可愛がって 作:蜘蛛
試しにR-18書いてみました。難しいですね。
「おい、フォー。来いよ。」
あたしは幻影旅団のフォルテ。久しぶりにホームに帰ると、フィンクスがいた。夜、廊下で会うといつものように誘って来たから、黙って頷いてフィンクスの後についていき彼の部屋に入った。ドキドキして彼の顔が見られず入口の前で俯いていると、彼の大きな手があたしの頬に触れた。
「初めてじゃねえんだから、そんな緊張してんなよ。」
そう言ってあたしの唇に唇を重ねて来た。最初は啄ばむような優しいキスだったのに、舌で無理矢理口を開けられて口内を犯された。
「んむ…、ん、はぁ…。ん…。」
身長差もあって上を向いているから余計に苦しくて、あたしの口から息が漏れる。どんどんと激しさを増すフィンクスとのキスに、身体が熱くなってきて立っているのも辛くなったから、彼の胸に縋るように抱きつくと、唇を離しあたしの身体を抱えてベッドまで運んでくれた。
優しく押し倒され覆い被さってくるフィンクスと目を合わせることが出来なくてなんとなく下を見ると、彼のモノがズボンの中で大きくなっているのが見えてしまって、焦って顔を横に逸らした。
「怖いのか?痛かったら言えよ?」
こういうときのフィンクスは、いつもの彼からは想像がつかないくらい優しくなる。あたしは震えながらも頷いた。
着ていたTシャツを丁寧に脱がされて抱きしめられる。耳を舐め上げられて身体がビクンと反応した。
「フォー、すげえ可愛いぜ。」
フィンクスの低くて掠れた声が、あたしの聴覚をくすぐって、それだけでゾクゾクする。少し硬くて大きな手があたしの頬や首筋、脇腹に優しく触れる。いつもこの手でたくさんの人間を殺しているはずなのに、あたしに触れる時はこんなにも優しくなるのかと驚いてしまう。気がつくとブラジャーが外され、胸が露わになっていた。彼の指先が左の胸の先端に触れただけであたしの背は仰け反った。
「ひっ…!?ん、んぁ、はぁ。」
ピンと勃ったあたしの先端を右手で摘み弄び、空いている右の胸を口にふくまれると、あたしの身体を電気が駆け巡った。
「ふあっ!んぅぅ、フィン…。」
甘噛みされ、余計に敏感になったところを舌で転がされると、それだけなのに声が我慢出来なくなっていた。
「やっっ、あっ…。はあ、んん!んあっ!や、あぁ!」
時々、先端を摘む指に力が入り、悲鳴のような声があがる。身体が熱くて下半身が切なくなってきた。早く、早く触って欲しいのに、しつこく胸ばかり愛撫してくることに少しイラついて、フィンクスの頭を掴むように抱きしめた。
「フィン…、お願い、もう…。」
「なんだ?ちゃんと言ってみろよ。」
起き上がりあたしを見下ろすフィンクスはニヤニヤと笑っている。いじわる…。あたしは、すごく恥ずかしかったけど、もうこの下半身が切なく疼く感じが我慢出来なくて、目に涙を溜めながら言った。
「お願い…。脱がして、触ってぇ…。」
「はは、よく言えましたっと。」
ニカッと嬉しそうに笑ったフィンクスは、あたしの目に溜まる涙をペロッと舐めてから、あたしの腰に手をまわして浮かせ、器用にズボンを脱がせて、自分もあたしと同じように下着一枚の姿になった。
左手でさわさわとあたしのお腹から腰、太腿をさすってくる。それがなんだかくすぐったくて身をよじる。すると太腿をさすっていた左手に力が入り脚を広げさせられた。
「ここを触って欲しかったんだろ?」
恥ずかしがるあたしの顔をニヤニヤと見ながら右手で下着の上から秘部をなぞられる。身体中の全神経が、触れられている部分に集まっているのかと思うくらいビリビリと感じてしまう。
「あ?今触ったばっかなのにもうこんな濡れてんぞ。下着つけてる意味ねえな。」
そう言って下着をつけたままでも分かるくらい膨らんでいる部分を優しく擦られる。
「フィン…、直接が、いい。ん、あん、お願い…。」
「しゃーねえな。」
そう言いながら嬉しそうにあたしの下着を脱がせるフィンクスを見て少しムッとした。でもすぐに身体を貫く快感に、そんな苛立ちも忘れてしまった。急にフィンクスの太くて長い指があたしの中に入って来たからだ。
「や、ああん、ああ!いやぁ、フィン、ああっ。」
「嫌か?そんなわけねえだろ、こんなに濡らして、俺の指を締め付けてきやがる。」
