外の世界からやってきたインフルエンザの脅威を永琳のワクチンで跳ね除け、平和で健康的な年を迎えられた初春のある日…。永遠亭の一室では、とある3人が布団を並べて眠っている。そして、真ん中で眠っている寝相が悪くて寝言が五月蝿い男が、いつも通り寝ながらモゾモゾと動き出す。
「…うぅ……れー、しぇん………ぐー…」
いびき混じりに何か呟き、モゾモゾと隣の布団に潜り込む。左隣は娘が、右隣には鈴仙が居る。
彼が潜り込んだのは鈴仙の居る方だ。そして半ば覆い被さるように抱きついた。当然、突然自分に負荷が掛かってきた訳なので、やられた方は目を覚ましてしまう。
「……ふふっ…今日は私かぁ…♪」
彼は、大抵の場合は娘の方に転がっている。だが今日は自分の方だったので、それが何か嬉しいと感じた鈴仙。彼を退かす訳でもなく、それでいてされるがままにはならない。まるで子供のようなあどけない寝顔の彼に、お返しとばかりに優しく抱きつき、温もりを感じる。
「大好きよっ…♡」
耳元でそう囁いて、眠っている彼に口付けする。しかしその時、彼女はある違和感を覚えた。
(…あれ…?なんか、太ももに熱いのが……)
布を何枚か隔てていても感じる温度。そしてその位置で熱を感じるとあって、彼女はすぐに熱源の正体をすぐ察した。触ってみると、彼のズボンが
(これって……やっぱり、おちんちん…よね…?もう、また朝勃ちしちゃってるし…。昨日も沢山ヤッたのに、エスカルゴったら本当に元気ね…。
…触っただけでお股濡らしてる時点で、私も大概だけどさ…)
ふふっ、と小さな笑いを零した鈴仙は、彼の腕を解き、自分の布団に仰向けに寝かせ、頭の方から布団に潜り込む。そして、テントを張るズボンを何とか下ろして、赤黒く怒張し反り立つモノを、その手で鷲掴みにする。
「うふふっ…スゴくアツい♡」
握る力を変えて刺激をしたり、尿道口を指でクリクリと弄ってみたりもする。次第に、透明で糸を引くカウパー液が漏れてきた。それを見た鈴仙は舌を伸ばして、先端から出てくる液を舐めとる。しかし、舐めても舐めても液は溢れてくる。
「すぐにイカせちゃうんだから…♡」
大きく口を開けた彼女はソレを咥え込んで、頭を上下にゆっくりと動かし始めた。深く咥えれば、それだけ先端の丸みが口蓋垂を奥に押しやって、苦しくなるも、彼女は上下運動をやめない。
歯を当てないように細心の注意を払い、唇で口のキツさを調整して、舌で刺激することも忘れず、貪るように舐めまわす。
(寝てるのにビクビクしてる…イきそうなんだ♡
大きくなってきた…イッちゃえ、イッちゃえ♡)
「っ……」
「ん゙っっ…!!」
次に深く咥えた瞬間、一段と大きく脈を打って、熱を持つ白濁液が喉奥で発射された。少し喉には絡むが、何とかそれを飲み切った鈴仙。そして、それを発射したモノも舐めて綺麗にする。
(ヤダ…私ったら、舐めながらお股弄ってた…。指だけじゃ全然もの足りないよ…。まだ固いし、挿入しちゃっても…イイよね?少しだけからね、少しだけ……1回イッたらお終いにするから…。起きないでね…?)
