※この作品はR-18です。

パワポケアブノーマルss集   作:艶 紫苑

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パワポケコラボということでパワプロアプリはじめてみました!
ソシャゲのコラボは楽しいですけど、ちょっと怖かったですね
私はあるゲームのコラボのせいで性癖が歪みました。その結果こんな感じのSSしか書けなくなったんです。なーんて



パワプロアプリは楽しかったですよ!楽しいです!もっと早くはじめていればよかったなと思いました(こなみ)

ストーリーは面白いし、魅力的なキャラクターがたくさんだし、SSもいつか書きたいですね。



そんな話は置いておいて、タイトルの通り、10主ではない男と紫杏がエッチなことをしているのを10主が夢(?)で見るお話です。
で、後半は淫らな夢でもやもやしたままの主人公が、ある能力者に心のバランスを崩され悪堕ちした和那からぼろくそに罵倒され足コキでいかされ、さらには自慰を強要されるというひどい内容です。

あとがきは、和那と14主がちょっと思わせ振りなやりとりとなっておりますので、そこもご注意くださいませ。

こんなものを書いておいて言うのもなんですが、紫杏さんのイベントまだ見れてないです。のであたりさわりのないことしか書けないです
まあ、このSSの男=パワプロさんではないですから問題ないでしょう。
イベントを見たら、書き直すか、新しいものを書くかするかもしれません。


【10主人公以外の男×紫杏】別世界でしあわせになった彼女からビデオレター【悪堕ち和那】

夢を見た。

自治会の会長をやっていた女の子が出てくる夢だ。

 

楽しそうにおしゃべりしている。

相手の男は誰だろう?

自分ではない。

自分にはこんな顔は見せてくれなかった。

 

彼女のとなりにいる男も野球をやっているらしい。

ユニフォーム姿でおしゃべりしていた。

 

彼女は自治会のメンバーであることをあらわす白いブレザー。

いつもの尊大な口調はどこへやら、普通の女の子みたいなしゃべり方だった。

 

こんなの彼女ではない、よく似た別の人物だ。

そんなことを思った。

 

けれど現実は違うのかもしれない。

この男が彼女を箱の中からつれだした。

この無邪気な猫みたいな彼女が本当の姿なのかもしれない。

 

どす黒い感情がこみあげてくる。

 

もんもんとしていると、いつの間にか彼女は別の場所に移動していた。

保健室みたいな場所。

 

ちゅっ、ちゅっと濡れた音が響く。

ベッドに腰かけてキスをしていた。

体をまさぐられている。

 

やがて彼女は清潔なシーツの上に押し倒され、白い制服を脱がされて、とろけるような表情をみせていた。

 

――嘘だろ……

 

あの威厳に満ちた自治会長が男に脱がされている。

抵抗なんてしていない。

信じがたい光景だった。

 

「…へんたい♥」

 

乳房を見られて、恥ずかしそうに、けれどまんざらでもなさそうにしている。

隠そうとした手を男にとらえられ、バンザイするように頭の上におさえられてしまった。

彼女の性格がそのまま顕現したかのような、美しい乳房があらわになる。

 

「うぅ……じろじろみないでよ、ばかぁ♥」

 

顔を真っ赤にして、甘えた声を出して男をにらみつける。

まったく迫力がない。

男の嗜虐心をあおる表情だった。

 

男は彼女の乳房をもてあそんだ。

空いている手で。

口で。

 

「ん……♥」

 

はだけられた制服の間に息づく乳房が男の手に入れられる。

手と口で愛撫され、花のような色をした乳首がみるみるとがっていく。

 

「もうっ、……そんなにおっぱいが好きなの?」

 

乳房に顔を埋め、ふくらみの先端やふもとに跡を刻みつけるようにした男は、それだけでは飽きたらず脇の方にまでちょっかいを出し始めた。

ちゅっと濡れた音が響く。

 

「ひぃっ、そ、そこ……だめ、きたないから……汗もかいてるし……ダメだってばぁ♥」

 

キミの体に、汚いところなんてないよ。

男がつぶやいた。

 

 

