イラストは以下URLよりご参照ください。
https://twitter.com/307_s/status/1079908217973497857
また、長文により前後編と分けております。
是非、前編と読んで頂ければ幸いです。
「まー坊、すきぃ……」
「またお酒飲んで…仕方ないなぁ…」
「私の虜になっちゃぇ~」
もう魅了されまくってるんだけどなぁ。
俺の目にはもう芦花姉しか映らないんだよ。
そんな気も知らないで……いや、普段はそんなこと考える余裕もないんだろうな。
普段から田心屋の社長してるし、町内会議にも呼ばれて町のことも考えないといけないし…
いつ息抜きしてるんだろう……俺と一緒の時くらいゆっくりしてもらおう。
しかし…膝の上で動かれると…こう……ね? お姉さん???
自重する気無いんですか…?
「まーぼーのお膝あったかいなぁ」
「あの、芦花姉…?」
「なぁにぃー」
「その、そこで動かれるとちょっと不味いんだけど...」
「んー? あ、もう我慢できなくなっちゃった?? まー坊も男の子だなぁ」
悪戯さを含んだ笑みを浮かべ将臣の股間へと手を伸ばす。
カチャカチャと音を鳴らしながらベルトを外し、ズボンのファスナーを下ろし、パンツを掻き分け深部へ探り、膨れ上がった股間から元気よく息子が顔を現した。
「おっ、立ってるねぇ…」
「芦花姉!? 何を!?」
「前はね、全然駄目だったけど、今日こそ、お姉さんがリードしてあげる」
「いいの? 苦手なんじゃないの?」
「いーいーのー。そのためにさっきグラニテ食べたんだから…………って、言わせないのーッ! そんな事を言わせるのはこの子かっ!!この子なのかっ!!!」
「うっ…あっ……」
細く長く准えられた指がギュッと陰茎を手で優しく包み込まれる。
強すぎず、弱すぎず、まるで卵を手に持つ様な絶妙な力加減が急に襲われ思わず喘ぎ声が漏れてしまった。
毎日飲食店で働いているのに手がきちんと手入れされていて手が柔らかい。
「かーわいー。こうがいいんだー? ぎゅ、ぎゅ」
「気持ちいいよ」
「んー、れも、イマイチっぽそう……こうはどうだー」
顔から読まれてしまったか。
確かに、手でされているとは言えお口やおまんこの方が気持ちいいので認めざるを得ない。
それに納得をできないのか、指と手の平全体に均等に入れていた力を、人差し指と中指の亀頭に近い部分のみや薬指と小指で根元に近い部分のみと力の入れ方を変えて握られる。
力の入り方が全宝部分部分に変わったことによって圧力の緩急が先程とは異なり快楽が少し増大する。
うーん…確かに気持ちいいことは気持ちいいが、それでも快楽としては弱い。
折角芦花姉が自分からしてくれているのに勿体ないよな。
「芦花姉、ちょっとそのまま上下に手動かしてくれない?」
「こう…??」
「あっ、そうっそれ」
「ふふっ……我慢汁出てきたね。我慢汁出てきたってことは気持ちいいのかなー??」
「うん、すっごい気持ちいいっ」
ペニスを圧迫している手を上下に動かして刺激を貰う。
さっきのただ単調な圧力をかけられるより刺激が多くて気持ちいい。
それに、芦花姉の手を俺の先走り汁が汚していると思うと少し興奮する。
興奮も刺激の1つとなって混ざり合い、どんどん体液が溢れ出る。
「まー坊の我慢汁どんどん出てきちゃう。ヌチャヌチャ言ってるし。ほら、見てみて」
「見せなくてもっいいから」
「すごーい。親指から小指まで全部ヌチョヌチョだ……ペロッ。あはは、しょっぱーい」
「そういうのもしなくていいから」
「むー…じゃあまた、おちんぽ扱いてあげるんだから」
この酔っ払いは本当に…
付き合いで飲む時もこうやって飲んでるんだろうか?