秘部からトロリとした粘液を布団に零しながら、邪魔だからと掛け布団を退かし、未だそそり立つモノを掴んで、彼の上に跨った。そして挿入する部分に先端を宛てがい、腰を落とす。
「くぅんっ…きたきたぁ…♡」
一度挿入さえしてしまえば、あとは動くだけだ。眠りこけている彼の肩に手を乗せて体重を預け、前傾姿勢になり、腰を上下させる。動く度に声が漏れそうになるが、必死に口を噤み声を抑える。
「あっ、あんっ♡ だめ、声…漏れちゃうよぉっ♡
はぅんっ♡ んっ♡ んあぁっ♡」
だが、鈴仙はよく考えていなかった。布団に手をつけば良かったものを、あろう事か、彼女は彼の肩に手を乗せていた。そしてズボン等を下ろしているので、必然的に下半身はスースーする。
そう、彼が目を覚まさない訳が無いのだ。
ましてや今は朝だ。腹も減り、自然と目を覚ます時間帯にコレだ。目を覚ます条件が揃いに揃ってしまっていると言ってもいい。
「も…ちょっと…でっ………イクぅぅぅっ♡♡」
一段と深く突き刺し、その刺激に導かれ、鈴仙は反射的に身体を反らせて絶頂に達した。痙攣等が治まり、肩で息をしながら、絶頂の余韻を味わうようにゆっくりとモノを抜こうとしたその時。
「おい、俺がまだイケてないぞ?」
「へっ?あ、ちょ…はあぁぁんっ♡♡」
目を覚ました彼はそう言うと、彼女の腰を掴み、勢いよく突き刺した。あまりに急な事で、彼女は声を抑える事が出来ず、嬌声を響かせてしまう。
「待ってぇっ、今だめなのぉっ!イッたばっかりだからぁっ!少し、待っ…てぇぇっ♡」
「いや、寸止めとかキツイぜ鈴仙…あと1回でも動いてくれたらイケてたかもしれないのにさ…。やっぱキツイな、そろそろイきそ…」
「うんっ、私もっ♡ あぅんっ…イックぅぅっ♡」
彼は上下に揺れる腰を強く押さえ付けて、2人はほぼ同時に絶頂を迎えた。強い粘性のある精液を膣内に吐き出し、射精が止まったところで彼女の腰から手を離す。
「ありがとねっ…大好きっ♡」
「俺も…」
挿入したままで身体を倒してきた鈴仙と、そっと唇を重ねる。そのとき、彼は自身の精液の匂いを嗅ぎとり、起きる前のことを何となく察した。
「って、やべ……フツーに中出ししちゃった…。お腹の子大丈夫かな…?大丈夫だよね?」
「大丈夫よ、巫月の時にも沢山ヤッたじゃない。それに、まだ妊娠確定したばっかりだしさ♪」
「まーそうだけど。…しばらくは中出しセックスダメかもな。せめて安定期に入るまでは我慢した方が良いと思う」
「えぇ〜……じゃあ、今のうちにヤッちゃお?」
「それは良いけど、そろそろ起きなきゃ。ほら、朝ご飯も作らないとな。巫月、もう朝だ…って、なんか顔赤くねーか?」
「ホントだね…熱でもあるのかな?」
布団を捲った彼、そしてそれを見た鈴仙は思わず
「あちゃ〜…」と額に手を当てた。
何故なら、布団の中では今年13歳になった娘が、下半身を露出させて自慰に勤しんでいたからだ。いや、娘が自慰を始めていることは知っていた。しかし、両親が隣で性交中にスるなどと一体誰が予想出来たであろう。
「おいおい…」
「み…巫月……」
「…えへへっ♪」
「『えへへ』じゃないよ全く…朝から何やって…いや、それは俺達もだな…」
「だね…」
「ねーエスカルゴー、私もエッチしたーいっ♡」
性的に興奮しているからなのか、いつになく甘え口調で抱きつく巫月。彼はそれを抱きとめるが、耳元で囁くようにして、しっかり言葉を届ける。
「ファザコンもここまで来ると病気かもだな…。あのな?親子はダメなの。この前も言ったろ?」
「言われたけどさ…。ダメなのはわかるけど…」
「ったく…。よし、さっさとシャワー浴びたら、朝飯作っちまおーぜ」
「そうね」
「分かった!」
こうして、朝からの淫らな行為を終えた彼らは、いつも通りの日常に戻った。因みに、朝食を完成させるのは通常より少し遅れてしまい、鈴仙達は朝から永琳のお叱りを受けてしまった……。