聖グロリアーナ女学院からの呼び声~英国風淑女たちの秘かな愉しみ 作:ねこぴよ
「う……ううっ……」
たいしたものだ。俺がもし同様の仕打ちを受けたら、失神してしまうのではないか。
「調べさせてもらいますよ」
掃除が行き届いて清潔とはいえ、無惨にも階段にくずおれるペコ。そのかわいい臀部に顔を寄せる。
呼吸に合わせてひくんひくんと揺れる尻尾が、まるで小さくもけなげな彼女の生命力を表しているようで愛おしい。
脈動を伝える鞭の柄の匂いを嗅ぐ。
革の匂い、そしてそれを覆い隠すほどに放たれる彼女の匂い。
それは尻尾が突き刺さる部分より下……今はまだ貞淑に閉じている小陰唇の、柔らかい肉の隙間から漏れ出ているようだ。
肛門は丹念に綺麗にしているのだろう、そちらから期待したような匂いは得られなかった。
「ふんふん。これが、雌の匂いなんだな。どこからこの匂いが出てるんだ? もうちょっと調べなければいけないな」
とはいえ手は使ってはいけないというルールだ。
ならば。
「ひゃ……ひ、あ、ああああ……」
唇で優しく、彼女の下の唇を片方つまむ。顔を動かして持ち上げようとするとそれはすぐに俺の唇の間から逃げ出してしまったが、熱い感触だけは残していった。興奮によって充血しはじめているのだ。
これで花の花弁をひとつ開くことができた。
続いて少し力を込めて反対の花弁を咥え、引っ張ってやる。
開かれた肉の花びら、桃色に発情する小さな入り口が蜜を断続的に零しながらひくひく呼吸するのが見えた。
「ああ、ダージリン様、やはりここです。この腿と腿の間、割れ目の奥、奥底で蠢く肉の穴の入り口から甘い糖蜜が流れ出しているようです! うん、尿ではありませんね」
「あら、糖蜜って。チャーリーおまえ、味を確かめたの?」
「はい、今」
ぺろり、と肉襞が合わさる
「あーっ!」
甲高い声と共に途端にその部分が大きくきゅううっと収縮した。咥え込むはずだった何かに想いをはせて、何度も何度もきゅうきゅうと緊張と弛緩を繰り返す。締まるたびに流れ出す蜜に白い粘液が混ざってきた様に見えた。
ここにぶち込んだら、どれほどの快楽か。
「ダージリン様、なかなか深みのある苦みとほどよい塩味の蜜でございます。これこそ彼女……いえ、この雌犬の胎内で生成された蜜に間違いありません」
「そう……香りはどうかしら?」
いわれるままに、すんすんと鼻を穴に近づけて大げさに匂ってみる。
「ふんふん」
「いや、いやあああ……! ひ! あっ、あん」
近づきすぎた鼻が、彼女の興奮に合わせてだんだん開いてくる花の低地に触れてしまう。
もはや溶けたロウのようにその部分は熱くなっていた。
「肌の匂いを強くしたような香りでございます。甘いような苦いような、どこかで嗅いだような嗅いでないような、花の匂い。ああ、そうだ、これはスイカズラの匂いでございますね。人に吸われるためにこんな匂いをしているのでしょう。……これが雌の胎内の匂いでございますか。どんな雌もこの匂いを」
「それはおまえがだんだん探求していきなさい」
ダージリンの声が返ってきたが、その表情を見ることはできなかった。
「ああ……許して……もう許して……」
ペコが震えている。
今の彼女の表情を追えないのがくやしい。どんな顔をしているのだろう。あの、目隠し用の黒いマスクの下にある瞳は今どんな光を宿しているのだろう。
目で見ることはできないが、違う方法で報いることはできる。
身を起こし身体の向きを変える。うつ伏せで倒れ伏すペコの身体に覆いかぶさってやるのだ。
すっかり立ち上がってしまった俺の男の部分を、あの気品高く整えられた美しい金髪の中に埋め込んでやるのだ。俺の匂いで満たしてやろう。ダージリンはどう反応するだろう。たぶん、放っておいてくれるのではないか。
「な、何? 何を……」
目隠しされ、情報を制限されたペコが俺の動きに怯える。
嗜虐的な心が震えた。
俺の顔は白くてまん丸な曲線を見せる彼女の尻の上にある。
そこに顎を乗せ、腕で左右から挟んでやる。
「や、……もういや……」
剥き出になっている異性の裸の背中を肌で感じながらするすると滑っていく。膝が彼女の頭を打たないように注意して跨ぐと……
「ひゃあ?」
勃起した男根の先っぽが後頭部にヒットした。
擦り付けられる髪の感触が痛気持ち良い。
腰が自然と踊り始めてしまう。
「嫌ぁあああ……!」
嫌悪の声すらなまめかしい。
先走りを擦り付けながらますます硬さが上がっていく。