いたるとこにキスと愛撫をされて、彼女は汗だくになっていた。

それを理由に制服を脱がされた。

ちょっと恥じらってみせるものの、強い抵抗はしない。

 

男のとりこといった様子だった。

 

今回は下も脱がされる。

そこは彼女らしくなく、淫靡に乱れていた。

 

「もうびちょびちょだね」

「だって……あなたが、あんなにいやらしいキス、するからぁ……♥」

 

二人がまたキスをした。

舌を絡ませながら、ほころびに触れられた彼女は体をくねらせた。

 

「んっ♥」と可愛らしい声が漏れる。

 

「入れるよ」

「いちいち、確認しないで……うぅ、なに笑ってるの!?わざとやってるわね!?」

 

顔を真っ赤にして怒りだす彼女の中に男が侵入した。

小言が苦悶の吐息に変わる。

 

――なにもつけずにやるのか…?

 

 

「うあ……ああっ……♥」

「別の女の子を選んだ――に、なにかひとこと」

 

――え?

 

男に名前を呼ばれて、びっくりする。

男は彼女にのしかかった。

彼女のとろけてほころびた場所に自身をねじ込んで、腰を揺らし始めた。

 

「なんで、そんなこと、いま聞くのよ……」

「いまだからだよ」

「うぅ……♥わかったわ」

 

男の下で彼女は、あっかんべー、だ。と舌を出した。

彼女のらしくない姿に衝撃を受ける。

男が笑った。

 

「それはさすがにひどいな。彼が知ったらショックを受けるよ」

「ふん、知らないわよ……あんなひとのことなんか、どうでもいいから、もっと……もっとめちゃくちゃにして♥」

「いいの?誰か来るかもしれないよ」

「そんなの、気にしなくていいから――」

 

男がぐっと腰を入れた。

「きゃあっ♥」と女体の奥からしぼりだされたかのような悲鳴があたりに響いた。

彼女も腰を揺らす。

二人で腰を振り合いながら、キスを交わし、舌を絡ませ、ぴちゃぴちゃと体液をまぜあわせていた。

 

粘膜が擦れあう。

彼女の肉穴がきゅっとすぼまって、男のものを締め付けている様子が見えた。

手足も、男に巻きつけて、体を密着させディープキスに没頭している。

 

「もうイキそうだ。中に出すよ」

「うん、出して♥あたしの中、あなたでいっぱいにして♥」

 

あの真面目な彼女がまさか膣内射精まで許すとは思わなかった。

 

男の動きが激しくなった。

腰を入れ、びくっと痙攣を走らせる。

 

「イクよ、――」

「あああっ♥あたしもぉっ♥イクッ、イクぅううううう♥」

 

男のそれが伝播したかのように彼女もびくびくと痙攣した。

 

絶望感が押し寄せてくる。

 

それをよそに二人は抱き合っていた。

いちゃいちゃと体をくっつけあっている。

何か言葉を交わしているようだが、内容がまるで入ってこない。

 

彼女は恥ずかしそうに身をくねらせている。

 

「最高だったよ、――」

「もうっ、だからって、こんなに出すなんて……」

 

男が一物を引き抜くと、赤く充血した花弁の間から、こぷりと白濁液があふれだした。

 

 

それから、二人は裸のままベッドのうえで横になり、いちゃいちゃしていた。

 

「紫杏」

「なに?」

「愛してるよ」

「…ばか♥」

 

気障なセリフに表情をとろけさせる。

完全に手懐けられたネコだ。

抱き締められ、愛撫されながらキスをされて、彼女も積極的にそれに応えていた。

 

濡れた唇と唇が擦れあう。

間からぴちゃぴちゃと濡れた音がもれる。

舌を触れ合わせている様子も見えた。

 

男の手が彼女の背中を撫でる。

柔らかそうな臀部を鷲掴みにして引き寄せてキスを激しくする。

 

二回目の行為がはじまった。

 

――なんだよ、これ……

 

ふと、意識が遠のいた。

 

 

 

――なんだ…夢か…。

 

