※この作品はR-18です。

宇宙人からの命令「和合セヨ!」   作:朱冬れん

4 / 5
有田×白瀬です
ご注意下さいませ。


有田×白瀬

宇宙人がぎこちない手つきで携帯機器をいじっていた。

ニュース記事を見て、ちょっと意味がわからない単語にぶつかる。

「コレハ?」

ちょうど近くにいた少年にたずねた。

少年は眼鏡をくいっと持ち上げ、画面を見る。

ある高校の部活で何人かが問題を起こし、他の部員も連帯責任で……というような記事だった。

宇宙人は連帯責任の部分を指している。

「これはですね……」

連帯責任という言葉の意味を説明する。

宇宙人は目を輝かせた。

「美シイ国ノ美シイ言葉! スバラシイ! ソレヲ採用シヨウ!」

「採用?」

「ハタヲ立テテヤッタノニ反抗的ナ連中ガ、イルダロウ」

「いますね。残念ながら」

「ソノ連中ヲドウニカシタイト思ッテイタノダガ、コレハイイモノヲ見ツケタ。コノ連帯責任トイウスバラシイ制度デ、ヤツラヲ完璧ナ、ドレ――イヤ、イイコニ変エテシマオウトイウワケダ」

宇宙人はうきうきと走り去っていった。

 

 

 

白瀬は唇を噛んでいた。

シンプルなデザインの部屋に、同じクラスの少年と二人きり。

お互い旗を立てている。

「ご機嫌ななめだな」

「当たり前でしょ……なんだって、こんな……しかも、あんたなんかと……」

「宇宙人様の命令だ。しかたないだろ?」

「それは、そうかもしれないけど……」

「面倒だし、平山あたりに押しつけてサボろうかと思ったのに……宇宙人様が相性を検査した結果、お前と一番相性がいいのは俺らしいな」

「らしいわね。はぁ……どんな検査をしたんだか……」

宇宙人の行った遺伝子レベルの検査によれば優秀な子供ができる組み合わせらしい。

白瀬はがっくりとうなだれる。

「でも、意外だな。いくら宇宙人様の命令とはいえ、白瀬なら適当にかわして逃げると思ってたのに」

白瀬はぎりっと歯軋りした。

本当はばっくれるつもりだった。

「あれか、新しく始まった……6人組だっけ?」

「ええ、そうよ」

しかし、宇宙人が突然取り入れた制度により逃げられなくなった。

命令に逆らうと、他の人に迷惑がかかることになる。

「あの制度ができたあとも、相変わらず好き勝手やってるやつもいるだろ」

「あたしはそんな子供じゃないから」

好き勝手やっているものたちの顔を思い浮かべて、白瀬はため息をついた。

(あたしもあんな風にふっきれられたらいいんだけど……)

近寄りがたい雰囲気を漂わせながらも、空気は読める白瀬に、他人に迷惑をかけるというのは耐えられなかった。

これこそ宇宙人の狙いだろう。

制度が施行されたばかりで、今はまだ自由に振る舞っているものたちも、良心の呵責、あるいは6人組の他の者から責められて、いつまでも好き勝手やりたい放題ではいられなくなるはずだ。

「ふーん」

「な、なによ……」

少年にまじまじと見られ、白瀬は狼狽する。

「白瀬ってまわりにちゃんと気を遣えるんだなと思って」

「なっ……」

この少年にしては珍しく、嫌味のない口調で言われ白瀬はさらに狼狽した。

やけくそ気味で口を開く。

「そんなことどうでもいいから、さっさと終わらせましょ。……しないと、出られないんだから」

「ええー、いいじゃん。もうちょっとこの時間を楽しもうぜ。こういうのはお互いを知り合ってからだな――」

「そういうのもいいから。早く」

やんちゃな弟をたしなめるような口調。

「はいはい、わかったよ」

早く済まして、この空間から出たいという意思を隠さない白瀬に、少年は苦笑いする。

 

部屋の扉にはロックがかけられていた。

生活に必要なものは用意されている。

 

