パワポケアブノーマルss集 作:艶 紫苑
能力者にはめられ(そういうことにしておいてください)このご時世に懇親会を強行してしまうヒーローたち。
その様子はすべてカメラにおさめられていて……
前半は和那×レッド、そしてブラック・ピンクも巻き込んでヒーロー乱交へ(乱交シーンは書けなかったのでないです。入り口だけ)
後半はブラック×ピンクとなっておりますので、ご注意ください。
どちらも短いです。時事ネタではなくて、ちゃんとしたのをいつか書きたいですね
新型ウイルスが猛威をふるっていた。
懇親会を予定していたヒーローたちは頭を悩ませた。
「まあ、大丈夫やろ。いけるいける」
「アンタが大丈夫じゃないからこうして悩んでるのに」
「ウチは大丈夫やから」
「えぇ!?でも……」
「確かあれにはアルコールが効くんやろ?某大統領が言っとったで。注射できないだろうかって」
「…注射はダメ」
「せやなぁ。でも、浴びるように飲んで身体中消毒!これでバッチリや」
「いや、無理だって」
酒で消毒は無理だろうし、消毒用のアルコールを飲むつもりなら命の危険がある。
全力で止めなくてはいけない。
「それに店だっていまはやってないわよ」
「あぁん?じゃあ確認しにいくか?」
「わざわざ店まで行かなくてもネットで……ああっ、ひっぱらないでっ」
「……いってらっしゃい」
「いってきます。留守番たのむでー」
「ネット!もしくは電話!!あああああっ」
お店。
「このご時世ですので……」
「時勢が悪いからって飲み会しちゃいかんのか?」
「ダメでしょ。自粛しましょ自粛」
「あんたはちょっと黙ってて」
とてつもない威圧感にピンクは口を閉じた。
「あんちゃんたちはサービス業や。なのに、客より時勢を優先するんか?」
「とんでもございません。お客様は神様です」
「よう言うた!それでこそ男や。アンタも見習わにゃいかんのとちゃうんか?」
「あたしは女!…それにダメだって。飲み会なんてしてるのがバレたらボロクソに叩かれ――」
「うっ……ううっ……」
「え!?ちょっと、いきなりどうしたのよ?」
「ウチはもう飲まんとやっとれんのよ!!彼氏としあわせにやっとる、アンタにはわからんやろうなぁ!!」
「ちょっ!?ああ、もうっ!わかったから!抱きつかないで!骨が砕けるっ!!」
「ヒーローに骨折はない!……あら?」
ピンクがぐったりする。
「ちょ!?ええ!?大丈夫か!?」
なんのことはない狸寝入り。
だったのだが、和那の熱心なマッサージとディープキス――もとい人工呼吸でピンクが文字通り昇天しそうになったのはまた別の話。
結局、色々あってやけっぱちになっている和那を止めることはできず懇親会は強行開催された。
「あらイケメン。はじめましてウチ○□ナ――うわっと、失礼、噛んだわ」
懇親会が始まる前から呑んですでにベロベロになっていた。
失言して、あたりを見回す。
ブラックが眉をひそめた。
「……なに?」
「カメラないやろな。あったら捕まるかも今の発言。噛んだだけやのに」
「……聞き間違いでも逮捕されるから大丈夫」
「なんや、それなら逆に安心やな」
「逆?」
「真面目にびくびく生きとるのがアホらしいわ。ウチ○□ナ――うおっと、また噛んだ!!呼吸を整えて……三度目の正直!カズナや。よろしゅう。よっしゃ言えたー!!」
「あはは、よろしく」
「あんたのお名前は?」
「俺は――」
べろべろの状態で絡まれてタフでクールなナイスガイもさすがに苦笑い。
………
「なんか暗い顔やな。なんか嫌なことでもあったんやろ」
「…まあな」
