※この作品はR-18です。

パワポケアブノーマルss集   作:艶 紫苑

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能力者によりセックスしないと出られない空間に閉じ込められたレッドとピンク。
お互い想う人がいるためセックス回避に色々試してみるも結局……

レッド×ピンクです。お気をつけくださいませ


【NTR?】赤とピンク【セックスしないと出られない部屋】

レッドとピンク。

めずらしい組み合わせでいるところに能力者が現れる。

 

ピンクはヘルメットを被って物陰に隠れた。

レッドが敵を迎え撃つ。

隙を見つけて跳躍。ヒーローキックを敢行した。

 

「なっ……」

 

蹴りがクリーンヒット。

敵の姿が揺らぐ。

虹色の粒子となってかき消えた。

 

「今日はお二人に、ちょっと子作りをしてもらいます」

 

虚空から不吉な言葉が響く。

虹色の光が翼のように広がり始める。

 

「なによ……これ」

 

攻撃の軌道は予測できた。

だが、かわしきれない。

物陰にいたピンクすら包み込む広範囲。

二人は虹色の光にのまれ意識を失った。

 

 

 

目を覚ますと奇妙な空間に閉じ込められていた。

 

「ここは……?」

「わかんない……」

「敵の作り出した異空間か?」

「ダメ……あたしの能力を使ってもわからない……」

 

まるで巨大なシャボン玉のなかにいれられ青空に投げ出されたかのような景色が広がっている。

虹色の膜に触れる。そこから先に進むことができない。

 

「試してみるか」

「え……?」

 

助走をつけて飛び上がる。

行き止まりに向けて足を突き出した。

ドゴォッ!

凄まじい音が響く。

虹色の膜が揺らいだ。

しかしすぐにふわふわと元に戻ってしまう。

 

「ダメか……」

 

その後も何度か攻撃してみるが結果は変わらない。

連続攻撃をかまし揺らぐ膜にさらなる衝撃を加えても突破はできなかった。

 

「くそっ、いったいどうすれば――」

 

「そこはセックスしないと出られない部屋――正確には空間というべきでしょうか?二人仲良く体を合わせて腰を振り合わなければ脱出はできませんよ」

 

困惑する二人の頭上から声が響いた。

視線を向けてもそこには誰もいない。

青空が広がっているだけだった。

ピンクは愕然とする。わなわなと唇を震わせた。

 

「ちょっと……聞いた?いまの」

「……しまったな」

「……どうすんのよ!」

 

「どうするかだって……?やるしかないだろう」

「やるって……まさか……」

 

レッドが真剣な眼差しで接近してくる。

キスされそうな雰囲気にピンクは後ずさった。

 

「あたしはイヤ!アイツ以外とするなんて絶対にムリ!」

「……しかし、」

 

閉じ込められてからかなりの時間が経った。

フルパワーの攻撃をぶつけても空間を破ることはできなかった。

 

「想いも遮断されている……このままだとオレたちは消滅する。やるしかない」

「イヤだって言ってるでしょ!?」

「ヒーロー同士ならノーカウントだろう。消滅するか否かの瀬戸際だ。彼もきっと許してくれる。……それとも彼は、こんな緊急事態すら理解してくれない小さな男か?」

「バカにしないでよ!!アイツは、事情を話したら、ゆるしてくれるわ……たぶん」

「なら……」

「でも、あたしがイヤなのっ!ああ、もう!なんでこんなことに」

「このままだと本当におしまいだぞ。消滅してしまったら彼にも二度と会えない。それでもいいのか」

「よくない……よくないけど……うわーん、どうすればいいのよっ」

 

消滅へ向かっているのはピンクもひしひしと感じていた。

思わず泣きべそをかく。

 

 

 

ためらいにためらい、数時間が過ぎた。

普通の人間ならまだ躊躇の時間が残されているかもしれないが、想いの力を遮断されたこの空間はヒーローたちにはキツすぎる。

動けなくなってしまったらおしまい。

セックスするという条件がクリアできなくなってしまう。

ピンクは決断を下した。

 

「ひとつだけ、試したいことがあるの」

「……なんだ?」

「合体、なんだけど……」

「セックスを言い替えただけじゃないか」

「そうじゃなくて、あたしが彼氏とやってるみたいに――」

 

説明しながら罪悪感がこみあげてくる。

今まで彼氏としかやったことがない行為を他の男とするのだ。

――でも、人間の姿でセックスするよりはマシ……それでこのふざけた空間を壊せるなら……うぅっ

 

葛藤するピンクを嘲笑うかのように虹色の膜が揺れている。

 

