パワポケアブノーマルss集 作:艶 紫苑
超最強学園対花丸高校が実現するお祭り時空(なので細かいことは気にしてはダメですよ)皇さんがピンクにひどい目にあわされる話になります。前回のとは若干ちがいますね
甲子園決勝前夜。
少年のもとに謎の少女がやってくる。
決勝の試合ではストレートだけを投げて。
少女がそう言った。
少年が拒否すると、
「じゃあいいわよ、好きなだけ投げなさい」
少女が襲いかかってくる。
少年の股間に手をもぐりこませた。
「ふほっ♥」
抵抗もむなしく少年は何か装着されてしまった。
「なんだこれは……」
「貞操帯♪ で、これはおまけ」
「はぅ!?」
「精力増強剤よ。超強力なやつ。勃起が何日も治まらなくなっちゃうほどね」
「なっ、待て!」
少年は少女を追いかけようとしたが、あっという間に消えてしまう。
(早すぎる……なんだったんだいまのは。夢? しかし、なにやら妙なものをつけられているし現実か……)
試合開始。
花丸高校ベンチ。
「相手ピッチャーはどうしたんだ? 決勝戦だから緊張しているのか? 力が入りすぎているみたいだ」
「さあ、どうしたんでしょうね」
「……」
貞操帯をつけられ、超強力な精力増強剤をうたれた少年は股間が気になって仕方がなかった。
ふくれあがらされた性欲に急かされる心臓が忙しく脈打ち、けれど勃起することができない脳が混乱し、一物がビンビンになっている幻覚、ユニフォームを突き破りそうにふくれあがっているそれを見せる。
股間を気にするがやはり幻覚で問題はない。
ただ、若干貞操帯の形が浮いているような気がする。
こんな卑猥な器具をつけられていることを誰かに知られたら一大事。
その心配とふつふつとこみあげてくる欲望とが混ざりあって少年の意識を苛む。
それでも少年は気迫のピッチングを見せる。
(フフフ……どうだ! 試合に集中することで悪辣な小細工を無効化しているぞ! あの女の子がどこの誰だか知らないが、超エリートのこのぼくには通用しないのさ)
心の中でうそぶくも嫌な汗がにじむ。
迫力はいつも以上。
ただし精彩を著しくかいていた。
それでも途中までなんとか無失点で抑える。
(まずいぞ……破裂しそうだ……投球で気を紛らわすのもそろそろ限界だ……)
増強剤のせいで腹部にどろどろとした欲望がたまっている。
格子状の貞操帯に閉じ込められた陰茎は勃起することすら許されず発散することができない。
欲望は時間の経過とともにたまっていく一方だ。
胸はドキドキと高鳴り、淫らな熱が頭をぼーっとさせる。
油断すると人前だというのに股間に手をやってしまいそうだった。
(はやく試合を終わらせて、あの少女を見つけださないと……)
焦りが少年の投球を狂わせる。
一死満塁。
なんとかツーアウトにしたものの少し身動きしただけで鮮烈な電流が突き抜け、腰がビクビクとふるえる。
「皇くん!? どうしたでゴワス」
「ああ、大丈夫だ。なんでもない。一人打ち取った歓喜に震えただけ……おっふ♥」
「あと一人でこのピンチを切り抜けられるでゴワス」
「あ、あぁっ♥ 油断せずにいこう」
(なんとかごまかせたか? おほお゛っ♥ これはもう限界が近いな……は、はやく……つぎのバッターは……ん?)
あの少女だった。
ヘルメットを被っているが驚異的な勘で察知した。
何打席目かにようやくわかったのは彼女が挑発的な視線を送ってくれたおかげもあるろう。
「苦しそうね、○うていさん♥」
(!? なんだこれは!? 脳内に直接語りかけられている?)
