今回ふたなりがあるので注意ですね?
バルツ公国の外れには、木々が鬱蒼と茂るひとつの小島がある。
特にどうという事もない、過去に鉱物資源がないだろうとの見立てがあって今や手付かずの緑地となっているだけなのだけれど、満月が登る夜、一人の少女と巨大な蛇が、ひっそりとその島に降り立った。
琥珀色の瞳に、長く柔らかな銀の髪。
瞳と同じの色を帯びた装飾に、幼い体型にぴったりと吸い付くような影色のインナー。
少女の名は、メドゥーサ。もちろん人ではない──星晶獣と呼ばれる存在だ。神だとか、精霊だとか、そういったものに近い生命だ。しかしながら肉体はあるので、人に似ていたりそうでなかったりする。
ともかく、普通の蛇は空を飛ばないし、この少女も幼く見えても、相当の齢を重ねている……精神的には全く、追いついていないのだけれど。
彼女は相棒である蛇に近くで隠れてて、と指示して、森の中へと足を踏み入れていった。
この場所はほど近い距離に火山帯があるためか、むっとする気温である。樹々の水気が発散する為か、湿度も高いように感じられる。じっとりと浮かぶ汗に、メドゥーサは早速苛立ちを募らせた。
(サテュロスったら、何でこんな所に居る訳!?)
メドゥーサがこの小島にやって来たのは、同胞に呼ばれたからであった。厳密には同胞の一人であるナタクを介したものだ。
何でも、詳細は記すに忍びないが(これがまた彼女の勘に障った)彼女にしかできない危急の要件なのだとか。
そう頼まれればプライドの高いメドゥーサである。今の
(水場の近く、水場の近く……あそこかしら?)
森の中にぽっかりと開けた、月を映す水面を見つけて、そこへ向かって歩を進める。
近づくにつれ、水辺に月明かりを浴びる、誰かの姿がはっきりとしていく。
はたして目的の女は居た。
月光を薄紫の瞳と髪に浴び、蠱惑の色を帯びた女。肌蹴た衣に、豊かな乳房を、細い胴を曝け出し、肌に浮かぶ滴へ光を湛えた者が。
どこか茫洋として、闇色の獣耳をひくひくと蠢かせる彼女の名は、サテュロス──メドゥーサの旧知の友であった。
「──アンタなんでこんな所で水浴びなんてしてるの!?」
「あ……メドゥちゃんだぁ……!」
やはり茫洋として、しかし幾分か嬉しそうな面持ちで、ふらふらとサテュロスはメドゥーサへ歩み寄る。あまりに覚束ない足取りだったのでメドゥーサからも駆け寄り、サテュロスを抱き留めるような形となり、すぐに彼女の様子がおかしい事が判った。
サテュロスの体温が高すぎた。耳元へかかる吐息にも熱が籠もっている。
「これ……どうしたのよ?」
「えへ……急に
「何なの? ──きゃっ!」
ぬちりと耳に聴こえた。夜気に耳が冷えていく。サテュロスが耳に舌を這わせた音だった。そのまま耳裏へ、首筋へ、舌を、あるいは
「メドゥちゃん好きだよ……大好き……いちばんひどいことにしちゃうけど──」
サテュロスはうわ言のように囁いて、混乱したままのメドゥーサを抱き締める力を強くしていた。
いつのまにかメドゥーサの腹に、何か熱く、硬いものが押し当てられていた。
「──明日ならよかった……昨日でもよかったの……なら
「やめ……ひうぅ♡」
艶を含むうわ言を繰り返し、サテュロスはぐりぐりとメドゥーサの腹で熱いものを捏ねていく。びぐり、肉の脈動が少女の下腹部を打ち、その先から漏れ出るものが、インナーを湿らせ始めている。
植物と土の匂いに、サテュロスの甘い体臭が入り混じる。段々と膝砕けになり、あれよあれよと組み伏されて背が地に着けられた。
「ゴメンね……♡ 大好き……♡」
サテュロスが囁きと共に腰を押し付ける。押し付ける場所は段々と下がり、今や少女の股間に降りている。脈動する熱が甘い疼きをもたらした。
匂いが変化しつつあった。雌の匂いに入り混じり、域を侵す匂いがあった。それは押し付けた場所を湿らせて、着々と染めていた。
ぐにぐにと押し付けるうちに、衣に隠れていた姿が露わになる。
──醜い肉が、とろとろと涎を溢していた。
「なん、で……? 違……ふぎゅっ♡」
あるはずのないものを目にし、ひどい言葉を口にした事に気付いて、すぐさま否定したが友の唇に塞がれた。
