※この作品はR-18です。

各家庭の朝の性事情   作:エスカルゴ・スカーレット

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文の場合

 ある日彼は、少し冷たい早朝の風に吹かれて目を覚ました。体を起こせば、自分が寝ている場所の近くの窓が開いていて、そこから早朝特有の風が入ってきているのが見て取れた。

 隣に寝ているはずの彼の嫁…射命丸文は居ない。新聞をとっている場所に届けに行っているのだ。紅魔館に博麗神社に永遠亭………他にも幾つかの箇所で、彼女の新聞は読まれている。

 その際、服だけ着替えて靴は履かない。何故なら空を飛ぶのに靴を履く必要が無いからだ。つまり開け放されたあの窓は彼女の仕業であり、これは一応いつもの事であり、いつもと違うのはあの窓が開いている事のみだ。

 しっかりしている文だが、たまにこういうミスをするのが何とも可愛らしいな、と寝ぼけながらも彼はそんなことを考える。

 飛翔速度だけは娘の穹に抜かされたものの、未だ幻想郷最速を自称する彼女なので、どうせすぐに帰ってくることだろう。だから敢えて窓を閉めず彼女が早く屋内に入ってこれるようにしている。

 絶えず吹き込んでくる冷たい風を、布団に潜って耐え忍び、彼女の帰宅を今か今かと待ち受ける。

 帰ってきたら何をするか。勿論、決まっている。

 抱きつき二度寝へ誘うのだ。睡眠を妨害されたのだから、それ相応の対価を支払って貰わなくては割に合わない。

 

「ただいま帰りましたっと……うぅ、寒い寒い…今日は風が冷たいですねぇ……へぷしゅっ!何で中もこんなに寒いん……って、開けっ放しだったじゃないですかぁ〜……あ〜も〜…」

 

 彼が目を覚ました数分後、予想通り彼女が窓から帰宅した。時計を確認して、朝食を作るにはまだ早いなと考え、そのままの格好で布団に入る。

 

「あやや〜…布団の中も冷えてますか…はぁ…」

 

 彼の知る限りでは、娘はまだ眠っている。流石にこの寒い中で早朝の散歩には行きづらい…のか、そもそも起きられていないのか…はたまたとうに出掛けているのか。

 

「エスカルゴさーん…まだ寝てますか…?」

 

 小声でそう問いかける文。無論、彼は寝たフリを継続する。どうせ抱きつくなら驚かせたいな、と子供じみたことを考えたのだ。

 

「寝てますか…。じゃ、二度寝しますかねー…」

 

 それから数分後。彼女は可愛らしい寝息を立てて眠っている。そう、本当に二度寝してしまった。驚かせようと画策していた彼としては、ちょっとだけ残念な気持ちが燻っていないことも無い。

 が、ここで「自分も寝よう」と考えないのがこの馬鹿野郎である。布団に潜っていたとはいえ風は隙間から入ってくる。隙間風のおかげで、見事に目は冴えてしまっているのだ。今更眠れない。

 となれば、ヤることは1つである。彼女を襲う。元々、彼には睡姦願望がある。それを行うのに、今は丁度良い機会なのだ。

 

「失礼するぜ〜い…起きるなよ起きるなよ〜…」

 

 布団の中に潜ったまま、彼女の手を握ってみる。力が入っていないからか、ふにふにと柔らかく、いくらでも触っていられそうに感じる。だがそれ以上に柔らかいのが頬だ。手だけを伸ばして頬をつついてみたりつまんでみたりする。

 一頻り弄った彼はいよいよ服を脱がしにかかる。ブラを外して胸を露出させながらも、ネクタイは敢えて胸に挟ませておく。

 スカートは脱がさず捲るだけ、パンツも脱がさずそのままにしている。着衣とも脱衣とも言えないこの中途半端な露出が、とても官能的なのだ。

 

「やっぱ…寝ながらでも身体は感じるのか…?」

 

 先端を舐め、指で刺激を与えていくと、ピンクの綺麗な乳首はぷっくり膨らんで存在を主張する。心做しか、彼女の息も荒いような気さえする。

 生唾を飲み込んだ彼は、脱がさずズラしたパンツから覗く、ピンクの花びらを舐める。今は11歳となった娘が、ここから産まれてきたのだ。

 そう思うと女体とは凄いなと改めて思い至った。

 

「もう挿れていいよね…」

 

 舐めて濡らすだけでなく、彼女の愛液も出てきたところで、若干息を荒くさせながら自分のズボン等も下ろして、反り立つ愚息を取り出した。足を持ち上げ片手でパンツをズラして、秘部を露わにさせて、少しズラさせたパンツを避けてゆっくり挿入を開始する。

 ヌルヌルしているからか、すぐに奥へと届いた。

 

「あー…奥あったけ…文ぁ…」

 