面白がって動かしていると、滑って額側に抜け出てしまった。
先端にマスクが当たっているのがわかる。
このマスクと目の間に侵入することは可能だろうか。そう思いつくともう勝手に腰が動いていた。
「や……やめ……」
暖かい肌のほうへ向けて押し込んで、押し込んで。何度かチャレンジして、ついにマスクの内側に入り込むことがいた。
「……!」
もう言葉はなかった。
亀頭に当たるのは薄く眼球を保護する彼女のまぶただろう。 妙な征服感に下半身が震える。
満足して、眼下の尻に頬ずりした。
ああ、気持ち良い。あんなに扱った花びらを秘めながら、尻の表面は空気に冷やされこうも冷たい。
もっと汚したい。
このままかわいらしい眼窩に挿入したい。倒錯した欲求が精巣を刺激し、気づかぬままに俺は射精していた。
「ふぁ……? あ! あっ! あああっ! いや、嫌ぁああああ……!!」
顔面にぶちまけられていく精液の感触を感じてペコが絶叫する。彼女の背中に密着した腹を伝わってその振動が直に伝わる。押し付けられる男根と精液から逃れようと必死に頭を振る動きが、触れるマスクのざらざら感と眼球のコリコリ感とと相まってますます快感が増していく。どくん、どくんと精液が噴き出していった。
「あああ……」
放出が止まった。
高揚感が収まってくると、柔らかくなった亀頭に触れる早くも冷え始めた精液がどれほどの量を放ってしまったのかを自覚させてきた。
マスクはもうどろどろだ。これでは彼女もしばらく顔を開けまい。
ふう、と息をついて、彼女の身体からいったん身を離す。
「どうしたのかしら、チャーリー。まだ終わったわけではないのよ」
柔和な声とは裏腹に、強烈な圧力が俺の尻に刺さったままの拷問器具に掛けられた。
「ぐ……!」
足で押し込んだのだ。深く押し込まれた鞭の柄のせいで、精を放ってうなだれていた肉棒が、ぴん、と跳ね上がった。
「ペコ。そろそろいいでしょう。アレをしましょうか」
「う、うう……ダージリン様、それどころじゃないです、目が開けません」
「ふふ。しょうのない子ね」
ダージリンが身を屈めてペコに掛けられたマスクを取り払ってやった。俺の精液でどろどろになり、開くこともできなくなったまぶたを丁寧に舌で拭ってやる。なんのためらいもないその仕草に心がざわついた。
「チャーリー」
「はい」
いとおしそうに抱えるペコの頭。そのあちこちにつけられた俺の精液を丹念に舐めている。やりすぎだっただろうか。
「用意はできたかしら? さあ、このかわいそうな雌犬に正式な御挨拶をなさい」
「正式な? すみませんどういうことか……」
「ペコ。あなたからお願いしなさい。できるわね?」
「うう……」
ちらちら、とダージリンの顔と俺の顔とを交互に見るペコ。
「む、無理です! そんな、アレを……アレをするだなんて」
「ふふふ。ペコ。いいのよ? ならもう一つの方を使っても」
「それは駄目です! それだけは絶対!」
「強情ね」
ダージリンが笑う。笑いながら、一閃。ペコの尻に深く刺さっていた鞭を引き抜いた。
「ぎゃああっ!」
聞くにも痛々しい叫びが上がった。
恐ろしい女だ。
両の手で尻を抑えたまましばらく動けずに固まっているペコ。
やがて意を決したのか、起き上がった。全裸のまま階段を下りていく。
「こ、こちらに来るのです駄犬。いや、チャーリー」
さっきまで半べそだったくせに、命令口調で俺を呼ぶ。
階段の一番下、最後の段で立ち止まり、そこに腰を下ろした。
「ここに来て、お、おまえのその汚らしいボローニャソーセージを、あたしの……」
そこまでいいかけて止まってしまう。
見れば、うつむいてしまった顔が一面真っ赤になっていた。いまさらか。
「はい。俺のボローニャソーセージを」
「あ、あたしの……後ろの門に捧げなさい」
「……承知しましたよ、ペコさん」
その言葉を聞いて、ペコがきっ、と顔を上げる。
「ペコではありませんよ、無礼者。オレンジ・ペコ。それがあたしの名前です。な、なんでおまえなんかに……」
「はい。失礼しました、オレンジ・ペコ様。今からあなたの後ろの門に俺のボローニャソーセージを捧げます」
「くっ……!」
恨みがましい目で
白い肌の間、華奢ではあるが美しい足の間でさきほど堪能させてもらった花が咲いている。少し開花の段階が進んだのだろうか、やや開いた肉の唇の向こうに、濃い桃色をした秘密の洞窟の暗がりがちらりと見えた。
その下には、いまだ暴力の痕跡を残す後ろの門……肛門がぽっかりと口を開いている。