ぬるり、舌が口腔をまさぐる。
「──っ♡ ぅっ♡♡」
瞬く間に貪られた。
唾液も歯茎も舌も、吸われ舐られ食べられて。無理やりに
「……メドゥちゃん……♡」
「──はぁ……ちゃんと、説明、しなさいよ」
メドゥーサは熱に浮かされたサテュロスのうわ言に応えた。少女の声を聞いてか、サテュロスの瞳に少しだけ理性の色が宿る。
「もう……とりあえず、腕、放してくれる?」
「ん……ゴメンねメドゥちゃん……ちょっとだけ我慢するから……」
苦しそうに我が身を掻き抱くサテュロスに、メドゥーサは苛立ちを発散するようにまくし立てた。
「いーわよもう判ったから! ……いや判ってないけど、アンタが本意じゃなくてアタシを襲ったのは判るわ。で、要件は多分その……えーと、オチンチンよね……」
最後は尻すぼみになりながら、お預けをくらっているサテュロスの、似つかわしくない雄を指差した。
「う、うん……♡ ちょっと……♡ 発情期が来ちゃって……♡ 前の時は、一人でどうにかなったんだけど……今回は、だめだったの……ふぅっ♡」
「それは何で?」
メドゥーサの疑問に、サテュロスは俯いたまま天を指差した。
「満月の夜にはみんな理性が緩んでぼぅっとしちゃうんだあ……♡ 今もそうだけど、昨日急にメドゥちゃんの顔が浮かんで、頑張ってナタクさんにお願いしたんだ……♡ ……正直、来ても明日かなって思ってたんだけど……」
「……で、理性が半分ない所に、何もわからずノコノコ来たのがアタシだったって訳?」
「そう♡ ……助けて、くれる?」
もじもじとしてサテュロスが呟く。メドゥーサはびくびくと震える雄肉にちょっと目を剥きながらもため息をひとつ、答えた。
「……こんな形だなんて、思ってもなかったけど……友達だもの、助けてあげるわ。……でも何をすればいいの?」
「──大好きだよぅ♡♡」
了承するや否や、獣を思わせる素早さでサテュロスが飛び掛かった。つい反応できず、腿に、尻に、太腿に雄肉を、それと先走りを擦り付けられながら、メドゥーサは友へ叫んだ。
「判った! 言わなくてももう判ったから服は脱がせて!」
○
蒸した夜気に甘い匂い、獣の匂いも交ざり、天然の媚香が水辺一帯には広がりつつある。
互いに一糸纏わぬ姿を月明かりの下に晒した二人は、身体を、舌を絡みつかせていた。
「──ぷはっ、サテュロスとこんな事するなんて、考えた事もなかったわ」
「ありがとうメドゥちゃん♡ 私は嬉しいよ〜?」
幾らか発散できたからか、それとも互いに合意したからか、サテュロスの瞳には僅かなりとも理性が戻っていた。
「アタシは……ひゃうっ♡ ……こんな経験ないんだから、何すれば良いのかも判んないわ。教えて、くれる?」
「それじゃあ……♡」
メドゥーサはサテュロスの先導に従った。
それはいいのだが、教えられるままに手で扱いたら五回もいかぬうちに粥のような精がばしゃっと音を立てて地を汚し、なお衰える気もなさそうな肉の姿を見て彼女は考えた。
──
口でして欲しいというので、顔を顰めながらも言う通りにしてみると、鈴口を甘噛みしただけでやっぱり粥のような精が溢れ出た。ついでに喉奥を強かに打ちつけたので噎せ、残りの勢いに顔をべったりと汚し、口に残る精の味にうえっとなりながらも、やっぱり衰える様子のない──心なしかさっきより太くなった気がする──。
そんな雄を目にして思った。
──これは恐ろしく時間がかかる──。
べったり付いた精は、サテュロスがさっぱり綺麗にしてくれた。
その後も、教えられるままにあの手この手で吐精を促すが、全く衰える様子もなく、しかし師であるサテュロスと、散々お互いの身体を開発し尽くして、いよいよこの剛直に貫かれるか、というところまで来た。メドゥーサは草叢の一画に、獣臭を放つ精の溜まりが打ち棄てられているのを引き気味に見て、疑問を口にした。
「どこにこんな量の胤が眠ってるのかしらね……?」
「さあ……? それじゃあ、挿れるね……♡」
全く気にしていないサテュロスの言葉に、メドゥーサはこくりと頷いた。
サテュロスに組み伏せられた姿勢で宛てがわれた剛直の雁首は、少女の入口に口付けた悦びに先走りをとぷとぷと漏らす有様だった。