「それにしても、宇宙人ってロリコンなのかしら」

「ロリコン? なんでだよ?」

「だって、あたしたちがするところ、監視してるんでしょ……」

白瀬は視線を上に向ける。

カメラのレンズと目があった。

「あれは俺たちがちゃんとやることやってるか確認するためだろ」

「でも……」

「宇宙人様から見れば人間なんて家畜みたいなもんだろ。こっちの意思を無視して、うさんくさい検査の結果をもとにペアを組ませて子供をつくらせようとしてるのなんてまさにそれだ。家畜の交尾みて興奮するやつがいるか?」

家畜、という単語に白瀬は眉を動かす。

悲しいかなそれが現実だろう。

「いない、ことはないんじゃない」

 

白瀬らしい、ひねくれた回答に少年は笑った。

「確かにそうかもしれないけど……カメラなんて気にするなよ」

「そ、そうね……」

とは言ったものの、カメラを意識してしまう。

しかし、うろたえる姿を少年に見られるのもなんだか悔しい。

白瀬はできる限り平静を装った。

 

「なんだ、緊張してるのか?」

「してないわよ」

「これから何するか、わかってるのか?」

「ええ。あたしのあそこに、あんたのチンコを入れて射精させるだけでしょ?

緊張なんて全然。ただの作業だと思えば簡単よ 」

「もっと色気のある言い方をしろよ」

「したくてするわけじゃないし、色気なんていらないでしょ」

冷静を装って言ったものの、宇宙人の命令とはいえ、これからこの少年と行うことを考えると心臓が狂ったように跳ね回る。

どきどきと響く鼓動が煩わしい。

(なのに、なんでこいつは平気そうなのよ……)

少年が余裕でいるのが悔しくて仕方がない。

 

 

 

(……かなり動揺してるな。こいつはもしかして……)

少年は心のなかで、にやりとほくそ笑む。

(ちょっと強引に行ってみるか?)

白瀬は案外押しに弱いかも、というのを彼は知っていた。

宇宙人にハタを立てられる前の話。同じクラスの泣き虫少女にいまにも泣き出しそうな声でせがまれて、非常時用のチョコを渋々渡していたのをちらりと見たことがあった。

(白瀬とやれるなんて、興奮するな)

気の強い女を組み敷いて泣かせたいという牡の歪んだ欲望。

それともうひとつ、少年を興奮させる理由が白瀬にはあった。

 

 

 

少年が身を寄せてくる。

白瀬はびくっと反射的に身を引いた。

少年に手をとられる。腿にそっと手が這わされた。スカートがほんの少しだけめくれる。

「なに、してるのよ……そういうのはいらないから、さっさとしなさいよ」

「ちゃんとしとかないと、こっちも痛いんだよ」

「……勝手にすれば」

白瀬は捨て鉢な気持ちで少年に身を委ねた。

唇にちゅっと柔らかいものが押し当てられる。

(まさか、こんな状況でなんてね……)

初めてのキスに夢を抱いていたわけではないが、この形は想像していなかった。

「なに固まってるんだよ? ……あ、もしかしてファーストキスだったとか?」

「は……ちっ、違うわよ、キスくらい、何回も……」

少年に図星をつかれ、顔が熱くなった。慌ててごまかそうとする唇を、

「へえ、じゃあいいよな」

「え……? ちょっ、ちょっと……」

ちゅっと塞がれてしまった。

思いの外力強い腕で抱き寄せられて、心臓がどきっと脈打つ。

少年は見た感じ、すらっとしているから意外だった。

これでは彼がその気になったら、無理やりにでもされてしまうだろう。

白瀬は男にでも負けない自信があった。その自信が萎んで、しおらしくなってしまう。

唇と唇が触れ合う。体温が伝わってくる。花弁のような粘膜が湿り気を帯びてぬるぬると擦れ合う。

感触といやらしい音が少女の理性をかき乱す。

「んっ……んぅっ……」

何度もキスをされ、妙な声をもらしてしまった。

 