同級生の淫らな姿を見て、最近ないほど興奮していた。

夢とはいえ、こんなことを妻に知られたら一大事だ。

 

夢に出てきていた彼女のことを考える。

彼女はいまどうしているのだろう。

 

自治会長をつとめていた彼女。

大企業の会長になったと聞いて驚いたのはかなり前の話。

 

もう別世界の存在のように思える。

同じ高校に通っていたなんて、はるか昔の夢みたいだ。

 

最近はまったく話を聞かない。

元気にしているのだろうか。

 

――たぶん頑張ってるんだろうな。

 

学生時代の彼女のことを思い出して、そう結論づけようとした。

夢で見た彼女の姿が浮かび上がる。

もし、いいパートナーと出会っていたら、あんな顔を見せているのだろうか。

 

孤高の猫ではなく、主人に甘える猫。

 

少し嫉妬心がわく。

 

さっきの夢には妙にリアリティーがあった。

あてつけに映像を送りつけられたのかと錯覚するほどだった。

 

――まあ、でも、そもそも、あいつが俺のことを好きだった訳がないよな。してるところを撮影させる、なんてことも許さないだろうし……

 

妻とちょっとうまくいっていないせいで、過去に夢を見てしまったのだろう。

それが歪んであらわれた。

こんな夢を見ていたことを知られたら本当に一大事だ。

 

………

 

淫らな夢から覚めて、待ち合わせの場所へ行く。

 

今日はある用事があるのだ。

このことも妻に知られたら一大事。

こっそりと、しかし少し焦り気味に向かう。

あの夢のせいで起床が遅くなり、もやもやした気持ちを処理することもできずここにきた。

 

そのせいだろうか、待ち合わせの場所にやってきた彼女が妙に色っぽく見えた。

夢で見た彼女ではない。

長身の女性。

革のジャケットに白のカットソー。ジーンズという格好。

 

女はこちらを見るなり、鬼の形相になった。

 

「あんた、ヨリを戻すって言うたよな!?それなのに……」

「え?そんなこと――たぶん、誤解……」

「ああ!?うっさいわ!」

 

強烈な一撃が体を貫いた。

なすすべもなくひざまずく。

 

「ウチはいま虫の居所が悪いんや。ちょっと付き合ってもらうで」

「よせ、落ち着いて……うわあああああっ」

 

手も足も出せず、ボコボコにされてしまう。

大の男、それもプロ野球の選手で、そこらの男より強靭な肉体をもつ男が女にやられるなんて、

何か弱みでも握られてるのかしら、浮気相手?などとなにも知らない世間の人々に変な噂を立てられてしまうかもしれない。

 

 

気絶させられ、気づけば灰色に包まれた場所。

 

――どこだ、ここ?

 

見たところ廃ビルだろうか。

 

――なんだこれ…

 

丸裸にされて、手足を縛られていた。

仰向けに倒されている。

 

「目が覚めたみたいやね」

「カズ……」

 

恥部を隠したいが、緊縛されていてはどうしようもならない。

 

女は笑っていた。

けれど目が怖い。

とても正気とは思えなかった。

何者かに操られているかのようだ。

女が小さな機械を取り出した。

 

「これ見て」

 

画面を見せてくる。

 

『…ん♥』

 

夢で見たのと同じ光景がくりひろげられていた。

 

――夢じゃなかったのか?

 

「紫杏、めっちゃしあわせそうやろ?」

「…これは?」

「知らん。異世界に転生した紫杏から送られてきたんかもね」

「なに言ってるんだよ……」

「ん?あ、そうか。表の世界で生きてるアンタにはわからんかもしれへんね。アンタは知らんかもしれんけど、この世界は超能力みたいな不思議なことが色々あるんよ」

 

にわかには信じがたい。

それに転生という単語もひっかかったが、疑問を差し挟む余地もあたえず女はさっさと話を続ける。

 

「この映像はきっと異世界のスマホから送られてきたんや。略して異世界スマホ」

「そんなの信じられるわけないだろ…」

「別に信じんでもええよ。」

 

思い切り嘲笑われる。

 

