※この作品はR-18です。

個性のマインドコントロールで女の子を好き放題する話   作:

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第5話

 

 

キスをしたら怒られた。そしてキミに首を掴まれた。

なんでも、私にキスされると死んじゃいそうになるみたい。

私は無意識のうちにキミのことを殺そうとしていると言われた。

そんな事、ないのに。変身の時間制限も来て、ナイフも消えている。

でも、キミがそうしたいならならなんでもしてあげる。

 

「セックスできるなら、これで良いかも…♡」

「喋ってないでちゃんと腰振れ…」

「わかってますよぅ」

 

キミの顔が、とろんとしていて気持ち良さそう。

股が、死んじゃいそうなくらいに痛いけど、それ以上に幸せ…

 

「う…でる…」

 

抽送されていたキミが、大きく震えた。

そして、私の奥の方に暖かいものがぴゅーぴゅー注ぎ込まれた。

これがセックス…!私はとても嬉しくなってしまった。

 

「何か来てます…これ、もしかしてせーしですか?」

「馬鹿な犯罪女を孕ませる精子だ。こぼすなよ。」

「こぼしません!」

 

赤ちゃん!赤ちゃん、デキるかも!?

警察やヒーローから追われる身として、子持ちになるのは良くないけど…

そのリスクを含めても、キミとの子供なら欲しいかも…

 

「赤ちゃん…キミとの赤ちゃん…ふぅう…もう一回しましょう…なんだか、火照ってきました…」

「うへぇ…やっぱお前薬飲め。お前が母親とか子供がかわいそうだ。」

「いくらなんでも、それは傷つきます…」

「知らんわ。つーか終わりだ。もう離れろ。」

 

再戦を申し込むと、キミから無情な宣告をされた。

腰を引いて引き摺り出そうとしたから、私は慌てて抜けないように腰を動かした

 

「どうしてですか!もっと繋がっていたいですぅ」

「お前の近くにいると殺されそうで気が休まらないんだよ。」

「殺しません!ちゃんと加減するから…」

「早く離れろ!」

「ぐぇっ!?」

 

しつこく迫ったら、お腹を蹴られて強制的に離された。

ナイフで刺した事、まだ怒って怖がられてるみたい。もうしないのに。

 

「ひぃっ!」

 

私は蹴り飛ばされて、尻餅をついた。

それは偶然にも殺そうとしていた2人の近くだった。

悲鳴をあげたのは、私とお友達になった女の子。

私が男の子をかっこ良くしてあげてる間に気絶していたけど、目が覚めたんだね!

でも、ちょっと顔色が悪いかも。

 

「クソ女…おまえ、オレにやりたい放題やってくれてたよな…」

「ひっ…ひぃっ…あ、あぁ…」

 

それで意識が向いたのか、キミもお友達に気づいた様子。

私に怖がるのは仕方ないけど、キミにまで怖がってるように見えますね。

 

「このイカレ殺人鬼に殺ってもらうか?」

「しっ…じにたぐない…っ」

 

あーあ、私のお友達、泣いちゃいました。

かわいそうなことをしないでください。

 

「おい。コイツ、殺せるか?」

「お友達だから血を貰うだけのつもりなんです。でも、キミがどうしてもって言うなら殺しましょう!」

「おっ、お願ぃ…助けて…」

 

キミは私が持っていたナイフを取ると、こちらへ向かって来る。

お友達には、キミが鎌を持った死神に見えるだろうね。

実際は、ナイフを持ったおちんちん丸出しの全裸の男の子なんだけど。

あはっ!かっこいい…

 

「た、助けろ…ザコト…」

 

ザコト!ザコト!!!

それが、キミの名前!?

転がってる男とか、お友達になった女とか、もうどうだっていい!

ザコトくん…ザコトくんかあ…不思議な響き…

 

キミは…ううん。ザコトくんは、驚いた顔で地面に倒れてる男の子を見ていた。

うんうん。いっぱい血が出てて動かなかったら、死んでると思うよね。

 

死んでないとは思ってたけど、まだ喋れる元気があるんだ…

血が出すぎてるから、もう意識が朦朧としてるはずなのに。

今から病院に連れて行っても助からないくらいに血が出てる。

 

「お前…殺すぞ…早ぐ…助け…ろ…」

 

今にも死にそうな体で、ザコトくんを殺すって…

何言ってるんだろう、この男の子…

何だか、ヘンにムカムカしてきました。

 

「お前が…死ねよ!」

 

ドン!

 

…死んだ。

すでに虫の息だった男の子の胸に、ナイフが突き刺さった。

それをしたのは私じゃない。ザコトくんだった。

 

ドン!ドン!ドン!!

何度も、何度も何度も、ナイフを心臓へ打ち付ける。

その度、血が吹き出し、辺りを真っ赤に染め上げる。

 

「死ね!死ね!!死ね!!死に晒せ!クズが!!死んで詫びろ!!」

 

その光景は、とても…かっこよかった。

人を殺すその姿が。血飛沫を浴びて、真っ赤になるその姿が。

 

自分の好みが他の人間とは少し違うことはわかっていた。異常とは思わなかったけど。

それでも、心の底では人殺しの私を受け入れてくれる人はいないと思っていた。

私を心の底まで理解してくれるのは、同じ人殺ししかいない…って。

見つけた…ボロボロなかっこよくて、私と同じ人殺しで、新鮮な血の匂いのする大好きな…私の理想の人!

 

死体を刺すことには満足したのか、ザコトくんは狂ったように上下させていた腕を止めた。

ぐちゃぐちゃになった死体の前で、今度は女の子の方へ目を向けた。

 

「お前も…ずっと、殺してやりたいと思ってたよ。」

「ご、ごめな…さ…」

「殺す?殺すの??」

 

お友達が死んじゃうとか。泣いちゃったとか。おしっこを漏らしちゃったとか。

全部、全部。どうだっていい。

ザコトくんの、人を殺す姿が見たい。

私は、ワクワクしてザコトくんを見つめた。

 

「…オレは…何を…これ、人殺しじゃねえか…」

「お揃いですね!」

 

私が見つめると、ザコトくんは我に返ったかのように突然怯え始めた。

人を殺しておいて、正気じゃなかったとか関係ない。

殺したいから殺す。その時の感情を嘘にはできない。

私は殺したくなくても死んじゃうんです…

 

「お前、殺人鬼だよな…しかも常習の…」

 

ザコトくんは、私の肩を掴んできた。

いきなりのことに硬直してしまった私は、近づいた顔にドギマギしてしまう。

うぅ、かっこいいです…すてきです…

 

「警察に捕まらないよう誘導しろ。監視カメラに映らないように逃げ道を作れ。」

 

ザコトくんは、私を利用しているだけ。

犯罪を私になすりつけようとしているだけ。

そんな事、わかっていた。

 

「オレを助けろ…サイコ女…」

 

そんなことよりも、私が頼られることが、とても嬉しかった。

 

「トガです!トガヒミコです!そう、呼んでください!」

 

 

 

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