今度祖父ちゃんに訊いておこう。
しかし……芦花姉の手、凄く気持ちいい。
文句を言いつつ、どこか嬉しそうな芦花姉。
手を動かされることでビクンと反応している俺の動きが楽しいのか、面白がるように粘り気のある大きな音を奏でている。
華奢な手と綺麗な指、ペニスの隙間から漏れる水音。
芦花姉の手は俺の体液でトロトロになっている。
そして水音が大きくなっていくことで更に快感が俺を襲い、快楽も加速度を増していく。
「こうかな?」
「んっ、あっ、いいっ……んっ!」
「んん?? なんかここ、今反応凄かったよね。ははぁ…さてはここ弱点だなー??」
「うっ…あ、ッハァ!」
「まー坊可愛いー。じゃあこんなのはどうだー」
「あッ、っく…気持ち、いいっ」
しまった。
弱い所に芦花姉の人差指が当たってしまい仰け反りと大きい声が出てしまった。
それで弱点なのがばれてしまい、亀頭部を中心に攻め始めた。
親指と人差指で輪を作って輪にカリを出し入れしたり、指を尿道に当て捏ねくり回したり。
ヤバい。込み上げる物が近くてすぐに限界を迎えそうだ。
「ほーら、どんどん我慢汁溢れてくるー。指で栓をしても駄目だねー。」
「それっは、ろかねぇが、擦り着けて来るからだろっ…逝きそうッ」
「えー、もうー? まだ我慢できない?」
「そんな、こと、言われても…」
「もう、しょうがないなぁ。まだダーメ……ギュ」
「いったぁ!!!?」
更に強い圧力が分身を襲った。
思わず下半身を見てみるとイチモツが芦花姉の手に収まっており、力強く握られた様だ。
痛みから快感は沈み切ってしまったが、息子は元気そうだ。良かった。
思いきり握られるとは……
「わわっ、ご、ごめん。でも……出すならこっちに出して欲しいんだもん」
ポンポンともう片方の手で自分の腹部を軽く叩く。
恥ずかしがっているのか、酒のせいか、はたまたその両方か。芦花の顔は真っ赤に染まっている――。
「まー坊ばっかズルいよ。私だって気持ち良くなりたいんだもん……って、女の子になんてこと言わせるのっ、バカッ……」
「芦花姉……ごめんッ!!」
「きゃ……!?」
その言葉が最後の理性を吹き飛ばした。
大好きな人に手で弄られて、あんなこと言ってもらって、何もできなかったら男の不名誉だろ。
芦花姉の顔を腰部分から俺の顔と同じ位置まで引き上げる。
驚いていたけどそんなこと知るもんか。挑発してきたのは芦花姉の方だ。
そのまま一気に服を……あれ、くっそ、脱がせ方分からないぞ。いいや。
解けかかっていた帯を完全に解き、強引に服を剥ぎ、生まれたての状態へとする。
テーブルが離れた所にあって良かった。一応、布団の上に移動するか。
俺も服を脱ぎ一糸纏わぬ姿となり、驚きと混乱で飽和状態の芦花を両腕に抱え上げて場所を移した。
「わわわっ、えへへー。お姫様抱っこだ!」
「よっと。はい、目的地に到着です」
「えー、もっとー」
「今度存分にしてあげるから。けど、芦花姉っておっぱい大きいのに軽いよね。いい香りもする」
「やー、嬉しい! まー坊やっぱり大好き!! ちゅ」
「………………芦花姉が悪いんだからな」
小さくぼそっと呟いて芦花姉を布団の上へ降ろす。
仰向けの状態に寝かせ、その上から覆い被さり、両手の間に小さい顔を挟みながら床を叩く。所謂床ドンってやつだ。
ちょっと怯えた表情をされたけど、芦花姉が悪いんだから気にしない。
そして次に今度ははっきりとした声で伝える。
「芦花姉が悪いんだからな」
「何が……?」
「俺を弄ったり、からかったりさ。俺はろ...芦花の彼氏だ。そんなことされて我慢のできる人じゃないんだよ」
「……いいよ」
「え?」