「ま、ほんまに異世界に転生したのかどうか。ウチにもわからん。顔形を似せただけのにせもんかもしれへん。けど、しあわせそうやろ」

 

二人が抱き合う映像をつきつけられる。

下半身にくる映像と音声だった。

 

 

「怖い独裁者の顔やのうて、かわいい女の顔になってる」

 

彼女が男にキスをされて身をくねらせている。

唇だけではなく、首筋や乳房、腹部や腿にもキスをされて、食べられているという表現がしっくりきた。

男に食べられて、彼女は恥ずかしそうに体をくねらせて淫らな声をあげている。

イメージがどんどん壊されていく。

厳格な彼女など幻だったのだと思い知らされる。

 

 

「あんたなら、紫杏やウチのことも救ってくれると思ってたのに。まさか一人のもんにおさまる小さい男なんてなぁ。ウチの思い違いやったわ。なんでアンタなんか好きやったんやろうな?」

 

自嘲の笑みを浮かべた女が靴を脱いだ。

 

「汗かいてるわ。ちょっと汚いけど、まあ、アンタのもんの方が汚いし、堪忍してや」

 

長い足をもちあげた。

訳がわからずポカンとしていると、その足を股間にのせられた。

 

「うぐっ」

 

見下され、ぐりぐりと踏みにじられる。

 

「ウチのにおい、アンタのチンポにしみこませて、とれんようにしたるわ。女は敏感やからね。奥さんとセックスしようとしても、やる前にウチに踏まれてたのがにおいでバレて大喧嘩になるかもね」

「やめろ……」

 

一物を足でいじくられながらも、強い視線を向けた。

足をのせられた瞬間こそ情けない声をあげてしまったが、毅然とした態度を見せる。

 

やがて女が唇をとがらせた。

 

「なんや、つまらん反応やな。まあ、ええよ」

「え……?」

 

足が一物の上からどけられ、刺激が消えた。

女は興味なさそうに視線をそらし、画面を見た。

その瞳が熱を帯びる。

 

「ああ、ええなあ、紫杏。いい人にめぐり会えたんやね。うらやましいわぁ…この人、めっちゃカッコいい♥」

 

羨望と嫉妬のまじったまなざしで画面を見つめている。

長身がもじもじと揺れた。

何を想像しているのか、腿をこすりあわせている。

 

「カズ……」

 

思わずつぶやくと、彼女の視線が画面から離れ、こちらに注がれた。

熱っぽさが消えていた。

邪魔するな、気安く名前を呼ぶな、そんな負の感情が伝わってくる冷たい視線。

 

 

女は画面に視線を戻した。

さっきの視線が怖くて何も言えない。

 

機械を操作して別の動画を見ている。

 

『二人までなら許す。だが――』

 

彼女の声が聞こえてきた。

 

「おっ、二人までならやって。じゃあウチもこの人に……♥ああ、でも、紫杏がゆるしてくれても、肝心のこの人はどうやろ……ウチみたいなみっともない女を好きになってくれるかな……」

 

夢見るような表情をみせたかと思えば、泣き出しそうな表情を見せる。

画面の中の男のことばかり考えて、こちらのことなどなおざりになっていた。

 

男に気に入られるかどうかを気にして暗い顔をする女を見て、ショックを受ける。

 

彼女は恋人ではない。

だが、他の男に心を奪われているのを目の当たりにすると、なぜか心に穴が空いたような気持ちになる。

焦燥感が毒のようにひろがって、胸が苦しくなった。

 

「…本命にはなれないかもしれないんだぞ」

 

他の男ばかり見ている友人に声をかける。

あることを期待していた。

しかし、返ってきたのは期待とは真逆の答えだった。

 

「別にええよ。誰かさんの一番を目指すより、この人の遊び相手にしてもらう方が楽しそうやし♥」

「なっ……」

「あんたはもうええわ。バイバイ」

 

ぐりっと一物を踏みにじられる。

屈辱の絶望の淵に突き落とされる。

 

 

 

「ウチも紫杏のおる世界にいきたいなぁ。どうやったらいけるんやろ?なあ、あんた、知らん?」

「……知るわけないだろ」

「なんや、使えんなぁ、ほんま……」

 

