戦争は過激さを増していく一方。
鉄血の影響も収まってきたか……と思いきやそうはいかなかった。
鉄血は新たにコーラップス技術の導入に成功、そこから私達の雲行きは怪しくなっていった。
S09地区だけでは抑えきれなくなり比較的平和だった私達D地区の方にまで鉄血のハイエンドモデルが出没。
さらにはコーラップス汚染も確認され人類の生活圏は加速的に狭まっていった。
私達の指揮官もまた最期まで戦おうとしていたが汚染危険地域にまで指定されたこの基地には……留まれなかった。
「お姉ちゃん……」
「……」
「指揮官、最期なんて言ったっけ……」
「私達だけでもしぶとく生き残れ……よ」
最低限の電力と貯蔵されていた配給を食いつぶしながら私達はまだこのD08基地を守っている。
残ったのは初期メンバーの中でも限られる。
指揮官はしぶとく残ろうとして……ELID化一歩前までなってしまったんだ。
そうまでして私達と一緒に居たかったのか……バカな人。
指揮系統は乱れたが実験配備が進められている簡易指揮モジュールをお姉ちゃんが搭載。
あらたに指揮官人形として稼働しはじめてから今日で一ヶ月か。
「味気ないね」
「そうね」
「どこで……間違ったんだろ」
「私達は間違えてないわ、最善を尽くしてる」
一人二人……日を追うごとに基地から消えていくかつての仲間。
昨日はUziが行方不明となった……ELIDの大群はもうすぐそこまで迫っている。
「ねぇ、お姉ちゃん……逃げようよ」
「出来ないわ、それに……何処に逃げようっていうの?」
「少しでも……ねぇ……?」
無言でお姉ちゃんは端末を見せてくれた……その画面に映る勢力図は……
「囲まれてる……?」
「どっちにしろ、もう殺されるだけ」
「そん……な……」
「安心なさい……最期まで私は417を絶対に離さないわ」
姉であり、指揮官であり、私の大好きな人である416はそう言って非常用電灯の薄明かりが照らす司令室で私を抱きしめた。
刻々と迫りくる絶望を前に私もお姉ちゃんも少ない時間をどう過ごすか……
決まりきっていたも同然だ。
「んぁ……ぁ……あぁぁぁ❤」
「ふふ、可愛い……もっと鳴いて頂戴……」
いつぞやの夜のように、二人抱き合う……あの時と変わらない月明かりの下。
違うのはお互いに衣服を着崩し唇と唇の間に銀の一筋がかかっていること……
遠くからなにかの呻き声がする、こちらに向かってきている。
そんなのはもうどうだって良い、目の前いっぱいに見えるお姉ちゃんがすべてだ。
この儚い笑顔も、私を喜ばせてくれる舌技も、私とぎゅっと握り合っている掌も……
ぜんぶ、全部……私とお姉ちゃんだけの大切なもの。
私の異常に大きな胸も愛らしいって評判の笑顔も、はしたないけどずっと聞かせてあげたいエッチな声も。
すべてはお姉ちゃんに捧げる大切なもの。
ずっと隠していたブラもそっとお姉ちゃんの指が引っ掛けたぷん……と揺れて溢れ出る。
私もお姉ちゃんのブラのホックに手をかけて私ほどじゃないけど……やっぱり大きなおっぱいを拝見。
私も、お姉ちゃんも……桜色の先端がぷっくりと膨らんでいる。
どん、どん、と叩く音がする
キスだけですっかり出来上がっちゃったんだ。お互いに。
そんなおっぱいの先端をカリ、カリ……と擦り合わせながらまたキス……
唾液が混ざり合い吐息も重なり一心同体に混ざり合っていくように思える。
ドキドキしてぼうっとしてくる。お互い女に生まれているのが悔やまれる。
双頭ディルドとかで試したけど結局貝合わせの方が良かったし一番はやっぱりキスだった。
キスだけで簡単にイけちゃう程にお互いを覚えちゃった。
何処かが壊されたようだ
「そろそろ……逝く?」
「うん……怖いけど……お姉ちゃんと一緒なら」
性感を刺激してからお互い引き抜いたのはもう一つの相棒、HK45とMk-23
スライドを引き一発だけロード、眉間に押し付けトリガーに指を乗せる。
ツェナープロトコルを通じた同時火器管制。
誤差はない。さようなら……あの世があるならそこでもお姉ちゃんと……
パンッ……乾いた発砲音が二つ、重なった。
おかしいな、もっとほんわかした物が出力できたはずだけどモードを間違えたらしい。