「まー坊、ううん。将臣になら何されたっていい」
「芦花姉……」
「それに、私も『芦花』って呼ばれたいな。いつまでも、姉と弟っていう関係も嫌だもん」
「ろ……芦花…………」
「さっきのは勢いだけ?ほら、分かるでしょ?私だってドキドキしてるんだよ」
急に言われて心臓が跳ね上がる。
こんな時に突然名前呼びされるなんて…
確かに、今まで姉と弟って呼び方だった。
それが名前呼びになることで、言う方も言われる方もドキッとしてしまう。
俺は、芦花姉…いや、芦花に手を取られて、自らの大きく柔らかい胸に当てられる。
自分の体重を支える物が2本から1本になることでバランスを崩しかけたが、倒れない様に手の位置を調整した。
心臓が脈を激しく、力強く打っているのがしっかりと手で感じ取れる。
芦花だって緊張してたんだな。なんて思うと同時に、気付くと無意識に手を動かしていた。
凄い。芦花のおっぱい、いつ触っても最高だな。
柔らかくて指が沈んで行く。いつまでも揉んでいたくなる感触だ。
指に吸い付いてきて、少し動かしただけで確かな凹みを作り、確かな弾力を返してくる。
手に余る大きさで、凹んだ姿は俺の手の中でムニュムニュと自由自在に形を変えていく。
「はっ、んッ、んん……はぁ、はァ」
「マシュマロみたいだ。柔らかい」
「あっ、ああッ、ンンッ、はァッ」
「フニフニしてる。しかも手のひらに吸い付いてくるし、とても気持ちいい」
「アッ、んっ、ンンっ...んんはぁ」
「乳首も可愛くなってるよ。ピンと立っててエッチだ」
「んっ、んんっ!! だって、そんな、されたらっ。あっ、やっ、はああァァ! んんっ!!」
楕円形の頂点。鋭く硬くなった蕾を俺は指で摘まみ上げ、引っ張ったりしていじめ上げる。
指で刺激をもたらす度に、艷やかな声を滾らせている。
同時に、肩を竦めたり、身体を仰け反らせ、面白いほど芦花の身体がビクッと震える。
それがまるで芦花を征服している様で背筋がゾクゾクする。
「アッ、あっあっ、ハァ…あっ……あんっ、はぁあんっ」
「どんどん硬くなっていくね。コリコリしてるよ」
「ああっ、あっんんっあぅん。気持ち、いいの。将臣の、指でっ、コリコリされると、電気が走るのっ」
「こんな風に?」
「んなッ、そ、そう!!それぇっ…ンッ…アッ!」
「さっき虐めてくれたお礼にもっと気持ちよくしてあげないとね」
「んんっぅ!! ッひゃ!はぁっ……んッ!!! ましゃおみぃ…ッ。ね、キスしよっ」
蕩けきった表情で俺を見つめてくる。
焦点が合ってなく、頬も赤い。
開けられた口から出された艶やかな舌に思わずむしゃぶりついた――。
「ん、ちゅ…れるっ、んはぁ、ぷちゅ…」
「ちゅ…ンッ…じゅる……ちゅ、れろっ。美味しいっ」
「んっ、んんっ、ちゅ、ちゅる。そう?芦花は…なんだか大人な味だ」
「はむっ、チュ、っじゅる。そっ、んんっ、そうかな……」
俺は芦花の舌を捕まえるとその味を堪能する。
口にくわえ、包み込み、俺の中へ吸い込む。
まだ酔いが残っているのか。ぎこちなさは残るものの、芦花は俺の舌を受け入れ、自らの舌を伸ばし絡ませてきた。
自分の舌で堪能した後、今度は逆に芦花の口の中へ舌を進入させる。
ワインの残り香が口の中に一気に広がり、甘酸っぱい味や、果実の風味が俺の口に伝わって――ほんのりと甘い。
「ンゥッ、ふぅ……んじゅる…んぐ、ン、ン、んじゅるる...よだれっ、でちゃうっ」
「んむっ、じゅっる、くちゅぶっ。美味しいよ、芦花の涎」
「ちゅぱ、れろ……ほんとっ…?ハウッ、んん、嬉しっ…」
「んじゅるっ、ンッ、ちゅ、ちゅ…本当。でもっ」
「んじゅっ、ちゅっーーーーッ………んっ、れもっ?」