「なんだよ、キスぐらい何回もっていったわりには緊張してるな。震えてるし」

半袖の白瀬の腕に手を這わせる少年の表情が緩んだ。

「本当ははじめてなんじゃないか?」

「うっ、うるさいっ……はやくっ……」

急かそうとする口をまた塞がれてしまう。

「こんな状態でできるわけないだろ。もうちょっとほぐしてやらないとな」

「うぐっ……んあっ……」

 

再び粘膜が擦れ合う。

ぴちゃぴちゃといやらしい水音。

大人のキス。知識としては当然持っていたが、ここまで生々しいものだとは思いもしなかった。

ねとねとと触れ合う部分から溶かされて、少年に丸呑みされてしまうのではないかという錯覚に襲われる。

少年と自分のものが触れ合って立てているとは思えないほど淫靡で、白瀬は耳を塞ぎたくなる。

手は少年にしっかりと握られていた。

もう片方の手は抗っている風に少年の体に押し当てていたが、ほとんど力はこもっていない。

腕に抱かれ、背に肩に少年のたくましさと湿り気を帯びた熱を感じる。

何度キスをされたのか、どれだけ粘膜を触れあわせているのか分からなくなった頃、きちんと結んでいたリボンをほどかれ、するすると魔法のように制服を脱がされてしまう。

「ん……くっ……」

少年の手を制止しようと手を重ねるが、まったくといっていいほど力が入らない。

内側をぬるぬると擦られ、歯列を緩めている間に胸乳に触れられた。

ふくらみかけのそこに、そっと指がくいこむ。

若い敏感な胸を押され、白瀬はんっと眉を歪めた。

担任の深雪先生や、注意した委員長にまで暴言を吐く少年のこと、欲望のまま、めちゃくちゃに触ってくるかと思いきや、ゆっくりじっくりと愛撫され白瀬は困惑する。

ひりひりとした痛みが胸に突き刺さる。

そのなかに快感が混じり始めた。

痛いのに気持ちがいいという不思議な感覚。

「んぅっ……あむっ……」

「……ん……声がとろけてきたな。」

「そんなわけ、ないでしょ……んあっ……ちゅ……」

「キスしながらいじられるのがいいのか」

白いふくらみの桃色の部分に少年の指が触れた。

白瀬は身をこわばらせる。

「……いいわけないわ……うっ……い、いつまでこんなことつづけるつもり? ……はやく、して……」

先端を少年にとらえられ、いじられて吐息が乱れる。

指の間でどんどん固く尖っていくのがわかった。羞恥があふれ、下腹のあたりがきゅっと疼いて落ち着かなくなる。

彼の腕に抱かれる体がくねって、声もみっともなく裏返ってしまう。

「せっかちだな。白瀬はもうちょい落ち着いてるのかと思ったのに」

「うっ……あっ……わっ、わるかったわね……落ちつきが、なくて……」

恥ずかしく尖った先端から少年の指が離れてくれない。

白瀬は細心の注意を払って言葉を返すが、どうしても声が震えてしまった。

「いや、ほめてるんだよ。白瀬って普段クールだから、こういうときも無反応なのかなと思ってたのに、うぶな女の子らしくていいなと思って」

「はぁ!?」

思わず大きな声が出た。

少年がぐっと身を寄せてくる。すでに寄り添ってはいたのだが、密着度が一気にはねあがった。

「そんな大きな声出すなよ」

「だっ、だって、あんたが変なこと……うくっ……」

包まれている感じが強くなった。

耳元に囁かれながら、胸の先をいじられて甘い痺れが全身に広がっていく。

心臓がとくんとくんと熱く激しく脈を刻む。

固くなった桃色の部分をいじられているのに、下腹の奥がふわふわとほどけとろけるような感覚が生まれた。

 

