結論から言う、私は負けた。
主とも言えるELIDに完膚なきまでに叩き潰された。
殺されるかと思ったが……それはまた叶わぬ夢となった。
私の制御を失ったヘレボルスはただの木偶人形でしかなく何度も何度も叩きつけられ壊されてしまった。
そうなれば私が持つ武器といえばこの細い身体から生まれ出る剛力以外に無い。
それも敵わない相手となれば……私はか弱い乙女と何ら変わりない。
「くそぁっ❤ころせっ❤ころせぇぇ❤」
頭がおかしくなりそうな程一方的に暴力的な性行為に持ち込まれている。
人間であればショックで早々に死んでいるような荒々しい……
「おっ❤ごほっごほっ、潰せぇ❤ころしてぇぇっ❤」
太く冷たい肉の杭が私に幾度となく打ちつけられる。
何度も肺を圧迫され発声器官を通して情けない声が出てしまう。
いくら殺せとネガってもそれは聞き入れられない。
あの殺意はどこへ行った?強いメスと思ったから種付けするに値すると見たのか?
分からない、けれども私はもうこのELIDゴリラの肉嫁となるのは決定的に明らかだ。
もともと小さく、幼く作られているドリーマーというボディ。
それに開発者のロマンとしてバカみたいにデカイ胸がくっつけられたボディ……
成人男性と比較しても体格差が出るというのに全長3Mはあろうかという筋肉ゴリラともなれば……
その格差はオモチャと思わんばかりだ。
いや、実際に私はもうこのELIDの永遠のオモチャとなってしまっている。
逃れられない、絶望?いや……私の中に渦巻いているこの感情はなんだろう?
どれほどの時間がたったのか、もう私の機能も大部分がダウンしてしまった。
覚えている限りではこの種付けが始まって……7回は月が登った。
私の身体はこのELIDの形を覚えてしまった、筋肉だけではなくそこらのELIDを食らって変異したのか……
様々な生殖器や私を生き永らえさせる栄養剤のような……ヘドロを摂取させてくる触手を伸ばしてくる。
衣服はすでに無くなり私の身体を彩るのはELIDの精液と私が垂れ流した擬似体液ばかり……
「ぉ❤あっ❤あんっ❤あ❤」
私の身体はこのELIDのザーメン袋にされてしまっている。
思考とは別に……セーフティで無理矢理にシグナルの抑制があるだけだ。
このセーフティに回るエネルギーもなくなれば私の理性というものは無くなってしまう。
身体の制御はすでに反射ばかり、今ですら狂いそうになる快楽の濁流に揉まれている。
セーフティがはずれた時が私の最期。
疑似性器に留まらず口から出口まで余すところ無くザーメンまみれ。
触手による卵の植え付けもあり私はELID生物の生産プラントと言った所か。
あぁ、鎌首をもたげるこの触手は何をもたらす?
注射器に似た針が生体部品である乳房に突き立てられ……
「ぁ”❤ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”❤❤」
胸が焼けるような感覚に襲われる、熱い、何だこの感覚
首筋にも何か突き刺される、身体のあちこちに何かを注がれていく……
……躯体維持電力危険域に到達?
「んぐぃぃぃいいいいいいいぃぃぃいいいい❤❤」
死んだ種は偽りの器に注がれては無為に地へと戻っていく。
非常に強靭だったロマネシアの身体もELIDの終わりのない性行為についに限界を迎えて崩壊の一途を辿った。
その死に顔はとてもドリーマーが浮かべているとは思えない情けない雌の顔であった。
「って夢を見たのよ、ママ」
「ドリーム……いや、ロマネシア?……エロゲのキメすぎだね、ゲームより一緒にお菓子作ってP基地にお届けに行こっか」
「賛成、ついでに盗賊のつまみ食いは?」
「やめんか」
「いったーい……ぶつことないじゃなぁい?」
「そういうエッチ行為は好きな相手にしておきなさい」
「じゃあパパじゃなかった……ディーノに向けるわぁ」
「「「「「「「「「おう、待てや」」」」」」」」」
「疑似近親相姦も良いでしょぉ❤」
ん?と思った人は正直に言ってみ?
417外伝でなんでロマネシアが出てきたって?
まぁこれで僕の描くルートが確定したんですよ。