どれほど喜んでいるのやら、と彼女が逸物の主人を見やれば、蕩然とした表情で息を荒げて、じりじりと腰を沈ませている……成る程、主人に似たのだ。と、そう考えて、じくじくとした痛みを忘れようとする。
「メドゥちゃん♡♡ キス、キスして良い?」
「もう、好きになさいよ……♡」
せがまれるままに唇を重ねれば、痛みが少し楽になる。ゆっくりと互いの舌を絡めて、唇を食み、唾液を交換した。
誘われるままに豊かな双丘に手を沈み込ませれば、彼女の甘い声と共に膣内に収まる傘がぶわっ、と膨張したような気がした。
何しろ根元まで入ったのならメドゥーサの
少しずつ、ゆっくりと、青黒い血管の這う肉幹を幼い膣は受け容れていく。
ざわざわと肉襞が友の肉を舐り、あるいは締め付けて、硬い肉に秘めた欲を晴らさせようと奉仕した。
サテュロスの指が、メドゥーサの可愛らしい膨らみの先端を圧し潰し捏ねる。
メドゥーサの指が、サテュロスの豊かな膨らみの先端を摘み捻った。
共に上がった嬌声を分け合い、互いに噴いた潮が地を汚す。
そのうちに雄肉の先端が、何かに接着するような感触があった。メドゥーサの腹、臍より小指ひとつほど昇った辺りまで、ぼこりと収めたものの形が輪郭を象っている。
「これ、以上、は、無理ぃっ♡」
内臓を圧迫されたメドゥーサが、苦しげに言った。収まらなかった幹は、まだサテュロスの掌ほどの長さを残していたが、彼女には気にならないようだった。
「メドゥちゃんの奥♡ 私のこと赤ちゃんみたいに吸ってるぅ♡♡ う、動く、よ?」
「ま……待って♡ 待ち──ぃひゃ♡」
ずるずると引き戻された拍子、大きな傘に襞を散々に
「メドゥちゃんかわいい♡ 大好きぃ……♡」
「ふきゃ♡ やっ♡♡」
息つく間もなくサテュロスの抽送が行われた。遠慮なしに、凶悪な肉棒が膣内を蹂躙していく。何度も何度も子宮口に先走りが塗りたくられ、元の形を歪ませた口が尿道の中の汁をぢゅうぅっと吸い上げようとする。その度に思考を蕩かせる快感が互いへと奔った。
「メドゥちゃんっ♡ メドゥちゃんっ♡♡」
「──っ♡ んゔっ♡♡」
メドゥーサは送られる快感と衝撃に言葉を紡げず、けれどもこの欲に振り回される友を慈しむように背へ腕を回して、唇をせがんだ。
応えはすぐにあり、舌を絡めても何かを伝えようとするサテュロスに微笑みを浮かべて、唇を重ねながらメドゥーサは雄肉へ腰を押し付けた。
──いっそう大きく、肉が膨らんだ──。
『──〜〜♡ ぃ゛い゛っ♡♡ ぎっ゛♡♡♡』
──びちゃりと音が聴こえた──。
粘っこい胤が、融けた鉛のような質量を伴って、小さな膣内を灼き尽くした。瞬く間に膣内を埋めて、膣口から潮のような有様で噴き出す。叫びにも思える嬌声を贈り合い、整った顔を泪に濡らして歪ませる。圧し込められた胤が少女の子袋に殺到して、小さな出入り口をべったりと汚しながら無垢だった部屋をも染めていく。たっぷりと時間をかけて放精が終わる頃には、少女の腹は歪な稜線を描く有様だった。
「ぐ……苦し……どれ、だけ……射精したのよ……ぅぐ……うわ……」
肉槍が引き抜かれ、漏れた
メドゥーサはその様を引き気味に見て、同様に声を漏らした。
「ふっ♡ ふぅ〜♡ わかんない♡ メドゥちゃんすっごく気持ちよかったから……♡♡ それで……えっと……♡♡♡」
興奮冷めやらぬサテュロスの声。熱気をいや増して、なお硬い肉槍の臭いが鼻をつく。ため息をひとつ、メドゥーサは半ば自棄になって友へと言った。
「──アンタが満足するまで付き合ったげるから、いつか返しなさいよ……あ゛ぅっ♡」
「ありがとうメドゥちゃん♡♡ 大好きぃ♡」
彼女が言い終えぬうちにまた組み伏されて、少しの時をおいて、ふたりの獣の咽ぶ声が、夜の森に沁みていった。
○
後日、ナタクの元に、不慣れな字であらゆる罵詈雑言が書き殴られた手紙が届いたのは、また別の話である。
最初バアルくんガン掘りで考えたんですけど書いた経験ないし趣味じゃないのでちょっとママ力の高いメドゥちゃんとのいちゃいちゃ荒淫して貰う話になりました。ごめんね?
次こそはカルテイラさんです。