ため息をつかれてしまう。

不快感をあらわにした彼女の足で一物をぞんざいにあつかわれる。

欲求不満の一物は、雑なあつかいを受けているにもかかわらず、それを快感に変えてしまった。

 

「どうしたん、チンポおっきくして。…まさか、興奮しちゃった?」

「ちがう、興奮なんか……」

「へえ…?でもここは大きくなってるで。ほら、、どくん、どくんって、まだおっきくなってるぅ。きっしょ」

 

女が楽しそうに笑った。

こんな状況でなければ、その笑顔は見るものまで楽しい気持ちにさせてくれるだろう。

だが、侮蔑の言葉を吐きつけながら、そんな顔をされては絶望感が深くなるばかりだ。

 

「おっきいって言うても、この人にくらべたらちっちゃいなぁ」

 

動画を見せてくる。

紫杏の陰唇に避妊具もつけず、ずっぷりと沈み込んでいるものは、認めたくはないが確かに大きかった。

 

「きっしょ。紫杏が他の男に抱かれるのを見て興奮したんやね、変態。」

「うわっ、よせっ」

「それともウチの足で踏まれてるせい?ま、どっちにしろこんな状況で勃起させるなんて変態やな、あんた」

 

陰茎をごしごしと擦られる。

 

「まだおっきくなってる。でも、そろそろ限界かな?ほら、もっとがんばらんと。そんなんじゃ、この人には勝てんよ」

「ぐ…」

 

比較されて、バカにされて、自尊心はズタズタなはずなのに、なぜか一物は固くなる。

 

「気持ちよさそうやね。もっとしたるわ。どうしようもない変態の欲求を満たしてあげるのもヒーローの仕事のうちや♥」

「なっ」

 

陰茎をしごかれ、快感の波が走る。

小悪魔じみた笑顔を浮かべる女を見上げた。

 

「ヒーローって、そんなことをしてるのか……?」

「もちろん。してるよ♥」

 

妖艶な笑みに何も言えなくなる。

悪党に肉体を使って奉仕する姿を想像してしまう。

友人が急に遠い存在になったように思えた。

 

「なにその顔。まさか、本気にした?冗談に決まっとるやん。」

 

アホやなあ、と笑われる。

悪党と淫らなことをしているのではという心配事は晴れたが、女がこちらを嘲る色が強くなったことでほっとしてもいられない。

 

 

「がんばれ、がんばれ♥紫杏も見とるで」

 

踏みにじりながら嘲笑を降らせてくる。

画面の向こうの彼女も、タイミングよくというべきか、タイミング悪くというべきか、あっかんべーをしていた。

 

真面目だった少女が乱れる動画とモデルのような長身美女の足コキ。

二人にバカにされているのに、なぜかこみあげてくる快楽に身悶える。

 

「こんなとこ、誰かに見られたら大変やな」

 

女が笑った。

 

「あんたの奥さんに教えたろうか?」

「なっ……頼む、それだけは……」

「娘さんにも伝えてあげる♥アンタのパパはチンポ踏まれて勃起する変態ですよって」

 

ぞっとする。

妻や娘にこんなことを知られたらどうなってしまうか、考えただけで恐ろしい。

 

「あれ?チンポぴくってなったで?報告してほしいんかな」

「ちがうっ……」

「報告してほしいんやろ?正直に言えや、変態♥」

「ぐ……うぅ……」

 

踏みにじられ、しごかれて、ぴくぴくと反応してしまう。

 

「正直に言え。ほらほら♥正直に言ったら、気持ちよくしたげるよ?娘さんだけじゃなくて、奥さんにも詳しく伝えたるわ。あんたの旦那は友人の性行為見せられながら罵られて踏まれて興奮するド変態ですって。」

 

罵る口調に熱が入る。

どういうわけか勝ち誇った表情が強くなる。

 

「報告してくださいって言って♥ほら、はやくぅ」

「誰が言うか!うぅ……もうやめてくれ……」

「ねえ、はやく。言ってよ。はよ。」

 

