パワポケアブノーマルss集 作:艶 紫苑
彼が他の女の子と歩いているのを目撃し傷心の武美を、武美のことを知り尽くしている大神グループの男たちが慰める(犯す)内容ですのでご注意ください
夏祭り。
浴衣姿の女性とすれちがう。
編み編みの茶色い長い髪。
赤い花の髪飾り。
爪も可愛らしい赤。
天使のような。
なぜかそんな言葉が脳裏に浮かんだ。
一瞬目があった。
女性ははっと気まずそうに視線をそらした。
――あの子、どこかで……誰だったかな?
振り返り女性の可愛らしい後ろ姿を見つめる。
思い出そうとするが、何も出てこない。
「?」
ちょいちょいと袖をひっぱられた。
振り返ると一緒に祭りにきていた相手。
――あ、しまった……
他の女に目を奪われていた男は当然猛抗議を受けた。
………………
家に戻るなり、がくりとくずれおちた。
「うわあぁぁっ、もうダメ!もうおしまいだよ…」
「なんだ、どうした?騒がしいなぁ」
奥から男たちが出てくる。
「ちょっ…追い出したはずなのに…」
「どうだった?風来坊さんとはうまく――いってないよな、こんな早く帰ってきたってことは」
「やっぱり他の女と一緒だったか?」
「え…?なんで知ってるの?やっぱりってどういうこと…?」
驚愕の表情で男を見上げる。
なにやら書類の束を取り出した。
「ちゃんと調べてきたんだよ、こっちは」
「俺にも見せろ。なになに?美貌の未亡人に、社長令嬢、それからそれから…うっそだろ!?モテモテじゃねぇか!!」
「なんだあのおっさん!?」
なぜか男たちの方が大騒ぎしている。
ツッコミを入れる気力もない。
大きなため息をこぼして、深くうなだれた。
………………
――数時間前。
大神の男たちが住居に押し掛けてきた。
「ちょっとぉ!?なにしてるのっ、脱がさないでっ!ひぃっ!なにそれ!」
「暴れんな、暴れんなよ…」
「いや!」
「ちょっと本当に…」
「いやああああっ!」
身ぐるみはがされたかと思うと、あるものを着させられる。
浴衣。鳳仙花。
大神の技術力を信じろなどという口上とともにウィッグや化粧まで。
赤いリボンもほどかれ代わりに髪飾りをつけられる。爪もなにやら赤く塗られてしまった。
――それにしても…
無理やり着替えさせられるのだから、どうせ逆に身に付けているのが恥ずかしくなるような衣装だろうと考えていたのに予想は外れ。
普通の浴衣だった。
――胸の部分がくりぬかれてるわけでもないし、後ろも…大丈夫。なにを企んでるんだろう?
てっきり地下工場に強制送還されるのかと覚悟したが少なくとも今のところはそうではないようだ。
一仕事終えた男たちがふうっとため息をつく。
「よく似合ってるよ」
「いきなりひどいよ…下着まで脱がすなんて…」
「浴衣のときはノーブラノーパン。ロマンだ」
「あたしには似合ってないし…」
「いや、そんなことはない」
「でも…」
浴衣はかわいらしい。
しかし胸元は大きく盛り上がり帯にのっかる感じになっている。
後ろを見ればお尻がよく目立っている。
「和服は寸胴体型の方が似合うなんてよく言うけど、俺たちはそうは思わないよ」
「むしろむちむちボディで崩れてる方がいいんじゃねと思ったよ。今日のいま思った」
「うんうん。モバイルレディの浴衣姿、最高!」
ハァハァと鼻息を荒くする男たち。
無遠慮な視線が這い回る。
「うう~っ…変なところばっかりじろじろ見ないでよ、もう!」
怒鳴ってみても男たちはだらしなく顔をゆるめたまま。
「…なにしにきたの?」
気になっていたことをおそるおそる切り出す。
男たちは顔を見合わせた。
「お前好きな人がいるだろ?」
「へ!?」
「なかなか前に踏み出せない」
「まあ、それは…」
