「ペルシカ、今度の相手は何?」
「かなり面倒な相手かなー……ま、相手してみれば分かるよ」
一つ二つと組織を内部から潰した後私はペルシカから呼び出されていた。
何事?と首を傾げていたけどまぁそれは良い。
どうせまたどっかの組織に取り入って内部から食いちぎれって話でしょ。
ペルシカ曰く正規軍からの要請でもあるらしい。
どの部門からの要請で何を相手取るかっていうのも全く聞かされちゃいない。
かなりの貧乏くじを引かされてる感があるけど帰ってきたら正規軍からの手厚い報酬がある。
それで暫くエッチ漬けの日々を送るのも悪くないかなー……
「じゃ、この地域に行ったら良いの?」
「そこから正規軍の人間が当該地域まで輸送するらしい」
「ふぅん……随分厳重なこと」
そんなペルシカと別れて指定ポイントに向かえばそこには軍の人形が待ち構えていて……
あれよあれよと言う間にアイマスクにイヤーマフされて拘束。
こっちの抵抗一切無視して連れて行かれた。解せぬ。
で、到着したのはあからさまにヤバ気な雰囲気漂う場所。
かつて行われていたELID体研究の施設らしい。
私に課せられた任務はこう……単独侵入してそのデータを回収。
また内部に居るだろうELID体の無力化だ。
いやいやELID体の無力化はお前ら正規軍の仕事だろって言ったけど……
ここのELID体は機械にも取り付いている物が居て正規軍の火器では火力高すぎでぶっ壊すんだと。
威力調整できねーのかよ、つっかえねぇ光学兵器だな。
オマケに私ってマークスマンライフルな上に20インチバレルつっこんでるフルサイズライフルの人形だぞ?
こんな研究所の中で満足に振り回せるものかよ……クソが。
「でもまぁ確かに動きがウスノロだし頭に3発位叩き込めば死ぬね」
研究所内でさまよっているELID体ゾンビは私が資料で見たELID体に比べて動きが亀か?と思うくらいに遅い。
その上皮膚の硬化も実験のためかいくらか柔らかく収まっている。
彷徨っているのはそう……彷徨っているのはね。
「こいつ無駄に硬いじゃん……オマケにキモいし」
件の機械に取り付いていてコンパネとか覆い尽くしてる肉塊だ。
近寄ろうものなら恐らくコーラップスか……何かだと思うけど……液体を撒き散らすし……
きっしょい触手をうねうねさせて撓らせるんだ。
威嚇してるのかと思うけど……いやー……うん、きしょい。
で、コイツが活動停止するまでに使用する弾丸はワンホールショットして5発。
ブヨブヨな表面に楔を打つ形になるんだけど内部の肉組織と体液が流れ出る。
かなりのグロだよ、うぇ……耐性無かったら吐いてた……
というかそこら中にこういう肉片くっついてない?
赤錆かと思ったら肉片って笑えなーい……うぇ……
「この情報ステーションは……チッ、駄目だ死んでる」
どんな原理でなったかは知らないけど取り付いた影響かな?
あ、いやこれ……人骨……?まさかさっきの肉塊は……
まだコーラップスによる影響って言うものは未知の部分があるけど……
こりゃ一気に怪しくなってきたな……このELID研究所ってのも……
もしかして私って体の良い実験動物にされちゃいないだろうか?
一つ一つ潰していったらこれ弾もつかなー……
「っと、また肉塊か……困るんだよねー……」
グレネードの使用は禁止というか取り上げられたし……弾をねじ込むほか……
ッ背後になにか……
「かはっ……!?」
脇腹に走る衝撃……どこか……ら……?