歯をくいしばって耐えていると、足コキがゆるやかになっていく。

 

身を焦がす快感が弱くなったことで、腰をもちあげて、まるで女の足の裏に勃起を擦り付けるような動きをしてしまう。

無意識に体が動いた。

かなしい男の性だ。

 

――しまった……

 

「……♪」

 

もちろん、見つかってしまう。

女がにんまりと笑っている。

 

「発情期の猿みたいやね。……あ、猿に失礼か。お猿さん、ごめんな~。」

 

 

猿には謝って、こちらには謝罪の言葉はない。

ぐりぐりと足の裏で刺激を与えられる。

 

「一人しかしあわせにできんかったしょっぼい男。聞いたで、最近はその一人すら怪しくなってきたんやて?」

「それは……」

「ウチのせい?」

「ちがう……」

「あら、こんなひどいことしてるウチをかばってくれるん?ありがと♥」

 

一瞬だけ優しい彼女が顔をのぞかせた。

ほんの一瞬だけ。

 

「でも、もうええよ。ウチは大丈夫やから。新しい光を見つけたから、あんたはもう用済み。ほら、さっさといけ」

 

冷たく突き放されて、足指を絡まされて、乱暴にしごかれる。

女の足で弄ばれ、足裏のにおいをたっぷりとしみこまされた陰茎の先から、どぴゅりと精液をあふれさせてしまう。

 

………

 

「まさかホンマにイクなんてなぁ……イッたのにまだギンギン」

 

汚いものに触れるような手つき。

実際、汚いのだから仕方ないがかなり傷つく。

 

「奥さんと娘さんに報告しようかな。あんたのパパはウチの足でしごかれて勃起して、精液どぴゅどぴゅしちゃった変態ですって」

「それだけはやめてくれ……」

「じゃあ、ウチの命令に従ってくれる?」

「命令…?」

「そ。次は自分でシコって。アンタの情けない姿もっと見たいけど、足でしてあげるのは面倒くさくなってきたから」

「は?」

「それにアンタの汚いし」

 

乱暴に突き放される。

腕の拘束が外された。

女が見下ろしてくる。

 

「はい、じゃあ、ウチが見ててあげるから、シコシコがんばって♥ほら、紫杏も見てるで♥」

 

動画をつきつけられる。

他の女の子を選んだ、あいつにひとこと、と男に言われ、あっかんべーをする彼女の姿。

 

 

 

「はよシコれや、キンタマ潰すで?」

「うわっ」

 

豹変した女の蹴りが飛んでくる。

 

「ただシコるんやなくて、ちゃんとこれを見て。紫杏、めっちゃしあわせそうやろ?」

「ううっ…」

 

他の男と楽しそうにしている彼女を見ながら自慰行為にふける。

無邪気に笑う可愛い猫。

自分にはひっぱりだせなかった、本当の彼女。

 

「奥さんとうまくいってないんやろ?たまったもんはどうやって処理してるん?」

「どうって……」

「いまみたいにオナニー?」

「う……」

「奥さんがいるのに一人さみしくオナニーか。かわいそうに。今日はウチが……いや、ウチらが見ててあげるから、いっぱいシコシコするんやで」

 

と言っても、画面の向こうの彼女はこちらを見ていない。

こちらに意識を向けるのは恐らく、あの場面だけ。

 

「ちゃんと謝って。しあわせにしてあげられなくてごめんなさいってな」

 

女の迫力に圧され、彼女に謝罪する。

画面の中で他の男に抱かれている同級生の名前を呼びながら、陰茎をしごく。

 

「紫杏をしあわせにしてくれたこの人にお礼も言うて。」

「なんで、そんなこと…」

「あんたは紫杏を救えた。しあわせにできる可能性があった。でも、他の女を選んだ。結果、紫杏はあんなことになった。あんたが救えなかった紫杏をこの人が救ってくれたんやで?ちゅうわけで、お礼」

 

反論したいことがやまほどあったが、さっきよりもすさまじい、殺意すら見える気迫に圧され、言われるがまま彼女を救ったという男に感謝の言葉を伝える。

 