「なるほど。もしかしたらそれで条件を達成したことになるかもしれないな……やってみるか。」

「ちょっ……心の準備がまだ……」

スゥゥゥゥゥ……

「ああ、もうっ!」

「――変・身!」

 

まだ躊躇いがあったが残された時間は少ない。

レッドのかけ声にあわせてスーツの姿になる。合体した。

 

「うあっ……ああっ」

 

彼以外の男を体の内側に入れて、隙間をギチギチに埋められている。

ピンクは思わず情けない声をあげた。

 

「これがピンクのナカか……意外とあたたかいな」

「気持ち悪いこと言わないでくれる?!それに意外ってなによ!」

「締め付けもしっかりしてる……ピチピチだな」

「ううっ……セクハラよ……完全にぃ」

 

怒鳴りながらあることに気づいた。

中をいっぱいにふくらまされて、苦しいほどだ。

レッドが締め付けが強いと感じているのもそのせいだろう。

 

「ちょっと……体、大きくない?もっと縮めてよ。あたしの体、ひろがっちゃう……」

「そうは言われてもなあ……。逆に質問するが、ピンクは胸やおしりのサイズを変えられるのか?」

「できない……ちょっと待って、それどういう意味、何が言いたいの!?」

「できないだろう。オレも同じだ」

「質問に答えなさい!!」

「はいはい。っと、それより空間は……破れてないな」

「あ……うそ、でしょ……」

 

綺麗な青空と虹色の膜を見て愕然とする。

しばらく待ってみたが何も変わらない。

わずかな時間がすさまじく長く感じられた。

変身解除。

レッドの熱やら鼓動やらがピンクの体に刻まれていた。

なかなか消えてくれない。

 

「逆だったらどうだ?」

「逆?」

「ピンクがオレを身にまとうんだ」

「え……」

「男をナカに迎え入れるより、そっちの方が抵抗感はないだろう」

「あああ!その言い方はやめて!あたしが浮気してるみたいじゃない……っていうかそれができるなら、先に言いなさいよっ」

「やったことはない。ぶっつけ本番だ。イクぞ!ピンク!」

「え、ちょっ、イクって、おかし……いやあああああっ」

 

人間の姿になったピンクの後ろにレッドがぴったりとくっついた。

後ろから抱き締められるような感覚。

合体の一体感に貫かれ、ぞくぞくっと鳥肌が立った。

中に迎え入れるより~なんて言葉に踊らされたが、やってみるとなかなか抵抗感がある。

レッドの熱とにおいが押し寄せてきてドキドキと鼓動が早くなる。

彼への罪悪感に小さな胸が締め付けられた。

 

「これが人をナカに入れる感覚か……何とも言えない感覚だな」

「う……しゃべらないで……声、近すぎっ」

 

耳元に囁かれているようで、ゾクゾクと戦慄が駆け抜けていく。

ピンクは身を縮こまらせた。

 

「こうしているとピンクの可憐さがよくわかるよ。男疑惑が出ていたのが不思議だな」

「しゃべらないでって言ってるでしょ……さっきから変なことばっかり言って……」

 

彼にされたことのないことを他の男にされている。

そもそも全身をぴっちり包むなんて、普通の人間の彼には不可能な芸当だ。

 

「ああっ、あたしはなんてことを……」

 

胸を赤いスーツにきゅっと締め付けられる。まるで小さな胸を鷲掴みにされているかのような感覚。

胸だけではない。腰も。手足も。顔も。首筋も。腹部も。とにかくすべて。

特に意識してしまうのは、

 

「ちょっと……わざとやってるでしょ」

「ん?なにがだ?」

「アソコに、くい込んでる……」

「あ……すまない。合体は初めてだからサイズ感がわからなくてな」

「う、うそ……ぜったいにわざとよ……くぅぅ」

 

グイグイと、おしりや割れ目にスーツが食い込む。

のぞきこむとヒーロースーツの股間にワレメの形がはっきりと浮かび上がっていた。

後ろを見ればキュートな桃がくっきり。

見るものがいれば、素っ裸より卑猥に想像力をかきたてられるだろう。

 

「はあっ……はあっ……ふぎぃっ♡」

 

陰核をぐっと刺激され体がのけぞった。恥ずかしい喘ぎ声を口からはねあげる。

ジワッと熱いものを漏らしてしまった。

 

「すまない……それに空間は破れなかったみたいだな。ダメだったか」

「わかっててやってるわよねえ!?合体したかっただけでしょ!?」

「オレだってやりたくてやってるわけじゃない。……に、申し訳が立たないからな」

「それって……」

「いまは緊急事態だ」

 

