に埋め込まれて身動きが取れないシスターは、せめてゼノノアにそう吐き捨てるしか出来なかった。シスターの言葉を聞いたゼノノアは裂けた口のまま言い返す。

 

「まあできないわけじゃないよ。でもさ、簡単な方法より難しい方法でできた方が楽しいんじゃない? 達成感とか」

「罪のない人間をいたぶって、なにか楽しいんですか……!」

「うーん、人間さんの生き方を言い訳にするつもりはないんだけど……罪なき者をいたぶってきた人間もいるんだよ。ゼノノアさんもやってて何が悪いの?」

 

 悪びれもせずにそう言い放つゼノノアに対し、シスターは怒りが沸き立つ。しかし身動き一つ取れない状態では、皮肉を言う事しか出来ず、歯が砕ける寸前まで歯ぎしりするしかなかった。

 その様子を見ながら、ゼノノアは筋繊維が剥き出しの掌で自分の顎を押し上げる。すると、上下に裂けていた頬肉が繋がり合い、傷ひとつなく完治する。

 

「さてと、お話はこのぐらいにしよっか」

 

 そう言って骨の指を振る。それを合図に、シスターの脇下あたりの肉壁から何かが生え伸びてきた。血管と神経節、筋繊維を絡み合わせて出来たその触手は、シスターの脇を這うように伸びながら、先端を豊満な乳房に近づけていく。

 

「う……くぅ……」

 

 肌を、特に敏感な脇を這っていく触手に嫌悪感と不快感を露わにするシスター。歯を食いしばりながらゼノノアに睨むも、当の本人は笑顏で触手を操るだけ。

 肉の塊のような触手は、先端から透明な粘液を滴らせながら徐々に乳頭へと近づいていき、数センチの距離を進むたびに乳房が微弱に揺れる。そして、粘液で濡れた触手の先端が乳首に触れた。触手は乳輪をなぞりながら乳首をいたぶり、粘液を丹念に塗りつけるかのように動かし続ける。

 胸の先を弄られる感触に、徐々にシスターの頬が赤く染まり始め、吐息も熱を帯びてきた。

 

「くっ……う、うぅぅっ……!」

 

 悍ましい触手に弄られる不快感と快感。その二つに苛まれながらシスターは睨みつけるのを止めなかった。しかし肉壁に埋め込まれていない膝が徐々に曲がり、足の震えが大きくなっていく。その内股を伝っていく陰裂からの汁も、触手による胸への愛撫に感じている証拠だ。

 その様子を見たゼノノアは笑みを深くし、遊ばれているシスターの胸から顔へ視線を向ける。

 

「乳首をいじられるのって気持ち良いでしょ?  聖女様も女なんだし」

 

 図星を突かれたシスターは、歯を食いしばりながら口を閉ざす。

 

「でもね、これは流石に未経験でしょ?」

 

 その言葉と同時にシスターの股間に移すゼノノアの視線に気づき、シスターはその先を追う。

 股間に近い肉壁が盛り上がり、一本の触手が生え伸びてきた。シスターの胸を愛撫している二本の触手と比べ、太く、長く、歪な形をした。その先端にある割れ目は人間の男性の生殖器のと酷似している。シスターはその歪さから来る恐怖と嫌悪感で表情を歪めるが、すぐに血の気が引くことになる。

 より太いそれは、股間に近づいたかと思いきや……シスターの恥丘を撫でるように押し付けてきた。

 

「ひあっ!? あ……ああっ……!」

 

 金色の陰毛が茂る表面を撫でられているだけの軽い接触。だが、それが生み出す快感にシスターは思わず喘ぎ声を上げる。すぐに触手は離れるが、割れ目と股間を触れられた感触は残っており、まだ身体を震わせる。

 初めての快感を前に呆然とするシスターを見たゼノノアは、口角を吊り上げた。

 

「気持ちよさそうな顔してるね。もっと可愛がってあげる♪」

 

 ゼノノアの言葉にシスターが答える前に、歪な触手は彼女の股に張り付いて動き始める。大陰唇と小陰唇に隠れている膣口をこじ開けるかのように上下左右に揺らし、陰裂の隙間を擦りながら進んでいく。今まで感じたことのない、全く触れられたことがない箇所に走る刺激にシスターは呼吸が荒くなった。

 

「うっ……くっ……くあぁ……!」

 

 そして、ついに膣口を通され、触手の挿入を許してしまった。膣壁を擦りながら進んでいく触手の巨根に、シスターは悶絶の声を上げる。太く長い触手は膣を押し広げながら子宮口まで行き着き、下腹部が盛り上がるほど突き上げられる。