「くっ……ううっ……」

頬や首筋、鎖骨に口づけられる。

うなじのあたりを吸われると、痺れるような戦慄が走った。

頭が真っ白になる。蛭のように吸い付く唇に、抵抗しようという意思すら吸い上げられていくようだ。

「もう、やめなさいよ……こんなことしたって、なにも……」

少年を止めようと言葉を口にして、自分の声のとろけ具合に白瀬はぞっとする。

歯切れの悪い白瀬の柔らかい部分に少年の指が食い込む。

じわっと広がる痛みと気持ちよさに、白瀬は何も言えなくなる。

 

少年が少女の胸元に顔を寄せた。

「ちょっと……なにを……ひあっ」

逃げようとするが、少年のキスと愛撫で体がぐずぐずに溶かされてしまったかのように、ほとんど動かせない。

ほとんど無抵抗で、胸に口づけされてしまった。

「なに、してるのよ……あうぅっ……吸わないでよ、ばかっ」

ミルクのような白い肌に何度も口づけされ、ピンクの先端をちゅっと吸われてしまう。

普段なら勝ち気さをにじませ、涼しい目元がとろんと緩む。

「ああっ……もうっ……吸うなっ……やめて……そんなに、されたらぁ……」

何度言っても少年はやめてくれない。

吸われていない方も、手でいじられ、熱く固くなっていく。

 

手が滑り落ちて、腿を撫でる。

ひだスカートをめくりかえして、内腿をさすられた。

危機感が体をぞくぞくと震わせる。

(ああっ……だめっ……そこっ……)

敏感なところをちらちらとかすめられた。

(なに、してるのよ……いやらしい……どうせ、触るなら……さっさと触りなさいよ……)

焦らされ、羞恥を爆発させている少女の陰部に少年の手が触れる。

割れ目をなぞらた。固く尖っているところをぐりぐりと愛撫される。

 

細い背中がぎくんと反り返った。体にぐうっと力がこもる。

小さな痙攣が走り抜けた。

口からあふれる声が情けなくとろけて、吐息が甘く震える。

口を離し抱き寄せ直した少年の腕の中で、白瀬はぐったりと脱力した。

彼に甘えるように身を委ねてしまう。

「そんなにされたら、クールな白瀬はどうなるのかな?」

意地悪な笑顔でのぞきこみながら、わかっているだろうに、いまさらたずねてきた。

「はぁ……はぁ……しらないわよっ……そんなの……」

すぐに顔をそむけたが、口からあふれる吐息も湯上がりのように紅潮した頬も、緩みきった目元も見られてしまった。

クールなどという言葉とはほど遠い。

白瀬はこれまでの自分がすべて崩れていくような羞恥に襲われた。

 

 

 

一匹狼のように孤高な少女の青息吐息に桃色が混じるのを感じ、少年は顔を緩めた。

彼女を仰向けにベッドに寝かせる。

赤いリボンはすでにほどいている。制服の前をしっかりと左右に開いた。

乱れた呼吸に合わせて、成長途上の美しい胸が上下する。

(宇宙人様もたまにはいいことしてくれるよな。こんなおいしい思いができるなんて)

心のこもらない感謝の言葉を胸の内でつぶやきつつ、白瀬の下着を脱がせていく。

「ん……」

白瀬が抵抗しかけたが、そうしないとこの部屋から出られないと思い出したのか、動きを止め、そっぽを向いた。

頬が赤くなっているのが見える。

(……宇宙人さまさまだ。さて、白瀬のマンコを見せてもらおうかな)

ショーツをずりおろした。

淡く萌えた陰毛とフードから顔をのぞかせる陰核、陰唇があらわになる。

ショーツの底と陰部に粘液の糸がかかりぷつんと千切れた。

 

宇宙人が来なければ恐らく、こんなことはできなかっただろう相手の体に視線を這わせる。

 