合体解除。

ピンクは無意識に自分の体をかき抱いた。

レッドにいたずらされたような感覚が生々しく残っている。

 

「はぁ……はぁ……ううっ」

「どうした?」

「なんでもないわよ!」

「そうか?顔が真っ赤だぞ」

「あんたのせいよ!!」

 

涙目で怒鳴りつける。

合体中に恥ずかしいしぶきで股間を濡らしてしまった。

レッドは気づいていないのか、気づかないふりなのか、そこには触れない。

 

 

 

 

「全部脱ぐ必要はないわよね」

「しかし、汚れるぞ……ん?」

「あ……ええ!?」

 

せめて裸は見られないようにと着たままセックスしようと提案した。

その瞬間、服が光の粒子のようになってサラサラと消えてしまった。

都合よく肉体は消滅しない。

レッドとピンク、お互い一糸まとわぬ姿。

 

「な、なんで……」

「この空間では衣服すら敵の思うがままか」

「ちょっと!」

「ん?どうした。そんなところを指差して。はしたないぞ」

「いや、それ!隠しなさいよ!変なもの見せないで!」

「ああ、そういうことか。すまない。」

 

――大きい……アイツのより、ずっと……

 

レッドのロマン砲にピンクは目を見開いた。

残像が脳裏に焼き付いて離れない。

どういうわけか胸の鼓動がドキドキと激しくなった。

 

 

 

「彼氏とはどうなんだ。うまくやってるのか?」

「……ふ……くぅ……急にリーダー面しないでよ」

 

肌と肌を触れ合わせながら会話する。

 

「あまり意識するな。目を閉じて、彼氏とやっているときを思い出せ。セックスの相手は彼氏だと自分に思い込ませるんだ」

「そんなの無理に決まってるでしょ!」

 

――入ってきちゃう……アイツ以外の……ああっ……おっきい……

 

肌と肌よりもっと深く近い触れ合い。

密着する体と粘膜から、レッドの情熱と脈動が伝わってきて、トクントクンと鼓動が早くなる。

 

――これは敵の能力を破るために、必要なことだから……うくっ……

 

「ピンクのナカ、キツキツだな。しかしひだひだは熱くとろけて、さっきの合体とは大違いだよ」

「そんなこと言わなくていいわよ!あ……ああっ……」

 

熱いたぎりがピンクの肉体をメリメリとこじ開ける。

ヒーローのレッドとただの人間でしかない彼の差を身をもって思い知らされた。

初めてのとき以上に取り乱す。

彼が触れられなかった深いところまで元リーダーのものが到達した。

 

「ふあ♡あっ……ああっ」

 

行き止まりを押され、ずんっと突き上げられた。

征服された牝の声を出した直後、後悔の嗚咽を漏らす。

 

「ふう……なんとか奥まで入ったな。大丈夫か?」

「ううっ……大きすぎよっ、バカッ」

「すまないな。さっきも言ったように体の大きさは変えられないんだ。……空間は、変わらないな」

「そんな……」

 

しばらく待ってもなんの変化もない。

青空とシャボン玉のような薄膜の景色が残酷に広がっている。

 

「射精まで行かないとダメなのか」

「もういや……これ以上アイツを裏切るのは耐えられない……」

 

深くつながったまま待ってみるが、やはり変化は訪れない。

 

「うっ、動かさないでよ……」

「もう猶予はない。様子を見ながらピンクの体をオレのものに馴染ませる。今のままでは満足に動かせないからな……少し様子を見て空間が破れそうになければ、最後までやるしかない」

「最後まで……」

 

レッドに中出しされる自分を想像して全身が凍りつく。

あの巨大なロマン砲からビュルビュルと精液が吐き出されピンクの聖域をドロリと濁液で埋め尽くされる様子すら鮮明に思い浮かべてしまい、ぞっとする。

ブンブンと首を振って、その想像をかきけした。

 

「で、でも、ナカに出す必要はないわよね?」

「外に出すか?しかしそれで、もしダメだった場合……いつもなら余裕だが、想いから長時間切り離され消耗した状況では2発目は無理だ……1発にかけるしかない。つまり」

「ナカに出すしかないってこと……?」

「そういうことだ」

「簡単に言わないでくれる!?いいわよね、男は気楽で!!」

 

ううっと犬みたいに唸った。

レッドにだって大切な人がいるのは知っている。

罪悪感もあるだろう。

しかし、声を荒げずにはいられない。

 

「すまない。敵の能力を看破できなかったオレの責任だ」

 