「やっぱりキミか……鍵を渡してもらおう」
「やだ」
貞操帯の件が露見するのは不味いので、かなりの小声で話したのだが、少女はちゃんと反応する。
「ふふ、そうか、では貞操帯を外した状態で真剣勝負を――って、やだ、だと? なにぃ!?」
「どうしたでゴワス!?」
統道くんが飛んでくる。
「あ♥ いや、なんでもないよ統道くん、大丈夫だ」
そういうと心配そうに守備位置に帰っていった。
「あたしを三振させられたらいいわよ」
少年は昨夜の少女とのやりとりを思い出す。
明日はストレートだけを投げてという要求を拒否した結果、こんなことになっている。
「……投げていいのはストレートだけか?」
「いいえ。変化球でも槍でも好きに投げたらいいわ♥」
「槍……?」
「あんたが勝ったら鍵を外してあげる♪ あたしが勝ったら鍵は返さない。精力増強剤をもう一本――」
「なっ……」
すでに気が狂いそうなほどムラムラしているのに、もう一本打たれてしまったらどうなるのか想像もつかない。
正気を失い『おほっ♥ おほぉっ♥ んほぉ♥ おほぉっ♥ おほっ♥』とゴリラみたいな声をあげながら、ひたすら股間をしごく――ことはできないので、ひたすら貞操帯を外そうともがく狂人になってしまうかもしれない。
「そしてあたしのペットになってもらうわ♥」
(ペット……昨日会った女の子のペットか……なるほど)
「……いやいやいや! 不公平じゃないか? ぼくの方が失うものが多いような気がするんだが」
「あらぁ? 戦う前から負けたときのことを考えるなんて。おねえさんに勝つ自信がないのかなぁ? ○うていくん、かわいいわねぇ~♥」
「○うていじゃない、すめ――」
「いいからさっさと投げなさいよ。遅延行為で退場させられるわよ」
「くっ……」
少年が渾身の一球を投じる。
キンッと小気味いい音が響いた。
ファールボール。
(よしよしよし! 集中力を欠いた状態だがちゃんと投げられている)
少年は心の中でガッツポーズ。
二球目もファール。
あっという間に追いつめた。
(はやく、貞操帯を外してもらって、裏でこっそりしなければ……うおおっ!)
「ねぇ、いまの球でいいの?」
「ふえ?」
「あたしのペットになりたいっていうんだったらいいけど。つぎは本気で投げてよ? ここまでの二球みたいなしょぼい球だったらホームランにしちゃうから。そしたらあんたはあたしのペット確定♥ あ、ペットになりたいならど真ん中にスローボールかな?」
「超エリートのこのぼくが、キミのペットになどなるわけにはいかない! 全力でイかせてもらう!」
「ってことはあんたが超エリート(笑)じゃなかったらあたしのペットになりたいってこと?」
その指摘に少年は真っ赤になる。
「なんでそうなるんだ! ペットになどなりたくはない!」
「またまた~♥ そんなことイッちゃって♥ ほんとうはあたしのペットになりたくてしかたないクセに~♥ 言っとくけどあたしに隠し事はできないわよ? 正直になりなさい」
「なにを言ってるんだキミは……」
「じゃあ百歩譲ってそれが本心だとすると、手を抜いてるんじゃなくて本気でやってこの程度ってこと? おねえさんがっかりだわぁ」
少年は冷や汗を流す。
(ぼくがペットになりたがっているだとぉ? なにをバカなことを。それに、ぼくはすでに全力だ。キミだって……たしかに超エリートのぼくの球をバットに当てられただけでも驚嘆に、そして称賛に値すべきことだが、カットするのが精一杯……いまの言葉はぼくの動揺を誘うためのハッタリだな?)