「そんなことだろうと思ったんだよ。俺たちが後押ししてやる」
「連れ戻しにきたんじゃないの?」
「なんだ、それを期待してたのか?」
「してない!それだったら抵抗するよ!?全力で!」
左手で袖をまくり右の拳を突き上げる。
男たちは呆れ顔。
「本当に応援にきたんだ」
「信用できない!」
「娘の恋を応援する純粋な親心だよ」
「父親としてはちょっと――いや、かなり複雑な心境だけどな」
「いや、父親って…」
「俺たちも開発に関わったし、多少はね?」
「まあ、確かに、ある意味親かもしれないけど…」
「一番の親は連れてこれなかったが許してくれ」
「うう~っ、あの人はいいよ……絶対怒られるから」
苦い思い出がよみがえる。
地下工場にいたころから色々きついことを言われた。
逃走中の今、どんなことを言われるか想像もできない。
「暗い顔してないで早く行かないと」
「え?」
「何のために着替えさせたと思ってるんだよ。祭りに早く行け」
「告白してこい」
「えええ!?むりだよ…あたしなんかじゃ…」
尻込みしてしまう。
それに下着もつけずに外に出るのは恥ずかしすぎる。
乳首やら割れ目やらが浴衣に透けているかもしれない。
「なんのために着付けしたと思ってるんだ」
「それはそっちが勝手に…」
「大丈夫、モバイルレディならきっとできるよ」
「でも…」
「大神の技術力を信じて。早くしないと祭りが終わっちまうぞ」
「ちょっ…押さないでよっ。どさくさに紛れておしりっ触らないで!おっぱいもだめぇ!」
………………
無理だと言うのに無理やり押し出され、浴衣姿で彼を探し歩いた。
半ばヤケクソ。羞恥心で体が熱くフワフワとした足取りになっていた。
祭り囃子、人々の喧騒、屋台のあかりが非日常感を演出する。
まるで異世界に迷い込んだかのよう。
――風来坊さんと一緒だったら楽しいだろうなぁ…
ノーパンノーブラの羞恥にも慣れて、ちょうどそんなことを思っていたときだった。
他の人と祭りに来ていた彼を見つけて、がつんとハンマーで殴られたような感覚に襲われた。
残酷な現実に打ちのめされ逃げるように帰路についた。
「あはは。もうだめ。もしかしたら、なんて思ってたけど、とどめを刺されちゃった」
「諦めんな」
「いや、もうあきらめるしかないでしょ…」
「好きなものは奪うか殺すかしないと手に入らないってやつだ。まだ巻き返せるよ」
「物騒なこと言わないでよ…」
男たちがにじりよってくる。
うまいぐあいに壁際に追い詰められた。
「かわいそうなモバイルレディ。俺たちが慰めてやるよ」
「はぁぁ~…呆れた。最初からこれが狙いだったんだね」
抵抗する気力はもうなかった。
大きなため息をつき、じと目で男たちをねめつける。
男たちは悪びれる様子もない。
「応援するつもりだったのは本当だ」
「いや、ぜったいウソだよ…」
「そんなことはない。お前がおっさんにふられた場合のプランBなんてまったく考えてなかったよ」
「…考えてたんだね。むしろそっちが本命だったんでしょ」
「そんなわけないだろ。いつからそんなひねくれてしまったんだ。パパはかなしいぞ」
その言葉とともに胸元に手を入れられた。
むにゅりと揉み潰される。
「うひゃあっ!ちょっと…うううっ、父親が娘にこんなことしてもいいの…?」
「それはあくまでたとえ。本当の親子じゃないし」
「都合のいいことばっかり言ってぇ…ううっ」
むにむにと何度ももてあそばれる。
「汗かいてるな。おっぱいがしっとりしてやらしい触り心地だ」
「暑いなか歩き回ったんだから当たり前でしょ。こんな気持ち悪いことされてるから変な汗も出るし」
「喉がかわいてるだろ」
「え…そりゃ、まあ…」