「そうか。ウチもめっちゃへこむことがあったんよ。そういうときはこいつを呑んで忘れるのが一番や。さ、のも♥」
「ああ、いただくよ」
「なんや固いなぁ、のんでる?」
「ああ」
「うーん、それにしちゃ表情が固いなぁ。」
ハンサムな男を前に和那は舌舐めずりする。
意を決して彼に手を伸ばした。
「…ここも♥もっとのまなアカンよ」
「うおっ。どこを触ってるんだ…」
「ウチがやわらかくしてあげる」
「ぬおっ、こらっ、やめるんだ…」
「あら、めっちゃ立派♥こんなにちっちゃいんやってからかったろって思うとったのに、これは嬉しい誤算や♥支給されたマスクよりはるかにおっきいわぁ♥」
「なにを言ってるんだキミは!?ぬおおおおっ」
「んん?マッサージしてるのに逆に硬なってる。なんで?なあなあ、どういうこと?」
イタズラ娘のような笑みでのぞきこむ。
しっとりと汗をまとった体がくっつき、顔と顔が急接近する。
「そ、それは……」
ナイスガイがまるで思春期の少年のようにドキドキしていると、和那はふっと視線をはずした。
彼女にいじられテントを張っている部分をまじまじと見られて、また違った意味で心拍数があがる。
「せや♥口でしてあげたら、やわらかくなるかな?」
「は?あああああっ」
目にもとまらぬ早業で男の恥部をあけっぴろげに。
「こら、なにしてるのよ!?」
すっぽんのように吸い付く和那をピンクが止めようとする。
だが、止められない。
「うおおっ♥」悶えるナイスガイ。
「んむっ、ああ、おいし♥濃厚接触最高♥ぷはぁっ、蜜があふれてくるぅ♥」
「ぐぅ…」
引き離そうとするが、びくともしない。
女の髪を握り締め、粗相をしないよう下腹に力を込めることしかできなかった。
「この子はいつもこうなのか!?」
「…そう」
「いや、いつもはここまでじゃない、今日は特別おかしいわよ!ちょっとアンタ、何があったか知らないけど、のみすぎ!なにやってるのよ」
レッドに絡む和那を引き離そうとするピンク。
「ああ!?のみすぎぃ?どこがやねん!?こんなもん呑んだうちに入らんわ!もっと酒もってこんかい!!」
「ひぃっ!?ちょっと暴れないでよ。ブラック、見てないで手伝って」
ピンクが悲鳴をあげる。
和那はナイスガイを握りしめたまま手を上下に揺らす。
レッドがびくっと体をこわばらせた。
「うあっ」
「あら…?もっと持ってこいとは言うたけど、ちょっと早ない?」
「よせ、触れるな……」
粗相をしてしまい弱々しくなるレッド。
ピンクとブラックは絶句している。
「くっさぁ♥なんかウイルスを漂白してくれそうなにおいやね」
「なにを言ってる…あ、こらっ…」
先端からあふれた白濁液に和那が口をつける。
「んくっ、濃厚やなぁ♥舌も喉もやけそうや♥強いお酒♥こんだけ強いやつなら嫌なこと全部忘れられそう♥はい、あんたにものませたげる。ほらあーん♥」
「なっ、冗談はやめろ」
「しゃあないなぁ、じゃあ口移しで」
「ちょっ、おおおおおっ」
「わっ、なにしてるのよ、あんたたち」ピンクが顔を覆う。
「おぇ……俺は巻き込まれただけ…」
「そんなつれないこと言わんと、もう一杯♥」
「うおおおおおっ」
濃厚接触がなんぼのもんじゃいと言わんばかりのディープキス。
風邪に効きそうな苦い液体が二人の口を入ったり来たりする。
しばらくして、ごくっと喉を鳴らした。
「食道をどろっと伝って胃に落ちていく感じがええなぁ。味も香りもええ。百点や♥」
「やめろ、もうでないぞ……」
「またまた~。まだ隠してるやろ~。イジワルせんで♥」
男の持ち物を両手でさぐる。
袋をそっと持ちあげ優しくマッサージ。
固くなっている部分は激しめにさする。