……あちこちある通風孔から覗く極太の触手がうねうねと蠢いていた……
「時間か……対ELID性処理ドールの反応は?」
「第1層中腹で応答途絶えました、反応は最奥です」
「……では行動開始だ、データ回収急げ」
「「「「了解」」」」
数分の間に正規軍のオペレーター達は内部に侵入、データのみを持ち去った。
I.O.PにはHK417などと名乗る人形は消息不明となったと伝えられMIA認定された……
どくん……どくん……と脈打つ鼓動。
仄暗い洞窟のようで生暖かいそこは旧ELID研究所の最奥。
制御可能ELID繁殖チャンバー……そこに陣取りこの研究所のELIDの統括をする巨大な生命体。
漏れなくこの生物もコーラップス汚染されているが崩落することもなくコーラップスを撒き散らすでもない。
研究所の近くの生物やうかつに入り込んだ盗賊、浪人等を取り込み食す。
しかし……今はもう一つだけ行動が追加されている。
「ん"ッ❤ん"ぅ"……じゅ、ぷ……ぷぁ……❤」
薄い水色とも銀色とも取れる毛髪が舞う。
いやらしい水音と共に吸い上げる音もまた聞こえてくる。
3点よりゴプッ……と粘性が高い液体を注入する音も……
生命体の中に捕らわれたHK417がそこにはいた。
申し訳程度に身体の局所を隠していたものはもう意味をなしていない。
その凹凸に富んだ肉感たっぷりの身体をいやらしく彩るスパイスにしかならない。
両手両足には己の腕ほどの触手が絡まり大股を開いた状態で固定されてしまっている。
仰向けにさせられ局部は露出……可愛らしい声を発していた唇には肉々しい触手が深々と突き入れられている。
常々自慢していた己の爆乳は今や触手にたかられてしまっている。
両の先端には人の唇ともとれる形状の触手が吸い付き尋常ではない力で吸い上げていく。
それに従い重力によって垂れ下がるでもなく引っ張られFMJ弾のように伸びている。
さらに根本に絡みつく触手も居て巨大な柔果実は卑猥に歪められている。
前後の穴には口同様に筋張り脈打つ肉触手が突き刺さっている。
何度も、全身を蠢かせて狭い体内を進んでいく。
(逃げらんない……助けはまだ来ないの……!?)
正規軍に取り付けられた装置……ジャマーが干渉しすべての感覚カットが不可能となった417
触手達にもたらされる快楽に耐えているがその表情には化物の筆頭、ELIDに犯される事への嫌悪感。
絶望感等が如実に現れその両目からは涙がボロボロとこぼれ落ちていて。
各部に絡みつきいやらしく生殖活動をしようとする触手の形状を無意識に計測。
その他にも興奮からくる演算により体温が上昇していく。
己の汗と触手が吐き出し続けている汚染された子種が白磁の肌の上を彩る。
(はやく誰でもいい……助けて……!)
しかしながら……正規軍は既に撤退し417に関する捜索も予定すら立っていない。
417の悲痛な祈りはついぞ、誰にも届くことはなかった。
「んぶっ!?んっ!んっ❤んんんっ❤❤」
一突きするたびに子種を吐いていた絶倫触手がペースを早める。
飲み下している精液は人形であろうが人間であろうが生命活動を行う上で必要な養分を凝縮している。
その上女体をより繁殖に適した身体へと改造していく……
ペースを早めた触手はより多くの精液を膣、直腸、喉奥へと流し込んでいく。
しかしそれは前戯にすぎず……
(ひっ!?あんなの無理、コブになっておくられてくる!!)
「ん"!?ん"う"う"う"う"う"!!!」
悲痛な叫びの先にあるったのは膣に突き刺さっている触手の根本よりせまっていた……
己の拳3つ程のコブだった。その中身は言うに及ばず。
「ご……ぁ……ぁぁぁ……」
そんな特濃精液を膣……ひいては人工子宮、人工卵子に大量にぶちまけられた。
上下の穴から注がれ続けた精液もまた体内をパンパンにしたのか……
気をやる417の口から逆流して触手達の身体へとこぼれていった……