「なに見てるのよ……」

そっぽを向いていた白瀬がぎろりとにらみつけてきた。

こみあげる羞恥で肌が真っ赤に染まっていた。

今の白瀬は無防備にお腹を見せて服従の意思を示している犬ような体勢。

カメラのある方に少年がいるため宇宙人には見えていないかもしれないが、一つとは限らない。

そもそも少年に胸や陰部を見られているのが恥ずかしくてたまらないのだろう。

「早くして」

「俺は構わないけど、白瀬はいいのか?」

指を割れ目に押し当てた。

秘芯をなぞると、細い体がびくっとはねる。

「いまさら何言ってるの? やらなきゃ、他の人に迷惑がかかるんだから仕方ないじゃない。この部屋からも出られないし」

「いや、あいつじゃなくていいのかなと思って」

にやにやと意味深な笑みを見せながら、硬いひだをいじる。

 

「あいつ……? 誰のこと」

とぼけて見せると少年は同じクラスの少年の名前を口にした。

かつては共に戦う仲間のリーダーだったが、旗を立てられ宇宙人側となった白瀬たちからすれば今は敵。

名前を言われずともなんとなくわかっていたが、白瀬はなおもとぼける。

「なんで彼の名前が出てくるのか、さっぱり――」

「お前あいつのこと好きだよな。この騒動の前は隠してた……か、もしくは宇宙人と一緒に戦ううちに好きになったのかはわからないけど」

硬さをほぐすように少年の指が蠢く。

ひだを擦られ、めくられ、くちっくちゅっと湿った音が鳴った。

緊張をほどく程度の電流に似た感覚が広がって白瀬は眉間に皺を寄せる。強がるように口を開いた。

「そんなの、根拠がないただの妄想よ。妄想するのは勝手だけど、本人の前でそれを口にするのはどうかと思うわ」

苦言を遮るように、くぼみに指先がめりこんだ。

皺ひだを押し込まれ白瀬はうっと息をつめる。

太い指がそのまま入ってくるのではないかという恐怖に一瞬体が硬くなる。

「あいつと話すときは他のやつとしゃべるとき声が違う。それにあいつのことを目で追っかけてるし。そのとき、子犬みたいな目をしてるしな」

「目? 声? そんなのどうとだって言えるわ。色眼鏡をかけたあんたがどう感じようが、あたしが、あいつを好きだっていう証拠にはならない。大体そんなじろじろ観察してるなんて気持ち悪い――」

「別に観察なんかしてないよ。しなくてもわかるぐらいあからさまだからな」

「そんなわけないでしょ…」

「だったらクラスの連中に聞いてみるか?白瀬が好きなやつは誰でしょうかって。多分みんな気づいてるんじゃないかな?」

「そんなこと――」

少年が白瀬の陰部を優しく愛撫する。

「く……うっ……卑怯よ……こんな……」

敏感に尖っているところまで刺激されて、白瀬は言葉をつむげなくなる。

そのまま続けていたら、とろけた悲鳴をもらしてしまいそうだった。

 

「わかったよ。そこまで否定するならオレの勘違いだったんだな」

少年が覆い被さってくる。

先端が白瀬の陰部に擦り付けられた。

肉体と肉体が重なり、熱と熱がぶつかりあう。

火傷しそうな熱を股ぐらに感じて白瀬は硬直してしまった。

「もし白瀬があいつのこと好きなら悪いなって罪悪感が半端なかったけど、よけいな心配だったみたいだな。。好きじゃないなら、心置きなくやれる。」

少女のくぼみに少年の先端が押し当てられる。

ひだを押し込んで、少女の入り口に食い込んだ。

女体をこじ開けられる痛みに白瀬は顔をしかめた。

 

「……あたしが、あいつのことが好きだろうが、好きじゃなかろうが、関係ない。命令よ。やるしかないじゃない」

「はは、それもそうか」

少年が本格的に覆い被さってくる。

「くっ……」

熱く硬いものが入り口を広げ、さらにめりこんだ。

少年が身を乗り出して、のぞきこんできた。

「痛いか?」

少年の心配そうな顔に、白瀬は顔を紅潮させる。

「ううっ……痛いわよ!」

弱気を隠そうと、強い口調で言い返した。

痛みに耐えるため、そして恥ずかしい姿を見られないためにと体をよじり腕で顔を隠した。

 