白濁酒のおかわりをおねだりした。
レッドの口から情けない声がもれる。
「おほっ、おおおおおっ」
「うわっ、すごっ♥めっちゃ出た♥」
当然のように口をつける。
びゅるびゅるとわきでる白濁液をらっぱ飲み。
「あー、おいし♥でも、なんか不安やなぁ。消毒が足りんような気がするわ」
「いや、もう十分だろう…」
恥をかかされたレッドはへにゃへにゃになっている。
虚脱状態。
足を投げ出し座っている。
その腿の間に顔を埋め和那がもぞもぞとうごめく。
ざらつきをもったにゅるにゅるが剥き出しのレッドにたっぷりとこすりつけられる。
「せや!なあ、注射して♥口でのむより絶対効くと思うわ♥」
「え……」
「ほら、ここ♥女が男に注射してもらうための穴があるやろ♥」
和那がするっとパンツを脱いだ。
レッドの目の前に引き締まったお尻がつきつけられる。
彼女の指が土手肉に添えられた。
くぱぁっとその底を割る。
蜜があふれ、腿を濡らす。
「注射用の穴、見える?○○チン、ちょうだい♥」
濡れたピンク色のヒダが物欲しそうにひくつき、中心に暗い穴を作り出している。
壁面や天井には複雑な模様。
ふわふわと蠢き、男の想像力を強制的にかきたて、幻覚の鎖で一物を緊縛する。
「うー、はやくぅ♥あんたたちヒーローは大丈夫かもしれへんけど、ウチはヤバいで。注射して、ウチを助けて♥そう!人助けや!それやったらいいやろ?な?」
「こんな、人前で……」
他のヒーローたちに見られながらするなど元リーダーの威厳にかかわる。
「じゃあ、ホテルいく?ウチはどっちでもええで♥」
目の前でお尻が物欲しそうに揺れる。
鍛えられて固そうに見えるが、その分締まりはよさそうだ。
むちむちのそれがぐっと押し付けられた。
レッドは息をつめる。
うりうりと顔面を洗浄された。
曼陀羅を。真理を見たような気がした。
鼻腔には癖になりそうな妖しい香りがやきつく。
和那の尻に押され体がのけぞる。
何か壊れる音が聞こえたような気がした。
股間で顔を洗浄されるなど屈辱以外の何物でもないはずなのに一物がぴんとそそりたっていた。
「本当にいいんだな」
四つん這いになった和那の後ろから男が覆い被さる。
「うん、ええよ♥」
底に白濁液をたっぷりとためた肉棒の先端が注射用らしい穴に沈み込んでいく。
「熱いな……もしかして手遅れだったか?卑猥なものが内側にすくいたえず蠢いている……」
「おっ♥ノリがようなってきたね。そう、あんたがはよ注射してくれんかったから、もうアカンかも……あっ♥」
「あきらめるな。俺が助けてやる」
恥をかかされた上、口移しまでされ、やけくそになったレッドが腰を叩きつける。
これにはブラックやピンクも呆然と立ち尽くしていた。
動物の体位で絡み合う二人をただただ見守る。
「うあっ♥すごっ♥ヒーローのピストン♥めっちゃすごいぃ♥」
「これは重症だな。熱すぎる…ぬるぬる、そしてざらざらだ。締め付けも激しい。早く注射しないと」
摩擦して箍を外そうとするように特殊な極太の針を抜き差しする。
お腹の底を何度も押す。
両腕をつき、うつむく和那の口から甘く荒い吐息が押し出される。
「アカンッ♥もうイキそうや……」
「イッた瞬間が一番吸収されやすいだろう。注射してやるから早くいけ」
「ふああっ♥でもっ、でもぉ♥」
ノリノリのレッドに対し、ちょっと正気をとりもどした和那は好きだった男のことを思い出し躊躇する。
他の人と結ばれた男。
ヨリを戻してくれるかと思いきや全然戻してくれなかった男。
今回やけ酒をした原因。
――なんでいまさらあいつのことなんか……。未練かな……?