ぬぷっ

怒るピンクの中をレッドが刺激する。

何人もの女の子を泣かせてきたであろうモテ男の技巧で、彼氏がほぐせていないピンクの奥地をにゅるにゅると揉みほぐしていく。

 

――感じちゃダメ……感じたら本当にアイツを裏切ってることになっちゃう……

 

意識すればするほど体は敏感になる。

肉畝も彼氏とするとき以上に起き上がってレッドの凹凸を感じ取れるほどになった。

炉と化している膣内をひっかきまわされ、

 

「う……はぁ♡そ、そこぉ……うああっ」

 

ズンズンと濃密な幸福感が押し寄せてくる。

気が狂いそうになるほどの快感に彼氏のことを一時忘れそうになった。

強い刺激に涙があふれる。下腹がキュンと疼いて、とろけた奥にさらにぬめりを追加した。

 

「大丈夫か、ピンク」

 

未知の感覚に激しく身をくねらせているとレッドがのぞきこんできた。

目と目、腰と腰を合わせて心配そうに問いかけてくる。

 

その間にも施される優しい愛撫。

体の内も外も。弱いところを全部探り当てられてしまった。

 

「はぁ……はぁ……大丈夫じゃ、ないわよっ……うくぅ♡ふあっ、あああああっ♡」

 

能力のせいで余計なものまで伝わってくる。

頼りになるがちょっぴり怖かった元リーダーの印象がガラリと変わった。

なぜレッドが女の子にモテるのか、その理由が裸の触れ合いを通じて分かった気がした。

千度言葉を交わすより一度直に体を交わす方が相手の本性が分かるということだろうか。

 

ブルーのことが好きだったのに、彼氏がいるのに、彼の末席に加わりたいと思ってしまいそうになる。

ブラックよりブルーより、レッドこそリーダーにふさわしいのだと子宮に教え込まされる。

 

「うあぁっ……だめっ、おかしくなるっ……もう、しないで……やさしく、しないでよ♡」

 

髪を撫でられながら、体の弱いところを刺激されながら、凶悪な形をしたロマン砲に女の泣き所を的確に刺激される。

優しく、激しく昂らされ、かつてないほどの高みにまで押し上げられたピンクは甘え泣きした。

 

「あたし、彼氏がいるのにぃ……イクッ♡イッちゃうぅ♡やら、やらあああああっ♡」

 

このままイッてしまったらどうなるのか。

イッてしまったらきっと戻れなくなる。

恐怖と罪悪感に泣き叫ぶ。

 

そんな彼女をレッドがギュッと抱き締めた。

 

「もう少しだ。オレが射精さえすればこの空間は破れる――はずだっ」

「だったらぁ、はやくっ……はやくイキなさいよ、ばかぁ♡はやくしないと、あたしがイッちゃう……アイツのこと、うらぎっちゃうからぁ♡はやく、だして♡」

 

何も知らない者には大好きな男の子種をねだっているようにしか聞こえない痴声を振りまいてレッドにしがみつく。

彼の腰に脚を絡めて、首筋に腕を巻きつけ、彼氏でもない男を大好きホールド。レッドの熱に浮かされたピンクは無意識にそれを披露する。

レッドのものを少しでも奥に。彼のたぎりを少しでも子宮の近くで受け止めようと手足に力をこめて抱き寄せた。

 

「いくぞ、ピンクッ」

 

その言葉にドキリとした。

恋人を裏切る行為。

一線を越える。

 

――膣内に射精してもらわないと、脱出できないから、仕方ないのよ……そう、これは不可抗力!仕方ないことなの!

 

ほんの一瞬の間に怒濤のごとく葛藤が起こったが、敵の能力を打ち破るため、と無理やり納得させて、

 

――ごめんね。――

 

恋人の名をつぶやき、心の底から謝罪して、ほとばしるレッドの精を受け止めた。

 

「ふえ?んあああっ♡」

 

――ウソッ、まって、こんなの……こんなのぉ♡

 

とろとろに揉みほぐされたピンクの奥の奥に突きと精を喰らわされ、

 

「イクッ♡うあ……イッちゃぅうううううッ♡♡」

 

せめて絶頂だけは、と思っていた最後の一線を崩されてしまった。

華奢な体がピンと反り返る。レッドの精液でいっぱいにされたお腹がググッと持ち上がった。

まるで恋人に甘えるかのように下腹をぐりっぐりっと押し付ける。

 

膣内が緊縮する。精液を一滴もあまさず絞り取ろうとレッドのものをキュンキュンと締め上げた。

 

