聖グロリアーナ女学院からの呼び声~英国風淑女たちの秘かな愉しみ 作:ねこぴよ
彼女の荒くなった呼吸に合わせてゆらりゆらりと揺れるおっぱい。乳房。
乳房、と呼ぶほかない二つの
「ほらここ。痛くしてもいいのよ?」
頬を上気させたアッサムが、大きな胸を両手で少し持ち上げ、優しい笑顔で誘う。
たまらなかった。
有名な怪盗のようにその上へ飛び込んだ。
「きゃ」
細い手首を押さえつけ、動けなくなったアッサムの顔を間近に見下ろす。肌に当たる硬くなった乳首と質感たっぷりの乳房。それを俺の体重で圧し潰す。
「途中で止められませんからね」
「あら怖い。何をされてしまうのかしら」
余裕の笑顔が憎たらしい。まずは唇を奪う。キスはさっきもしたが、イニシアチブを取るとまた味わいが違った。今はもうなんでもできるような気がした。
柔らかい唇を割って舌を押し込み、歯の間に無理やり侵入すると中で嬉しそうに彼女の舌が迎えてくれる。夢中で唾液を交換しあった。
下の方では、彼女の脚が誘うように開いていた。そこに片足を入れ、ストッキングの感触を楽しみながらさらに開いてやる。彼女の手首をつかんでいた指を次の任務に向けなければならない。すべすべの脚に伸ばし、滑らせてその感触を楽しむ。
「あ、ああ……」
気持ちいいのか。ディープキスの合間に甘い声が混じるようになった。指を上へ上へと滑らせていけば、やがて熱を持った湿っぽい脚の付け根に達する。
「あん。そ、そこは……」
抗議にも構わず、両脚の間、女性の体の中で最も触ってはいけない部分に指を這わせた。
「ああん!」
唇の接触が離れ、彼女が仰け反った。
白い喉を眺めながら、少し体をずらせて二人の間のクッションにされていた二つの鞠のような肉にしゃぶりつく。
「はああ……」
剥き出しの乳首をその周りの部分ごと一気に口中へ納めてやった。
ぞぞぞ、と全体を吸いながらその先の乳首を噛んでやる。
「ひ」
噛んでもいい、痛くしてもいいなどというのだからおそらく強く噛まれるのが好きなのだろう。遠慮なく噛みつき、周囲の乳房にも次々と歯形を残していってやる。噛むたびに彼女の体が跳ね、逃げようとするがもう逃さない。大きく動けば大きく動くほど強く噛んでやるのだ。
おっぱいに自分の歯型をつけると何か不思議な征服感があった。
未登頂の山に足跡を残したような、未記帳のまっさらなノートに自分の名前を記入したような。
それが嬉しくて、もう片方の乳房にも噛みついた。
「い、いたっ……!」
噛みついたまま、彼女の股間に貼りつけた手に神経を移す。そこはすっかり湿り気を帯びてさらに熱くなっていた。昔は女陰をホト、火戸などと表現していたらしいが、なるほどそうだろうと思った。
ストッキング越しに伝わる彼女の熱。その中でも一番熱い部分に指を潜り込ませる。
「ああっ!……あ、ああああぁ……」
叫び声が上がったが、それ以上の抗議はなかった。
少し湯溜まりに沈み込んだ指を震わせ、そのあたりをしつこく弄ってやる。すぐに彼女の腰が小さく踊り始め、もっと、というように迎え腰で俺の指を誘う。
噛んでいた乳房から顔をあげ、彼女の表情をうかがった。
目が合う。少し潤んではいたが、特に非難するつもりもないようだ。まだいける、ということだろう。
「あの……ね、ストッキング……脱がせてくださる? 汚れてしまうから……」
もうすっかり汚れているだろう、いまさら何を、という気もしたが従うことにした。上半身を起こして、彼女の脚の付け根を見る。きれいなプリーツスカートははしたなく捲り上がって衣服としての用をなしていない。黒ストッキングに包まれた下半身がすべて露わになっていて、なんとも煽情的な光景だった。
両手で腰部分をつまみ――要領よく彼女も尻を浮かせて――一気に引き下ろす。
「ああ……」
「おお! これが!」
ストッキングを剥かれて、無防備な色白の下半身が露わになった。やはり、彼女は下着を着用していなかった。
上の毛よりやや濃い色の柔らかい茂みが顔を見せる。その下の方、茂みの下に肉色の部分がちらり、と見えて、俺の股間がびくんと反応した。初めて目にする異性の生殖器。しかも発情した状態のそれが目の前で熱っぽく息づいている。
「アッサムさん。濡れてますよ」
