パワポケアブノーマルss集 作:艶 紫苑
いろいろがばがばです。
反撃のチャンスはいくらでもあるのに、それをしなかったのは大神会長がマゾだったか、他にも弱みを握られていたか、もしくは別の理由か、どっちかです
大企業の会長がライターとオンライン飲み会。
「よ、社長♥」
「社長じゃなくて会長だ」
「そっちの方が語呂がいいんですよ♪」
「語呂の問題じゃないだろ?」
「まあまあ。ささぐいっとイッちゃってください」
そんなこんなで飲みがすすんでいく。
多少あやしいところもあったがなかなかいい娘だった。
よくない噂を耳にして会長はかなり警戒していたのだがいい意味で裏切られた。
うまく乗せられて、野球のことなどを話して気持ちよくなっていた。
「今度はキミの話を聞きたいな」
「いいですよ――」
それからしばらくして。
「ちょっと暑くなってきましたね」
「そうだな」
「ほんと暑いですね~。裸になっちゃいたいぐらい♥」
「ああ。……ん、裸?」
「それじゃあ今から服脱ぎますっ♥」
「は!?」
かなり酔っているのか女が宣言通り服を脱ぎ始めた。
恥ずかしがるような素振りを見せながら、ゆっくりと挑発的に。
やがて女は下着姿になった。
「どうですか?会長のお眼鏡にかなうといいんですけど……」
「い、いや、そういう問題じゃなくてだな」
上目遣いでこちらをのぞきこんでくる。
ネックレスとイヤリングが揺れた。
腕の間でぐにゅりと胸が強調される。
会長はごくりの生唾をのみこんだ。
「もっと見せてあげますよ。……あ、ビッチなやつだとか思ってますね。言っておきますけど、会長にだから見せるんですよ。そこらの雑魚には絶対見せませんから、勘違いしないでください。さあ、よく見といてくださいね」
「ああ……」
勢いに圧倒される。
女は下着すら脱いで、ありのままの姿になる。
ネックレスとヘア。それ以外は肌が見えている。
爪先から頭のてっぺんまで。
乳房の先や腿のつけねも。
すべて見えている。
「どうですか会長。もっとよく見てください♥見やすいようにしてあげますから」
乳房を持ち上げるように、股間を開くようにして見せつけてくる。
「もうわかったから、服を着ろっ」
会長はそわそわとまわりを気にする。
こんなところを誰かに見られたら大変だ。
「会長。女にこんな恥ずかしい格好をさせておいて何もしないんですか?そんなんだからいまだに、ねぇ♥」
「うっ、うるさい、それにちがうからな……」
「へええっ、そうなんですね。じゃあ男らしいところ見せてください」
「なにを言ってるんだ……」
「いいことを教えてあげましょう。こういうときは男も裸になるんです」
「なにぃ!?」
「女だけに恥ずかしい思いをさせるなんてダメですよ。脱いでください♥」
会長がためらっていると女はむぅっと眉を寄せた。
「会長に脅されて脱いだことにしよっかな~」
「は?」
「ガキが舐めてると潰すぞ。潰されたくなければ脱げって脅されました~って。」
「そんなことは言ってない!!」
「真実なんてどっちでもいいんですよ。この写真を見たら世間の人間はどう思いますかねぇ」
女は急に眉を歪め目を潤ませた。
胸と股間を隠して、腰を引く。
怖い顔をした男と裸になって泣きそうな女が画面に映っている。
「大神御曹司の横暴!権力乱用で女ライターに脱衣を強要!これはスクープになりますよ。スクープですよ、Scooop! 記事にされたくなかったら服脱いでください」
「ぐぬぬっ……」
「上だけじゃなくて、下もです♥ 裸ですよ、は・だ・か♥」
女に脅されて会長も全裸になった。
女は楽しそうに笑う。
会長のものはすでにギンギンになっていた。
「大神会長、ピッチャーでしたよね。脱いだ服、遠くに投げちゃってください」
「え?」
「この飲み会の様子、記事にされたいんですかぁ?されたくないですよねぇ?」