 

 

(あー、ヤバいな。白瀬ってこんなに可愛かったんだな)

恥ずかしがる少女の仕草が少年の下半身を刺激する。

(本人には否定されたけど、宇宙人と戦ってる間に――か、もとからかはわからないけど、あの真面目ぶってる野郎に惚れてたのは間違いないだろう。白瀬にハタを立てられてよかった。あいつが白瀬のことをどう思ってるかは知らないが、これほどいい女はあいつにはもったいない……悪いな、偽善者くん。こいつの初めては俺がもらうぜ)

白瀬が思いを寄せているかもしれない少年に心の中で嘲笑を浴びせ、少女の陰部をぐりぐりと刺激した。

白瀬にとって一生に一度の瞬間。

それを奪うことができる悦びに一物はさらに硬くなる。

早く……と、白瀬の口からもう何度目かわからない催促の言葉が出た。

こんなくだらないこと早く終わらせて、ここを出たいということだろうが、声がとろけて、だんだん行為自体を催促されているように聞こえてくる。

入り口を押し広げた。痛みに悩ましい声をあげる白瀬の体にそっと愛撫をくわえる。

白瀬の処女の強烈な抵抗、そしてざらつく内面と複雑な構造をじっくりと味わうため、肉身を沈めようとする。

中はすでに熱くぬかるんで、少年の亀頭とぬるぬるとふれあい快感を送りこんでくるほどになっていたが、初めてだけあって、そう簡単には入らない。

「あっ、くっ……うぅっ……」

白瀬が痛みに喘ぐ。

普段のつんと済ました様子からは想像もできないほど弱々しい姿。

(この姿をクラスの連中が見たらどう思うだろうな)

クールな仮面も、ハタを立てられてからなぜかきちっと着ている制服も剥ぎ取った満足感に少年は相好を崩した。

純潔の証も剥ぎ取ってしまおうと腰を入れる。

硬いひだが、ぐっとひきつれた。

 

 

 

ぶつっと千切れるような感覚があった。

少年のものが奥までねじ込まれる。

「くっ……うぅうううっ」

必死にこらえ、泣き叫びこそしなかったものの、手負いの獣のような声をもらしてしまう。

処女を裂かれた瞬間、ついさっき話題にあがった彼の顔が脳裏に浮かんだ。

ぐにゃりと視界が歪む。

「やっぱり初めてだったんだな」

にやにやと笑われ、唇を噛む。

涙の滲む瞳で少年をにらみつけた。

「……そうよ……悪い?」

「いや、悪くはないね」

少年は満足そうに笑って、白瀬の内側を擦りあげる。

凶悪に張り出した雁が、無垢な膣壁を掻き乱した。

「むしろ嬉しいかな」

「ぐっ……あぁっ……もうっ、動かさないで……」

巨大なもので膣道を広げられ、破瓜の傷を擦られた。

脳裏が幻影の火花で埋め尽くされそうになるほどの痛みに、他人には決して聞かせたくない弱々しい声を漏らしてしまう。

「今日はここまでにしとくか?」

「あ……。だ、だめよ、そんなの……」

「痛いんだろ?」

「やめたら、あんたと、いつまでも一緒にいないといけなくなるじゃない……続けて」

とげとげしい口調に少年は苦笑いして、

ゆっくりと慣らすように腰を動かし出した。

 

思わずずりあがろうとする体を少年に押さえられた。

貫かれた中心から、体を揺すりあげられる。

「にしても、意外だな。まさか白瀬が初めてだったなんて」

「うっ……あっ……あたしってそんなに、軽い、女に見えるの?」

「軽く見えるってことはないけど、いい男つかまえて、やることやってそうではあるな」

「なによ、それ……」

「いい女だってこと」

「バカにしてるでしょ、それ……んっ」

膣内を擦られながら、唇を奪われる。

「うれしくないから……」

「素直じゃないな」

わき腹や胸に手を這わされた。

ふくらみかけの山の麓、あばらのあたりも指でなぞられる。

「多少は気が紛れるか?」

「は……あっ……こんなの、全然……」

強がろうとする唇を塞がれてしまう。

キスと同時に、ぐっと奥までえぐりこまれ、一番深いところを優しくこねまわされた。

口と手で体を愛撫される。

痛みのせいでかいた嫌な汗に濡れた肌に口づけされ、くわえて敏感なところ指や舌で刺激された。

熱く火照った体がびくんとはねる。

愛撫に恥ずかしいぐらい反応してしまう。

 