これなら簡単に入りそうだ。
しかし、正常位でやるのか。犬だ犬だというものだから、てっきり後背位なんだろうと思ったのに。
「もっと開きなさい、ペコ。犬に羞恥心なんてないのですから」
「は、はい……」
開かれた脚がさらに広げられる。その足の間に体を進めて腰と腰を密着させると、怒張した俺の肉柱がふんわりしたペコの薄い茂みに乗っかることになった。
ペコの瞳に視線を向ける。
しかし、視線は絡まなかった。彼女の視線は恥丘に乗せられた俺の分身に向けられていたからだ。
「こ、こんなの……こんなのが入るの……?」
ごくり、と飲んだ唾の音が聞こえた。
開かれた脚、その膝部分を手でそれぞれつかみ、ぐっと押すように進める。彼女の丸い尻が持ち上がってあの尻の穴が丸見えになった。
このまま入れるべきなのか。なにか潤滑液のようなものは……と探し、ほどなく目の前にそれにふさわしい液体があることに気づいた。
「あっ? チャーリー、何を……」
熱く滾った肉槍をペコの――おそらく未開通の――子宮へ続く肉洞の入り口にぴとり、とキスさせる。
「だっ、駄目、駄目です、それは絶対に駄目!」
恐れをなしたペコが逃げるように腰を振るものだから、擦られた亀頭の先がやや白濁し始めた粘液によって飾り立てられていく。
ああ、これが処女の穢れなき女性器。
ここに突き入れ、精液を思う存分注ぎ込めば新たな生命を作ることができる。生殖のための器官。
少しばかりその感慨を楽しみ、さらに腹に力を籠めると肉棒の先を下へと移動させた。
「あ」
熱い門。本来固く閉ざされているべきその裏門は、今や無情に振るわれた暴力によって開門されていた。
「だ……駄目。やっぱり駄目。男の、男のソレをそんなところに入れるなんて……」
「行きますよ、オレンジ・ペコ様」
宣言すると腰を進めた。
最大の関門をぬるりと通過する。
「んん……く。く、くふ……くぁああああ……!」
そのあとはにゅるにゅると奥まで進むことが出きた。下腹部に彼女の尻を感じるところまで押し込んで、そこでようやく視線が合う。
「ど、どうですか、オレンジ・ペコ様。俺の……がっ!?」
それ以上言葉を紡げなかった。
容易に受け入れていたはずの従順な直腸が、突然調教されていない野生の馬のように暴れまわった。
根元まで飲み込んだ肉棒を喰いちぎらんかという勢いでぎゅうう、と締め付けてくる。その締め付けは、はっきりと苦痛だった。
「ぐううう!」
苦痛。それはペコ同じの様だ。視線と視線を絡めたまま、その苦痛に、眉を歪ませ必死に耐えている。体の奥底まで受け入れてしまった異物、男という異物をぎっちりと咥え込んで握りしめているのは彼女の意思か、体の反応か。
「ふぐぅううう!」
凄まじい圧力に一旦は根元まで押し込まれていた肉棒が、どんどん押し戻されていく。いや、これは一種の排泄だろう。俺の身体という侵入者が彼女の消化器官の終わりの部分によって排泄されていく。そう考えるとなんだか笑いがこみ上げてくる。
「ひっ……」
笑い声をあげたわけではない。だがこんな状況で笑みを浮かべてしまった俺を見て、ペコが顔を引き攣らせている。
それがやっぱりおかしくて、口元に笑みを浮かべたまま負けじとこちらも押し返す。括約筋で握りしめてくるペコに抗い、その中心開けて体重を乗せていった。
「ひゃらっ、ひゃらああ……あひゅっ、あ、ああああ……おひりひゃらひひゅうりぃいい……ふぁあ……ひゃめ、ひゃめぇええ」
何をいっているのかわからない。だが抵抗が緩くなった。突き込んでいる後ろの穴に、膣穴から流れ出る愛液がまとわりついて潤滑を助けているのだ。苦痛はやがて快楽へと変わり、なんだか征服感のようなものを感じて、楽しく腰を振る。
腰を突き入れる度ににゅるんと押し戻され、またぎゅうっと突き入れる。
「ひゃっ、ひゃめ、ひゃああ、ひゃああ、ひゃああああああ……」
すさまじい圧迫と体の奥を貫かれる苦痛に襲われているはずなのに、ペコの表情はだんだん蕩けてきていた。大きく開いた口の端にはだらしなく
忌々しい娘の尻に支配の男根をねじ込み、激しく腰を振る。これが正式の挨拶、排泄器官への挨拶か。ならば、犬の生活というものも案外悪くないものだ。
俺はそう思って笑みを浮かべた。
「は……ははっ」
荒い息遣いの中に笑いが漏れてしまう。
他愛もない。結局、女とはこのように弱い生き物なのだ。
「……ふふ」
静かな笑いがそれに応える。
頭上では、ダージリンが俺たち二匹の動物を静かに見下ろしていた。