「もう。あなたがそうしたのよ。責任を取りなさい」
ストッキングを抜き去り、大きく脚を開かせた。女性が本来秘するべき場所が露わになる。大理石でできたギリシア彫刻のように美しい両脚が繋がるところ。指先が覚えている、あの熱い泉の湧くところ。
もっと近くで見たくなって、彼女の脚を高く肩に抱えた。少し浮いたお尻の下にクッションを一つ押し込み、高さを維持する。目の前には夢にまでみた女性の割れ目。太腿の間に挟まれると、彼女の匂いが強く感じられる。これが雌の匂い、というやつだろうか。
「お、おやめなさい匂いを嗅ぐのは。本当の犬のようですよ」
「いやらしい匂いがする。匂いの元を調べさせてもらいます」
割れ目に向かってそう宣言すると、ほんのり開き始めた肉の唇にそうっと指を沿わせた。
「あ」
視線を彼女に向ければ、さすがに頬を真っ赤に染めて陰毛と恥丘の向こうからこちらを見つめている。彼女はどこまで乱れるのだろう。その不安げな視線を受けながら、ちろり、と出した舌を割れ目の奥に忍び込ませた。
「ひ。あ、ああ……」
片方の手で陰唇を大きく拡げ、露わになったサーモンピンクの窄まりの奥底に舌を這わせていく。中から染み出る愛液と俺の唾液が混ざって、柔らかい襞で構成されるそこ一面をぬめる液体で覆った。早くも泡立ち始めた小さい穴の入り口をぞろり、と舐めまわすと、びくんと彼女の腰が震える。
頭を挟む太腿に強い力がかかって息苦しい。ぱくぱく開閉するかわいい入り口を舐めながら次の部位を探索する。あった。裂け目の上の方、肉の帽子に隠れた秘密のボタン。クリトリスだ。ここではどんな反応が見られるのだろうか。もう片方の手を伸ばして肉芽全体を圧し潰す。
「ひゃあんっ!」
反射的に持ち上がった彼女の腰。濡れそぼった花唇に鼻ごと打ち付けられた。
「だ、だめ……」
そういいながら俺の頭に彼女の小さな手がまわされる。止められるのかと思った。逆だった。後頭部にまわされた手はぎゅうっと俺を引きつける。引き寄せられ、同時に彼女の腰は前進してきたものだから顔が彼女の恥部に強い勢いで衝突することになった。視界が陰毛に覆われ良く見えない。ただ、女の子の
「むむ……」
花唇の間に埋まってしまった鼻のせいで息ができない。顔をもぞもぞ蠢かせて湿地帯から抜け出すと、鼻の先が先ほどの肉のボタンにコリっと当たった。
「っ……!!」
腰が跳ね、再び視界が彼女の小さな毛皮に埋もれる。瞬間息を止めたアッサムは破廉恥な俺の鼻にクリトリスを擦り付けるようにして何度も何度も腰を振る。それは振るというよりもはや痙攣に近い動きだった。添えられた手が強く俺を引き寄せ、俺の呼吸を再び阻害する。性器の中心に押し当てられた口元に熱い迸りが当たるのを感じた。絶頂……したのだろうか。
すっかり発情して熱いぬめりに包まれた彼女の女性の部分。その状態を探るように舌を伸ばすと、先程は狭隘だった洞穴の入り口が弛緩して受け入れるように広がっていた。時折ぴくぴくと襞がうごめき、現在彼女が絶頂から続くなだらかな快感を今も享受してることを白状していた。これは先に進めるかもしれない。
舌をすぼめてそっと差し入れ、先っぽが入ったことを確認すると……ぬるり、と侵入する。
「ひゃ、ら、らめれすよぉ……い、いま、イってるところぉ……」
そんな言葉で興奮がさらに高まってしまう。彼女の性器に顔全体を押し付けながら俺は今、卑しい笑いを浮かべていただろうと想像する。攻略成功なのではないか。このまま童貞喪失のラストまで行けるのではないか。
それにしてももう少し道をならす必要があるだろう。丸めた舌を熱い膣口の、その先に沈める。伸ばした舌は阻まれることなく複雑な肉襞の間に飲み込まれていった。深い。やはり舌では足りない。ならば次は人差し指だ。長く伸ばした舌を抜き去ると、舌先と膣口の間に透明な糸のアーチが繋がった。名残を惜しむ舌を引っ込めて指を伸ばす。陰唇のまわりにあふれる愛液でしとどに指を濡らし、刺激で少し充血している膣口にそっと沈めてみる。熱で溶けた蜜蝋に指を差し込むがごとく、ぬるぬると指は入っていった。断続的な弱い膣壁の収縮以外侵入を阻止するものはない。
「あ……あああ……」