少年は気をとりなおして大きく振りかぶった。
渾身の、そしてここまでで一番の球。
ヒーローがれろっと舌なめずり。
「はい、これでペット決定♥」
カキーンと爽快な音が響いた。
「そんな……」
「なあんだ、こんなものかあ。警戒して損したわ」
白球が特大のアーチを描く。
球場が一瞬静まり返った。つぎの瞬間、割れんばかりの大歓声が響く。
「でも、面白いオモチャが手に入ったから結果オーライかしらね。○うていをどんな風にいじめるか考えるだけでもゾクゾクするわ。おねえさんがいろいろ教えてあげるから期待してなさい」
「ぐ……」
貞操帯と増強剤ですでにいじめられている少年はがくりと崩れ落ちた。
大歓声がまるで嘲笑うかのように少年の背に突き刺さった。
「あたしはペットに服は着せない主義だから全部脱がして、首輪と貞操帯だけで散歩させてあげるから、楽しみにしててね、○うていくん♥」
「なっ、捕まるぞ、それは……」
貞操帯は格子状なので、閉じ込められているものがかなり見えてしまうのだ。
「警察がきたときはあんただけ置いていくわ」
「ひどすぎる、あんまりだ……」
「ペットが口答えしない。負けたんだから大人しく従ってもらうわよ。そういう約束だったんだから。まさか超エリート(笑)が他人との約束を破るなんてことはしないわよねぇ?」
「そ、それは……しかしだな……」
「試合が終わったらさっそく脱ぎ脱ぎして首輪はめましょうね~、○うていちゃん♥」
「うぅ~っ」
「ふふっ、さっそく犬みたいね」
怒りと屈辱か、少女のペットにされた自分の姿を想像した少年の中に熱いものがふくれあがり、鼓動が激しくなった。
(うおっ♥ なんだ……?)
股間にじわりと熱い何かがひろがる。
少年は思わず体をそりかえらせビクビクと震えた。
貞操帯に閉じ込められて触れることもできない陰茎から精液があふれだしたのだ。
(そ、そんな……ああぁ……)
びゅるっびゅるっとかつてないほどの勢い。
裸だったなら白濁がきっとさっきのホームランに負けない特大アーチを描いていただろう。
「あれ? どうしたの? まさか、カワイイ女の子にホームラン打たれたショックで射精しちゃった?」
少女が茶化してくる。
「ちがうっ……これはぁ……」
ユニフォームの股間が濡れるほど精液が飛び出る。
それでもまだ射精がとまらなかった。
股間を押さえようとするが貞操帯に邪魔をされ止めることができない。
「ほっ♥ お゛おおおっ♥ たのむっ♥ 止めてくれ♥ あああっ♥」
びくっびくっと少年の腰が揺れる。
輪精菅を精液がくぐりぬけ、気が狂いそうになるほどの快感が彼に襲いくる。
「嬉しそうね。女の子にホームランを打たれたショックじゃなくて、嬉しさで射精しちゃったのかしら? だとしたらチームメイトに謝っときなさいよ。こんな変態がエースでごめんなさい、快感を得るためにわざとホームランを打たれてごめんなさいってね♥ ま、あたしはあんたがどんな球を投げたところでホームランにできちゃうから、わざと打たれたことに関しては謝らなくてもいいかな?」
「あああああっ♥ ちがっ――おおおおおぉっ♥」
「はぁい、みなさーん。可憐でかわいいピンクにホームランを打たれちゃった○うてい負け犬の敗北射精ショーでーす♥ ご笑覧あれー♪ あははははっ」
「やめろぉ……見るなぁ……」
敵と味方、観客、さらにはマスコミまで視線やカメラが向けられるのを感じ少年は背筋をゾクゾクと震わせる。
射精を止めることはできなかった。
視線を意識して止まるどころかさらに勢いが強くなる。
「うおっ……おぉおぉおおおおおっ♥」
びゅるびゅると精液がほとばしった。
やがてそれはユニフォームのなかだけにとどまらずぼたぼたとこぼれおち、マウンドを汚した。
試合後。
「あんな醜態をさらすなんて……ぼくの人生はもうおしまいだ……」
「超エリート(笑)としての人生は終わっちゃったけど、あたしのペットとして第二の人生がはじまるんだかいいんじゃない?」