酒では消しきれなかったらしい。
他の男に中出ししてもらって完全にふっきろう。
そんな破滅的な考えが脳裏を支配した。
地面についた四肢に力がみなぎる。
レッドが突き入れる瞬間に尻を彼に押し付けるようにして、さらに深く味わう。
「ぐうう……どういうつもりだ」
「ウチが先にイクとかありえんわっ!先にイクのはあんた♥」
「なにっ……」
「イク瞬間が一番吸収しやすいんやったっけ?ウチが合わせたるから安心して♥ほらっ、はよいき♥」
「ぐうっ、おおおおおっ」
結合がこれまででもっとも深くなった。
にゅるにゅるとした肉がレッドの極太針を固定するように巻きつき、吸い付いてくる。
まるで子宮が意思を持ち精液を吸い出そうとしているかのようだ。
レッドは耐えきれずに白濁液をあふれさせる。
「あはっ♥レッド様の注射っ♥しゅごいぃぃ♥イクッ♥イクぅうううううう♥」
撃ち抜かれた獣のように和那は体を反り返らせた。
両手両足をぴんとつっぱり、月に向かって吠える狼よろしく顔をはねあげる。
汗をすってしとどに濡れたショートカットがばさりと揺れた。
鍛えたお尻をぎゅうぅっとレッドの下腹に押し付けて、彼のものを根こそぎ搾り取ろうとする。
耐えようとするレッドだが、甘美な肉の蠢きには逆らえず、すべて出し切ってしまう。
「俺はなんてことを……」
「はぁ……♥効いたわぁ。さすがのヒーローもウイルスには敵わん、指をくわえてみとるしかないって思ってたけど、これならいけそうやね。世界中の女の子を治療して回れるわ♥いこ、レッド様♥」
「冗談はやめろ……。ブラック、ピンク見てないで何か言ってくれ。無言は怖い……。いっそめちゃくちゃに責めてくれた方が楽だ」
「じゃあ遠慮なく――」
「やっぱりいい!何も言うな!」
「ふたりとも、なにぼーっとつっ立っとんねん、一緒にのも♥」
「いや、あたしたちはいいわ……」
「……もうお腹いっぱい」
「ああん!?遠慮せずにこい!飲むで!」
中出しされて、うっとりと女の子座りだった和那がふらふらと立ち上がる。
身構える二人。
次の瞬間、後ろから和那が覆いかぶさり二人の肩を抱く。
「え?ええ!?はやっ!どうなってるの!?」
「ウチもようわからんけど、体が勝手に動いた!酔拳かなぁ?」
「んなわけあるかあ!」
「……レッドの注射の効果?」
「かもなぁ!ようわからんけど!ウチ、いま、めっちゃ気分がええねん。ふたりにもその気分をおすそわけ♥」
「んむぅっ♥ちょっと!?何してるのよ!」
「なにって、そんなこともわからんのか。まあええわ」
「……ん♥」
「ブラックにまで……」
「リーダーならわかるよな」
「……ちゅー♥」
長身女子が小柄な女の子二人の間にだらんと寄りかかって、交互にキス。
尊い百合の園、真ん中の背の高い花の花芯にはあふれるほど花粉が塗りつけられているが尊さはそこなわれていない。
射精直後ということもあって茫然自失のレッドはぽかんと見ていた。
「んー?なに?……あ!アンタも混ざりたいんやね。そう言ってくれればいいのに、ごめんな、ほったらかしにして」
「いや、別にそういうわけじゃ……んおっ!?」
百合の園に男が招き入れられる。
「は!?ちょっと!?あたしには彼氏が!?」
「……同じく」
「あんたケンカ中やろ?ピンクはまあ置いといて。一晩だけっ♥みんなでしあわせになろう♥な♥真夏の夜の、なん?あん?」
「…?」
「あれ?なんやったっけ…まあええ、真夏の夜のワンナイトラブや!!」
「何言ってんのよ!?ああああああっ!!」
「姉妹になろ♥激つよ姉妹が悪党はもちろん、よう効く注射をもってウイルスも倒して、世界を救う♥」
「俺は道具扱いか……」
「ヒーローの絆をもう一段階上に、そしていま世界にはびこってる新たな敵に立ち向かうための重要な鍵やね♥」
「やっぱり道具扱いじゃないか!」
その後ものみまくり、暴れまわり、いつの間にかKO。
………