「気が利かなくて悪かった。水を飲ませてやろう」
なぜか男が水を口に含む。
一瞬ぽかんとしたが狙いを悟って青ざめる。
「口移しなんて嫌っ…んうぅっ」
ぶちゅりと口をつけられ男の体温をまとった水を流し込まれる。
男たちの視線を感じる。喉を鳴らす音すら聞かれてしまう。おおっと感嘆の声が聞こえた。
「すごいことやってんな」
「ずるいぞ、俺にもやらせろ」
「モバイルレディの体、ひさしぶりってのもあるけど、浴衣に包まれてると何倍も魅力的だな。感触まで違うような気がするよ」
他の男たちも動き出す。
無数の手に体を撫で回される。
「ちょっと、やめてよ…うあっ…触らないでっ」
「パパたちが慰めてやるっていってんだから大人しくしてろ」
「やだっ…ううっ、気持ち悪いっ」
「反抗期だな。その口を塞いでやる。水分補給もかねてな」
「いやっ…んうぅ」
またしても唇を奪われ生ぬるい液体を流し込まれる。
「喉が動いてるよ。本当に飲んでるんだな」
「水分補給はしっかりしないとな。すっげぇ汗かいてるから」
「水分補給ってこんなにエロかったんだな」
「なんか浴衣もしっとりしてんなぁ。このままだとまずい。そうだ汗を拭いてやろう。素手だけど、やらないよりはマシだろ」
「んぅぅっ、らめぇっ!んむっ」
拒絶の声をあげようとするがすぐに口を塞がれてしまう。
水を飲まされ、舌を入れられ、ぬちゅぬちゅと地上なのに溺れてしまいそうだ。
男の汗と自分の汗にまみれた手が浴衣の内側を這い回る。
「浴衣がはだけて、おっぱいがあふれだしてるよ。全裸よりエロいんじゃないかこれ」
「これぞ日本の夏だな。こんなところにりんご飴」
「りんご飴にしちゃちっちゃくないか?あ、おっぱい全体ってこと?ほんのり赤く色づいてるけど、りんごか、これ?」
「りんごと言うには何かが足りない」
「赤みだな」
「下もはだけさせよう。もっと股開いて。おっ、そういやノーパンだったな。丸見え」
「どれどれ?しっとりぷりぷりの桃、叩きがいがありそうだな、オイ」
「んぅぅ!」
ばちんと小気味いい音が響く。
弾ける痛みに目を見開いた。
「かわいそうなモバイルレディに花火を見せてやるよ」
仰向けに押し倒されて、そんなことを言われた。
嫌な予感しかしない。
男たちに押さえつけられて逃げることはできない。
浴衣はあられもなくはだけられ、乳房や腿を見られ放題、触られ放題だ。
花びらの上に全裸で腰に帯だけ巻かれ飾られたような状態。これならいっそ何も身にまとっていない方が恥ずかしくないかもしれない。
「股開けよ」
「やだっ…」
腿の間に男が身をねじ込む。
硬いものが下腹に触れた。
縦皺に沿うように裏筋が擦り付けられる。
擦れ合う部分から男の熱がじわじわと伝わってくる。
固く閉じていた陰部が徐々にほころびはじめる。
縦皺の端、柔らかくほどけはじめた陰部とは対照的に固くなった部分を男の先でつつかれて、鼻先にばちっと官能の火花が散った。
「やあんっ♥」
「見えてきたか?もっとすごいのを見せてやるからな。」
「うあっ♥ちょっと、それはだめっ」
「ダメって言われてもなあ。こっちの口はぬるぬる。早く入れてくださいっていってるよ」
「ダメだって!うあぁっ♥」
ぬぷりと男のものが沈み込む。
一気に奥まで貫かれて、さっきよりも強烈な火花が散った。
思わず身をくねらせる。
「乳首がびんびんだよ。感じてるんだな。慰めにきたかいがあったってもんだ」
「他の女と楽しくやってるおっさんのことなんて忘れて楽しもうぜ」
「やだぁっ、言わないでっ!ううぅっ♥」
彼のことを思い出して切なくなる。
だが、感傷に浸るひまもない。
「俺のフランクフルトを味わいながら花火を堪能してくれ」