 

 

怒りやら羞恥やらで体が熱くなり敏感になっているのか、反応が激しくなってきている。

指を這わせるたび、白瀬は細い体をよじって悶えていた。

「全然なんて言ってるわりには、すごい反応だな」

顔を隠そうと腕をあげた白瀬の腋に指を這わせる。

制服は一応着たままだが、袖を通しているだけ。前は開かれ下着は脱がされ、胸は丸見え。半袖なので腕をあげれば腋が見える。

「ふ……くっ……あんたが、変な場所に触るからでしょ……」

白瀬はびくっと体を縮こまらせ、脇をしめた。

腕で口元を隠した状態の白瀬にぎろりと強い視線を送られ、少年はくすぐったくなる。

怖い顔だが、目尻が赤く染まり、瞳が潤んでいる。 迫力はなく、少年には白瀬が体裁をつくろうため怖い顔を一生懸命作っている感じにしか見えなかった。健気さが嗜虐心を煽り、下半身にくる表情。

気の強い彼女の内側に潜り込ませているものが、さらに硬くなる。

「気が紛れるかと思ったんだけどな……」

「そんなの、いらないって……」

あくまで拒否する白瀬の体の側面を指でなぞった。

ひぃあっ♡ と白瀬の口から可愛らしい悲鳴があがる。弓形になって背が浮き上がって、びくん、と震えた。

「く……うぅっ……ああっ♡」

手を潜り込ませて背をなぞると、またしてもその背中が浮き上がる。

「白瀬はくすぐったがりみたいだな」

「ちっ、ちがっ……うひゃあっ! も、もう、やめ……ひぃいいい♡」

悔しげな顔でにらみつけてくる白瀬の体に指を這わせると面白いくらいに、びくびくとはねまわる。

体をよじる。陰茎をくわえこんでいる膣もぐちりとよじれ、一味違った快感が送られてきた。

「すごい反応だな。くすぐったさで痛みも……」

「まぎれて、ないっ……」

「……まあ、それもそうか」

そんなことで痛みがなくなるなら苦労はしない。

 

最初に突き入れるときの抵抗はすごかったのに、一度内側に入ると、さっきまでの抵抗が嘘のように膣肉が蠢き奥へ奥へと引きずりこまれる。

ざらつく舌を擦り付けられ、雑巾絞りでもされているかのよう。澄ました少女の熱烈な歓迎に、少年は舌を巻いた。

 

(女のここが本人の性格を表してるとしたら、白瀬は一回懐に入っちまえば、とことん気を許してくれるタイプだな)

 

まとわりついてくるヒダを引き剥がすように腰を引きながら少年は下卑た妄想に耽る。

 

(……まあ、関係ないだろうし、仮にそうだとしても、白瀬の場合、懐に入るまでにめちゃくちゃ苦労しそうだ)

 

体を重ねたぐらいでは心を許してはくれないだろう。

少年は内心苦笑いで腰を入れる。

肉はまだ硬い感じがあるが、締め付けは凄まじい。気を抜けば、あっという間に果てさせられてしまいそうだ。

 

 

 