和那はチュンチュンと鳥の声で目を覚ました。
口のなかからなんだか生臭いにおいがする。
しかし不思議と癖になりそうな臭い。
濃厚な白濁酒をたくさん呑んだような気がする。
「うー、頭痛いわー…体も、特に腰が痛い…。なんか気持ち悪いし…はっ!まさか、いま大流行の――」
「…ちがう」
となりにいたブラックの電光石火のツッコミ。
「うわっ、びっくりした…」
「ただの二日酔い」
「えぇ?そんなに飲んでないで」
「はぁ!?なに言ってんのよ!?べろんべろんに酔っぱらって、あ、あんなことまでして、あんなことまでさせたくせに!?」
顔を真っ赤にしたピンクが怒鳴りつけてくる。
「あんなこと?どんなことや?」
「胸に手を当てて…なんでアタシの胸に手を当てようとしてるのよ!?自分の胸に当てるのよ!」
「脈もある…。そうは言うてもなぁ、覚えてないもんは覚えてないし…」
助けを求めるようにブラックの方を見た。
彼女はぷいと顔をそむけた。
ほんの少しだけ頬が赤いような気がした。
「…自分で考えて」
「そんな意地悪言わんで、教えて」
「…言えない」
結局謎のまま。
数日後。
パトロールの途中に偶然立ち寄ったコンビニで偶然週刊誌を手に取った和那は目を丸くした。
ブラックとピンクがキスをしている写真がでかでかと載っていた。
――なんやこの二人ラブラブやん♪いつの間に。ん、そういや確かに最近二人の距離がやけに近かったような…こそこそ二人でなんかやっとるし。ええなぁ♥ん?あ、これヒーローの懇親会の様子?スクープやて。ちょうど記憶がなかったし助かるわぁ。読んでみよ。あの夜何があったんかな~
にまにまと記事に目を通す。
和那の顔がどんどん青ざめていく。
最初に目に入り顔をほころばせたキス写真をよく見ると二人の後頭部に第三者の手が回されているのが見えた。
――ラブラブやのうて無理やり……二人にキスさせてる、この手!まさか……
写真の第三者はブラックとピンクよりもはるかに背が高い。
顔は見切れている。
和那はぱたりと雑誌を閉じた。
次のページには酔った和那が色々な意味で大暴れしている様子が記事になっているのだが、幸か不幸かそのページを本人が目にすることはなかった。
帰り道、色々なことを考える。
「すいませんでしたぁ!!」
和那は跳躍した。
空中で体を折り畳み、ずさぁっと土下座でピンクとブラックの前に躍り出る。
頭をさげる直前、二人の距離がやけに密接でやけに肌色が視界に広がっていたような気もするが、そんなことよりも謝罪だ。
「ちょっ…なんでいきなり入ってくるのよ!声ぐらいかけなさいよ」
「ふえ?」
思わず顔をあげる。
ピンクとブラックの髪やら服やらが乱れ、二人はそれを慌てて直している。
二人とも顔がほんのりと上気している。
「どういうこと?」
「…カズのせい」
「へ?」
「そうよ!アンタのせいよ!責任取りなさいよ!」
「いや、まず説明をやな…」
「…秘密」
………
謎のまま、また後日。
黒髪とショートボブの女と茶髪のショートカットの女――二人とも小さい女の子、下手したら小学生ぐらいにも見えなくない。
そんな二人が裸で抱き合っていた。
二人とも胸はひかえめ。
勃起した乳首がふれあい、潰れ合った慎ましい乳房の中に沈む。
胸が小さいおかげで心臓と心臓の距離はとても近いだろう。
お互いの鼓動を鮮明に感じ取れるはずだ。
とくんとくんと鼓動を合わせることもきっと簡単。
「あのときはよくもやってくれたわね」
「…それはこっちのセリフ」
過去を振り返りながら体をぶつけあう。
にらみあい、みつめあい、。
ぴちゃぴちゃ
ぬちゅぬちゅ
くちゅくちゅ
光景を目の当たりにしていなければ雨音と勘違いするかもしれない。
――えええ!?なにやっとんねん、あいつら……
和那は物陰からふたりをこっそりと見ていた。
――気づいてない?いや、気づいてるよな?わざと見せつけてる、とか?