うわごとのような彼女の声を遠くに聞きながら指を進める。入る入る。人差し指は順調に進み、根元まで彼女の花洞に埋まった。弛緩状態は終わったようだ。濃い桃色の肉襞に飲み込まれた指がだんだん締め付けられていく。差し込んだ指先をいじわるに少し動かすと、子犬のような鳴き声をあげて腰を震わせた。
そろそろ、いいのではないか。
俺の、誕生以来未使用の聖なる肉連結器はもう痛いほどに張り詰めている。そろそろこいつにふさわしい生肉を与えてもいいはずだ。詳しいことはわからないが、指の感触からして彼女、アッサムは処女ということもないだろう。さほどの抵抗もなく受け入れてくれるのではないかと思った。
胎内に指を残したまま彼女の表情をうかがう。
「アッサムさん。そろそろ、いいかな?」
夢見心地というのだろうか。焦点の合わないアッサムの目が俺を見る。正常な判断ができない状態だったにしても、それは俺の責任ではない。
「い、いいですよ。つ、次は二本……指二本で……」
「指よりもっと太くて長い奴ですよ。もう我慢できない。いいでしょう?」
返事はない。
構うものか。指を引き抜いた。ずっと愛液に浸されていた人指し指はすっかりふやけていた。
起き上がって、アッサムの脚を肩で担ぐ。
「あっ」
半裸状態の彼女。半裸といっても重要な部分は何一つ隠されていない。体を少し引き寄せると大きな乳房が揺れる。圧し掛かった俺の体に合わせて彼女の腰も上向きになり、脚の間で俺を迎える部分が装填位置についた。
「いくよ。俺の童貞、もらってくれ」
何か言いたげな唇が少し動いた気もしたがもう止めるつもりはなかった。そそりたった肉棒の先が、濡れた唇の縁に当たる。
さようなら、俺の童貞。
「はぁああああ? そんなこと駄目に決まっているじゃありませんか、駄犬」
突然ペコの声が背後からあがった。
そういえばもう一人いたんだった。
激痛。今まで体験したことのなかった部分に未知の痛みが襲い掛かってきた。
南米のジャングルに住むという猿の一種はひときわ大きな声で敵を威嚇し自分のなわばりを主張するという。
今、その声を連想する叫びが轟いている。
どこか威嚇的で、それでいて物悲しい雄叫び。それが部屋中に響いていた。もちろん発生源は俺の声帯である。
「おわぁああああ! いてええええええ!!!」
「順番を間違えるからですよ駄犬。なに勝手に交尾しようとしてるんですか。発情期ですか」
俺の純真な排泄孔、尻の穴に指よりもっと太くて長いモノ、硬くてどっしりしたモノが差し込まれていた。
鞭である。おそらくペコが持っていた、あの鞭の柄だろう。それが深々と俺の無防備だった尻の穴に覇者の到来を予言する王者の剣よろしく挿し込まれていた。
「とって! 取ってください! い、痛い痛い痛い!」
「二本に増やしてあげてもよろしいのよ? いうことを聞かない駄犬には強い罰が必要ですね」
ペコの大きく見開いた瞳に何か昏い光が見える。怖い。
「すみませんすみません! アッサムさんが美しすぎてつい! 魔が差したんです! 気の迷いです!」
「あら、あたしは別に構わなかったのよ?」
のんきにアッサムは笑っている。だが、ペコを止めるつもりもないようだ。部屋の隅に移動して、乱れた衣服を整えていた。
「さてどうしましょうか。やっぱり鞭打ち? それとも少しちいさくしてやろうかしら」
「ちいさく」って何をどう「ちいさく」するつもりなのか。気づかぬうちにペコの片手には細長い剣呑そうなナイフが握られていた。いや、これはダガーというのだったろうか。
「許してください」
――殺されてしまうのか? それとも何か不可逆的な拷問を?
ベッドの上で情けなく這いつくばり、両手を合わせて助命を乞う。ケツにはまだ鞭の柄が入ったままだ。さっきまで威勢よく天井を向いていた息子は別人のように小さく縮こまって恐ろしい刃物から身を隠していた。
「血を受けるバケツが必要ですね。いや、優雅にティーカップとソーサーを使おうかしら」
「ひ……痛いのはいやですよおおお!」
細長い大型のナイフの刃先を見つめながら何か恐ろしいことを考えている。部屋からなんとかして逃げるか。いや、不案内な学園内で逃げ切れるはずもない。
「あら、騒がしいわね、ペコ。調教の具合はどうかしら」
部屋に良く通る声が響く。
顔を上げると、扉を開けたダージリンが盛夏のひまわりのように微笑んでいた。