「はむ、んん、じゅる……芦花、俺は芦花が欲しい…んくっ」
「はちゅぷ、んはァ……わらっ…ひも、まさおみがっ、ほしい…ちゅぅゥ」
興奮に身体を任せ、芦花の舌のみでなく口の中全体へ舌を入れて動きを強める。
触れ合う舌で俺達の唾液が混ざり合う。
大きく、早く動かすたび、芦花の口に溢れるヨダレの量は増え、ついに口角からも零れ落ちていく。
その姿はまるで、愛撫に濡れているように思えた。
あぁ――……最高だ。
最愛の人との深いキスは気持ちだけじゃなく、性的な意味で気持ちいい。
ずっとキスしていたいが、俺の息子がもうガチガチに主張しまくっている。
早く溜まった物を出したいと言っている様だ。
ふと首を下に傾けると、芦花の足に透明な露が滴っているのが見えた。
液体の出所はどうやら足の付け根。
両足も小刻みに震え、太腿の内側をもぞもぞと擦り付け合う。
今まで必死に刺激に耐えていて、もう限界なんだな。
待ってて。今、その苦しみから解放してあげるから――
そんなことを思いつつ、俺はドロドロになっている蜜壺奥深くへと肉棒を一気に突き刺した。
愛液でぬるぬるになった膣内へとめり込んで行き、膣壁を押し分け、陰茎にじんわりとした快感が走る。
膣内の収縮に、俺の先端からも快楽の液が漏れる。
「ひゃああぁぁぁっ!!!」
「芦花ッ!! 声大きいっ!!!」
「らって、らってぇ! 勝手に、声れちゃうのっ!!」
大きい声に一旦腰を止める。
俺の部屋は本館から離れているとはいえ、誰も来れないわけではない。
耳を澄ましてもこちらへ誰かが来る気配も足音もなさそうだ。
ふぅ、ヒヤッとしたけど大丈夫そうだな。
「それならちょっと抑えてっ。誰か来ちゃう」
「んんっ……ッは、これで、いいかな…ッ」
「その大きさなら大丈夫だと思う。じゃあ、動くよ」
「……ん」
芦花の首がコクッと縦に頷いたのを見て、俺は前後運動を開始させる。
膣奥までぴったりと埋め込まれたペニスをゆっくりと引き抜いていく。
愛液でビショビショになった肉棒が姿を現すと、芦花の花弁も広がり、芦花の内側を晒す。
「ああァッ、んんっ…ッ。まー坊の、かたいっ……」
「芦花のここは逆に柔らかい。…って、また『まー坊』呼びになってる」
「分かんない、ッはぁ。気持ち良くて、んッ、何も、考えれないの」
「芦花っ……」
「うん、なに……なにっ………?」
芦花の顔を引き寄せ、その唇を再び奪う。
考えれないと言っていたのは本当だったのだろう。
俺の求めに応じ、俺の唇に吸い付いてくる。
「あぷっ…んふっ、あんっ……ンッ、んくぅん。……ちゅ、んくっ、ちゅぱッ…んっ、じゅるるっ」
一生懸命に舌を絡め、より強い快楽を求めている姿が愛らしい。
こんなあられもない姿を見ると、やはり女社長である前に1人の女の子なんだな。
「もっとっ…んうぅッ、んちゅ、アんっ、んん……っ」
「ひんッ、んんっ、アァッ、あむ、ちゅ。くちゅ」
「じゅるっ、ヤッ…あくぅっ、あっ…んふぅッ、ちゅるるるッ」
身体をゆすり、快楽に目を細める芦花。
それでも口は離さないので、キスをしながら芦花の奥へ欲望を抉り込む。
互いの粘液が混ざり合う音と、身体がぶつかり合う音、そして2人の淫らな声が部屋中に響く。
「誰かにっ、気付かれちゃう。見られちゃうぅ…」
「どんな芦花を見られると思う?」
「はぁっ、将臣が私に入ってて、こんなえっちな声、出してるとこっ…えっちな女の子だと思われちゃう……!」
「もう気付かれてるかもしれないよ…襖って凄い薄いから、外で聞き耳立ててるかも」
「ふえッ!? やっ、やだっ…そんなの、ダメっ。こんなッ、私、見ていいのっ…将臣ッ、だけなのっ…」