「よく言えました。ご褒美に好きな動画を見せたるわ。どの動画がええの?男はやっぱり、やってる最中のが一番興奮するんかな?それやとさっき見せたやつになるけど、まあええか……はい、どうぞ。紫杏が他の男とセックスしてる動画みながらシコって」

 

他の男にしあわせにしてもらっている彼女を見ながら陰茎を擦った。

 

あっかんべー。

あんなひとのことなんてどうでもいい。

 

そんなことを言われているのに、なぜか興奮してしまう。

 

「ほら、もっと一生懸命シコって。せや、名前呼びながらなんてどう?しあん…しあん~…って。興奮するんちゃう?……はよやれや!」

 

彼女の名前を呼びながら陰茎をしごく。

 

「しあわせにしてあげられなくてごめんなさいって。言うて」

「さっき、言っただろ……」

「ほんまに悪いと思ってるなら、何回でも言わな」

 

ドスのきいた声を吹き込まれ、謝罪の言葉を口にする。

 

「自分が不甲斐ないばっかりに、しあわせにできなかった紫杏とウチをかわりにしあわせにしてください、おねがいします――様って♥ほら、はよ言え、のろま!」

 

繰り人形のように口を動かす。

相手の男を様付けして呼び、二人を幸せにしてくれるようお願いした。

 

「よう言えたね。じゃあ最後に負け犬――犬に失礼やけど、負け犬が芸をお見せしますので、お納めください――様。あんたも言うて。お目汚しではありますが、ご覧ください――様って。」

 

女が動画をちょっと戻した。

紫杏があっかんべーと言ったあと、こちらに哀れみの表情を見せている場面だ。

 

「言え。言いながらイけ。情けないアンタにかわってウチらを救済してくださる――様を楽しませろ、負け犬」

 

ぺっと唾を吐きかけられた。

顔にべちゃりとはりつく。

 

命令された通り、屈辱的なセリフを言いながら陰茎を擦る。

男を持ち上げ、自分を貶め、

惨めで情けない姿を見られているのに、その動きが激しくなっていく。

 

 

やがて限界を迎えた。

ヤバイと思ったときにはもう精液が飛び出していた。

 

画面の中では男が紫杏の膣内に射精しているところだった。

 

あの男は彼女のぬくもりに包まれて、中に。

こちらは紫杏の友人に嘲笑われ、軽蔑されながら惨めに。

 

たまっていたせいか、さっき足コキでいったばかりだというのに、すごい勢いでまきちらしてしまう。

しあわせそうな彼女が映る画面をべったりと汚してしまった。

 

「うわ、最悪……」

 

カズがあからさまに嫌そうな顔をしている。

ごめん、と謝るしかなかった。

 

………………………

 

女は男を追い出して廃ビルに引き返した。

携帯機器をポケットにそっとしまう。

背後からわざとらしい足音が響く。

 

男が追いかけてきたのかと思ったが違った。

 

「怖いですねぇ。まるで鬼だ」

 

振り返ると金髪碧眼の女がいた。

 

「…!お前、見とったんか!」

「色情に狂った鬼にあれだけのことをされたら、困ったものを放っておけないらしい優しい優しい男でもさすがに目を覚ますでしょう」

 

「…紫杏の映像、あれはお前のしわざか?」

「いいえ。なぜ私がそんなことを」

「ウチらの動揺を誘うため」

 

「まさか。あの小娘は私にとってはるか昔に過ぎ去った――文字通り過去の存在。もう忘れかけていたというのに。今回の件で過去ではなくなってしまった」

「…なに?」

「魔王の次は取り巻きの鬼を討ち取りましょうか。魔王の信奉者どもを根絶やしにし、忘却の彼方に消し去る。あの忌々しい小娘を完全な過去とする」

「お前の思い通りにさせるか!!返り討ちにして、あいつの前につれていく。泣いて謝るまでボコボコにしたるわ!!」

「あなたはもう能力を失ってしまったんでしょう?できますかねぇ?」

「能力なんかなくてもボコボコにできるわ!」

 

青い瞳がきゅっと細められた。

 