 

「ひぎっ!? あぐあぁっ!」

 

 それだけでも相当な刺激だというのに、乳房を弄っていた二本の触手が強く締め付け、巻き付いている触手の隙間から乳肉が出てきた。乳房への快感は昂ぶりへと変わり、触手に揉みしだかれながら弄ばれる乳首が硬くなっていく。そして触手に圧迫される膣から与えられる快感と合わさり、シスターはだらしなく口を開いたまま嬌声を張り上げた。

 

「ひあっ! あぎっ! ひっ!? ひゃめっ!」

 

 

 

 胸と股間を三本の触手に弄ばれ、快楽の渦に飲み込まれたシスターは、数分で果ててしまった。

 既に触手を引き抜かれている膣口はぽっかりと開き、尿道口から勢いよく潮を噴き出し、乳房に痛々しい痕が残り、全身の震えが止まる様子がない。

 それを確認したゼノノアは、彼女の耳元に顔を近づけた。

 

「ねーえ、イッちゃったねぇ。聖職者として恥ずかしくないのかなー」

 

 そう甘く囁くゼノノアだが、乳首と女性器を好き勝手に弄ばれ股間から汁を漏らし、汗まみれの全身を痙攣させて項垂れるシスターには届いてない。

 しかし、ゼノノアは気にすることなく続ける。 

 

「それとね、前から気になったんだけど。修道服がすぐ消えちゃうの嫌だったでしょ? だからね、そんなシスターちゃんの為に、スッポンポンでも恥ずかしくない身体にしてあげる♪」

 

 その言葉を耳にしたシスターは、涎と涙で濡れきった顔を震えながらゆっくりと上げる。視界に映ったのは、こちらに片腕を向ける笑顔のゼノノアだ。

 その袖口からは骨と筋肉が剥き出しの手と、血管を思わせる生々しい管が複数出ている。そんな得体の知れないものに触れられたら、自分はどうなってしまうか分かっている。

 

「い、いや……やめて……」

 

 震えた口からどうにか懇願の言葉を上げるシスターだが、目の前の異形の少女が聞き入れるはずがなかった。シスターの首元にそっと片手を当てた次の瞬間、手に纏わりついている複数の管が彼女の皮膚を貫いた。

 

「あ……あが……」

 

 激痛と体内に異物が侵入してくる不快感に、うめき声を漏らしてしまうシスター。その様子をゼノノアは楽しそうに眺めながら、中から彼女の身体を作り変えていく。

 

 肌から大量の体毛が生え伸び、全身を白い毛皮で覆い尽くす。露わになっていた乳房は薄い毛に覆われ、金色の陰毛が茂っている恥丘は毛深くなった。

 尻のすぐ上に短い尻尾が生え伸び、変化していく身体に合わせて小刻みに震えた。

 顔全体も毛皮に覆われ、見開いた目の瞳が横方向に長くなり、口と鼻あたりが前に引き伸ばされてマズルを形成された。

 肩に届かない長さの金髪は変わらないが、頭頂部に近い部分から一対の曲線を描いた角が生えてきた。

 

「よし、こんな感じでいいかな?」

 

 ゼノノアはそう呟き、シスターの首から管を抜くと手放した。同時に肉壁からシスターの四肢が抜けるようになり、地面に滑り落ちてしまう。

 金髪の中から生え伸びている一対の曲がった角、真横に伸びる瞳、そして肉壁に埋め込まれていた足の指先に生えている二又の硬質な蹄。横たわったシスターの身体は、山羊を人型にしたかのような異質に変わり果てていた。

 そんな彼女を作り替えた張本人であるゼノノアは、見下ろしながら笑っていた。

 

「じゃじゃーん。これで修道服がなくてもお毛々があるから恥ずかしくないね、人間じゃあなくなったけどね。ふふふ、あっははは」

 

 弱き人間を守り続けるはずの自分が、山羊のヒトデナシと化して生き続ける。

 その無情な末路を嘲笑う異形の少女の言葉を耳にしながら、シスターだった山羊は泣いていた。

 自分はもう人間ではなくなってしまった。もし自我が残されたとしても、人としての生き方はもう無いだろう。そしてこれからもゼノノアのおもちゃとして弄ばれるのだろう。

 

 メェ……

 

 自分の終わりと行く末を想像しながら、聖掌の修道女だった山羊は哀しげな鳴き声を口吻から漏らした。

 




エロい話もいいけど、うちの子の日常編や長編の話も書いてみたい。
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