「そうなったらキミだって……」
「ちゃんと事実をねじまげるから大丈夫ですよ。男の人は下手ですからすぐにばれちゃいますけど、女はいくらでも嘘をつけますから。私の方にだけモザイクもしっかりかけますし。ほら、早く♥」
会長は迷った。
迷ったあげく女の指示通り服を投げた。
遠くといっても部屋の隅だが、即座に服を着ることはできない。
「さっすが元プロ♥見事なピッチングです♥隠さないで。見せあいっこしましょう♥」
まるで催眠術にでもかけられたように会長は股間を隠す手をどけた。
「会長、びんびんですね♥私の裸を見てそんなになっちゃったんですか?」
「うっ……それは……」
女が画面をのぞきこんでくる。
つりがね型の乳房がどアップになった。
「それとも、脅されて脱がされる状況に興奮しちゃいましたか」
「なっ!?そんなわけないだろ」
「やっぱり♥会長、いじめられて興奮しちゃう変態みたいな顔してますから、そうじゃないかと思ってたんですよ」
「どんな顔だ……」
「大神のMはマゾのM♪」
「……? 違うと言っているだろう……」
恥ずかしいほど勃起しているのは事実なので、あまり強気になれない。
「会長、オナニーしてみてください」
「何を言ってるんだ……」
「私のおまんこを見ながら、ほら早く♥」
女が椅子に腰かけた。
腿を開いて陰部を見せつけてくる。
視線を上に向けると意外と引き締まったお腹、縦長のへそ、重力に逆らってつんと上向いた乳房も見える。
「しかし……」
「私に逆らってもいいんですか?会長の元気で健気なおちんちん、全世界に公開しちゃいますよ」
「んなぁ!?」
悲惨な未来を想像してぞっとする。
こんなものを公開されたらどんな顔をして生きていけばいいのだろう。
キリッとすました顔をしていても下の可愛い亀の頭を思い出されてしまうのだ。
「いやなら早くオナニーはじめてください」
「くそっ……覚えてろよ……」
「言われなくても覚えておきますよ。世界一の大企業、そのトップに立つ男の生オナニー♥」
「忘れてくれ……」
「口じゃなくて手を動かしてください」
「ぐ……」
みずから恥部を渋々握った。
「上下に上下に……そうそう、お上手ですね、会長♥」
女に言われるがまま、手を上下に動かす。
――完全にバカにされてるな……。
会長はぎりっと歯ぎしりした。
怒りのせいか、敏感な部分に刺激を与えたせいか、鼓動が急激に早くなる。
胸が苦しくなり、呼吸が乱れた。
「ふふ♪はぁ、はぁってあえぐほど真剣にしごいてくれるなんて。会長はマジメですね。そういうところ、好きですよ♥」
「なにを言ってるんだ……」
どうせもてあそぶための嘘だろうと会長はわかっているが、うっとりとした目で見つめられ好きと言われると、動揺してしまう。
――会長にだから見せてあげるんですよ。
服を脱いだあと胸を強調しながら女が言った台詞を思い出す。
もしかして本当に好きなのではないか、かなり歪んでいるがこの状況も愛情表現なのではないか。会長は妄想をふくらませた。
下腹部にどくどくと血が集まって痛いほどはりつめる。
「もうイキそうなんですか? もうちょっとがんばってください、会長♥ あ、イキそうだからって手は止めちゃダメですよ。止めたら全世界にオナニー公開ですからね」
「しかし……このままだと……ううっ……」
「会長としては極めて堅実な企業運営を誇る貴方、ところがどっこい男としてはオナニー覚えたての小学生レベルの早漏さんだったんですね。ほらほら、見てください。おっぱいでちゅよー♥ あたしのおっぱいとおマンコをオカズにそのまましこしこして、どぴゅどぴゅしちゃってくださいね♥」
くすっと女が笑った。
乳房を寄せて見せつけてくる。
柔らかそうなふくらみがぐにゅりと潰れあう。
挑発に会長はカッとなった。
バカにされて鼓動が強くなった。
みずからをこすりあげる手が激しくなる。