ふたりはお構い無しに貪り合っている。
目を閉じて、唇を擦り合わせ、舌まで絡ませている。
ヒーローとは思えないほど華奢な――けれど、そこらの悪党など造作もなく撃破するほどの力を秘めた腕が絡み付いて、お互いの体をまさぐりあっている。
「はっ♥」
「…ん♥」
ぎゅっと抱き締め合う。
小さな胸がぎゅうっと押し合って、輪郭をはっきりとさせた。
腰をくねらせ、秘部を触れ合わせる。
股の間に片足が入るようにして、腿でも秘部を刺激している。
股を刺激しあいながら熱烈なキスも続けている。
――あわわっ……なんちゅうことしてんねん……
見ているだけで変な気分になる。
興奮のあまり鼓動が早くなって胸が苦しくなる。
「……ピンク、かわいい」
「かわいいとか言うな……」
仰向けに倒したピンクにブラックが真正面から挑む。
「……もう赤ちゃん作れそう」
小さなふくらみやくびれの少ない腰をなぞりながら言う。
「嫌味!?言っとくけどブラックだって似たようなもんだからね」
「……む」
「ちょっ!?そこっつまんじゃダメッ!そこも!!」
可愛らしい戦闘がくりひろげられる。
ブラックが勝利し、ぐったりとしたピンクに本格的にのしかかった。
上から腰を押しつける。
つるつるの貝肉が重なりあう。
体重をかけて、ぬちぬちと潰しあう。
「ぐ……うぅ……」
「はっ♥あっ♥」
敏感なところ同士を擦りあわせるように腰をくっつけあう。
ピンクは罪悪感があるのかこらえるような、
ブラックは箍が外れているのか弾むような吐息をもらしている。
「もお、だめぇ♥」
「…私も、イク」
「はぁ!?わざわざあわせなくていいからっ♥」
余裕に見えて実はブラックも相当たかぶっているようではぁはぁと熱い息を漏らしている。
「だめっ、イクッ、イクぅうううううっ♥」
「…ッ♥…んあ♥」
ふたりは可愛らしい声をあげて、腰を思い切り相手の方につきたす。
柔らかそうな陰肉がぐにゅっとつぶれあった。
美味しそうな蜜がぶしゅっとしぼりだされる。
――あの二人イッたんか……
呆然と見つめる。
濃密な香りと淫靡な息づかいが響いていた。
「はぁ……こんなこと、アイツには絶対言えないわね」
ブラックと抱きあったままピンクが言う。
「…ふたりだけの秘密」
ブラックもこくりとうなずいた。
――アイツ?ウチのこと?いや、彼氏のことかな?どっちやろ……そういや、こいつら二人とも彼氏がおるのに何しとんねん!
幼女にしか見えない二人が貪り合う衝撃的な光景に気をとられ、そんなことすら忘れていた。
――彼氏的にはどうなんやろな、これ……。百合の花は特別かな?せや、これぐらい許す度量がないとヒーローの彼氏なんてやっていけんわ
うんうんと一人うなずいた。