自分で発した言葉に芦花がギュッと中を締め付ける。
危機感が快楽を増幅させているのだろう。
ぎゅっと膣内で絞られ、次第に熱いものがペニスの中を上がってきた。
「ふあぁんっ、将臣ッ…アンッ、んふっ、私ッ……はぁうっ、ンクッ、気持ち良くて、おかしくなっちゃいそうっ……!」
芦花は息を切らせながら快楽に喘ぐ。
快楽の声が、聴いていてとても心地良い。
一番大好きな人と繋がっているのが、心で、身体で、感じる。
「気持ちいい?」
「きもひいっ…将臣の硬いのが、わらひに入ってて、腰を打ちつけられてて……ッ」
「止まらないッ、止まらないのっ。気持ちよくなるのが、止まらないのっ。」
「ふぅ、んんッ。 んっ……ふぅ、ッはぁ。 んっ、ンッ、んんんっ」
息の切れ方が早くなってきた。
もうそろそろ彼女も限界が近付いてきたのだろう。
それを証拠に、亀頭が最奥へ到達する度に、芦花の秘部がぎゅうっと強く締め付けてくる。
俺も込み上げる物を抑えるのが限界だ――。
「すごいっ……気持ちよすぎて、頭が真っ白になっちゃ…ッ」
「俺も…っ」
「あん、うぅっ……ま、将臣も一緒に、一緒にっ…!」
「あぁっ。芦花……ッ! イくよっ…!!」
「ああぁっ、はぁっ、来て、来て! んんんっ!!」
「ふぁっ、らめっ、ひっちゃ、イっちゃ! イっちゃう!!」
「あ、あぁ...っ! ああッッ!!! あぁーーッッ!!」
芦花の中で、今まで溜まりに溜まったものが激しく爆ぜた。
肉棒が激しく脈を打ち、精液を膣内へと流し込む。
「んああっ、ふぁっ、アッ、んうぅっ、ハァ………」
「あんっ、んっ…すごい。お腹の中が…じわって温かいのが広がってる…将臣の、ま、まだ熱いね……」
小刻みに体を震わせつつ、俺の放った白濁を受け止める芦花。
昼間の労働に、今夜の激しい動き。
体力が無くなったのか、彼女の四肢は力なく伸びきっている。
かく言う俺も、もう体力は限界を超えた。
全てを出し切ると秘唇から脱出し、芦花の隣に仰向けに倒れ込む。
――もちろん、顔だけは彼女に向け最愛の人を見つめる。
一秒一瞬だって視界から外すのが惜しい。
「はぁっ、んぁ……あッ…気持ちよかったぁ……」
「俺も」
「ふふっ、良かった。こういうの何て言うんだっけ?『姫始め』って言うの?」
「よく知ってるね」
「そ、そりゃぁ? ……ま、将臣に飽きられ無い様、日々勉強してますからっ」
店のことだけでなく、俺の事も毎日考えてくれてるのか。
1人暮らしで家のことだってあるのに、その気持ちが嬉しく思う。
ただ……体力がなく、2回戦に行けないのが非常に残念だ。
「今年も…よろしくお願いしてもらえる……?」
「もちろん。今年だけじゃなく、来年もその先もずっと宜しくお願いします」
「ふふっ、ありがとっ。嬉しい」
「ただ…明日からあの衣装だけは勘弁だけど」
「あはは……そうだよね………」
高価な気がするし、汚さない様にしたけど…大丈夫だよな?
少し離れた場所に置いている芦花の着物をチラ見する。
ま、汚れたなら汚れたで、明日はあの着物は着て行けないだろうしそれはそれで良いのだが。
そんなことを思っていたら唐突に芦花に腕を取られた。
――お?
俺はすぐ芦花の方を向き直すと、片腕で俺に指を指して、ほんのりと赤い表情をしている。
「まぁ、なんとかするよ。今年は……商売も恋も、真っ直ぐ一直線なんだからねッ!!!」
これは――最高の一年になりそうだ。
どんな一年になるのか、今から楽しみで不意に笑顔が零れる。
明日の事は明日の俺に任せよう。
取り敢えず今日は疲れた。
大好きな人を胸に招き入れ、眠りに着いた――
明日はどんな芦花が待っているのだろうか?
今からもう楽しみだ。