「ここだね、バーガーミラーズ」
「ほほー…結構賑わってるな」
ビルの一階をそのまま店舗としているハンバーガーショップだ。
つい最近出来たばかりで新しいもの好きな市民や人形を中心に賑わっている。
中で働く人形はどこか鉄血風味な見た目だが接客応対も良く好印象。
ラインナップは4つ、プリンセス・バーガー、ラブ・ハンバーガー、熱血ドーピング・バーガー、サソリ印の密造酒。
一番最後のはこれから運転する指揮官には無縁の物だ。
飲酒運転ダメ、絶対。そもそもバイクで飲酒運転なんてしたら自殺行為である。
自転車でもダメだぞ?いいな、絶対だぞ。
「D08にも誘致できないかな?」
「あー…どうだろうな、大本がどこか分からんが話してみる価値あるな」
「で、どれにする?私はやっぱり名前からしてラブ・ハンバーガーかな♪」
「俺もそれにする」
ハイペースで回ってくる注文の順番。結構な人待ちだったがあっという間に回ってくる。
異口同音でラブ・ハンバーガーを注文。店内で食べる選択肢もあったが折角のデート。
ビルの前にはそこそこな大きさの公園が鎮座していた。
そこで日光を浴びながら寄り添って食べることをしたかった指揮官。
迷いなくテイクアウトを選択して、程なくして出された紙袋を手に公園へ。
「天気に恵まれてよかったな」
「うん…あはは、あの子供とか元気だねー」
紙袋からバーガーを取り出して仲睦まじく食べる二人。
公園内で遊んでいる子供やそよぐ風に微笑み合い時折キスをしてから食事を進める。
日は高く日光がもたらす陽気がほのかに眠気を誘う。
なんとも平和な昼下がりだろうか。
バーガーの味も中々に良くこれは良いな…と二人して笑みが深くなる。
が、しかしこのバーガーに隠された物が事件を巻き起こす。
"やばい…どうしよう、すごくシたくなってきちゃった…"
"真っ昼間だぞ、静まれ俺の分身…!"
二人揃って己の身体の異変に焦りに焦っていた。
そう、このバーガー何を隠そう媚薬が盛られている。
それを知らず仲良く平らげた夫婦は絶賛発情させられたのだ。
417はもじもじと脚をすり合わせて所在無さげに視線を彷徨わせる。
指揮官はと言うと必死になって熱り立つ愚息の存在を隠そうとしている。
ここ毎晩お互いを求めあっている夫婦も真っ昼間に発情して相手を求めるのは憚られる…
それに自らが淫欲に飲まれていると自白しているようで恥ずかしいと言い出せずに居たのだ。
「「……」」
無言でお互い見つめ合う。ほんのりと朱が差した頬に潤んだ瞳の417と息が荒くなった指揮官。
お互いに食べたものは同じ。平らげた後からの自分の異変。
どちらともなくお互いのことを察して意を決する。
どこかで発散させよう…と。
しかし公園にそんな事をいきなり勃発させるほど度胸が据わっている訳はない。
417がガチ泣きするのが目に見えている。イジメたい気持ちも指揮官にあったりするがそれは可哀想なのでボツ。
ではどうするか…と視線を巡らせた際に見えてしまった。
公園にポツンとある公衆トイレ。ここだ…と指揮官417の手を引き連れ込む。
少々臭いがきついが誰も使用していなく絶好のスポットだ。
「っ♥ふぅっ♥ぅぅ♥ぁ♥あぁん♥」
「声抑えないと…バレるぞ…!」
「イジワル♥うぁん♥そこ、もっと奥ぅ♥♥」
男子トイレの個室に入り込みロックを掛けると417のショーツを脱がせるまでもなく…
もうお互いに我慢の限界近かったのでずらし挿入を敢行。
417の身体を抱えあげてから突き上げる駅弁スタイルでセックスに興じる。
公衆トイレはあまり人が立ち寄らないとは言え公衆の場。
声を上げすぎれば当然シているのがバレる。417は必死になって声を抑えるが…
夫の逸物によって自身の狭い性器を抉られるのが心地よすぎてから嬌声を抑えきれていない。
もっとも性交渉の音は確実に誰かが入ってくればバレてしまう。
指揮官もそれを承知していちいち突き上げる度に奥をグリグリと刺激してから417をいじめ抜いている。
そんな指揮官のイジメに対してイジワル…と漏らしながらも嬉しがっている417もいる。
こと指揮官に対してはドMの気がある417であった。
「しっ…」
「んむぅっ♥…ふっ♥ふっ♥」
突然指揮官が417の唇を塞いで動きを止める。
荒く鼻息を漏らしながら417はパチパチと目を瞬かせる。
程なくしてバタバタとトイレに入ってくる足音がする。
誰かが入ってきた証だ。気持ちよさげな放尿の声が聞こえる。
推定するに若い青年であろうか…と言った所で指揮官が奥に深く一発突きこむ。
「むぐぅぅぅっっっ♥♥♥」
417は堪らず絶頂を迎えて全身を痙攣させる。
くぐもった嬌声がトイレ内に響く。怪訝そうな雰囲気がトイレの薄壁一枚隔てた向こうから感じられる。
417の胸の内は早鐘のように鼓動していて目は指揮官を見て非難しているようにも見える。
いや、非難しているのだろう。駅弁スタイルにした際に首裏に回されていた腕がたしたしたしと胸板を叩いている。
やがて足音が離れていくと腰のグラインドが再開される。
恥ずかしい思いをしたからか417の締め付けはかなり良く…
「やっぱり恥ずかしいの好きなんだな」
「ダーリンのばかぁぁぁ♥♥♥」
いじわるな夫を非難しながらも喘がされ善がり…終いには中出しされて幸せそうにぐったりする417が居た。
真っ昼間の公園で事を致す夫婦が居るらしい。