シーツを握りしめていた手を取られる。

ぎゅっと指を絡まされ、握られても、その手を振り払うことができなかった。

「ヤバいな……もう、出そうだ」

「どこが、もう、よ……よけいなことしてないで、早く、出して」

「ははっ、それってなんか、精液をおねだりされてるみたいで興奮する」

「うっ……」

白瀬は顔を真っ赤にした。

「ばっ、バカ! 勘違いしないでよ! そうしないと、終わらない、から……」

「わかってるよ。からかって悪かったな」

大きな手が頭を撫でる。

汗にしっとりと濡れている髪に触れられた。

「う……ううっ……さわらないで……」

勝ち気に逆立てている髪が乱れる。

髪をおろした姿を見られるのは無性に恥ずかしかった。

痛いし、恥ずかしいし、散々な気分に打ちのめされながら、ちらりと少年の様子をうかかがう。

彼は切羽つまった顔をしながらも、半分にやついていた。

「なに、笑ってんのよ……」

「髪をおろすと、そんな風になるんだなと思って」

そっちの可愛い、と言われ、

「うっ、うるさい……かわいくなんかないわよ……」

顔を真っ赤にして吠える。

が、少年の視線は外れない。

「ぐうぅっ……見るなぁ!」

身をよじって視線から逃れようとする。

手で制そうとするが、あっさりと少年の手に捕まってしまう。自分よりも大きく力強い手でがしっとつかまれ、白瀬は呻く。

伸びあがろうとするが、少年に止められた。

「もう……こんなの、ムリ……はやく終わらせて……恥ずかしくて、死にそう……」

「わかってるって。オレも白瀬にぎゅうぎゅう締められてもう出そうだ」

「もう出そうって、さっきも言ったじゃない……」

すぐにでも果てそうな口振りだったのに、それから大分もてあそばれている。

膣内もめちゃくちゃにされて、少年の形も臭いもこびりついてしまいそうだった。

 

 

声も絶え絶えの白瀬に少年は勝ち誇ったように笑う。

「白瀬の可愛い一面もたくさん見られたし、今度こそ、本当に限界だ」

少年が腰をぐっと突き出した。

ひだをかき分けて、深いところに触れる。

 

白瀬の体が腰を中心に折り畳まれた。お尻が浮きあがる。足裏が上を向き両ひざが顔の近くにきた。

「うあっ……ああっ……」

一番深くにまでずっぷりと押し込まれた少年のものから、びくびくっと生々しい震えが伝わってくる。

「だめっ……きちゃ……ううぅっ……」

初めての膣内射精に思わず絞り出すような声が出た。

みずからの性器をのぞきこむような体勢をとらされ、薄い縦筋の浮かぶお腹の奥、どろどろに汚された中の様子を想像させられる。

生で射精の瞬間を見たことはない。

にも関わらず、はっきりと光景を想像させられてしまうほどの勢いと熱量。

(ああっ……だされてる……おなかに、いっぱい……せーし、びゅるびゅるって……)

クールな仮面を完全に打ち砕かれて、幼女のように泣き叫んだ。

 

 

 

しばらく余韻にひたったあと、少年が白瀬の体をきれいにしようとする。

「よけいなこと、しなくていいから。はやく出ていって」

ついさっきまでの乱れようが嘘みたいなクールさで白瀬は少年を追い出そうとする。

「あー、はいはい。わかったよ。そんな怖い顔するなって」

とりあえずウェットティッシュを手渡して、少年は身なりを整えた。

怖い顔の白瀬に追いたてられ、部屋から出ていこうとする。

ノブに手をかけ、

「ん? あれ……?」

「くだらない演技はいいから。早く出ていきなさいよ、スケベ」

「いや、マジで開かないんだよ」

「はあ!?」

「あ、そうか……そりゃそうだよな……」

「なに? なにかわかったの?」

「宇宙人様が欲しいのは優秀な兵士だろ?そいつができたのを確認するまでは出られないんじゃないかな」

「それって…」

「妊娠するまで?」

「はあああああっ!?」

一度の行為ではできないだろうという楽観的な気持ちで事に臨んだというのに、

妊娠するまで部屋から出してもらえないとなると、話が違ってくる。

「そ、そんな……うそでしょ……」

「でも、ドアも開かねぇし。そういうことだろ、たぶん」

 

 

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