竿をこすり、カリをこすり、先端から先走りの汁があふれでる。
「うあっ」
どぴゅっと白濁液がほとばしった。
自分の脚や椅子、床を汚してしまう。
「うわあ……いっぱい出ましたね♥ 会長、たまってたんですか?」
「ちがう、これはぁ……」
呆然自失の会長はろくに反論もできなかった。
――まずいな、これだとどんどん脅迫材料がたまっていく……
その後もふたりきりのオンライン飲み会が幾度となく開かれた。
「そこにあるおかきを食べながら、ますかきしてください」
「はあ!?」
「おかきはエッチな感じ……こう、仰向けに倒された会長の顔面にふくよかな女性がのってきて、窒息しないように必死に女性のおしりをかじっているイメージで」
「どんなイメージだ!? それにふくよかな女性である必要はあるのか?」
「そっちの方が負荷がかかるでしょう?」
「なるほど……いや、なるほどでもないな……」
「早くしてください、会長♥」
「今日も裸になってください。……それで両手を頭の後ろで組んで、がに股になって、腰を前後に揺らして、下をフリフリしてください♥」
「ぐ……」
「あははっ、うまいですねぇ♥ 会長には野球だけじゃなくてダンスの才能もあるんじゃないですか? 下品な下ふりダンス限定ですけど♥」
屈辱的な飲み会が終わると要求がはじまる。
「公開されたくなかったら、はい♥ 今回はこれだけ用意してくださいね♥」
「なにぃ!?」
「会長が大好きなおっぱい、見せてあげますから♥」
最初の方は可愛らしいものだった要求が際限なくつり上がっていく。
――ここまでくるともう限界だ……
ある日、どうせ公開などハッタリだろうと踏んで会長は女の要求を断った。
すると女が豹変した。
「あなたを公然わいせつ罪で訴えます!理由はもちろんお分かりですね?あなたがオナニーを見せつけ私に精神的苦痛を与えたからです!」
「いや、キミがやれって言ったんじゃないか…」
「はぁん? 男が女の言いなりに? そんなことあるわけないじゃないですか! 嫌ならどうして飲み会に応じたんですか? それに――」
女の猛攻が続く。
会長は狼狽した。
――しまったな、これは読み違えたぞ。要求を……しかし、ここまでの条件はのめない……だが、断れば……いや、本気で公開などしないだろう。公開してしまえば交渉のカードがなくなり向こうも困る。いまは怒っているが冷静になればそれがわかるだろう。そしてきっとワンクッション置いて……
………
「大神会長がライターの女の子に息子を見せたんですって」
「大神会長の息子が息子を見せたんじゃなかったっけ?」
「お孫さん?」
「いや、大神グループ、ええといまはジャッジメントだったかしら?」
「ジャジメントですの」
「どっちでもおんなじようなものでしょ?」
「ダメよ、そういうのはちゃんとしないと」
「社名はともかく今は息子さんが会長。で、その息子さんがいま流行りのネット飲み会で――」
「息子さんがねえ。パピーの方はやってそうだったわね。色々強そうだったし。息子さんがやるのは意外」
「息子さんってイケメンのプロ野球選手の!? あたしだったら喜んで凝視しちゃうわぁ♥大神会長の息子さんの息子さん」
「息子さんっていうか、息子ちゃんらしいわよ」
「あらやだ~♥ますますかわいいじゃなーい♥男は大きさじゃないのよってシコシコ慰めてあげたいわぁ♥」
「大神会長とオンライン飲み会、どうやったらできるのかしら?」
………
「――といった感じでそこまでのバッシングはないようです。むしろ会長に同情する声が大きいようですよ」
「そうか、それならよか――よくない!!ボクの勃起した恥ずかしい姿が全世界に公開されたんだぞ……」
会長は頭を抱える。
部下は公開された写真を凝視していた。
「お、おい。何をじっと見つめてるんだ」
「これって勃起してるんですか?」
「なっ!?どういう意味だ、それは!?」