そう言って口を塞がれた。フィンの熱い舌が口の中に入ってきてあたしの舌に絡みつく。フィンの指は的確にあたしの良いところを何度も強弱をつけながら擦り上げる。空いた左手はピンと勃った胸の先端を弄ぶ。身体中余すことなく犯され頭が真っ白になってきて、絶頂が近付いてきていることが分かった。苦しくなって口を離す。
「フィン!も、うっ、もうだめぇ!ああ!だめ、イくぅ!」
「いいぜ。イけよ。」
フィンクスの指が擦るスピードを一層上げ、お腹が熱くなる。
「ああ!あ、だめぇ!イ、くぅ!ああぁぁあ!」
あたしは達すると同時に潮を吹き、シーツにシミを作った。全身の力が抜けぐったりとして、口も半開きになり、だらしない顔になる。
「イってるところ、すげー可愛かったぜ。」
フィンクスはそんなだらしない顔をしているあたしに顔を近づけ優しくキスを降らせてくる。
「次は俺の番な。」
そういうとあたしに馬乗りになって、先走りで先端がテラテラになっている彼のモノをあたしの口に押し付けてきた。ぐったりとして力の入らない身体では抵抗は出来ず、簡単に彼の侵入を許す。
「歯立てんなよ。」
あたしの頭を押さえて腰を振るフィンクスを、あたしは涙目で睨むことしか出来ない。
「うっ、ふっ、ぉぇ、うっ!」
「フォーの口の中あったけえ。もっと舌絡めろよ。」
好き勝手されて苛ついたが、言われた通りに彼に舌を絡めているあたしも大概だなと、フィンクスのモノが喉の奥まで入ってきてえずきそうになるのを必死に我慢しながら、頭の片隅でふと冷静に考えてしまっていた。
「出すぞ、全部飲めよ。…っ!」
吐き出す瞬間、頭を強くグッと押さえつけられ、喉奥にフィンクスの熱い液体がぶつかった。
「んっ、んんんっ、んはあ…、はあ…。」
やっとあたしの口は解放された。酸素を取り込むために肩で息をする。
全部出し切ったはずなのに、フィンクスのモノは未だに大きく猛っている。
「次は下の口にも入れさせろよ。」
そう言ってフィンクスは移動し、あたしの脚の間に入り込む。あたしはいつの間にか流れていた涙をそっと手で拭ってフィンクスに向かって脚を開いた。正直あたしも早く欲しくてたまらなかった。
「やる前はあんなに緊張してるような顔してたくせに、結局こうやって欲しがるんだもん、な!」
「ああぁぁあ!フィンぅぅ!ああ!」
勢いよくフィンがあたしを貫き、全身にビリビリと電気が走り、堪らず叫び声をあげてしまう。
「フィン!フィン…!す、ごい、いいの!ああ!」
「ああ…、俺も、フォーの中すげ、いいぜ。」
フィンクスに強く抱きしめられ、重なっている肌までもが気持ちよくて、でも、もっと欲しくなる。
「んあ、あぁ!フィン、もっと、もっとぉ!」
「ああ、もっと激しくしてやるよ、後ろ向け。」
後ろを向かされ、腰を押さえられて再び奥まで貫かれる。
「ひぃ!い、や、ああ!だ、めぇ!そんな、ああ!おかしくなるぅ!」
「いい、ぜ!おかしく、なっちまえ、よ!」
腕に力が入らなくなり、頭と肩でなんとか身体を支える。もうあたしの顔は、涙とヨダレでぐちゃぐちゃになっていた。
「ああ!フィン、フィンクスぅ!イくぅ、イくの!」
「フォー、イき顔見せろ。」
そう言ってフィンクスは器用にあたしの身体を支えて回転させ、また正常位に戻してあたしの顔を見ている。
「フィン!あたし、もう!イ、く!」
「ああ!俺、も!!っ!」
あたしが達したのと同時にフィンクスも果てた。あたしの中でフィンクスが脈打っているのが気持ちよくて、また静かに一人でイった。あ、フィンの髪の毛、月明かりに照らされてすごく綺麗。
フィンクスはあたしの中に全てを吐き出すと、頭を撫でながら優しくキスをしてきた。
「身体、つらくねえか?」
「ん、大丈夫だよ。」
しばらく抱き合っていると、フィンクスの寝息が聞こえてきた。彼の綺麗な金髪を指で梳く。
ねえ?フィンクス。あたしが緊張していたり恥ずかしそうにしてたりするところとか、泣きそうになりながらおねだりするのとか、好きでしょう?挿入する頃にはあたしが物欲しそうに脚を開くのを見るのが好きなんでしょう?
分かってるよ、分かっててやってるんだよ。
だって、その方が気持ちよくなれるもんね。
あたしもね、フィンに優しく触れられたりキスされたりするの好き。盛り上がってくると、どんどん激しくなるのも好き。激しくて乱暴になりつつも、愛おしそうにあたしを見るフィンが大好き。
だから、また、一緒に気持ち良くなろうね。
あたしは、フィンクスの腕の中で眠りについた。