ヒーローが嬉しそうに笑う。
手にはリードが握られていた。
ユニフォームを剥ぎ取られ、裸にされ、首輪と貞操帯だけになった少年がくやしそうにヒーローを見上げる。
「それにしてもすごかったわね。敗北射精。あたしのペットになる想像でイッちゃったのかな?」
「あの薬のせいで……」
「正直になりなさい。本当のことを言えたら、ちょっとは優しくしてあげるわよ?」
「あ……あぁ……」
ヒーローがまとう不思議な圧に少年は屈服する。
「ピンク様のペットにしていただく想像でイきました……」
「ペットになれて嬉しい?」
「はい、嬉しい、です……♥」
「ちゃんと言いなさい」
「ピンク様のペットにしていただけて嬉しいです♥」
「まさか本当にそんなことを言うなんて……」
「えぇ!?」
「さて、そろそろ帰りましょうか。首輪と貞操帯と、あとアイマスクを追加して」
「アイマスクだと!? ああ、まわりが見えなく……」
「さ、帰るわよ、○うてい。最後の仕上げもあるし」
「仕上げ……? うわあああああああ!」
このときのやりとりを何者かに録音されていた。
ペットにされた少年は、ことあるごとにその音声を聞かされることになる。
「ペットにされて嬉しいんでしょ?」
「ぐうぅ……」
裸に首輪だけの少年が仰向けにされる。
貞操帯が外されて陰茎が解放されていた。
「両手を体の横にどけなさい。股を開いて」
調教された少年は大人しく従った。
正気ならばきっととれない屈辱の体勢だ。
薬の効果が残っているせいで、あれだけ射精した直後だというのにすぐ勃起しはじめている陰茎が無防備にさらされる。
「そうよ、いいこね」
「おふっ♥」
陰茎を足でよしよしと撫でられ、少年は悶えた。
陰茎が喜ぶようにピクピクと震え、かさを増していく。
「超エリートからペットに生まれ変わるための儀式よ。残ってるものを全部出しなさい」
「はっ、はいぃっ♥」
陰茎をごしごしと擦られる。
少年がぴんと体を伸ばした。
足コキされる陰茎から白濁液が吐き出される。
「はぁ……はぁ……」
「これで全部? エリートとして最後の射精はどうだった? 次からはあたしのペットとして、あたしを楽しませるための射精よ。女の子を孕ませるためのものじゃなくて、ご主人様を楽しませるためのオモチャになるのよ。どう? うれしい?」
射精したばかりの陰茎を足で擦られる。
同時に首輪のリードをぐっと引かれた。
「はいぃ♥ うれひぃですぅ♥」
「すっかりあたしのペットになっちゃったわね。あははっ♪」
本当にすべて吐き出してしまったかのように陰茎が萎れた。
貞操帯に再び閉じ込められ、勃起すらできないようにされてしまった。
少年は不思議とどこか晴れ晴れとした気持ちだった。
精液をありったけ吐き出してすっきりしていたせいもあるかもしれない。
体は軽くなったのに胸はドキドキとして妙な気持ちだ。
(ピンク様のペットになれて嬉しいという訳じゃないぞ! 断じて違う! 薬で増幅させられた性欲が発散されてすっきりしただけ……きっとそうだ!)
「……そんなペットを連れてたらブルーにドン引きされる」
アイマスクと首輪、格子状の貞操帯。陰部もふくめほぼすべてさらされた元高校野球児の肉体を見て、仲間が言う。
彼のリードをもっているヒーローは慌てた。
「えぇ!? じゃあどこかに捨ててこないと! 段ボールはどこ!? あと紙とペン! 文面は拾ってくださいでいいかな!?」
「んなぁ!? ちょっ!? 待ってください! なんでもしますから! 捨てないで!」
「んー、なんでも? どーしよっかなー」
「……これ」
「わぁ、きれいなオレンジ色のスーツ♪ これを着せてヒーローの一員ね♪」
いくら努力しても尽くしても決して報われることのない少年の新たな人生が幕を開けたのだった。
「この世界にはなぜかオレンジがいないからちょうどいいわ」
「そういうことを言うのはやめろ! 世界が崩壊するぞ! それはもうメタメタに!」
「……それ、あんたが言う?」