「…いい目をしていますね。きっとあのときの私も同じ目をしていたのでしょう」

「なんやと?同じにすんな!!」

「同じですよ。……先に引き金を引いたのはあの小娘だ。私は報復したにすぎない。魔王の信奉者どもはそれを知らないようだ」

「はぁ?なにを言うとんねん…」

「彼女のやったことについては知っているでしょう?それはどうです?それすらも是とするのですか?……答えてください、信奉者さん」

「……紫杏のやったことは知っとる。やりすぎた部分もある。全部は肯定できんかもしれん」

「でしょう?」

「……けどな、どんな理由があっても、お前のやったことが正当化されるわけやない。勘違いすんなよ」

 

怒りを燃やす。

鬼の形相で敵をにらみつける。

手のひらに爪がくいこむほど拳を握りしめた。

 

 

「…私は二つの脅威を世に放ってしまった。ひとつは魔王」

「はあ?」

「万が一、転生が事実なら、引き金を引いたのは私です。まあ、それでなくても彼女の背中を押したのは私ですから」

「お前、いい加減にせえよ…」

「異世界に行ってしまったものはどうしようもありません。ですが、もうひとつの脅威はいま目の前に!」

「なに?」

「大きな体に眠っていた小さな才能を見いだし育てたのはこの私だ。」

「なにアホなこと言うとんねん!育てられた覚えなんかないわ!」

「力をつけ狂暴な鬼と化してしまったあなたを討ち取り、責任を果たさなければなりません」

「なにが責任やボケッ!」

 

「あなたにとっても渡りに船でしょう?あの男にはどうせヨリを戻してもらえない。仲間もそれぞれパートナーがいる。友情なんて儚いものだ。いざとなればきっと見捨てられる。あなたはひとりぼっち」

「う……」

「この世界にこれ以上いてもいいことはありません。心優しい私が哀れな鬼を導いてあげましょう。魔王と同じ世界に送ってあげますよ」

 

その言葉にはっと目を見開く。

 

「あの映像の正体がなんなのかはわかりません。ですが異世界に転生し幸せになった魔王からのビデオレターというおとぎ話にのってみるのもいいでしょう」

「そうか、その手があったか…」

 

くくく、つりあがった口の端から変な笑いがこぼれおちる。

異世界などという戯言にすがるほど疲弊していた。

そこまで追い詰められていたのかと気づいて、さらに笑いが止まらなくなる。

女がぽかんとしていた。

やがて彼女も笑い出す。

 

「フフフ、まさか私の冗談にのってくるとは…。どうやら相当この世界に嫌気がさしているようですね」

「そうやなぁ…」

 

笑いがとまらない。

 

「ならばあなたの期待通り――」

 

女が満面の笑みで接近してくる。

本当に異世界にいけるのなら、そんなことも思ってしまう。

しかし、ぎりぎりで踏みとどまった。

 

「いいや、異世界に行くのはお前や!」

「なんだと!?」

「死んで詫びてこい!ドアホ!」

 

 

紫杏の動画はなんなのか、

過去の映像か、本当はどこかで生きているのか。

はたまた本当にこことは異なる世界から送られてきたものなのか、結局わからずじまいだった。




非凡なJKだった神条紫杏は数年後、神様の手違いで小物の銃弾に直撃しその短い生涯を終える。
罪悪感に駆られた神様はお詫びとして、しあんにパワプロアプリで第二の人生を歩ませることを約束した。

パクりじゃない、オマー(ry

10主「なんだよ、これ…」
和「口だけの誰かさんはいつまでたってもヨリを戻してくれへんし。あーあ、ウチもあの人のところにイキたいなぁ。あのとき、あのままいっとけば、異世界いけたんかなぁ…」
10主「…あのとき?」
和「はぁ…なんでもない。こっちの話。……ん?」
14主「……」
和「あ…。そうやな。こんなこと言うたらあかんな。せっかく少年が復活させてくれたのに。あのとき少年がウチに熱い想いを注いでくれたおかげで、いまここにこうしてられるんやからなぁ」
10主「!?」
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