「ホワイトソース入り。高タンパク、極太の特別製だ」
「はははっ、そんなに締め付けたらソースが飛び出ちまうぞ」
「いやあああ♥出しちゃだめぇ♥」
「そう言われてもなあ。俺早漏だから、こんなに締められたらもたないよ」
太い肉棒をしつこく出し入れされる。
「これ見ろよ。」
「ん?」
「おっぱいがはねまわって、乳首と乳輪がピンク色の軌跡を描いてる。これ、花火っぽくないか?」
「っぽいな。打ち上げ花火よりこっちの方が好きだ」
「ちょっ♥」
「あっ、こらっ、触るのはもっと目で楽しんでから」
「俺も揉む~」
「あああっ」
「ひぃっ、さわらないでっ♥」
横から伸びてきた無数の手が身体中を這い回る。
「じゃあ俺はお腹をマッサージしようかな」
「俺は腋を…」
「ひゃあぁ♥ちょっと、どこ嗅いでるのっ!」
やがて熱く湿ったものが肌に押し当てられた。
胸や腋、お腹や腿にまで吸い付いてくる。
ぬめりが塗り広げられていく。
「うまいなぁ。モバイルレディのミルク、最高だ」
「吸わないでっ…ミルクなんて出ないからぁ…」
「ええ!?出てるよ。ちょっとしょっぱいけど」
「汗だよ、それぇ…」
「そうか?でもうまいよ。あむっ」
「ひぃいいいっ」
「おしゃべりしてないでキスしようぜ」
「やだっ…んむうっ」
「そいつとは嫌だろ。俺としよう」
「ぷはっ…いやぁっ…」
どっちを向いても男がいて、キスを求めてくる。
膣内を擦り回され、体を撫で回され、口を吸い回され、だんだん訳がわからなくなってくる。
ぱんぱんと肉のぶつかり合う音が花火の音みたいに聞こえてきた。
激しく突きこまれるたび弾ける火花も激しくなって視界が真っ白に覆い尽くされている。
「一段と色っぽい顔になったな。そろそろイキそうか?」
「うあっ…そんなこと…んうぅっ」
「中がきゅうって締まってる。もうそろそろだ。外の花火に負けないぐらい派手にイクんじゃないかな」
「いかない…ぜったいに、いかないよ…」
「無理だって。諦めろ」
「絶頂直前で踏ん張ってる顔がたまんねぇな」
「うっ…うううっ♥」
男たちに笑われてしまう。
恥をさらしたくない。
だが、相手が悪かった。
過去に何度も体を合わせた相手。
弱いところはすべて知り尽くされている。
あっという間に絶頂に舞いあげられた。
「だめっ♥イクッ♥イクぅううううううううっ♥」
極彩色の花火が弾けた。
ばちばちと視界を埋め尽くす。
思考が粉々に打ち砕かれた。
無意識に腰を競りだし、媚びるように男に押し付ける。
ぎくんと体が反り返る。
びくびくと痙攣が走り抜けた。
「ふぅ…気持ちよかった。あーあ、チンポがびちょびちょだよ。綺麗にしてくれ」
「んあ…んむっ」
「ははっ、大人しくなったな。素直が一番だ。ほらカ○ピスがまだ残ってるぞ、吸い出してくれ」
男に言われるがまま、ずるずると音を立てて吸い上げる。
どんと大きな音が聞こえて、ちらりと窓の外を見る。
夜空に炎の華が咲いていた。
――風来坊さん、いまごろどうしてるかな?やっぱりあの人と…
胸がきゅっと締め付けられる。
嫌な思いを振り払うようまぶたを閉じて、口のなかにたまった濃くて苦い汁をごくりと飲み込んだ。
「次は俺だ。頼むよー」
もう拒絶の声をあげる元気もない。
「まだ一人しか終わってないぞ。そんなことでどうする」
「だってぇ…ひゃあん♥」
ぬるりと男の侵入を許した。
窓の外では祭りのクライマックス。
こちら側はまだまだ終わりそうにない。
「んん?積極的になってきたな。ふっ切れたか?」
「昔の感覚を思い出してきたのかもしれないぞ」
――祭りが終わったら、風来坊さんたちはどうするのかな?
ふとそんなことを考えてしまう。
嫌な想像を断ち切るように、こちらの祭りに没頭した。