 挿入を済ませた彼はすぐさま腰を動かし始める。しかしそこで、眠っていたはずの文が、甘い声を漏らし始める。

 

「…んっ…はぁっ……ぅん…♡」

 

「ん?」

 

「良いですよ…もっと動いて下さい…♡」

 

「えっ…起きてた…?」

 

「んふふっ…そんな熱いものを挿れといて、何を言ってるんです?」

 

(まだ眠り浅かったのかな。まぁいっか、これはこれで楽しめるし…)

 

 睡姦の願望は打ち砕かれたが、睡姦ではなくても気持ち良ければいいという短絡的な思考に陥り、気の向くまま欲の向くまま、腰を動かし始めた。

 

「あんっ♡ んっ…あぁん♡ 奥、トントンってぇ♡

 当たっててっ…♡ 気持ちイイですぅっ♡」

 

「あぁ…俺も、気持ちイイよ…っ」

 

 彼女に覆い被さるように体勢を変え、極めて至近距離で見つめ合う2人。すると文は彼の首に手を回し、キスをしようと顔を引き寄せる。

 意図を察した彼は、そのまま引き寄せられ、その柔らかな唇を重ねる。数秒間唇を押し付け合い、そこからは彼女の方から舌を絡めてきた。

 

「文…エロすぎだって…♪」

 

「今の私は…かなりヤラシイですよぉ♡♡」

 

「前にも言ってたもんな。『2人きりの時は酷くヤラシイ射命丸』って♪」

 

「ふっふっふ…『酷くヤラシイ』改め、『エロくヤラシイ射命丸』ですよっ♡」

 

「おぉ…エロいエロい…」

 

 そんな言葉を交わしたあとは、お互いの首にキスマークをつけたり、ただただ何度もキスしたり…普段からこのような肉体的な絡みが無いだけに、タガが外れたように乱れに乱れた。

 

「お゙っ♡ ほおぉっ♡ グリグリってぇ♡ 刺激ぃ、強すぎますよぉぉっ♡ イクッ…また、奥突かれてイッちゃいましゅよおおぉっ♡♡」

 

「俺も…もっかい出す…っ!」

 

 布団がびしょ濡れになるほどに潮を吹かせたり、身体がヌルヌルになるほど精液をぶっかけたり、2人は朝も早いうちからハメを外して……いや、ハメまくった。

 

 

 

「ふぅ…朝からヤリ過ぎたかな?」

 

「いやぁ、たまにはこういうのもいいんじゃないですかね!まっ、目が覚めたら挿入されてたのは割と驚きましたがね!」

 

 仄暗い闇に太陽の光が差し込んできた頃、行為を終えた2人は、仲良くシャワーを浴びに行った。お互いの背中を流しあってみたり、前や後ろから胸を揉んでみたり、更には性器を触ったりする。

 そのようにイチャつき、行為の余韻に浸りながら会話を続ける。

 

「なんか、文見てたら襲いたくなってさ…。睡姦とかしてみたいなーと前々から思ってたし」

 

「でも、誰彼構わず襲うのは、流石のあなたでも

『めっ!』ですよ♪」

 

「なんか子供扱いされてる」

 

「ふふっ、気の所為ですよ、気の所為♪」

 

「そっか、気の所為かぁ…なんて、なるワケ無いじゃんかよっ!」

 

「きゃっ♡」

 

 壁に手をつかせ、ムッチリと肉付きの良いお尻をこちらに向かせて、未だ反り立つ愚息を構える。

 

「んもう、ホントに仕方の無い人ですね♡ さっきあれだけ射精したというのに♡ どうぞ、もう一度挿れて…満足するまで射精しちゃって下さい♡」

 

 息を荒くさせながらそう言い、くぱぁっと膣口を広げる文。しかし彼は別な所に先端をあてがう。

 

「ふぇっ!?まっ、待って下さい、そっちはまだあんまり解してな────ああぁあぁっっ♡♡」

 

 膣ではなく腸の方に挿入すると、背中を反らせてビクビクと反応する。本来排泄する為の穴だが、何を思ったか人類はここにまで挿入する性行為を開発している。それを知っている彼が、常識的なプレイのみで満足するかというとそうではない。少しずつではあるが、そちらの開発もしている。無論、誰にでもしている訳では無いが。

 

「…んんっ……そこ…まだ慣れてませんよぉ…♡

 痛くは…無いですけど……」

 

「慣れるには挿入しないとね。でも…やっぱり、こっちの締め付けは少し独特だなぁ。入口付近は膣以上にキツくって…すげぇ気持ちイイ♪」

 

「もうっ…あなたのせいなんですからね?私が…お尻でも感じるようになってしまったの…♡」

 

「イイ事じゃん♪」

 

「満足させて下さいね♡」

 

「トーゼン♪」

 

 身体を洗うためにシャワーを浴びに来たのだが、結局再び行為に及んでしまった2人であった…。

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