――うあっ♡どうしよう……いっぱい……

 

子宮の中、卵子めがけて無数の精子がピチピチと懸命に泳ぐイメージがピンクの脳内を支配する。

 

「はぁ……♡はぁ……♡」

 

絶頂の緊縮と痙攣が過ぎ去った彼女の体はトロトロに弛んでいた。

ゆっくりとモノを引き抜く。

ピンクの果汁にコーティングされてドロドロになっていた。

裏切りの証。

 

「ピンク……?」

 

呑みきれなかった精液をトプリと吐き出す陰部。ピンク――もはや赤といった方がいいかもしれない濃いピンク色に染まり汗に濡れた桃肌。小さなふくらみの真ん中で自己主張する赤い実。

手足を投げ出して無防備な姿をさらしている。

 

「……はっ♡な、なに見てるのよ!」

「え?いや、逝ったんじゃないかって心配になってな……」

「誰のせいだと思ってるのよ……ううっ、どうしよう……中出しされてイクなんて……うわーん、アイツにもこんなになるまでされたことないのに!!なんてことしてくれたのよ!!ばかぁ♡」

 

もう笑ってごまかすしかないピンクは泣き笑いの表情でヤケクソ気味に叫び散らした。

 

 

 

「サイアク……もうアイツに会えないぃ……」

「なぜだ?脱出して彼に会うためにやったのに。」

「うるさいっ!あんたのせいでしょ……罪悪感がハンパないんだから……どんな顔して会えばいいのよ……やっぱり無理……」

「あれは能力を破るために必要だった。浮気じゃない。割り切るんだ」

「そんな簡単に割りきれたら悩んでないわよ!」

 

悲嘆に暮れる。

油断していると最中のことが脳裏によみがえってくる。

罪悪感がふくれあがった。

 

「あんなことまでする必要はなかったでしょ……」

「あんなこと?」

「その、……胸、さわったり……頭、撫でたり……」

「それは自然に、だな……」

「ううっ……この女たらし……」

「人聞きの悪い」

「だってそうでしょ!」

 

女泣かせの律動を思い出して下腹がキュンと疼く。

 

「出すだけでいいんだから、さっさと出せばよかったのに……ほんと余計なことばっかり」

「仕方ないだろう。あのままだといけそうになかったんだ。」

「あー、そうですか。ふん、あたしはどうせ――」

「いや、ピンクのナカは良かったよ。あの締まり具合。間違いなく名器だ。彼氏が羨ましいよ」

「はあ!?」

「ただ逆に狭すぎて動かせなかった。それでほぐす必要があったんだ」

「なっ、なに言ってるのよ!ヘンタイ!」

 

 

 

青空と虹色の膜が崩れていく。

レッドの手が裸のピンクの肩に触れた。

ぴったりと密着する。

 

「ちょっと!何すんのよ!」

「緊急事態だ。許してくれ」

「うひゃあっ!」

 

有無を言わさず合体させられる。

 

「ずいぶんおたのしみでしたね」

 

空間が崩れた先で能力者が残念そうに笑っている。

 

「咄嗟に合体して、全裸をさらすのを避けましたか。」

 

――あ、そういうことだったのね……

 

ぼーっとしすぎてそこまで意識が回っていなかった。

 

――でも、これでまたアイツを裏切っちゃったじゃない……

 

それもこれも目の前にいる敵のせいだ。

レッドにぴっちり包まれたピンクの体が怒りにプルプルと震える。

そう。レッドのせいではなく、こいつのせいなのだ。

 

「許さない……ギタギタにしてやるんだから!」

「うわっ!よせっ、いまは退くんだ!」

「うるさいっ!コイツをボコボコにしないと気がすまないのよ!」

「しかし、それだとまた――」制止の声を振り切ってピンクが突進する。

レッドを身にまとっているためか、怒りのせいか、普段の彼女の限界をはるかに超えるスピードで間合いをつめる。

 

バキィ!ドゴォッ!

 

――やった!フフン、ざまぁみなさい!

 

「怒りに我を忘れるとは。愚かですねえ」

「へ?あ、あれ……」

「それとも。彼ともう一度セックスがしたくて、わざと突っ込んできたのですか?」

「あ……うそ……」

 

敵の姿がさらさらと砂のように崩れ落ちていく。

呆然とするピンクとレッドは再び虹色の光にのみこまれた。




レッド×ピンクじゃなくて
ブルー×ピンクにするべきだったかなと思いました。書きながら。

ブルーをどうやって復活させるのかという問題もありますが、まぁなんとかなるでしょう。
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